パートナーとの連携の有効化と無効化

概要: パートナー連携を有効化または無効化し、データの取得とアクションの実行を許可または拒否します。

概要

パートナー連携のステータスは、アクティブまたは非アクティブのいずれかです。 連携は、連携のメインページから パートナーの有効化 トグルをオンにすることで、最初にアクティブ化されます。 連携にはさまざまなタイプがあります。 また、他の連携タイプ(以下の表を参照)がオンになっている場合、 パートナーの有効化 トグルがオフになっている場合でも、連携はアクティブと見なすことができます。

現在選択されているアプリの連携済みパートナーのページを見るには、

  • AppsFlyerのサイドメニューから 連携 > 連携済みパートナー > アドネットワークを選択します。

以下のセクションでは、さまざまな連携タイプ、アクティビティレベルの表示方法、およびパートナーのアクティベーション設定が連携に与える影響について説明します:

連携タイプ

メインの連携は最初の連携タブで設定されますが、追加の連携タイプは連携ページの後続のタブにあります。 各連携は個別に実行されます。

連携タイプ 説明
主な連携(パートナーのアクティブ化

コンバージョンの計測とポストバックのパートナーへの送信を有効化します。

コスト (該当する場合)

キャンペーン、広告セット、広告、国別のデータ、コスト、クリック数、インプレッションデータを取得します。

広告収益 (該当する場合) 広告収益に関するデータを取得します。
SKAN (該当する場合) パートナーからのSKANポストバック取得を設定します。

権限

アドネットワークと代理店がデータにアクセスし、連携でアクションを実行するためのアクセス許可を付与できるようにします。

アクティビティレベル

パートナー連携のアクティビティレベルは、過去30日間に有効なコンバージョンが発生した日数に基づきます。 各パートナー連携には 2つのレベルのアクティビティがあり、パートナー マーケットプレースのパートナーロゴの横に緑色またはオレンジ色のドットで示されます。

active-integrations-page-orange2.png

次の表は、特定のアプリが選択されているか、すべてのアプリが選択されているかに基づいて、30 日から 90 日までのアクティビティレベルの表示(緑またはオレンジ)の基準の概要を示しています。

アクティビティレベルの指標 選択されている特定のアプリ 選択した全てのアプリ
緑の点

パートナーからのコンバージョンが選択したアプリに記録されている

少なくとも 1つのアプリにおいてパートナーへコンバージョンが紐づいていいる

オレンジ色の点 選択したアプリにパートナーからのコンバージョンは記録されませんでした

すべてのアプリにパートナー経由のコンバージョンがなかった

 注記

90日以上アクティビティがない連携は 自動的に無効化されます

パートナーとの連携有効化設定の影響

次の表は、さまざまなシナリオでのパートナーの有効化設定がアトリビューションとポストバックに与える影響を示しています。

シナリオ パートナー連携:オン パートナー連携:オフ

新規インストールのアトリビューションとポストバック

計測:○

ポストバック:○

計測:✕

ポストバック:✕

新しいエンゲージメントイベント(インストール、リエンゲージメント、リアトリビューション)のアトリビューションとポストバック

計測:○

ポストバック:○

計測:✕

ポストバック:✕

例外:表の下部に記載されているように、無効化する前に発生した広告接触を持つ非SRN媒体のデータ

連携無効化前のエンゲージメントイベント(インストール、リエンゲージメント、リアトリビューション)のアトリビューションとポストバック

不適用

計測:○

ポストバック:✕

広告クリック

集計データにはクリック数がパートーナー名に紐づく形で表示されますが、実際の計測には使用せず。

広告接触(クリック)と無効化後に発生したインストール

不適用

以下のいずれかに紐付け:

無効化前に広告接触 / 無効化後に発生したインストール 

不適用

  • SRN媒体 (GoogleやMeta広告など):アクティブでないパートナーに成果は紐付きません。
  • 非SRN媒体:AppsFlyer上ではインストールとその後のアプリ内イベントは媒体へ紐付けられますが、それらのポストバックは一切パートナーへ送信されません。
    そのため、非SRN媒体を無効化した後は、そのパートナーに紐づくインストール数は急激に減少していきますが、パートナーのルックバック期間(通常7日間)が完全に終了するまでは、インストールが一定数計測される可能性があります。
SKAN計測

