パートナーとの連携の有効化と無効化

概要: パートナー連携を有効化または無効化し、データの取得を許可または拒否し、さまざまな機能に対するアクションを実行します。 

連携済みパートナー

連携済みパートナーとは、以下の表の 少なくとも1つの機能がオンになっていることを意味します。

連携機能

機能 説明
設定 > 連携済みパートナー

コンバージョンの計測とポストバックのパートナーへの送信を有効化します。

コスト (該当する場合)

キャンペーン、広告セット、広告、国別のデータ、コスト、クリック数、インプレッションデータを取得します。

広告収益 広告収益に関するデータを取得します。
SKAN (該当する場合) パートナーからのSKANポストバック取得を設定します。

権限

アドネットワークと代理店がデータにアクセスし、連携でアクションを実行するためのアクセス許可を付与できるようにします。

 重要:

各機能は、パートナー 連携タブの パートナーとの連携を有効にするトグルの状態に関係なく、個別に実行されます。

パートナーとの連携有効化

メインの連携を有効化するには(連携タブ):

  1. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナーに移動します 。
  2. パートナーを検索し選択してください。 連携の設定ページに移動します。
  3.  連携  タブで、パートナーとの連携を有効にするトグルをオンにします 。
  4. 連携を保存 をクリックします。

新しいパートナー連携を有効にするには、こちらを参照してください。

 警告

キャンペーンの一時停止や終了に、パートナー連携を有効にするトグル設定を使用しないでください。配信中のキャンペーンに修復不能な不具合が生じることがあります。

パートナーとの連携有効化設定の影響

シナリオ パートナー連携:オン パートナー連携:オフ

新規インストールのアトリビューションとポストバック

計測:○

ポストバック:○

計測:✕

ポストバック:✕

新しいエンゲージメントイベント(インストール、リエンゲージメント、リアトリビューション)のアトリビューションとポストバック

計測:○

ポストバック:○

計測:✕

ポストバック:✕

例外:表の下部に記載されているように、無効化する前に発生した広告接触を持つ非SRN媒体のデータ

連携無効化前のエンゲージメントイベント(インストール、リエンゲージメント、リアトリビューション)のアトリビューションとポストバック

不適用

計測:○

ポストバック:✕

広告クリック

集計データにはクリック数がパートーナー名に紐づく形で表示されますが、実際の計測には使用せず。

広告接触(クリック)と無効化後に発生したインストール

不適用

以下のいずれかに紐付け:

無効化前に広告接触 / 無効化後に発生したインストール 

不適用

  • SRN媒体 (GoogleやMeta広告など):アクティブでないパートナーに成果は紐付きません。
  • 非SRN媒体:AppsFlyer上ではインストールとその後のアプリ内イベントは媒体へ紐付けられますが、それらのポストバックは一切パートナーへ送信されません。
    そのため、非SRN媒体を無効化した後は、そのパートナーに紐づくインストール数は急激に減少していきますが、パートナーのルックバック期間(通常7日間)が完全に終了するまでは、インストールが一定数計測される可能性があります。
SKAN計測

適用されません。

SKAN アトリビューションが設定されている場合、 パートナーとの連携を有効にする トグルがオンまたはオフになっているかどうかにかかわらず、SKAN データが記録されます。

パートナー連携可能なアカウントタイプ

パートナー連携は、次の表に従って、マーケティング担当者と代理店によって有効化できます。

有効化設定するアカウントタイプ  SRN(サーバー連携媒体) 非SRN(アドネットワーク)
マーケティング担当者 自社運用、代理店運用に関わらず、広告主アカウントのみが設定可能 自社運用の際に有効化します。
代理店 連携の有効化 / 無効化は設定できません 代理店運用の非SRNは代理店アカウントから連携設定を行います。

無効化されたパートナー

パートナーとの連携を有効にする トグルのみを無効にすると、パートナーはコンバージョンのアトリビューションを取得せず、ポストバックはパートナーに送信されません。ただし、他の連携機能は、有効化されたままの場合は、パートナーとの連携を有効にするトグルがオフに設定された後も動作し続けます。これは、連携がまだアクティブ であり、データが引き続き収集される可能性があることを意味します。

パートナー連携の無効化

  1. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナーに移動します 。
  2. パートナーを検索し選択してください。 連携の設定ページに移動します。
  3.  連携  タブで、パートナーとの連携を有効にするトグルをオフにします 。
  4. 連携を保存 をクリックします。
  5. パートナー連携を完全に無効化するには、他のタブの各連携機能を確認し、すべての機能を無効にします。

