「Exceeded」メディアソースについて

概要:AppsFlyerで「Exceeded」と表示されるメディアソースについての詳細とデータのオーバーフローを防ぐ方法について説明します。

Exceededメディアソースの仕組み

AppsFlyerでは、ユーザーインストールとイベントのデータを収集し、計測的に集計しています。プラットフォームはデータを多数のコホートに集約します。コホートの数は有限であり、つまり、特定のアプリで1日に利用可能なコホート数には上限があります。

この上限は、次のセクションに記載されているように、項目によって異なります。

一意の値データが一日の上限を超えた場合、残りのデータは exceeded というオーバーフローしたデータグループに振り分けられます。例えば、Exceeded_Campaigns_Limit、Exceeded_MediaSource_Limi などです。

  • コホートの制限は、集計レポートとアナリティクスに適用されます。
  • ローデータはこの制限の影響を受けず、常に正確な情報が含まれています。

データの大部分が exceeded グループに計測されてしまうと、相当量のデータの詳細データが分からなくなってしまいます。これにより、アナリティクスレポートが不正確になる可能性があります。この場合は、ローデータを使用することで、制限を考慮することなく必要なコホートを構築できます。

Exceeded のタイプとその上限
Exceededのタイプ 説明 1日の上限
Exceeded_AdSet_Limit 広告セット 1000
Exceeded_Ad_Limit Ad 1000
Exceeded_AdID_Limit Ad ID 1000
Exceeded_AdSetID_Limit Adset ID 1000
Exceeded_Campaign_Limit Campaign 3000
Exceeded_CampaignID_Limit Campaign ID 3000
Exceeded_Channels_Limit チャネル 20
Exceeded_Events_Limit イベント 300
Exceeded_Keywords_Limit Keywords 1000
Exceeded_MediaSource_Limit メディアソース名 1000

Exceeded メディアソースの説明

Exceeded_AdSet_Limit と Exceeded_Ad_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表 (フィルタ設定ごとに上位10、20、50の広告セット/広告) とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつきメディアソースごとに一日最大1,000個までの一意の広告セットと広告名が表示されます

特定の日において、1,001番目の広告セットからは全ての広告セットデータが Exceeded_AdSet_Limit というメディアソースに紐づきます。同じことが、Exceeded_Ad_Limit のメディアソースにも適用されます。

ヒント

「細分化して克服」一般的な広告セット名(理想的には最大50個まで)を定義し、以前の全ての広告セット名を広告名として割り当ててください。自由に使うことができる af_sub パラメーターをAppsFlyerの計測リンクに使用することもできます。これにより、次のことが可能になります:
1. Exceeded_AdSet_LimitExceeded_Ad_Limit を防ぐことができます。
2. 重要な広告セットと広告のトラフィックを効果的に最適化できます。
3. ローデータ内の広告セットと広告名に基づいて深い分析を実行できます。

Exceeded_AdSetID_Limit と Exceeded_AdID_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表 (フィルタ設定ごとに上位10、20、50の広告セット/広告) とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつきメディアソースごとに一日最大1,000個までの一意の広告セットIDと広告IDが表示されます

特定の日において、1,001番目の広告セットIDからは全ての広告セットIDデータが Exceeded_AdSetID_Limit というメディアソースに紐づきます。同じことが、Exceeded_AdID_Limit のメディアソースにも適用されます。

Exceeded_Campaign_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表 (フィルタ設定ごとに上位10、20、50のキャンペーン) とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつき一日最大3,000個までの一意のキャンペーン名が表示されます

特定の日において、3,001番目のキャンペーンからは全てのキャンペーンデータが Exceeded_Campaign_Limit というメディアソースに紐づきます。

ヒント

一般的なキャンペーン名(理想的には最大300個まで)を定義し、以前の全てのキャンペーン名を広告セット名として割り当ててください。AppsFlyerの計測リンクの該当パラメーターは af_adset です。これにより、次のことが可能になります:
1. Exceeded_Campaign_Limit を防ぐことができます。
2. 重要な広告セットのトラフィックに基づいて効果的に最適化できます。
3. ローデータ内のキャンペーンと広告セット名に基づいて詳細な分析を実行できます。

Exceeded_CampaignID_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表 (フィルタ設定ごとに上位10、20、50のキャンペーン) とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつき一日最大3,000個までの一意のキャンペーンIDが表示されます

特定の日において、3,001番目のキャンペーンからは全てのキャンペーンデータが Exceeded_CampaignID_Limit というメディアソースに紐づきます。

Exceeded_Channels_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつきメディアソースごとに一日最大20個までの一意のチャネル名が表示されます

