Apple Search Ads連携の設定

概要:AppsFlyerのSRNパートナーであるApple Search Ads (ASA)は、AppStoreを訪れたユーザーがキーワードを使ってアプリを検索するのをアシストします。 

アプリとの関連性は、App Store上での検索クエリに応じて表示される広告があなたの広告であるかどうかを判断します。アプリ広告に対するユーザーの反応が、広告の関連性を判定する要素になります。ASAは、ユーザーの反応をシグナルとしてどの広告を最も多く表示するかを決定します 

ASA は、クリックベースのモバイルアトリビューション、ユーザーリターゲティング、および コストデータを API (ROI360サブスクリプションを使用) で提供します。

ASA連携の設定

まずはじめに

前提条件

  • 最新バージョンのAppsFlyer iOS SDKが実装されていること

AppsFlyerでのApple Search Ads連携の設定方法:

設定は 連携済みパートナー画面から行いますが、新しいパートナーを見つけるには、まず パートナーマーケットプレイスにアクセスする必要があります。以下の手順に従い、各タブの設定を完了してください。

 注意

連携を設定する前に、パートナーへ連絡して広告運用のためのアカウントを開設してください。

連携を有効にする方法:

  1. AppsFlyer管理画面左メニューの 連携 >  [  Partner Marketplaceに移動します 。
  2. パートナーを検索し選択してください。 パートナーの詳細ページに移動します 。
  3.  連携の設定 をクリックします 。連携の設定ページに移動します。
  4. 連携タブにて、パートナーを有効にするをオンにしてください。
    注: >トグルは、パートナーと作業している間、オン(アクティブ)のままにしておく必要があります。
  5. 以下の手順に従い、各タブの設定を完了してください。

連携タブ

SRNであるApple Search Adsは、API経由でAppsFlyerと連携しています。そのため、ポストバック設定はありません。計測ゴールに応じて、次のセクションを完了してください。

セクション 詳細
連携の有効化

アトリビューションの連携を有効化する:

  1. AppsFlyer管理画面左メニューの 連携 >  [  Partner Marketplaceに移動します 。
  2. パートナーを検索し選択してください。 パートナーの詳細ページに移動します 。
  3.  連携の設定 をクリックします 。連携の設定ページに移動します。
  4. 連携タブにて、パートナーを有効にするをオンにしてください。
    注: >トグルは、パートナーと作業している間、オン(アクティブ)のままにしておく必要があります。
  5. 以下の手順に従い、各タブの設定を完了してください。
インストール計測

インストールクリックスルールックバック期間

クリックからインストールまでの最大時間を設定してください。これにより、AppsFlyerはASAのルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)を計測できるようになります。

範囲:1–30日

関連記事:クリックスルールックバック期間

再インストール 

再インストール計測

リインストール計測が有効になっている場合、AppsFlyer は再インストールの成果を ASA に紐づけることができます。

再インストール計測のルックバック期間の設定は、インストール計測の設定に従って設定されます。

ユーザーのインストールが リアトリビューション期間(初回インストール時に設定)内の場合、そのインストールは再インストールとして ASAに紐付けられます。

この再インストールのデータは、オーバービューの管理画面のリターゲティングビューで見ることができます。

また、ローデータ上ではStore reinstall の項目がtrue で入力されます。

注意:現在、ASAのリターゲティング計測は、リエンゲージメントの計測はサポートされていません。

休眠期間

ユーザーの休眠期間のしきい値 (日数)を設定して、リターゲティングキャンペーンの影響を範囲を設定してください。

コストタブ

コスト連携では、以下の集計データを提供します。

  • キャンペーン、広告セット、地域/国、キーワードに関するコストデータ。
    サポートされているディメンション、指標、機能の詳細は、アドネットワークのコスト連携に関する一覧を参照してください。
    手記: コストデータには ROI360のご契約が必要です。 
  • クリック、インプレッションに関するデータ、及びキーワードやキャンペーン名、広告セットなどの補足データ。