     注記

    Google 広告と Meta 広告で SKAN データの記録を停止するには、[SKAN] タブにて連携を削除してください。

  6. 連携を保存 をクリックします。
  7. [オプション] 連携を保存した後、設定ページに留まりながら、他のアプリのパートナーを無効化できます。
    1. 左上のパートナー名の下にある、アプリ名をクリックしてアプリ一覧を開いてください。
    2. ドロップダウンリストから別のアプリを選択してください。
    3. 手順 2 から 4 を繰り返します。

使用されていない連携を無効化

キャンペーンが終了しても、パートナーとの連携を有効化にするトグルがONのままになっているパートナーは、キャンペーンデータを含む各種ポストバックを受け取り続けます。これにより、データプライバシーに関する問題が発生してしまう可能性があります。

これらのパートナーを特定し、無効化するように通知できるように、[アプリ設定] ページの上部に通知が表示されます。このメッセージは、最近コンバージョンが発生していないパートナーの数を示します。
このメッセージを見ることができるのは誰ですか?

  • アカウントユーザーには設定を編集できるパートナーに対してのみ、このメッセージが表示されます。
  • 連携を構成する権限を持つパートナーには、無効化メッセージは表示されません。
  • 代理店アカウント上でメッセージは表示されますが、無効化できるのは代理店アカウント上での連携設定のみです。

使用されていないパートナーの一覧表示と、選択したパートナーの無効化の方法:

  1. 設定 > 連携済みパートナー画面に移動します。
  2. ページ上部の警告メッセージで、無効にするをクリックします。
    すると、パートナーの一覧が表示されます。 

    partner-bulk-deactivation-en_us.png

  3. 無効化するパートナーを選択してください。
  4. 無効化をクリックしてください。確認後、選択したパートナー連携は無効化されます。
    注意: この無効化は、 パートナー連携を有効にするトグル専用です。他の連携機能のいずれかがまだオンの場合、連携はアクティブと見なされます。

または、連携タブからパートナーとの連携を有効にするをオフにし、関連するタブからその他の 連携機能をオフにして、パートナーを無効化することもできます。

 注記

マーケティング担当者は、特定のシナリオでプラットフォームがパートナーの無効化を処理する方法にも注意する必要があります。同様に、ポストバックを必要とするマーケティングおよび分析パートナーもアクティブ化する必要があります。

パートナーと代理店のダッシュボード

パートナーと代理店には、アクセス許可に応じて異なるダッシュボードビューと設定オプションがあります。

パートナーの可視性

  • パートナーはパートナーのアクティブ化の設定を読み取り専用モードで確認できます。これは仮に連携設定の権限を付与されていたとしても同様です。
  • 連携設定の内容がどのように確認できるかどうかは、以下の表に記載されているように、連携作業を行なったのが広告主アカウント上か、代理店アカウント上かによって異なります。 
連携設定を行なったアカウント  パートナーに表示される設定
マーケティング担当者 はい
代理店 いいえ

代理店への権限付与

アプリを操作し、あなたに代わってトラフィックを実行する権限を代理店に付与できます。

1アプリに対する代理店権限を付与するには:

  1. AppsFlyerで、 連携 > 連携済みパートナー画面へ移動します。 
  2. 代理店を見つけて選択します。
  3. 権限 タブに移動し、代理店の権限をオンにします。
  4. [任意]代理店アカウントへの追加の権限付与

 注記

  • 代理店は、 SRN以外のパートナーの パートナーとの連携を有効化トグルを設定できます。
  • マーケティング担当者 は、 SRN のパートナー連携設定を有効化または無効化できます。その場合、そのSRNのインストールは代理店にアトリビューションされせん

代理店権限の付与の無効化

代理店の権限が無効になっている場合:

  • 代理店はAppsFlyerの管理画面のアプリにアクセスできません。
  • 新しいインストールやイベントは代理店に紐づけられません。
  • ポストバックは、代理店が使用するメディアソースには送信されません。
  • 代理店を無効にする前に発生したコンバージョンに紐づく新しいイベントは、その媒体への紐づけとともに広告主の管理画面に表示されますが、ポストバックはメディアソースに送信されません。

注:マーケティング担当者が代理店の権限を無効にすると、代理店の過去のデータ(インストールやコストなど)は不透明になります。

次の例は、マーケティング担当者が代理店のアクセス許可を削除した後も送信され続けるトラフィックに何が起こるかを示しています:

 例1

非SRN(通常連携媒体)の代理店キャンペーン

トラフィックは、オーガニック、またはまだルックバック期間内にある場合は以前のエンゲージメントに起因します。代理店にはアトリビューションされません。

(AppsFlyerが、計測リンクからクリックを受け取るだけでなく、パートナーAPIにもクエリを送信する場合)

 例2

SRNの代理店キャンペーン

そのトラフィックは広告主の管理画面上ではSRNに紐づけられますが、代理店アカウントには成果が紐づけられません。