特定の日において、21番目のチャネル名からは全てのチャネル名が Exceeded_Channel_Limit というメディアソースに紐づきます。

Exceeded_Events_Limit

AppsFlyerでは、主にオーバービューページのイベントウィジェットとイベントページにて、アプリにつき一日最大300個の一意のイベント名を表示します

特定の日において、301番目のイベント名からは全てのイベント名が Exceeded_Events_Limit というイベント名として表示されます。

ヒント

リッチアプリ内イベントをご利用ください!
何百もの異なるイベント名を定義せずに、少数の一般的なイベント名(理想的には最大20個)を定義してください。動的なイベント値を使用して、これらのイベントを区別しましょう。これにより、次のことが可能になります:
1. Exceeded_Events_Limit を防ぐことができます。
2. イベント値パラメーターに基づいて効果的に最適化できます。
3. アプリ内イベントローデータレポートで確認できるイベント値に基づいて詳細な分析を実行できます。

「com.greatapp」というアプリが、販売している靴下の色別にそれぞれ購入イベントを定義して送信するとします。イベント名の例:buy_red_socks、buy_blue_socks、buy_white_socksなど。イベント数が膨大になることを防ぐために、これらを「buy_socks」という単一のイベントに統一し、購入された靴下の色をイベントパラメーターとして挿入してください。

Exceeded_Keywords_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつきメディアソースごとに一日最大1,000個までの一意のキーワードが表示されます

特定の日において、1,001番目のキーワードからは全てのキーワードデータが Exceeded_Keywords_Limit に紐づきます。

Exceeded_MediaSource_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表 (フィルタ設定ごとに上位10、20、50のキャンペーン) とデータエクスポートページのパフォーマンスレポートにおいて、アプリにつき一日最大1,000個までの一意のメディアソース名が表示されます

特定の日において、1,001番目のメディアソース名からは全てのメディアソースが Exceeded_MediasSource_Limit というメディアソースに紐づきます

Exceeded_SiteID_Limit

AppsFlyerでは、オーバービューページの集計パフォーマンスレポート表(上記で示すようにサイトIDでグループ化した場合)とデータエクスポートのパフォーマンスレポートにて、メディアソースごとに1,000個の一意のサイトIDのうち、一日に上位10、20、50の一意のサイトIDを表示します。

特定の日において、1,001番目のサイトIDからはメディアソースごとの全てのサイトIDデータが単一の Exceeded_SiteID_Limit にグループ化されます。したがって、Exceeded_SiteID_Limit というサイトIDが表示される場合、該当するメディアソースで使用するサイトIDが多すぎることを意味し、このソースのトラフィックをサイトIDごとに最適化する際の精度と効率が低下してしまいます。

ヒント

「細分化して克服」メディアソースごとに数千個のサイトIDを使用する代わりに、計測リンクに af_sub_siteid というサブサイトIDのパラメーターを使用してください。小数の一般的なサイトID(理想的には最大50個)を定義し、以前のサイトIDを全てサブサイトIDとして一般的なサイトIDの下に割り当ててください。これにより、次のことが可能になります:
1. Exceeded_SiteID_Limit を防ぐことができます。
2. 重要なサイトIDのトラフィックに基づいて効果的に最適化できます。
3. ローデータ内のサイトIDとサブサイトIDに基づいて詳細な分析を実行できます。

注意

リテンションレポートでは、Exceeded_SiteID_Limit は表示されませんが、全てのサイトIDが表示されるわけではありません。サイトIDはランダムに表示されますが、UIの制限により全てを表示することができません(上限を超えている場合)。この問題を回避するためには、リテンションデータをMaster APIから取得してください。

Exceededという表示を防ぐ方法は?

長期的なソリューション

shutterstock_539805220.jpg

通常、ほとんどの場合は、3,000個を超えるキャンペーンを手動で定義することがないため、Exceededというソースは表示されません。

ただし、Exceeded が表示される場合は、1つまたは複数のメディアソースにて、キャンペーン名、サイトID、広告セット、広告などに、動的に値を振り当てている可能性があります。また、アプリのコード内で動的なアプリ内イベント名を使用すると、Exceeded_Events_Limit と表示されることがあります。

ヒント

Exceeded の表示を避けるためには、アプリ内イベント、キャンペーン、サイトID、広告セット、広告に静的な値のみを使用してください。

また、Exceededのタイプごとに特定のヒントを確認してください。

短期的なソリューション

shutterstock_539805223.jpg

長期的なソリューションの実装を完了するには、数日から数週間かかることがあります。

では、今すぐにデータを確認したい場合はどうすればよいでしょう?

上記で説明した通り、Exceeded は、AppsFlyerが特定の日に、N+1のクリック(またはイベント)を受信した場合に発生します。その日の後半に重要なメディアソースからのデータを受信したために、それらがExceededとしてまとめられてしまう可能性もあります。その場合、Exceededの影響を最小限にとどめるためのシンプルな対策を以下でご紹介します。

ヒント

本日のデータではなく、昨日とそれ以前のデータのみを分析対象にしてください。データ集約プロセスは、毎日昨日のデータを再度計算し、過去のデータを対象に最小コホートのソースからExceededグループに割り当てていきます。これにより、クリックのオーバーフローによるデータの歪みを最小限に抑えられます。

この記事は役に立ちましたか?