OneLinkでのディープリンク:ベストプラクティス

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AppsFlyerのマルチプラットフォームリンクであるOneLink™を使用すると、広告主はワンクリックで端末の種別検出とリダイレクト、ディープリンクとディファードディープリンクを実行できます。

ただし、エコシステム内でのディープリンクの対応状況の差により、広告主はOneLinkとディープリンクの問題に遭遇することがあります。

この記事では、OneLinkを使用したディープリンクを実装する際の、よくある問題と解決方法 について説明しています。

ディープリンクが機能しない

links_break.jpg全ての設定が完璧であっても、場合によってはOneLink URLが意図したディープリンクにならないことがあります。その場合、ユーザーはアプリ内の特定のアクティビティにディープリンクされる代わりに、アプリストアまたはエラーページにリダイレクトされます。

これは、ユーザーに使いやすさではなくアプリからの離脱を引き起こすため、広告主が実現したいユーザー体験とは言えません。

考えられる原因

  • ホストアプリ
    計測リンクを設置された各種アプリ(Whatsapp、Gmail、Wechatなど)は、独自のアプリ内ブラウザなど、クリックされたリンクをアクティブにするためのさまざまな方法を使用します。これらのいくつかは、すべての計測リンクをブロックすることが知られています。
  • ブラウザ
    ブラウザとOSによって、リンクの挙動が異なります。たとえば、現在iOSではすべてのブラウザのアドレスバーからのディープリンクが禁止されています。
  • OSのアップデート
    新しいOSのアップデートにより、予期しないバグが発生する可能性があり、ディープリンクを妨げる可能性があります。これは複数のベンダーが乱立するAndroidだけでなく、閉じられた環境であるiOSにおいても起こり得るものであり、 iOS 11.2 で発生した問題がその例です。
  • 端末
    ユーザーは、Android、iOS、Windows Phoneなど、様々なOSバージョンのスマートフォン、タブレット、ラップトップといった端末を所有しています。結果的に、計測リンクの取り扱われ方も大きく異なる場合があります。
  • 設定ミス
    ディープリンクの値に誤った文字/記号を使用すると、リンクが正しく機能しません。
    次の文字を使用しないでください:[]<>;(){}'`"

フォールバック ソリューション

この望ましくないユーザー体験を避けるために、フォールバック ソリューションの利用をお勧めしています。 ディープリンクが何らかの理由で失敗した際に、指定されたWebページにユーザーを送ることが可能です。

af_ios_url と af_android_url は、遷移先を指定するパラメーターでありディープリンクのフォールバックとして使用できます。iOSデバイス(例:iPhoneやiPad)でディープリンクが失敗すると、ユーザーは af_ios_url で指定されたページにリダイレクトされます。af_android_url もAndroid端末に対して同様の挙動をします。Webユーザーをリダイレクトするには、web fallbackを使用します。

 例

https://go.onelink.ly/qwerty?pid=source&af_dp=greatapp%3A%2F%2F&
af_ios_url=www.yoursite.com/ios6&af_android_url=www.yoursite.com/android6&

上記のOneLink URLをクリックすると、Android / iOSユーザーは、アプリにディープリンクされます。ディープリンクが失敗した場合、ユーザーは次のようにリダイレクトされます。

  • Android: www.yoursite.com/android-bonus
  • iOS: www.yoursite.com/ios-bonus

 ヒント

  • URLを設置したプラットフォーム側でディープリンクがどのように処理されるかわからない場合は、OneLinkのURLに常に af_ios_url と af_android_url を設置することも検討してください。
  • リダイレクトが行われると、OneLink上の各パラメーターは、af_ios_url または af_android_url で指定された遷移先ページに渡されます。これらのパラメータがリンク先URLに入力されないようにするには、パラメータとして af_param_forwarding=false をOneLinkに追加してください。

強制ディープリンク ソリューション

フォールバックURL以外の解決策は、ディープリンクを強制的に実行することです。この解決策は、既にアプリをインストールしているユーザーに対しては機能します。ただし、アプリをインストールしていない状態でSafariのリンクをクリックしたiOSユーザーには、エラーメッセージが表示され、iOSユーザー向けに定義されたURLフォールバックにリダイレクトされます。

iOSユーザー向けにこれを克服するにはaf_force_deeplink=true をOneLink URLに追加して、af_dp のパラメータで指定されたアクティビティへのディープリンクを強制します。

af_force_deeplink=true のパラメータを持ったOneLinkが開かれると、以下のロジックが適用されます。

  • アプリがインストールされているかどうかを尋ねるダイアログが表示されます。
    • ユーザーが OK (アプリがインストールされている)を選択すると、AppsFlyerはURIスキームを使用してアプリを開こうとします。
    • ユーザーがキャンセル (アプリがインストールされていない)を選択した場合、AppsFlyerはユーザーをアプリストアにリダイレクトします。
    • 仮にユーザーがOKを選択するもアプリがインストールされていなかった場合には、エラーメッセージが表示されます:

