概要:旧TikTok for Business (bytedanceglobal_int) は、AppsFlyerアドネットワークの連携パートナーであり、AppsFlyerでアプリのオーナー向けにクリックベースのモバイルアトリビューションの計測を提供しています。
注記
注意:2023年1月30日に、新しいTikTok for Business-アドバンスSRN連携 tiktokglobal_int が追加されました。従来の [Legacy] TikTok for Business連携 bytedanceglobal_int は徐々に廃止され、2024年3月20日に非推奨となります。この移行はTikTokによって処理され、Tiktok側から広告主様へ従来の連携を削除できると通知されます。データの損失を防ぐために、移行期間中は両方の連携を有効に保ってください。
詳細については、お知らせをご覧ください。
旧TikTok For Business の連携設定
注記
この 旧TikTok For Businessの連携を初めて有効にする場合は、代わりに新しい TikTok for Business—アドバンスSRNの連携tiktokglobal_int に切り替えることをお勧めします。旧連携は2024年3月までに廃止されます。
AppsFlyerと旧TikTok For Businessの連携は、クリック計測、コスト、広告収益、オーディエンスをサポートしています。
TikTokでキャンペーンを設定する方法について詳しくはこちらのページをご覧ください。キャンペーン名は、ダッシュボードとレポートに不一致が生じる可能性があるため、空白で開始または終了しないでください。
前提条件:連携設定を始める前に、パートナーへ連絡して広告配信のためのアカウント開設を行ってください。
統合をアクティブ化または編集するには:
-
有効にするには: AppsFlyerのサイドメニューから 、コラボレーション > パートナーマーケットプレイス を選択します 。
編集するには :AppsFlyerのサイドメニューから、コラボレーション >アクティブな連携 を選択します。 - パートナーを検索し選択してください。
- 連携の設定 をクリックします 。連携の設定ページに移動します。
- 連携タブで、パートナーとの連携を有効にするをオンにします。注意: トグルは、パートナーと作業している限りオン(アクティブ)のままにする必要があります。
- 以下の手順に従い、各タブの設定を完了します。
設定タブ
必要に応じて設定タブの内容を更新してください。
連携
このタブでは、旧TikTok for Businessとの連携を設定できます。
連携を有効にして設定する方法:
- パートナーを有効にする をオンにします。このパートナーで広告配信を行っている間は、パートナーを有効にするがオンになっている必要があります。
- [オプション] Tiktok Ads管理画面で確認できるTikTok App IDを入力してください。
- TikTokアプリIDは、Tiktok Ads Managerで生成されるユニークなコードで、TikTokが広告主のアプリ所有権を確認するために使用されます。
- 必須ではありませんが、全てのアプリのアプリIDを入力することを推奨しています。
これにより、旧TikTok for Businessのデータをより効率的に管理でき、追加の製品にアクセスできます。 -
複数のTikTokアプリIDを追加する方法:
- 1つ目のTikTokアプリIDを入力してください。
- Enterをクリックしてください。
- 次のTikTokアプリIDを入力してください。
注記
- TikTokアプリIDを設定しても、AppsFlyerのデータには影響しません。
- iOS 14のTikTokアプリIDの要件について詳細を参照してください。
- [オプション] ビュースルー計測を有効にしてください。ビュースルー期間は計測リンクを使用して設定されます。
注記
旧TikTok For Businessはサービスを利用するユーザーを保護するために、高度なデータプライバシー対策を使用しています。2021年10月23日から旧TikTok For Businessは、デバイスレベルでのビュースルーの計測データを、一部制限をかけた状態で広告主へ提供しています。ローデータレポート、Push APIメッセージ、Pull APIレポート、データ出力画面、Data Lockerなどのユーザーレベルのソースの場合、次の項目に値が入力されます。
- メディアソース(bytedanceglobal_int)
- Channel
- Attributed touch type (impression)
- Attributed touch time (日付のみ "dd/mm/yyyy" 記録されます)
- キャンペーン ("restricted"と記録されます)
このデータはGCD APIではご利用いただけません。
集計データレポートはビュースルーコンバージョンを引き続き表示します。
- ユーザーのインストール数に続いて、ポストバックを旧TikTok For Businessに送信します。次のオプションを選択してください:
- 旧TikTok For Businessに紐づくユーザーから発生したイベントの場合は、「このパートナーに紐づくイベントのみ」を選択します。
- 全てのインストールを旧TikTok For Businessにレポートする場合は、「オーガニックを含む全てのパートナーに紐づくイベント」を選択します。つまり、TikTokが全てのユーザーベースの情報を保持することを意味します。
- 【任意】旧TikTok Fore Businessにアプリ内イベントのポストバックを送信する方法:
- アプリ内イベントポストバックを有効にします。
- [オプション] アプリ内イベントのポストバック期間を設定してください。
- イベントの送信オプションを選択します。
- [このパートナーのみ] は、このパートナーに成果が紐づくユーザーからのみ発生したイベントを送信したい場合に選択します。
- [オーガニックを含む全メディアソース] は、パートナーに利用可能な全てのユーザーベースを送信したい場合に選択します。
- イベントを追加をクリックし、SDKまたはS2Sイベントをリストに追加してください。次の表にて入力する必要がある項目について説明しています。
注意:カスタムイベントのイベント名には、小文字の英数字(a-zおよび0-9)、アンダースコア、ダッシュなど、最大50文字を含めることができます。イベント名は文字で始まる必要があります。
- 連携を保存 をクリックします。
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
AppsFlyerイベント |
アプリに実装されているSDKまたはサーバー間(S2S)イベントからAppsFlyerが受信したイベント名。
|
パートナー側のイベント名 |
パートナー側で定義されている各イベントの固有の名前またはID
