概要: クラウドサービスをデータクリーンルームに接続し、データをアップロードしてレポートを受信します。
概要
データクリーンルーム (DCR) で使用するクラウドサービス設定が完了すれば、次にそれらをDCRに接続します。
- DCR がシステムからファーストパーティデータを読み取る接続を受信接続といいます。これらの接続は、カスタムソースを設定する際に使用します。
- DCRが処理後にレポートを配信する際に経由する接続を送信接続といいます。これらの接続は、レポートを設定する際に使用します。
受信接続を作成します
受信接続は、次のいずれかにおいて作成することができます。
- それらを使用してソースを作成する前。又は
- ソース作成プロセスの一部として。
どちらの方法でもプロセスは同じであり、作成した接続をまったく同じ方法で使用できます。唯一の違いは、プロセスを開始するタイミングと方法です。
ソース作成プロセス以外の受信接続の新規作成
- AppsFlyerのメインDCRページ上部の[Manage connections](接続管理)ボタンをクリックします。
- アカウントに既存の受信接続がある場合は、接続の管理ダイアログが表示されます。そこでボタンをクリックして新規接続ダイアログを開きます。
- アカウントの初めての受信接続を作成する場合は、新規接続ダイアログが自動的に開きます。
- 以下の 「接続を完了します」の手順に進みます。
ソース作成プロセスの一部としての受信接続の新規作成
- ソースの場所を指定するときに接続を作成します。
- アカウントに接続が定義されていない場合は、 New connection(新規接続)ダイアログが開き、接続を作成するように求められます。
- 既存の接続があっても新規接続を使用したい場合は、ボタンをクリックして新規接続ダイアログを開きます。
- 以下の「接続を完了します」の手順に進みます。
接続を完了します
新規接続ダイアログで、DCRに接続するクラウドサービスを選択し、以下の関連項目の手順に進みます。
BigQuery
新規接続ダイアログで、カスタムソースデータを含むプロジェクトのBigQuery プロジェクト IDを入力します。
- この情報は、Google Cloud ConsoleのBig Queryページから取得できます。
Snowflake
Amazon S3 および GCS
新規接続ダイアログで、DCR専用に作成したバケットの名前を入力します。
送信接続を作成します
DCRはAppsFlyer Data Lockerを使用して、選択したクラウドサービスにレポートを配信します。レポートはData Locker経由で配信されるため、送信DCR接続は実際にはData Locker接続です。接続は、次のいずれかにおいて作成できます。
- レポート作成に使用する前(AppsFlyerのData Lockerページから開始します)。 または
- レポート作成プロセスの一部として(AppsFlyerのDCRページから開始します)。
どちらの方法でもプロセスはほぼ同じであり、作成した接続をまったく同じ方法で使用できます。
注意
DCRレポートの受信にData Lockerのプレミアムサブスクリプションは必要ありません。Data Lockerによるその他のAppsFlyerレポートの受信についての詳細は、CSMにお問い合わせいただくか、 hello@appsflyer.com にメールを送信してください。
レポート作成プロセス以外の送信接続の新規作成
- AppsFlyerの左側のナビゲーションメニューから、レポート > データロッカーを選択します。
- アカウントに既存のData Locker接続がある場合は、メインData Lockerページに移動します。そこから、右上のボタンをクリックして新規接続ダイアログを開きます。
- アカウントの最初のData Locker接続を作成する場合は、Data Lockerのはじめに のページが表示されます。ボタンをクリックして新規接続ダイアログを開きます。
- 以下の「接続を完了します」の手順に進みます。
レポート作成プロセスの一部としての送信接続の新規作成
- レポートの宛先を設定する際に接続を作成します。
- アカウントに接続が定義されていない場合:
- ブラウザに新規タブが開きます(AppsFlyerのData Lockerページが表示されます)。
- 新規接続 ダイアログが開きます。
- 既存の接続があっても新規接続を使用したい場合は、ボタンをクリックします。
- ブラウザに新規タブが開きます(AppsFlyerのData Lockerページが表示されます)。
- 新規接続 ダイアログが開きます。
- アカウントに接続が定義されていない場合:
- 以下の 「接続を完了します」 の手順に進みます。
- 接続の作成後、ブラウザのDCRタブに戻り、Data Locker接続一覧から新しく作成した接続を選択します。
接続を完了します
重要!
AppsFlyer AWS Bucket オプションをDCRレポートに使用しないでください。
新規接続ダイアログで、接続するクラウドサービスを選択し、以下の関連する項目の手順に進みます。
BigQuery
- 新規接続ダイアログで、接続の名前を入力します。次にBigQueryを選択します。
- Data Lockerに作成したデータセットを含む BigQuery プロジェクトの プロジェクト ID および データセット名を入力します。
- この情報は、Google Cloud ConsoleのBig Queryページから取得できます。
- ボタンをクリックして、Data Locker がデータセットに接続されていることを確認します。
- [Save](保存) をクリックして接続を作成します。
Snowflake
Snowflakeをデータロッカーに接続する手順は、2段階のプロセスです。
-
ステップ#1 – AppsFlyerで、最初の接続を作成します。
- これにより、SnowflakeアカウントはAppsFlyer Snowflake共有にアクセスできるようになります。
-
ステップ#2 – Snowflakeアカウントで、共有からデータベースを作成します。
- これにより、AppsFlyer共有内の表を参照するデータベースがアカウントに作成されます。
注意:次の手順は、Snowflakeのアカウント管理者が実行する必要があります。
ステップ#1 (初期接続の作成)
- 新規接続ダイアログで、接続の名前を入力します。次にSnowflakeを選択します。
- Snowflakeのアカウント地域とアカウントIDを入力します。
- この情報を取得するには、Snowflakeコンソールの左下隅にあるアカウント名をクリックし、ポップアップのアカウント名にカーソルを合わせます。重要! [Locator](ロケーター) というID を探します。これは、受信のSnowflake接続作成に使用されるものと同じIDではありません 。
- この情報を取得するには、Snowflakeコンソールの左下隅にあるアカウント名をクリックし、ポップアップのアカウント名にカーソルを合わせます。重要! [Locator](ロケーター) というID を探します。これは、受信のSnowflake接続作成に使用されるものと同じIDではありません 。
- ボタンをクリックして、Data Locker がSnowflakeアカウントに接続されていることを確認します。
- [Save](保存) をクリックして接続を作成します。
ステップ#2(共有からデータベースを作成します)
- Snowflakeアカウントにログインします。
- Accountadminにロールを切り替えます。
- 左パネルにある [Private Sharing](プライベート共有)を選択します。
- 開いたページで、 [Shared With You](あなたと共有) タブを選択します。
- 名前が APPSFLYERで始まる共有から、 データの取得 ボタンをクリックします。
- オプション:[Get Data](データの取得)ダイアログで、必要に応じて既定のデータベース名を変更し、Accountadmin に加えてデータベースにアクセスできるロールを選択します。
- [Get Data](データの取得)をクリックしてデータベースを作成します。
Amazon S3 および GCS
- Data Lockerの新規接続ダイアログで、接続の名前を入力します。次に、Amazon S3または GCSオプションを選択します。
- DCR専用に作成したバケットの名前を入力します。