注意

  • 複数のASAアカウントの使用もサポートしています。つまり、異なるApple Search Adsのアカウントを使って同じアプリの複数キャンペーンを実行している場合でも、全てのアカウントからデータを取得できます。
  • 「キャンペーングループ」のコストデータはASAレポートAPIではサポートされていないため、「キャンペーングループ」データはAppsFlyerでは利用できません。
  • Appleでサインインするには、ASAのアドミンレベルの権限 (「アカウントの読み出しのみ」または「アカウントの読み/書き」) が必要です。
  • Appledでサインインすると、以前に提供されたAPI証明書はデータの取得を停止します。

コスト、クリック数、インプレッション数、より豊富なデータを有効にする方法:

コストAPIのステータスを表示と一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、AppsFlyerがコスト(および広告収益)連携ステータス管理画面、または個別のアドネットワーク管理画面のいずれかで確認してください。

代理店とASAマーケティングパートナーの設定

仕組み

マーケティングパートナーと代理店アカウントについて

広告主と代理店は、ASAのマーケティングパートナーと協力して、ASAでキャンペーンのレポートと最適化を行うことができます。

代理店とマーケティングパートナーの違いについては、次の表を確認してください。

代理店とマーケティングパートナー

  代理店 マーケティングパートナー
AppsFlyerがポストバックを送信するか  いいえ はい
機能と役割 広告主の代わりにキャンペーンを実施 キャンペーンを最適化するための付加価値テクノロジーソリューションを所有

代理店とマーケティングパートナーの設定

以下のチェックリストを使用して、設定プロセスの全てのステップを完了していることを確認してください。以降のセクションでは、パートナータイプごとに詳細な手順について説明します。 

設定ステップのチェックリスト

設定担当 代理店との連携 マーケティングパートナーとの連携
広告主
  1. 連携済みパートナー内のASAの連携画面に入り、[連携]タブでパートナーを有効にするをオンにしてください。
  2. 同じく、連携済みパートナーの画面で代理店を選択し、[権限]タブで代理店権限付与をオンにしてください。
  1. 連携済みパートナー内のASAの連携画面に入り、[連携]タブでパートナーを有効にするをオンにしてください。
  2. ASA側の管理画面上で、マーケティングパートナーのキャンペーングループIDを取得してください。
  3. 連携済みパートナー内のマーケティングパートナーの連携画面に入り、[連携]タブにて:
    1. パートナーを有効にする をオンにしてください。
    2. キャンペーングループを設定してください。
    3. アプリ内イベントポストバックを設定してください。
代理店

連携済みパートナー内のASAの連携画面に入り、Apple Search Ads のCampaign Groupを設定してください。

N/A

マーケティングパートナーの設定

マーケティングパートナーの設定方法:

  1. 必要に応じて、Apple Search Ads連携を有効にしてください。
    1. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナー > Apple Search Adsに移動します。
    2. パートナーを有効にする をオンにします。
    3. [保存] をクリックしてください。
  2. Apple Search Adsの管理画面にて:マーケティングパートナーに関連するApple Search AdsキャンペーングループIDのパラメーターを取得してください。IDの取得する場所については、次のスクリーンショットを参照してください。 

    ASACGroupID.png

  3. AppsFlyerで、ASAマーケティングパートナーを設定してください。
    1. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナーに移動します。
    2. Apple Search Ads マーケティングパートナーを検索してください。
      マーケティングパートナーの一覧が表示されます。 
    3. マーケティングパートナーを選択してください。
    4. パートナーを有効にする をオンにしてください。
    5. 前の手順で取得したパートナーの Apple Search Ads Campaign Group IDを入力します。数値(数字)のみを入力してください。
    6. [保存] をクリックします。
  4. [任意] アプリ内イベントポストバックを設定してください。

    1. アプリ内イベントポストバックをオンにしてください。

    2. [イベントを追加] をクリックしてSDKイベントをリストに追加してください。
    3. 次のパラメーターを設定します。

      1. SDKイベント名:アプリ内に実装されたSDK、またはサーバー間イベントからAppsFlyerが取得したイベント名。ヒント:アプリ内イベント名がリストに表示されない場合、デバイス上で非オーガニックインストールによってアプリ内イベントが発生しているかを確認してください。
      2. 収益を送信:次のいずれかを選択してください;値も収益も送信しない、値は送信するか収益は送信しない、値も収益も送信する
  5. [連携を保存] をクリックします。

