IPマスキング

概要: AppsFlyerのローデータレポートとパートナーに送信されるポストバックでアプリユーザーのIPアドレスをマスクする方法を説明します。

IPマスキング

IPマスキングをオンにした場合: 

  • ユーザーのIPアドレスは、ローデータレポートには記載されず、パートナーへのポストバックを通じて提供されることもありません
  • IPアドレスフィールドには、1.1.1.1という値が入力されます

 注意

  • IPマスキングが有効になる前に発生したインストールはマスクされません
  • Meta広告のAEMデータ共有は、IPマスキングがオンの場合、サーバー間イベントとSDKイベントの両方でサポートされません。つまり、データはMeta広告と共有されません。

 例

  • IPマスキング設定はこのような経路をたどります: オフ→オン→オフ
  • アプリのインストール表に示されるように、3人のユーザーが異なる日付にアプリをインストールします
  • 以下のIPマスキングおよびローデータレポートの表は、関連する日付のIPマスキング設定および関連するローデータのステータスを示しています。

アプリインストール:

インストール日 ユーザーID

 IPアドレス

1月2日 User_A 192.0.2.1 
1月7日 User_B 192.0.2.33 
1月14日 User_C 203.0.113.1 

IPマスキングとローデータ:

Date IPマスキング設定状況:

ローデータレポート

1月1日 オフ User A 192.0.2.1
1月2日 ON User_A 192.0.2.1
1月8日 ON User_A 192.0.2.1
User_B 1.1.1.1
1月9日 オフ

User_A 192.0.2.1
User_B 1.1.1.1

1月15日 オフ

User_A 192.0.2.1
User_B 1.1.1.1
User_C 203.0.113.1

IPマスキングの無効化

IPマスキングはアプリごとに設定され、すべてのソースからのインストールに影響します。

IPマスキングを有効にするには:

  1. AppsFlyer管理画面 左メニュー 設定 > アプリ設定を選択します。
  2. 詳細設定まで下にスクロールします。
  3. IPアドレスのマスク をオンにします。

ローデータレポートのIPマスキング

IPマスキングがオンの場合:

  • 新規インストールとアプリ内イベントには、1.1.1.1.のIPアドレスが表示されます。 
  • 国や都市などの地域関連のパラメーターは、引き続きローデータレポートに表示されます。

ローデータレポートの例 

ip_masking.png