LINE広告プラットフォームのキャンペーン設定

概要:AppsFlyerの連携済みパートナーの一つであるLINE広告プラットフォームは、入札システムとカスタマイズされたターゲティングシステムを組み合わせています。LINE広告プラットフォームでは、クリックベースのモバイル計測に加えて、リターゲティング計測も提供しており、AppsFlyerで記録することができます。

LINE広告プラットフォームの設定

パートナーの設定方法:

  1. AppsFlyerにて、設定 > 連携済みパートナーへ進みます。
  2. パートナーを選択します。
    パートナー設定画面が開きます。  

LINE広告プラットフォームの設定画面には、[連携] と [計測リンク] という2つのアクティブなタブがあります。クリックすると各タブの設定に関する説明が表示されます。

連携済みパートナーの設定画面のヘッダーについての詳細は、こちらをクリックしてください。

 ヒント

  • 連携タブでの全般的な設定の項目は、全てのパートナーにおいて必須です。
  • その他すべてのステップは、説明的または任意の設定です。

連携タブ

連携タブは次のセクションに分かれています。

 注意

全てのインストールデータを受信できるネットワークの一つ、LINEはオーガニックを含む全てのメディアソースに紐づく新規インストールについてポストバックを受信することを希望しています。All media sources, including organic を選択し、全てのインストールポストバックをLINEに送信することを推奨します。これはアカウント管理者のみが実行できます。

パートナーを有効にする

この画面を最初に開く際には、次の[パートナーを有効にする] トグルをオンにして、連携タブのパラメータ設定を有効にします。このパートナーと連携を続ける限り、トグルをオンにしておく必要があります。
パートナーの有効化についての詳細は、こちらをご覧ください。

一般的な設定

Account ID と App ID

LINE広告プラットフォームは、一意の LINE_Ad_account_id と LINE_Ad_app_ID を介して、AppsFlyerと連携します。
連携を有効にする方法LINE_Ad_account_id と LINE_Ad_app_IDを入力してください。

line-ads-platform-general.png

デフォルトのポストバック

AppsFlyer、ユーザーのインストールとリエンゲージメントに対して、自動ポストバックをLINE広告プラットフォームに送信できます。このセクションを使用して、これらのポストバックの送信を許可するユーザーのレベル を定義してください。

LINE_msc_new_3.png

このパートナーのみ を選択して、LINE広告プラットフォームに紐づくユーザーからのみのイベントを送信します。
オーガニックを含む、全メディアソース を選択して、全てのユーザーベースをLINE広告プラットフォームに送信します。

アプリ内イベントの設定

このセクションでは、ポストバックを介して、AppsFlyerイベントをLINE広告プラットフォームにマッピングできます。

line-ads-platform-inapp-events.png

  1. LINE_Ad_app_ID と LINE_Ad_account_id を再度入力します。
  2. アプリ内イベントのポストバックのトグルをONにします。
  3. SDKで定義済みの全イベントに対して、送信オプションを選択します。
    ・このパートナーのみ:このパートナー経由のユーザーが実行したイベントのみを送信する場合
    ・オーガニックを含む全てのメディアソース:全てのユーザーベースをパートナーに送信する場合
  4. ドロップダウンリストから、SDKイベント名を選択します。
  5. パートナー側のイベント名 のドロップダウンリストから、対応するオプションを選択します。

    Line_Hike_new_4.png

  6. [イベントを追加] をクリックしてさらにイベント名を追加します。
  7. 次のパラメータを設定します。
パラメータ名 説明
SDK Event Name アプリ内の実装済みSDK、またはサーバー間(S2S)イベント経由でAppsFlyerが受信したイベント名
ヒント - アプリ内イベント名がリストに表示されない場合、デバイス上で非オーガニックインストールを実行した後、アプリ内イベントを発生させ、計測されるか確認してください。
Partner Event Identifier LINE広告プラットフォーム側で定義した各イベントの一意の名前またはIDです。
対応するイベントIDをLINE広告プラットフォームから取得し、テキスト項目に設定します。
Send Revenue チェックなしの場合 - AppsFlyerはリッチアプリ内イベントのすべてのパラメータをパートナーに送りますが、af_revenueパラメータに含まれるrevenueパラメーターは送信しません。
チェックありの場合 - AppsFlyerはrevenue値(イベントに存在する場合)を含む全てのパラメータをパートナーに送ります。