代理店の設定

広告主に代わり、代理店がApple Search Adsを使用して、キャンペーンを実施できるように許可します。このセクションで示すように、広告主と代理店の両方が設定アクションを実行します。

Apple Search Adsキャンペーングループ

  • 代理店のキャンペーンと広告主のキャンペーンでは、別々のApple Search Ads IDのキャンペーングループを使用する必要があります。
  • グループ名には、特殊文字とスペース(空白)は使用しないでください。

広告主側のアクション

前提条件

代理店に権限を付与します。

Apple Search Adsの計測を有効にするには、以下を実施する必要があります。

  1. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナーに移動します。
  2. Apple Search Adsを選択します。
  3. 連携タブへ進み、パートナーを有効にするをオンにします。
  4. [オプション] リアトリビューション期間内にアプリを再インストールしたユーザーを計測するには、リインストールアトリビューションを有効にします。
  5. [保存] をクリックしてください。

代理店が行う設定

  1. Apple Search Adsの管理画面にて:キャンペーングループIDを取得します。IDを取得する場所については、次のスクリーンショットを参照してください。数字のみを取得してください。

    ASACGroupID.png

  2. AppsFlyerにてアプリを選択します。
  3. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナーに移動します。
  4. Apple Search Adsを選択します。
  5. Apple Search Ads Campaign ID パラメーターを入力します。注!数値のみを入力してください
  6. 保存をクリックします。 

 注意

代理店がApple Search Adsマーケティングパートナーを運用する場合、代理店はApple Search Ads設定画面とマーケティングパートナー設定画面の両方で、同じキャンペーングループIDを設定する必要があります。

コスト、クリック、インプレションのデータ

コストAPIを有効にすると、AppsFlyerはコストクリック、インプレッションデータをASAからAPI経由で取得します。 サポートされているディメンション、指標、機能についての詳細は、 アドネットワークコスト連携に関する表 を参照してください。 手記: コストデータには ROI360のご契約が必要です。 ROI360を使用しない場合、クリックとインプレッションのデータのみが取得されます。

コストAPIを有効にするには

  • これらの連携ガイドに従って設定してください。
    Apple Search Adsアカウントにログインするようポップアップが表示されます。同ダイアログ内で権限を選択する際に以下のいずれかを選択してください。
    • アカウントの読み取りと書き込み
    • 読み取りのみ
      注意: Limited Accessと特定のキャンペーングループを選択した場合、データエラーが発生する可能性があります。

コストAPIのステータス表示 と、AppsFlyerが一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、コスト(および広告収益)連携ステータス画面、または個別のアドネットワークの画面のどちらかで確認してください。

 注意

代理店は、AppsFlyerとコストと同期するために、管理画面でコストを有効化して、代理店側で証明書をアップロードする必要があります。

代理店とマーケティングパートナーを無効にする

代理店またはマーケティングパートナーによってもたらされたApple Search Adsインストールの計測を停止する方法:

  1. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナーに移動します。
  2. 代理店またはマーケティングパートナーを選択します。
  3. Apple Search Ads Campaign Group ID の項目 内容を削除します。
  4. [連携を保存] をクリックします。

追加情報

ASAアトリビューション

Apple Search Adsは、SKAdNetworkとは独立して別で機能しており、ATTの同意に関係なく決定的モデルで全ユーザーのインストール計測が可能です。
つまり、ASAに紐づくユーザーは、LTV計測モデルによって提供されるあらゆる機能および計測値を利用できます。

ASA アトリビューションは、IDFAに依存せず —アトリビューションはデバイスからのトークンを使用して行われ (決定的モデル)—ATT の同意状況によって異なります。

ATTの同意

クリック時刻が利用可能

クリックルックバック期間

備考

はい

はい

広告主が設定

AppsFlyerのラストクリック計測ルールが適用される

いいえ

いいえ

30日間
(ASAが設定)