適用されません。

SKAN アトリビューションが設定されている場合、 パートナーとの連携を有効にする トグルがオンまたはオフになっているかどうかにかかわらず、SKAN データが記録されます。

連携済みパートナーのアクティブ化

現在選択されているアプリのメイン統合(連携タブ)をアクティブ化または編集:

  1. 連携の有効設定:AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > Partner Marketplaceへ移動します。
    連携の変更設定:
    AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
  2. パートナーを検索し選択してください。 連携の設定ページに移動します。
  3.  連携  タブで、パートナーとの連携を有効にするトグルをオンにします 。
  4. 連携を保存 をクリックします。

他の連携タイプを参照してください。

 警告

キャンペーンの一時停止や終了に、パートナー連携を有効にするトグル設定を使用しないでください。配信中のキャンペーンに修復不能な不具合が生じることがあります。

連携を有効化できるのは誰ですか?

パートナー連携は、次の表に従って、マーケティング担当者と代理店によって有効化できます。

有効化設定するアカウントタイプ  SRN(サーバー連携媒体) 非SRN(アドネットワーク)
マーケティング担当者 自社運用、代理店運用に関わらず、広告主アカウントのみが設定可能 自社運用の際に有効化します。
代理店 連携の有効化 / 無効化は設定できません 代理店運用の非SRNは代理店アカウントから連携設定を行います。

パートナー連携を無効化に設定

アプリのパートナー統合を無効にするには、パートナーを有効にするトグルをオフにします。 つまり、パートナーはコンバージョンアトリビューションを取得できず、ポストバックは送信されません。 ただし、他の連携タイプのいずれかがまだアクティブ化されている場合は、パートナーの有効化 トグルが無効化された後でも動作し続けます。 これは、連携がまだアクティブ であり、データが引き続き収集される可能性があることを意味します。

パートナー連携を無効化に設定:

  1. AppsFlyerのサイドメニューから 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
  2. パートナーを検索し選択してください。 連携の設定ページに移動します。
  3.  連携  タブで、パートナーとの連携を有効にするトグルをオフにします 。
  4. 連携を保存 をクリックします。
  5. パートナーを他のすべての連携タイプから完全に非無効化するには、連携ページの各タブを確認して無効にします。
    注意:Google 広告と Meta 広告で SKAN データの記録を停止するには、[SKAN] タブにて連携を削除してください。
  6. 連携を保存 をクリックします。
  7. [オプション] 連携を保存した後、設定ページに留まりながら、他のアプリのパートナーを無効化できます。
    1. 左上のパートナー名の下にある、アプリ名をクリックしてアプリ一覧を開いてください。
    2. ドロップダウンリストから別のアプリを選択してください。
    3. 手順 2 から 4 を繰り返します。

使用されていない連携を無効化

キャンペーンが終了しても、パートナーとの連携を有効化にするトグルがONのままになっているパートナーは、キャンペーンデータを含む各種ポストバックを受け取り続けます。これにより、データプライバシーに関する問題が発生してしまう可能性があります。データプライバシーの問題を防ぐために、未使用の連携を無効化することをお勧めします。

自動無効化

アドネットワークまたは代理店の連携が過去90日以内にコンバージョンなしで有効であり、この期間中にパートナーを有効にするトグルが変更されていない場合、連携は自動的に無効になります。 パートナーを有効にする トグルをオフにすると、アトリビューションされず、ポストバックは送信されません。ただし、連携はいつでも有効化できます。

手動での無効化

過去 30日間以上未使用のパートナー連携のうち、まだアクティブなものを識別し、無効化するように通知するために、 [連携済みパートナー] 画面の上部に警告メッセージが表示されます。

active-integrations-deactivate-message-mini2.png

このメッセージには、現在選択されているアプリからの連携のうち、最近のコンバージョンがないことを示す 未使用の連携を無効化 ダイアログボックスへのリンクが含まれています。 このページから、アクティブな連携を確認し、無効化する連携を選択できます。

 注記

ダイアログボックスで連携を無効化すると、メインの連携のみが無効化されます(パートナーの有効化 トグルはオフになります)。 他の連携タイプがオンのままの場合、連携は引き続きアクティブと見なされます。

使われていないパートナー連携の表示、無効化の手順:

