LTV (生涯価値) vs. アクティビティ

概要:AppsFlyerのデータは、LTV(顧客生涯価値)またはアクティビティのいずれかです。LTVデータは、特定の期間中に発生したインストールに紐づく現在までの値です。アクティビティデータは、特定の期間中に発生した全てのイベントの値です。

LTV (生涯価値) vs. アクティビティ

ユーザーのイベントデータを分析する方法は2つあります。イベントデータは、アプリ内購入や登録、レベル達成などのインストール後のユーザーによって実行されたアクションに関するデータです。AppsFlyerでは、イベントデータは、ユーザー獲得日またはイベントの時系列でグループ化されます。

  • ユーザー獲得日でグループ化されたデータは、生涯価値(LTV)と呼ばれます。
  • イベント時系列でグループ化されたデータは、アクティビティと呼ばれます。

これらの意味と表示される場所を理解することは重要です。インストールはアクティビティデータでもLTVデータでもありませんのでご注意ください。

アクティビティデータ

  • アクティビティデータは、アクティブアプリユーザーによって特定の期間中に実行されたイベントデータを指します。
  • アクティビティデータは、時系列でイベントの内訳を示しています。これは、特定の期間中のメディアソースの全体的なパフォーマンスを計測するのに役立ちます。
  • 例えば、ユーザーアクティビティデータでは、1月中に全てのアプリユーザーによってどれだけ購入イベントが実行されたかを確認できます。
  • アクティビティデータを使用して、今月と前月のユーザー行動を比較できます。

LTVデータ

  • LTVデータは、特定の期間中にアプリをインストールしたユーザーが、現在までに実行したライフタイムのイベントデータを指します。
  • 特定の期間以前にアプリを員周防t-るしたユーザーが実行したイベントは、そのイベントが期間中に発生したとしても、LTVデータには含まれません。
  • 例えば、LTVデータを使用して、1月中にアプリをインストールしたユーザーの現在までのROIを確認できます。


LTV(顧客生涯価値)データは、さまざまなメディアソースからのユーザーの質を示すツールです。LTVデータによって、キャンペーンの最適化ができます。

どちらの方法も、異なる目的に合わせて利用することで、有益な分析が可能になります。

  • メディアソースを比較するためには、どのデータを使用できますか?
  • AppsFlyerで比較できるページとレポートはどれですか?
  • LTVとアクティビティデータをどのように比較できますか?

電車に例えると

アクティビティ:電車が通過するのを眺めていると想像してください。電車が通過すると、電車が通過するときに乗客が実行するアクションのみを見ることができます。これがアクティビティデータです。

activity_data.jpg

LTV:次にオブザーバーとして電車に乗っていることを想像してください。電車はいくつかの車両に分かれています。

  • 出発駅で他の乗客と一緒に車両に乗り込みます。これはインストールを指します。
  • 乗車中、あなたは同じ車両にいる全ての乗客が実行したアクションを観察できます。乗客が電車を降りるまで、つまりアンインストールするまで、車内のすべての乗客の行動を観察することができます。
  • あなたの前後に乗車した他の車両の乗客のアクションは、確認することができません。これがLTVです。

ltv_data.jpg

AppsFlyer管理画面—LTV or アクティビティ?

管理画面を利用することで、マーケターは非オーガニックトラフィックを最適化できます。マーケターは通常、LTVに基づいてパフォーマンスを測定するため、プラットフォーム上のほとんどの管理画面とレポートは、LTVを基準としています。

それぞれの画面で、LTVとアクティビティのどちらなのかを確認しましょう。

オーバービュー管理画面

  • オーバービュー管理画面はLTV(顧客生涯価値)を表示します。
  • 利用できる指標:タッチポイント、インストール、コンバージョン率、LTV収益額
  • グラフ:ユーザー獲得トレンド、インストール、生涯ロイヤルユーザー、生涯収益

オーバービュー管理画面の下部には、追加のイベントデータが含まれていますが、こちらもLTVです。

集計パフォーマンスレポートでは、次の列は全てLTVデータに関するイベントです。

  • セッション
  • ロイヤルユーザー(数と割合)
  • 収益
  • ROI
  • ARPU
  • アンインストール(数と割合)
  • 全てのアプリ内イベントの列

上位イベントのウィジェットもLTVデータです。

アプリ内イベント管理画面

上位イベントのウィジェット、または左側メニューのアプリ内イベントからアクセスできるこのページ内の全てのデータは、LTVイベントデータです。アプリ内イベントページに関する詳細な説明は、こちらをクリックしてください。

リターゲティング管理画面

リターゲティング管理画面はオーバービュー管理画面と同じように機能します。表示されるイベントデータはLTVに基づいており、指定した期間中に発生したリアトリビューションとリエンゲージメントに紐づくものです。

リテンションとコホートレポート

リテンションデータで1日分を選択したとしても、選択した日に発生したインストールに紐づく、数日または数週間分のセッションデータが表示され、ユーザーの質を分析するKPIの一つです。これは典型的なLTV(顧客生涯価値)といえます。リテンションレポートコホートレポートに関する詳細についてはリンクをクリックしてください。

コホートレポートは、リテンションレポートに似ていますが、セッション以外の指標も確認できます。収益、セッション、アプリ内イベント等の指標は、全てLTV値です。

CohortForLTV_us-en.jpg

アクティビティ管理画面

アクティビティ管理画面のイベントデータは、アクティビティベースのセッションや収益を示しています。つまり、指定された期間にアプリユーザーが実行した時系列に基づくデータです。