クリック時刻は提供されず、決定的な計測手法の計測が優先される

数値の乖離

AppsFlyerとApple Search Adsは異なる計測ロジックを使用しているため、プラットフォーム間で不一致が生じます。SRNであるApple Search Ads は、API経由で新規インストールをレポートします。

API経由でのApple Search AdsのAppsFlyerへのレポーティング

  • 各キャンペーンは地域別に集計されます。
  • 次はレポートされません:個々のキャペーンのインプレッション数が100未満の地域に対して、インプレッション数、タップ数、コストデータ。
  • AppsFlyerで地域別にグループ化する場合、データが返されない地域は正しい値が表示されず、N/Aとしてひとまとめに表示されます。

リターゲティング関連の乖離

AppsFlyerリターゲティング計測メカニズムにより、広告主はユーザー獲得キャンペーンに加えて、リターゲティングキャンペーンを測定および分析できます。

以下の図は、Apple Search Adsで実行されているリターゲティングキャンペーン(リターゲティングコントロールの設定に関係なく)に関して、発生しうる乖離を示しています。

リターゲティングがオン

ASA_R_Enabled.png

リターゲティングがオフ

ASA_R_Disabled.png

その他の乖離の原因

次の表には、乖離の主な理由を示しています。

相違点 Apple Search Ads AppsFlyer

AppsFlyer SDKバージョンに関する違い

AppsFlyer SDKのバージョンに関係なくコンバージョンをカウントします。

AdsServicesの場合、正しく計測するためには、SDK V6.1.3以上を実装する必要があります。

広告トラッキング制限 (LAT) と ATT

常にコンバージョンを計測します。

キャンペーンが年齢や性別によって制限されている場合、LAT ユーザーはキャンペーンから除外されます。

18歳以下のAppleユーザーは常にLATです。

LATコンバージョンはオーガニックに紐づきます。

AdServicesが実装され、iOS14.3以上がインストールされている場合、同意していないユーザーは正しく計測されます。  

ユーザー数のカウント

ダウンロードに基づいてユーザーを計測します

初回アプリ起動に基づいてユーザーを計測します

再インストール:アプリをインストールしたあと、削除し、サーチ広告をクリックしてアプリを再インストールしたユーザー

コンバージョン(インストール)として計測します

  • IDFAがある場合:AppsFlyerは再インストールを識別しますが、ユーザー獲得として計測しません。ヒント!リターゲティングを有効にすると、リターゲティングインストール(別名:リアトリビューション)として再インストールが記録されます。
  • IDFAがない場合:AppsFlyerはIDFVを使用して、これが再インストールか新規インストールかを判断できます。
    1. 端末にベンダーの他のアプリが1つ以上インストールされている場合、AppsFlyerはASAをリアトリビューションします。
    2. それ以外の場合(他のアプリが存在しない場合)は、AppsFlyerはASAを新規インストールとして計測します。

クリックルックバック期間

30日間に固定

クリックタイムがないAdServicesからのレスポンスについては、クリックルックバック期間が30日に固定されています。  

成果が紐づくクリック

ユーザーが広告に触れダウンロードした場合は、常に自社の成果とします。

複数のネットワークにわたる可視性を持ち、ラストクリックに基づいて成果を測定します。

インストール時間

アプリダウンロード時刻

アプリ初回起動

タイムゾーン

アプリストアのローカルタイムゾーン

UTCタイムゾーン

コンバージョンデータ

Search Ads経由でのインストールがAppsFlyerに報告されるまで5秒以上かかります。

5秒以内に計測され、同時にコンバージョンデータ API が応答します。データが受信されていない場合は、オーガニックと計測されます。

コストデータ

全てのキーワードに対するコストレポート

コホート管理画面とコホートAPIでは、大文字を含むキーワードに対しては、コストデータをレポートしません。

地理的ロケーション

Apple Search Adsを使用すると、広告主は 国や地域に応じてユーザーをターゲティングできます。Apple Search Adsは、限られた数のをサポートしています。

AppsFlyerではIPアドレスに基づいてユーザーの地理的位置情報を正確に認識しますが、Apple Search Adsでは地域に関するレポートは利用できません。