|
送信ユーザーの流入元: |
最適なイベントの送信オプションを選択します。
|
送信データ: |
ポストバックでどのイベントデータをパートナーと共有するか選択してください。
|
旧TikTok For Businessのイベント識別子
Event name | 説明 |
---|---|
登録 | ユーザー登録 |
Pay(Purchase) |
ユーザーが購入取引を行った場合(注意):購入・支払いイベントを旧TikTok For Business にポストバックする場合は、eventValue パラメーターで送信される JSON の一部として、収益通貨コードを送信する必要があります。SDKおよびS2S によって送信されたイベントに対しては、必ずこれを行うようにしてください。 |
View_content | ユーザーがコンテンツを閲覧しました |
Checkout | ユーザーがチェックアウトをしました |
Add_to_cart | ユーザーが商品をカートに入れました |
Unlock_achievement | ユーザーがアチーブメントを達成しました(例:ゲームで支出マイルストーンを達成) |
Subscribe | ユーザーがサブスクライブしました |
Start_trial | ユーザーがトライアルを開始しました |
Spend_credits | ユーザーが獲得したポイント/クレジット(例:ロイヤリティポイント等)を使用しました |
検索 | ユーザーが商品を検索しました |
率 | ユーザーが商品を評価しました |
ログイン | ユーザーがアプリにログインしました |
Loan_disbursal | ユーザーにローン金額が支払われました |
Loan_approval | ユーザーのローン申請が承認されまいた |
Loan_application | ユーザーがローンを申請しました |
Achieve_level | ユーザーがレベルを完了しました(例:ゲーム) |
Join_group | ユーザーがグループに参加しました |
InApp_ad_impr | ユーザーが広告を閲覧しました(インプレッション) |
InApp_ad_click | ユーザーが広告をクリックしました |
Generate_lead | ユーザーが商品に関心を示しました(リード生成) |
Create_role | ユーザーが役割を作成しました |
Create_group | ユーザーがグループを作成しました(例:PubG、WhatsAppなどのグループ) |
Complete_tutorial | ユーザーがチュートリアルを完了しました |
Launch_app | ユーザーがアプリを起動しました |
Add_to_wishlist | ユーザーが商品をウィッシュリストに追加しました |
Add_payment_info | ユーザーが支払情報を追加しました |
計測リンク
計測リンクの構造とパラメーターについての詳細はこちら
計測リンクを作成するにはこれらの手順に従ってください。
計測リンクを生成するときは、以下のリストからパラメータを選択し、表に詳述されている旧TikTok For Businessパラメータ名にマッピングします。
パラメータのマッピング
AppsFlyer |
旧TikTok For Business |
---|---|
af_siteid |
__CSITE__ |
af_channel |
__PLACEMENT__ |
c |
__CAMPAIGN_NAME__ |
af_c_id |
__CAMPAIGN_ID__ |
af_adset |
__AID_NAME__ |
af_adset_id |
__AID__ |
af_ad |
__CID_NAME__ |
af_ad_id |
__CID__ |
af_ad_type |
__CTYPE__ |
コスト
AppsFlyerはコストの詳細をAPIで取得します。サポートされているディメンション、指標、および機能の詳細については、アドネットワークコスト連携に関する表を参照してください。
注:コストデータにはROI360のサブスクリプションが必要です。
旧TikTok for Business(アドバンス SRN)で、コスト、クリック数、インプレッション数とのAPI接続を有効にする方法:
- 「コスト」タブに移動し、「コストデータを取得」を有効にします。
- 「TikTok Adsにログイン」をクリックします。
- 開いたTikTokの画面からTikTokアカウントにログインして、必要な権限を確認します。
-
少なくとも 1つの広告主IDをリンクします。
- 広告主アカウントIDはTikTokから取得できます。TikTokビジネスアカウントで ユーザー > メンバーに移動し、広告主アカウントでIDを確認できます。
- 追加する広告主IDが、手順1で接続したTikTokアカウントに紐づいていることを確認してください。
- 最大 30個の広告主IDを追加できます。
- 注意::広告主IDに関連する変更が反映されるまで、最長で24時間ほどかかることがあります。
コストAPIのステータスを表示と一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、AppsFlyerがコスト(および広告収益)連携ステータス管理画面、または個別のアドネットワーク管理画面のいずれかで確認してください。
警告
広告主アカウントと代理店アカウントの両方に同じアプリで同じ広告主IDを使用すると、反映されるコストデータが重複する可能性があります。
広告収益
この設定は、パブリッシャーとしてパートナーの広告をアプリ内で表示している場合のみ該当します。この設定を行うことにより、ユーザーの流入元別に広告とのエンゲージメントを測定することができ、最も収益性の高いソースを見つけることができます。
広告収益APIを有効にする方法:
- これらの連携手順に従ってください。
権限
このタブでは、旧TikTok For Businessが特定のアクションを実行するための権限を選択できます。旧TikTok For Businessのアトリビューションが無効になっている場合でも、権限タブは使用可能であり、旧TikTok For Businessに権限を付与することができます。
付与できる権限の詳細については、こちらをご覧ください。
特性と制限
特性 | 備考 |
---|---|
アクションを完了できません | TikTokは、 ビジネスアカウント以外がApple App StoreとGoogle Playストアにリダイレクトするリンクを入稿するのをブロックし始めました。 詳細については、アフィリエイトマーケターとの連携を参照してください。 |
TikTokのアプリIDのステータス | TikTokのアプリIDを生成する場合、TikTokのアプリIDを正しく発効した後、イベントがTikTok(アトリビューション済みまたはアトリビューションなし)に送り返された後にのみ、ステータスが「確認中」から 「確認済み」に変わります。 |