PBAにおけるメディアソースとキャンペーンマッピング

概要:この記事ではPBA(ピープルベースドアトリビューション )においてメディアソースマッピングがどのように機能するかを説明します。

はじめに

メディアソースマッピングは、ユーザーをWebサイトに誘導したクレジット(成果)を取得するメディアソースを決定します。また、メディアソースをメディアタイプに関連付けます。

PBAのメディアソースマッピングは、モバイルのメディアソースマッピングとは異なります。モバイルのメディアソースマッピングにはSRNからの回答またはアトリビューション計測リンクが必要ですが、PBAではメディアソースマッピングにおける多くの要素が組み込まれています。

セルフアトリビューションの防止

PBAでのメディアソースマッピングの最初の特徴は、セルフアトリビューション の防止です。セルフアトリビューションとは、ウェブサイト自体がメディアソースと見なされる場合です。
たとえば、ユーザーがexample.comからabout.example.comへのリンクをクリックすると、メディアソースはexample.comとなります。

望ましい結果は、ウェブサイトexample.comがメディアソースと見なされないことです。そのために、PBAは参照除外リストを使用します。

バンドルブランドを作成する際に、ウェブサイトのドメインを指定することで、PBAでこのドメインをメディアソースと見なさないようにします。

メディアソースの決定

PBAは、Web SDKを使用することにより、クエリパラメータとリファラーを使用してメディアソースを決定します。 PBAがメディアソースマッピングに使用する次のメソッドは以下の通りです。

pidパラメータによるメディアソースマッピング

pid クエリパラメータが最も高い優先順位を取得します。Web SDKが pid パラメータを検知すると、その値を使用してメディアソースを決定します。例については、次の表を参照してください。

URL メディアソース名 概要
mywebsite.com?pid=MyMediaSource MyMediaSource Web SDKは、URLで pid パラメータを見つけてPBAに送信し、PBAはメディアソースをMyMediaSourceとして決定します。
mywebsite.com?pid=MyMediaSource & utm_source = AnotherMediaSource MyMediaSource utm_sourceよりも pid パラメータが優先されます

特殊なケース

ほとんどの場合、PBAは pid パラメータの正確な値をメディアソース名として決定します。場合によっては、 pid AppsFlyerがSRNとして認識する 値がある場合、PBAはメディアソースをSRNと判断します。

  URL メディアソース名
通常のpid mywebsite.com?pid=MyMediaSource MyMediaSource
SRNのpid mywebsite.com?pid=facebook_int Facebook広告

その他のモバイルライクなパラメーター

pid モバイルアトリビューションリンクで使用されていることはご存知でしょう。同様に、キャンペーン名を示すために c パラメータが使用されます。 pid c を一緒に使用して、メディアソースとキャンペーンを示すことができます。キャンペーン名は PBAローデータで確認できます。

クリックIDによるメディアソースマッピング

クリックIDは、キャンペーンの自動タグ付けに(Googleなどの)主要な広告ネットワークで使用されます。自動タグ設定の詳細については、 こちらご覧ください。

クリックIDは、 pid パラメータの後に2番目に高い優先順位を取得します。 pid がURLにない場合、Web SDKはクリックIDを探します。

Web SDKは、3種類のクリックIDを探します。

  • gclid - これは Google click ID です。このパラメータがURLにある場合、メディアソースはgoogleadwords_intです。GoogleはこのGCLIDソリューションを公式にサポート及び推奨をしていません。GoogleがGCLIDパラメータを廃止する場合、マッピング方法はそれに対応するように変更されます。
  • dclid - これは DoubleClick click IDです。このパラメーターがURLにある場合、メディアソースはdoubleclick_intです。
  • msclkid - これは Bing click ID です。このパラメーターがURLにある場合、メディアソースはbingsearch_intです。

UTMパラメータによるメディアソースマッピング

UTMパラメータは、source, medium, campaignキャンペーンを決定するために使用されるパラメータのセットです。たとえば、UTMパラメータを含むURLは次のようになります。

https://example.com?utm_source=media_source & utm_medium = cpc & utm_campaign = summer_sale

UTMパラメータは3番目に高い優先順位を取得します。pid またはクリックIDがURLにない場合、Web SDKはUTMパラメータを探します。メディアソースマッピングのために、 utm_source および utm_medium のみが考慮されます。

UTM emailルール

utm_medium がemail, mail, またはe-mailの場合、メディアソースマッピングはEmailに決定されます。これは、 utm_source 値とは無関係です。

UTMカスタムルール

特定のメディアソースにマッピングするために、いくつかの utm_source utm_medium の組み合わせがあります。次の表を参照してください。

utm_source utm_medium 最終的なメディアソースのマッピング
google cpc / ppc / paidsearch / search googleadwords_int
google cpm / display / banner / video / listing doubleclick_int
dfa / dbm cpm doubleclick_int
facebook cpc / ppc / cpm / cpa / paidsocial / paid-social Facebook広告
bing cpc bingsearch_int
yahoo / gemini cpc / display / listing / yahoogemini_int
twitter cpc Twitter
snapchat swipe snapchat_int
pinterest cpc pinterest_int

リファラーによるメディアソースマッピング

リファラーは、ユーザーをWebサイトに送るソースです。ユーザーがサイトにアクセスすると、Web SDKは ブラウザのリファラーを探します。

リファラーは、すべてのマッピング方法の中で最も低い優先度を取得します。URLに pid , click ID, またはUTMパラメータがない場合、PBAはリファラーを使用してメディアソースを決定します。