ヒント!アプリストアの国と同じ国内でユーザーがアプリをインストールした場合、AppsFlyerとApple Search Adsの地域データは一致します。

ヒント

Apple Search Adsを使用すると、貴重なマーケティングデータを収集できます。これは、iOSアプリの全てのメディアソースでのユーザー獲得の取り組みに効果を与える可能性があります。

Apple Search Adsの利点を最大化するのに役立つヒントを参照ください:

ヒント 詳細

キーワードデータを取得する

Apple Search Adsは、AppsFlyerとキーワードデータを共有します。キーワードデータは、ローデータやピボット、リテンション、コホートなどの分析ツールで確認できます。

注:キーワードデータの取得は8~12時間遅れることがあり、場合によっては、キーワード用語なしでキーワードIDのみが含まれることがあります。

AppsFlyerでキーワードデータが見つからない場合は、次の原因が考えられます。

  • パッケージタイプ: Apple Search Adsによって、キーワードデータは、Apple Search AdsのAdvancedパッケージを持つ広告主に共有されます。
  • キャンペーンタイプ: Apple Search Adsで様々なキャンペーンキーワードマッチタイプを設定できます。マッチタイプに基づいて、Apple Search Adsはキーワードを次のように共有します:
    • 完全一致 :ユーザーが検索した正確なキーワード
    • 部分一致 :Appleが検索に使用したキーワード。これらはユーザーの検索ワードに似ています。
    • 検索の一致 :Appleはこれらのキーワードを広告主と共有しません
  • 大文字・小文字の区別:Apple Search AdsマーケティングAPIは、大文字と小文字を区別したデータを返し、Apple Search AdsアトリビューションAPIは、小文字のデータを返します。レポート内のデータの競合を回避するには、小文字のキーワードのみを使用します。

完全なキーワード データを受け取りたい場合は、完全な一致、または部分一致のみを使用してください。

キーワードデータに基づいてユーザーの質を比較する

全てのキーワードが同じであるとは限りません。たとえコストが同等の異なるキーワードでも、惹きつけられるユーザーの質は異なる可能性があります。リテンション や ピボット レポートを使って、ROIを最大化するキーワードを特定しましょう。

キーワードのコストを分析する

ASAキーワード広告が完全一致または部分一致として設定されている場合、キーワードのコストデータが集計値で確認できます。キーワードのコストデータは以下の特徴があります。

  • 過去のデータは2019年10月13日から利用可能です。
  • ディメンション:
    • 日付
    • キャンペーン
    • 広告セット
  • 分析ツール: 

制限事項

  • コストデータクエリの絞り込みやグループ化には、上記のディメンションのみを使用してください。例えば、Geo(国)別に絞り込みやグループ化はしないでください。 

 例

コホートの例

次の例は、コストとROI情報を表示するためのコホートの設定方法を示しています。

コホートの設定

CohortRequest.png

結果として表示されるコホート表

次の表に、総コストとコホートROIが表示されます。

CohortTable.png

ピボットの例

ピボットの設定

Pivot_define.png

結果として表示されるピボット表

Pivot.png

パフォーマンスが高いクリエイティブを見つける

creative_sets.png

使用しているさまざまな広告クリエイティブに対してユーザーがどのように反応するかテストをしましょう。パフォーマンスが最も高いクリエイティブは、コンバージョン率が最も高くなります。さらに、最高のクリエイティブは、より高いエンゲージメントを持つユーザーを獲得します。

これは、最終的に全てのユーザーがアプリストアに到着するため、ASA上のユーザーだけでなく、全てのiOS広告ユーザーにも影響を与えます。ただし、ASA経由のインストールについては、AppsFlyerはローデータAd IDパラメータでクリエイティブセットIDを表示するため、様々なクリエイティブセットのパフォーマンスを比較できます。

再ダウンロードをターゲティングする

過去にインストールしたことのあるユーザーは、Apple Search Adsのターゲットとして最適なオーディエンスである可能性があります。

アプリをアンインストールしたユーザーが、ASAリターゲティングキャンペーンの結果、再度インストールしたユーザーは、ASAではRe-Downloaderと呼ばれます。リアトリビューション期間内に再インストールが発生した場合、AppsFlyerはこれをリアトリビューションと呼びます。それ以外の場合は全て、新規インストールとして扱われます。

