概要:アプリ毎のタイムゾーンを設定または変更することで、アプリのデータをお客様や広告パートナーのタイムゾーンに合った形で表示することが可能になります。このページでは、タイムゾーンの変更がAppsFlyerのプラットフォーム内のデータの計測に与える影響についても正しく理解してください。
なぜタイムゾーンを変更するのか
新しいアプリを追加した場合、デフォルトのタイムゾーンはUTC(UTC + 0)に設定されます。アプリのタイムゾーンが変更されると、プラットフォーム上でのデータの表示のされ方に影響します。
- シナリオ:あなたは、UTCではないタイムゾーンで働いています。そしてアプリのデータを、自分のタイムゾーン、もしくはMetaやGoogleといった他のパートナーで選択しているタイムゾーンに合わせたいと思っています。
- ゴール:AppsFlyerと他のパートナーにおけるデータ比較をより容易にすること
- 解決策:AppsFlyerのプラットフォーム上のタイムゾーン設定を、利用している他のパートナーの設定に合わせましょう。サマータイムはデフォルトでサポートしています。(設定変更は不可)
代理店とアドネットワークについて:
- 代理店:広告主によって設定されたタイムゾーンで常にデータが表示され、代理店側ではタイムゾーンを変更することはできません。
- アドネットワーク:広告主が設定したタイムゾーンに関係なく、常にUTCでデータが表示されます。
タイムゾーンの変更方法
アドミン(管理者)ユーザーがタイムゾーンを変更できます。
アプリのタイムゾーンを変更するには:
- AppsFlyerのサイドメニューから設定>アプリ設定を選択します。
- ローカリゼーション> タイムゾーンにて、UTCを選択してください。
- 設定の保存をクリックして、まずは48時間待ってください。
注意:設定は 1 日に 1回のみ設定できます。一度変更すると、その後1日は設定の変更は利用できなくなります。 - 設定 > アプリ設定 へ移動します。
- ローカリゼーション> タイムゾーン にて、任意のタイムゾーン(都市/国単位)を選択してください。
- 設定の保存をクリックしてください。
変更内容は、翌日の午前0時00分(UTC)から有効になります。
例
- 10月24日の22:00に、タイムゾーンを変更した場合
- 10月25日の00:00 (UTC)に、その変更内容が有効になります。
タイムゾーンを変更した後は:
- 各データの表示に適用されるタイムゾーンは、以下の表に記載されているように、レポート期間と方法によって異なります。
- 集計レポートでは、タイムゾーンを変更した当日とその翌日は以下のように一部データが正しく表示されないので注意してください。
-
変更日のコストデータは重複して計測されます。
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集計データ
レポートの指定期間 |
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---|---|---|---|
レポートの利用機能 | 開始日と終了日が設定変更日より前 |
開始日と終了日が設定変更日より後 |
開示日と終了日の間に設定変更日がある場合 |
オーバービュー管理画面 | 過去のタイムゾーン設定 | 現在のタイムゾーン設定 |
分割されます:
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イベントとカスタムダッシュボード | UTC | 現在のタイムゾーン設定 |
分割されます:
|
アクティビティ管理画面 |
過去のタイムゾーン設定 | 現在のタイムゾーン設定 | UTC |
コホート、リテンション、Pivot |
UTC | 現在のタイムゾーン設定 (1) | UTC |
Master API |
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注意: (1)すべてのアプリで、対象のレポート期間においてアプリ毎のタイムゾーン設定が同じタイムゾーンに設定されている必要があります。そうでない場合、タイムゾーンはUTCが適用されます。 |
ローデータレポート
レポートの指定期間 | |||
---|---|---|---|
レポートの利用機能 | 開始日と終了日が設定変更日より前 | 開始日と終了日が設定変更日より後 | 開示日と終了日の間に設定変更日がある場合 |
データエクスポート / ローデータ | 現在のタイムゾーン設定 | 現在のタイムゾーン設定 | 現在のタイムゾーン設定 |
Push API |
UTCと、イベント発生時点で選択されているアプリ毎のタイムゾーンを使ったフィールドに分割されます。 |
||
Pull API |
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||
Data Locker | 影響なし — 日付のデータ項目は UTC時間での表示です。 |