ほとんどの場合、PBAは、リファラーのドメインをメディアソースとしてマッピングします。例えば、ユーザが https://somewebsite.com からサイトへアクセスした場合、メディアソースはsomewebsite.comとしてマッピングされます。

メディアソースタイプの決定

PBAはメディアソースタイプも決定します。メディアソースのタイプはPBAローデータに表示されますが、PBA分析ページには表示されません。

Webキャンペーンの場合、マーケティング担当者は通常、メディアソースを3つのタイプのグループに分割します。

  • Paid(有料) - 広告キャンペーン(ディスプレイバナー、ビデオ、検索広告など)
  • Owned(オウンドメディア) - Eメールキャンペーン、ソーシャル投稿、ブログなど自社メディアからのマーケティングキャンペーン
  • Earned(獲得) - 直接、もしくは検索エンジン、紹介、または実際の直接トラフィックからのオーガニックトラフィック

メディアタイプを判別するためにPBAが使用する以下のメソッドを参照してください。

pidによるメディアソースタイプの判別

URLに pidパラメータがある場合、PBAはメディアタイプを paid とします。pidが、ウェブサイトを宣伝するために支払う広告ネットワークまたは広告ソースを表すという意味から来ています。pidパラメータが、最も高い優先度です。

pidの値がカスタムメディアソースである場合、PBAはメディアタイプを Owned とします。カスタムメディアソースは、AppsFlyerがモバイルカスタムリンクを使用することを推奨するメディアソースです。次のリストを参照してください。

  • Social Facebook
  • Social Twitter
  • Eメール
  • SMS
  • ブログ

これらのメディアソースのいずれかが pidパラメータの値として表示される場合、PBAはメディアタイプをOwned とします。

クリックIDによるメディアソースタイプの判別

URLにclick IDがある場合、PBAはメディアタイプを paid とします。クリックIDの優先度は2番目に高くなっています。pidがURLにない場合、Web SDKはクリックIDを探します。SDKがが探すクリックIDは次のとおりです。

  • gclid - これは Google click ID です。GoogleはこのGCLIDソリューションを公式にサポート及び推奨をしていません。GoogleがGCLIDパラメータを廃止する場合、マッピング方法はそれに対応するように変更されます。
  • dclid - これは DoubleClick click IDです。
  • msclkid - これは Bing click IDです。

UTMパラメータによるメディアソースタイプの決定

PBAがUTMパラメータを使用してメディアソースを決定する場合、UTMパラメータがカスタムルールに応答しない限り、メディアタイプは Owned となります。

UTMカスタムルールによるメディアタイプの決定

PBAがメディアタイプをpaidとするUTMカスタムルールについては、次の表を参照してください。

utm_source utm_medium
facebook cpc / ppc / cpm / cpa / paidsocial / paid-social
google cpc / ppc / paidsearch / search
cpm / display / banner / video / listing
yahoo / gemini cpc / display / listing /
bing / twitter / pinterest cpc
snapchat swipe

リファラーによるメディアソースタイプの判別

リファラーは、ユーザーをWebサイトに送るソースです。ユーザーがサイトにアクセスすると、Web SDKは ブラウザのリファラーを探します。

リファラーは、すべてのマッピング方法の中で最も低い優先度を取得します。URLにpid, click ID, またはUTMパラメータがない場合、PBAはリファラーを使用してメディアタイプを決定します。

すべての場合において、メディアタイプがリファラーによって決定される場合、メディアタイプは Earned とします。このルールには2つの例外があります。

  • リファラーのドメインホストに https://googleads.g.doubleclick.net が含まれている場合、メディアタイプは paid となります。
  • リファラーのドメインホストに https://tpc.googlesyndication.com が含まれている場合、メディアタイプはpaid となります。

メディアチャネルの決定

PBAはメディアソースを使用してメディアチャネルを決定します。メディアチャネルのフィールドを使用すると、次の使用可能なチャネルに従ってデータを集約できます。メディアチャネルは現在PBAローデータで利用できます。

メディアソースからメディアチャネルへのマッピング:

メディアソース メディアチャネル
オーガニック Direct

検索エンジン

  • " Google検索"
  • " Bing検索"
  • " Yahoo検索"
Organic search

次のうちいずれか

  • Facebook / facebook
  • Twitter / twitter
  • snapchat
  • LinkedIn
  • pinterest
  • WhatsApp
Social media
Email Eメール

メディアソースが次のいずれかによって決定された場合

  • pid
  • utmパラメータとメディアタイプ:paid

メディアソースがgoogleadwords_intまたはdoubleclick_intであり、
リファラーに基づいて決定された

広告

メディアソースがリファラーによって決定され、
チャネルが他のチャネルとは見なされなかった

Referral

メディアチャネルを判別できなかった

その他

キャンペーンの決定

PBAは、次の2つのパラメータのいずれかによってキャンペーン名を決定します。

  • c
  • utm_campaign

各パラメーターには、対応するメディアソースパラメーターがあります。

メディアソースパラメータ キャンペーンパラメータ
pid c
utm_source utm_campaign

2つを組み合わせて使用することはできません。たとえば、 pidを使用してメディアソースを指定し、utm_campaignを使用してキャンペーンを指定することはできません。同様に、utm_sourceを使用してメディアソースを指定し、cを使用してキャンペーンを指定することもできません。

URLに pidが存在する場合、PBAは c を探してキャンペーンを決定します。見つからない場合、キャンペーンは None として扱われます。URLに utm_source が存在する場合、PBAは utm_campaign を探します。見つからない場合、キャンペーンは None として扱われます。

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