ASACGroupID.png

ASAの変更履歴

ASAの更新と変更
発効日 更新/変更

2023-02-07

ご契約プランに関わらず、[コスト] タブを有効にすることで、Campaign nameAdset nameKeywordsという充実したパラメーターが利用できるようになります。
つまり、管理画面とローデータレポートで、キャンペーン名、広告セット名、キーワードを表示するためには、コストタブを有効にする必要があります。

2022-02-16

コストAPIでキーワードが利用できるようになりました。Apple Search Adsの連携ページでAPIを有効にする必要があります。注記!このAPIは、サブスクリプションプランに関わらず、全ての広告主様が利用できます。

2021-04-07

Apple Search Ads連携:ASAはSKAdNetworkとは独立して機能し、ユーザーを決定的に成果測定します。つまり、ASAに紐づくユーザーはLTV計測モデルによって提供されるあらゆる機能および測定値を利用できます。

2021-03-07

Apple Search Adsは、キャンペーン管理API V4.0の展開を開始しました。このAPIはコストとその他のキャンペーンデータに関連するもので、計測には何も影響しません。弊社側でこのAPIのサポートを行なっている最中ですが、広告主側では何も作業は発生しませんのでご安心ください。

2021-02-15

発効日以降、ASAのコストAPIを有効にしている場合、キャンペーン名と広告セット名の項目が入力されます。このAPIは、サブスクリプションプランに関わらず、全ての広告主様が利用できます。

利用可能なApple Search Adsキャンペーンパラメーター

以下の表では、ローデータレポートまたは管理画面上でご利用いただける計測パラメーターを示しています。

ローデータレポートのパラメーター 利用可能な条件
Campaign name このパラメーターを利用するには、Apple Search Adsの連携ページにてコストAPIを有効にする必要があります。このAPIは、ご契約プランに関わらず全ての広告主様がご利用いただけます
Campaign ID 常にご利用いただけます
Adset name このパラメーターを利用するには、Apple Search Adsの連携ページにてコストAPIを有効にする必要があります。このAPIは、ご契約プランに関わらず全ての広告主様がご利用いただけます
Adset ID 常にご利用いただけます
広告 現在ご利用いただけません
Ad ID
このパラメーターは、次の両方の条件が満たされている場合にのみご利用いただけます。
  • iOS 15.2以降を使用しているユーザー
  • 以下の広告配置のいずれかに関連するキャンペーンで、広告が カスタムプロダクトページ を使用している場合:
    • Today タブ
    • 検索結果
Keywords このパラメーターを利用するには、Apple Search Adsの連携ページにてコストAPIを有効にする必要があります。このAPIは、ご契約プランに関わらず全ての広告主様がご利用いただけます
Keyword ID

このパラメーターはローデータレポート経由でご利用いただけます。ただし、Data Locker、Push API、データエクスポートで明示的に選択する必要があります。Pull APIの場合は、Pull APIコール&additional_fields パラメーターに keyword_id を追加してください

Keywords Match Type

現在ご利用いただけません

高プライバシー一括設定の影響

iOS14以降、ATTrackingManager(ATT)がIDFAを取得できるかどうかを制御し、ユーザーレベルでのASA経由のインストールの計測データについてはASAによって制御されます。そのため、ASA経由インストールのユーザーレベルのデータは、高プライバシー一括設定の影響は受けません。

注意!
ASA経由で発生したインストールはSKAdNetworkでは計測されません。

関連記事:高プライバシー一括設定

ATTの同意

クリック時刻が利用可能

クリックルックバック期間

備考

データの可用性 

IDFAが利用可能

同意

はい

広告主が設定

AppsFlyerのラストクリック計測ルールが適用される

ユーザーレベルアトリビューションデータ

はい

同意しない

いいえ

30日間
(ASAが設定)

決定論的計測手法の計測が優先される

広告のクリック時間を含まないユーザーレベルのアトリビューションデータ 

いいえ