  1. AppsFlyerのサイドメニューから 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
  2. ページ上部の警告メッセージで、無効にするをクリックします。
  3. 未使用の連携を無効化ダイアログボックスから、現在選択されているアプリのすべての未使用のパートナー連携を確認できます
    注:リストは、送信されたポストバックの数が最も多い使われていないパートナー連携によって並べ替えられます。
  4. 無効化するパートナー連携を選択します。
  5. 無効化をクリックしてください。確認後、選択したパートナー連携は無効化されます。
  6. パートナーを他のすべての連携タイプから完全に非無効化するには、連携ページの各タブを確認して無効にします。
    注意:Google 広告と Meta 広告で SKAN データの記録を停止するには、[SKAN] タブにて連携を削除してください。

または、特定のパートナー連携画面に移動し、関連するタブから連携タイプのいずれかをオフにすることで、パートナーを非アクティブ化することもできます。

 注記

  • ダイアログボックスから連携を無効化すると、パートナーの有効化トグルのみがオフになります。 他の連携タイプのいずれかがまだアクティブな場合、パートナー連携はアクティブと見なされます。
  • マーケティング担当者は、特定のシナリオでプラットフォームがパートナーの無効化を処理する方法にも注意する必要があります。同様に、ポストバックを必要とするマーケティングおよび分析パートナーもアクティブ化する必要があります。

警告メッセージを表示し、未使用の連携を無効化できるのは誰ですか?

  • アカウントユーザーには設定を編集できるパートナーに対してのみ、このメッセージが表示されます。
  • 代理店アカウント上でメッセージは表示されますが、無効化できるのは代理店アカウント上での連携設定のみです。
  • パートナーアカウントからは、連携を設定する権限を持っていても、無効化のメッセージを見ることはできません

パートナー / 代理店アカウントからのダッシュボードへのアクセス

パートナーと代理店には、アクセス許可に応じて異なるダッシュボードビューと設定オプションがあります。

パートナーの可視性

  • パートナーはパートナーのアクティブ化の設定を読み取り専用モードで確認できます。これは仮に連携設定の権限を付与されていたとしても同様です。
  • 連携設定の内容がどのように確認できるかどうかは、以下の表に記載されているように、連携作業を行なったのが広告主アカウント上か、代理店アカウント上かによって異なります。 
連携設定を行なったアカウント  パートナーに表示される設定
マーケティング担当者 はい
代理店 いいえ

代理店への権限付与

アプリを操作し、あなたに代わってトラフィックを実行する権限を代理店に付与できます。

1アプリに対する代理店権限を付与するには:

  1. AppsFlyerのサイドメニューから 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
  2. 代理店を見つけて選択します。
  3. 権限 タブに移動し、代理店の権限をオンにします。
  4. [任意]代理店アカウントへの追加の権限付与

 注記

  • 代理店は、 SRN以外のパートナーの パートナーとの連携を有効化トグルを設定できます。
  • マーケティング担当者 は、 SRN のパートナー連携設定を有効化または無効化できます。その場合、そのSRNのインストールは代理店にアトリビューションされせん

代理店権限の付与の無効化

代理店の権限が無効になっている場合:

  • 代理店はAppsFlyerの管理画面のアプリにアクセスできません。
  • 新しいインストールやイベントは代理店に紐づけられません。
  • ポストバックは、代理店が使用するメディアソースには送信されません。
  • 代理店を無効にする前に発生したコンバージョンに紐づく新しいイベントは、その媒体への紐づけとともに広告主の管理画面に表示されますが、ポストバックはメディアソースに送信されません。

注:マーケティング担当者が代理店の権限を無効にすると、代理店の過去のデータ(インストールやコストなど)は不透明になります。

次の例は、マーケティング担当者が代理店のアクセス許可を削除した後も送信され続けるトラフィックに何が起こるかを示しています:

 例1

非SRN(通常連携媒体)の代理店キャンペーン

トラフィックは、オーガニック、またはまだルックバック期間内にある場合は以前のエンゲージメントに起因します。代理店にはアトリビューションされません。

(AppsFlyerが、計測リンクからクリックを受け取るだけでなく、パートナーAPIにもクエリを送信する場合)

 例2

SRNの代理店キャンペーン

そのトラフィックは広告主の管理画面上ではSRNに紐づけられますが、代理店アカウントには成果が紐づけられません。