      885402320830842.XbZXy5YrCSL3FKIBZPjn_height640.png

ソーシャルメディアからのディープリンク

ソーシャルメディアの制限

OneLinkは、さまざまなソーシャルプラットフォームの有料および無料の投稿からのリダイレクトとディープリンクをカバーしようとしますが、これらのプラットフォームは、事前の通知なしにディープリンクの処理方法を変更することがあります。

広告掲載を希望するソーシャルアプリが、リダイレクションとディープリンクをサポートしているかどうかについては こちらを確認してください。

 ヒント

上記のように、URLフォールバックソリューションを使用するか、ディープリンクを強制することで、ソーシャルアプリがユーザーのディープリンク体験を壊さないようにします。

ソーシャルメディアのプレビュー画面

ソーシャルメディア上でOneLinkを記載して投稿する場合、デフォルトでは、投稿にはGoogle Playのアプリページの縮小画像がに表示されますが、それではユーザーの注目を集めることはできません。OneLink URLに af_web_dp のパラメーターを含めることで、これを簡単に改善できます。

af_web_dp は、主にOneLinkをクリックしたデスクトップユーザー(WindowsまたはMacユーザー)をリダイレクトするのに使用されます。ほとんどのソーシャルメディアアプリ(Facebook、Twitter、Slack、WhatsApp等)も、このパラメーターを使用することで、これに関連付けられたリンク先のプレビューをレンダリングします。レンダリングが正しく機能するためには、リンク先のページで関連するオープングラフメタタグ(タイトル、説明、画像)が設定されている必要がありますのでご注意ください。

viral_post_with_image.png

 ヒント

af_web_dp で指定したWebページの縮小画像を表示するには、ソーシャルメディアの投稿のOneLink URLで af_web_dp を使用してください。

Instagramからのディープリンク

Android端末におけるInstagramのディープリンクは、特別な考慮は必要なくサポートされています。ただし、iOSの場合は、InstagramはiOSアプリへのディープリンクをサポートしていません。

この問題を解決するには、次の2つの方法のいずれかを使用できます。

  • 推奨 - カスタムリンク用にInstagramランディングページを設定します。テンプレート「Clustered Poster」と「ShowAndTell」が最適です。
  •  強制ディープリンクを使用します。ただし、Instagram上で af_force_deeplink=true のパラメータをOneLinkに付与して使用する際には、以下のことに注意してください。
    ユーザーがアプリを所有しているか URLに次のパラメータが付与されているか:af_force_deeplink=true 結果
    いいえ はい アプリも起動されず、AppStoreも開かれません。
    いいえ いいえ AppStoreが開かれます。
    はい はい アプリが起動されます。
    はい いいえ AppStoreが開かれます。

OneLinkとデスクトップユーザー

デスクトップユーザーは、Eメールなどを介してOneLink URLに触れることがあります。そんなデスクトップユーザーがディープリンクURLをクリックしても、もちろんモバイルのディープリンクは実行できません。

ではどのようにデスクトップユーザーをモバイルユーザーに変換していくのかを、以下に記載しています。

OneLink URLまたはテンプレートにて、デスクトップユーザー(WindowsまたはMac)のリダイレクト先URLを af_web_dp パラメーターを使用して設定することで、プラットフォーム全体で統一されたユーザー体験を維持できます。

もう1つの選択肢は、SMSまたは電子メール経由でデスクトップユーザーのモバイル端末にOneLink URLを送信するための、専用のWebフォームを作成することです。これは、デスクトップユーザー向けのランディングページソリューションの一部として説明されています。

 ヒント

デスクトップユーザーは、モバイル端末を非常に近くに置いていることがほとんどです。この手法を使用して、これらのユーザーを紐付けし、それぞれの質を比較測定してください。

短縮URL

OneLink URLを別のURLに変換しないでください。また、外部のURL短縮サービスも使用しないでください

ユニバーサルリンクを有効にするには、iOSはアプリに関連付けられたURLのドメインを認識する必要があります。
これは、Androidにおけるアプリリンクにおいても同様です。

OneLink URLが変換されてしまうと、OSは関連付けられたドメインを認識できないため、ディープリンクの挙動が壊れてしまいます。

代わりに、OneLink URLを作成するリンクマネージメントページで、 短縮URL を取得することをお勧めします。

これをおすすめする理由:

  • AppsFlyer上で取得した短縮URLであれば、設定されたOneLinkのサブドメインを使用するため、正常に機能します
  • 計測URLを入稿してしまった後でも、ディープリンク設定を含む各種パラメーターを管理画面上で変更できます。
  • AppsFlyerの管理画面上で端末からの全クリックを計測するため、別のサービスを確認する必要もありません。
  • 短縮URLの最後の部分をカスタマイズして、ブランドリンクにすることも可能です。