Activity_us-en.jpg

ダウンロードできるレポート

  • パフォーマンスレポート:オーバービュー管理画面の集計パフォーマンスレポートの表と同様に、パフォーマンスレポートはLTV値を示しています。
  • ローデータレポート:ローデータレポートは、アクティビティデータを取得するための主要なレポートです。インストール、アプリ内イベント、ポストバック、アンインストールなどのレポートは、イベント発生日に基づいて定義され順序付けされます。

リターゲティングレポート

パフォーマンスレポートとローデータレポートを含むリテンションレポートは、通常のUAレポートと同様でLTVに基づいています。

  • リターゲティングアプリ内イベントのローデータレポート
  • コンバージョンローデータ

不正防止レポート

拒否されたアプリ内イベントレポートはアクティビティベースのデータです。

カスタムダッシュボードのウィジェット

オーバービュー管理画面と同様、カスタムダッシュボード上の全てのイベントデータはLTVベースです。

ピボットとマスターAPI

AppsFlyerのピボットレポートは、LTV、アクティビティ、リテンションの3つのデータグループからデータを引っ張ってくるマスターAPIに基づいて作成されます。新しいマスターAPI URLやピボットを作成する際は、LTV、アクティビティ、またはその両方を使用してどのイベントKPIを含めるか選択します。

Protect360レポート

Protect360には、インストールとアプリ内イベント管理画面の両方があります。

インストール管理画面のデータは、リアルタイムでブロック済みと計測後に検知された不正インストールに関するLTVベースのインサイトを提供します。フィルタとグループ化のオプションを使用して、不正イベントをさらにドリルダウンできます。

アプリ内イベント (CPA) 管理画面のデータは、リアルタイムでブロック済みと計測後に検知された不正アプリ内イベントに関するアクティビティベースのインサイトを提供します。フィルタとグループ化のオプションを使用して、不正イベントをさらにドリルダウンできます。

データソースのまとめ

次の表は、AppsFlyerのの管理画面のさまざまなページとレポートで使用できるイベントデータの種類をまとめたものです。

データソース LTV(顧客生涯価値) アクティビティ

オーバービュー管理画面

Y

N

アプリ内イベント管理画面

Y

N

リターゲティング管理画面

Y

N

リテンションレポート

Y

N

コホートレポート

Y

N

アクティビティ管理画面

N

Y

パフォーマンスレポート

Y

N

ローデータレポート

N

Y

リターゲティングレポート

Y

Y

不正防止レポート

N

Y

Push API

N

Y

マスターAPI—キャンペーンパフォーマンスKPI

Y

Y

ピボットテーブル

Y

Y

Protect360インストール

Y

N

Protect360アプリ内イベント

N

Y

データソース表の使用

プラットフォーム上の異なるページのデータを比較したい場合は、比較対象のレポートがLTVベースなのかアクティビティベースなのかを確認してください。

データソースの比較

AppsFlyerデータと外部ソースの比較

GoogleとAppleを含む大部分のデータソースは、LTVデータではなく、アクティビティデータを表示します

したがって、AppsFlyerと外部のデータを比較する場合は、ローデータレポートで利用できるAppsFlyerのアクティビティデータを使用してください

Facebookは一部LTVデータを提供していますが、インストール28日間分のみに制限されています。

AppsFlyer管理画面でのLTVとアクティビティデータの比較

同じ期間中のLTVとアクティビティデータを見ると、2つの違いがあります。違いは次のとおりです。

  • A:アクティビティデータは、指定した期間の以前に発生したインストールからのイベントを含みます。
  • B:LTVデータはして指定した期間のあとに発生したイベントを含みます。

2種類のデータを正しく比較するためには、これらの違いを中和する必要があります。これは、アクティビティデータからLTVデータを抽出するか、その逆を行うことで実現できます。

 注意

レポート生成時間の違いにより、同様のデータソース間にわずかな違いが引き続き起こる可能性があります。

ローデータアクティビティレポートからLTVデータの抽出

  1. データエクスポートページを開きます
  2. 日付期間の最終日を現在の日に設定します(違いBが解決されます)
  3. アプリ内イベントローデータレポートをダウンロードします
  4. Install Time列を使用して、期間範囲の最初の日より前に発生したインストールを除外します(違いAが解決されます)

 注意

アクティビティデータは時間が経過しても変化しませんが、LTVデータは既存ユーザーが新しくアプリ内イベントを実行するたびに変化します。今日確認したLTVデータは、同じ期間中のレポートでも明日にはデータが更新されている可能性があります。

LTVデータからアクティビティデータの抽出

LTVベースのオーバービューページをアクティビティベースの外部ソースのデータと比較するためには、2つの違いを克服する必要があります。

これを実行できるのは次の場合のみです。

  1. AppsFlyerで指定した日付期間内にインストールを送信し始めたソースを選択します(違い1が解決されます)。
    これにより、アクティビティデータに指定期間より前に発生したインストールに紐づき、且つ期間中に実行されたイベントが含まれないようにします。
  2. 日付期間の最終日を現在の日に設定します(違い2が解決されます)。
    これにより、LTVデータに指定期間内に発生したインストールに紐づき、且つ期間の後に実行されたイベントが含まれないようにします。

結論

データソースがAppsFlyerか外部ソースかに関わらず、2つのデータソースを比較する場合は、アクティビティデータ同士、およびLTVデータ同士を比較してください。

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