カスタムアプリ内イベントマップ

AppsFlyerでは、CUSTOMパートナーイベント識別子オプションを使用することで、カスタムアプリ内イベントをLINEにマッピングすることができます。

SDKで定義されたイベント名とイベント値(イベントパラメーターを含む)は、そのままLINEに転送されます。

Line_Hike_new_5.png

計測リンクタブ

このタブでは、LINE広告プラットフォームに送る計測リンクを作成できます。これを使用してLINE広告プラットフォームのキャンペーン、広告セット、広告を計測できます。AppsFlyerでは作成された計測リンクは保存されませんのでご注意ください。

line_ads_attribution_link.png

このタブは複数のセクションに分かれています。

計測リンクのパラメーター

このセクションでは、計測リンクに追加したいパラメータを選択できます。

計測リンクにパラメータを追加すると、後でドリルダウン分析を実行できます。計測リンクに既に定義済みのパラメーターは、ここで追加して編集し、新しい値を設定できます。

  • キャンペーン:LINE広告プラットフォームのキャンペーン別に比較するために追加します。
    計測リンクパラメーター: c
  • 広告セット:特定のLINE広告プラットフォームキャンペーンの広告セット別に比較するために広告セット名を設定します。
    計測リンクパラメーター: af_adset
  • 広告:特定のLINE広告プラットフォームキャンペーンの特定の広告セット内の広告別に比較するために広告名を追加します。
    計測リンクパラメーター: af_ad
  • Site ID(サイトID)および Sub Site ID(サブサイトID):サイトIDパラメータを設定すると、特定のパブリッシャーにインストールを紐づけられます。パブリッシャー数が多い場合、サイトIDの制限を越えないように、サイトIDの使用数を控えて、sub site ID(サブサイトID)パラメータを使用することをおすすめします。
    計測リンクパラメーター: af_siteid、af_sub_siteid
  • Subscriber Parameter(サブスクライバーパラメーター):5つのサブスクライバーパラメーターに値を追加できます。これらのパラメータはパースされ、ローデータレポートの該当カラムに表示されます。データの集計や絞込みを行うのに便利な値を入力できます。
    計測リンクパラメーター: af_sub1、af_sub2、af_sub3、af_sub4、af_sub5

計測リンクに他のパラメーターを追加するには、新しいパラメーター項目に入力入力してください。詳細は、AppsFlyer計測リンクの構造とパラメーターをご覧ください。

リターゲティングの設定

リターゲティングの設定が有効化されると、AppsFlyerではクリック計測リンクに&is_retargeting=trueを追加することで、リンクをユーザー獲得用ではなく、リターゲティング 用の計測リンクとして認識します。注: リターゲティング機能は現在クリックスルー計測でのみサポートされており、ビュースルーには対応していません。
計測リンクのパラメーター: is_retargeting

リターゲティングの設定が有効化されると、次の設定ページが表示されます。

msc_new_7.png

1. スタンダードリンクとOneLink

次の場合はスタンダート計測リンクを選択します:

  • URLにディープリンクを使う必要がない
  • ディープリンクにURI スキームのみを使用する予定である

次の場合はUse OneLink (OneLinkを使用)を選択します。

  • AndroidとiOSの両方のアプリで1つのリンクを共用する
  • ユニバーサルリンクまたはapp linksを使用したディープリンク

OneLinkを選択すると、計測リンクがアプリのリンクから OneLink URL に変わりますので注意ください。

2. Deep Link URL(ディープリンクURL)

この項目は、ディープリンクを使用してユーザーをアプリの特定のアクティビティに遷移する場合に使用します。
計測リンクパラメーター:af_dp
詳細は、AppsFlyerのディープリンクソリューションガイドをご覧ください。

3. Re-engagement Window(リエンゲージメント期間)

リエンゲージメント後に、ユーザーのアプリ内イベントがリターゲティングメディアソースにアトリビュートされる期間を設定します。値は日数(1~90)、時間数(最大23)またはlifetime(ライフタイム)を設定できます。

計測リンクパラメータ:af_reengagement_window

クリックスルー計測

このスライダーではクリックからインストールまでの最大有効期間を設定できます。ルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)のみがLINE広告プラットフォームに計測されます。

計測リンクのパラメータ: af_click_lookback

クリックルックバック期間の詳細についてはこちらを参照してください。

LINE_msc_new_5.png

クリック計測リンク

このリンクは、あなたが設定したすべての情報が含まれる計測リンクです。この手順に従って、LINE広告プラットフォーム上で有効化してください。

コストタブ

このパートナーはコストデータをサポートしていません。

広告収益タブ

このパートナーは広告収益をサポートしていません。

権限タブ

LINE広告プラットフォーム向けには権限の設定は利用できません。