 ヒント

短縮されたOneLink URLが必要な場合には、AppsFlyer上で作成してください。簡単かつ無料でトラブルを避けることが可能です。

Eメール上でのOneLinkの使用

Eメールサービスプロバイダー(ESP)は、発生したクリック数をカウントするためにメール内に設置されたリンクは変換します。

これにより、メール内のOneLink URLをクリックするすべてのユーザーのディープリンクの流れが中断されてしまいます。

これを解決するには、3つの選択肢があります。

  1. ESP (Eメールサービスプロバイダー) 内でのクリック計測機能 (URL変換) を無効にします。
  2. af_esp=true のパラメータを計測URLに追加して、af_dp パラメーターで指定されたURIスキームでのディープリンクを強制します。このソリューションは、強制ディープリンク(上記参照 )に似ており、アプリ未インストールユーザーの遷移プロセスが理想的でないという同じ問題があります。
  3. Eメール内でユニバーサルリンクでのAppsFlyerのディープリンクソリューション(詳細はこちら)に対応するESPを使用してください。

 ヒント

ESPがディープリンクを切断しないようにする最も簡単な方法は、やはりクリック記録を無効にすることです。

ユニバーサルリンクとアプリリンク

ユニバーサルリンクの必要性

iOS ユーザーに対してリターゲティング/ディープリンク キャンペーンを配信したい場合は、iOS ユーザーの 98% 以上に適用されるディープリンク方法であるユニバーサルリンクを使用する必要があります。

ただし、すべてのiOSユーザーを完全にカバーするために、iOSユーザー向けにURIスキームのソリューションも併せて実装することをお勧めします。さらに、OneLinkはURIスキームを使用することで、ユニバーサルリンクが機能しなかった場合にもディープリンクを実行することができます。

アプリリンクの必要性

アプリリンクを使用して、クリックされたリンクからスムーズかつ安全にアプリを起動し、Androidバージョン6.0以降を使用しているユーザーをディープリンクさせることができます。Androidバージョンが6.0より低い(アプリリンクが機能しない)ユーザーに対しては、URIスキームを使用する必要があります。

iOSユーザー向けの"本当の"ディープリンク

ユニバーサルリンクは、ディープリンクの高度で安全な方法と見なされています。

ただし、ディープリンクを介したiOSアプリ内の起動場所は、アプリ内の特定の場所ではありません。iOSユーザーを特定のページへリダイレクトさせるには、アプリを呼び出す計測URLに、遷移先に関する情報が含まれている必要があり、この情報をプログラム側で使用して、ユーザーをその場所にリダイレクトさせる必要があります。

 ヒント

ユニバーサルリンクとアプリリンクに加えて、URIスキームも実装することを推奨しています。これらはユニバーサルリンクまたはアプリリンクが機能しない場合に効果的なフォールバック方法です。また、これは Android 6 以下、または iOS 9 以下のデバイス上のリンクからアプリを開く唯一の方法です。

ディファードディープリンク

1.新規インストール後の完全なディープリンク

新規または過去のユーザーがOneLinkのディープリンクURLに接触してアプリをインストールすると、既存のユーザー向けの自動ディープリンクのフローは機能しません。

ユーザーがOneLinkをクリックすると、使用するデバイスタイプに対応したアプリストアにリダイレクトされ、ここでアプリをインストールします。最初の起動時、アプリはクリックした広告に関係なく、デフォルトのアクティビティで開きます。

ただし、SDKレベルでユーザーのコンバージョンデータにリアルタイムでアクセスすることにより、予め設定したプログラムに沿ってユーザーを正しいアクティビティにリダイレクトさせることができます。これは、AppsFlyerの ディファード ディープリンク ソリューションです。

2. パーソナライズされたコンテンツの提供

コンバージョンデータのもう1つの用途は、パーソナライズされたコンテンツをユーザーの好みに合わせて提供することです。

ユーザーまたは広告に関する特定の情報を含むパラメーターをOneLink URLに追加することで、ユーザーがクリック後にアプリをインストールすると、その情報がアプリ側で使用可能になります。

 例

eコマースアプリSlimeBowlは、さまざまな色とサイズのスライムを販売しているとします。そして、アプリをインストールしたユーザーが選択した色とサイズのスライムを無料でもらえるキャンペーンを実行することにしました。

これを行うには、 Download ボタンとその後ろにOneLink URLを含むランディングページを作成し、ユーザーがスライムの色とサイズをLP上で選択したときに、 サブパラメーターを使用してそれらの情報をOneLink URLに追加してください。

ユーザーがダウンロードボタンをクリックしてアプリをインストールすると、コンバージョンデータを使うことで、アプリはユーザーが選択した無料のスライムを表示できます。

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