広告費インポートガイド

プレミアム機能

概要:AppsFlyer ROI360の一部である広告費のインポート機能は、キャンペーンコストのレポーティングに関するニーズに100%お応えする機能です。広告主とアドネットワークは、APIやクリック経由で広告費をレポートしないメディアソースからの広告費を記録できます。

広告費インポート

AdspendIngestion.jpg

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包括的なキャンペーンのコストデータ

- この機能を使用してクリックやAPIによってコストをレポートしないメディアソースからのキャンペーンコストを集計できます。これにより、管理画面でキャンペーンコストとROIの全体像を把握することができます。

コストはキャンペーンレベルで記録する必要があり、広告階層の他のディメンションはあくまでオプションです。広告費データは、管理画面へアップロードしたCSVファイルを使用して記録されます。更新された集計コストデータは、取り込み作業から4時間以内に管理画面上で利用可能になります。

広告主とアドネットワーク、双方が広告費データのファイルを送信および管理できます。代理店は取り込み用のファイルを準備できますが、コストデータファイルのアップロードは広告主アカウントから行う必要があります。

以前に取り込んだ広告費データも、必要に応じて上書きできます。

活用事例:

  • APIまたは計測リンクによってコストデータを送信しない広告ネットワークで発生した広告費を記録
  • ラジオや看板広告などのオフラインチャネルの費用
  • インフルエンサーに支払った費用

広告費の取り込みを管理するには、 ROI360 > 広告費用の取り込みに移動します。 
注意: 広告費インポート画面は、アカウントレベルの制御となります。つまり、広告主はアカウント内のすべてのアプリの取り込みを同じページを使用して管理します。

広告費ファイルの準備 / アップロード / インポート

コストデータファイルの準備、アップロード、取り込みに使用できるワークフローは2つあります:

  • AppsFlyer管理画面でファイルをアップロードします。
    注記:
    • 最初にこの方法を試すことをお勧めします。なぜなら、ファイル形式とコンテンツの問題によるエラーメッセージがすぐに表示され、問題の解決が容易なためです。
    • この方法は、Rokuアプリでは使用できません。
  • メール送信することでファイルをアップロードします。
    • Rokuアプリの場合は、この方法のみを使用してください。

両方のワークフローについては、以降のセクションで説明します。

アップロード作業の流れ 

ワークフロー:管理画面上でのファイルアップロード

Step 説明 リンク
1

(広告ネットワークのみの手順):
広告ネットワークがファイルを送信する前に、広告主は広告ネットワークにその権限を付与する必要があります。

広告費インポートの権限付与
2

CSVファイルの準備

注意:代理店様側で、データ用のファイルを準備することもできます。詳細はこちら

CSVファイルのフォーマットとスキーマ
3

管理画面上でのファイルのアップロードとインポート

広告費ファイルのアップロード

4

インポート完了後、管理画面上でインポートの状況の確認

  • Status
  • 一致した行 (多くの場合、一致した行の割合が低いと、データにエラーがあることを意味します)
広告費インポートの作業
 

追加作業:以前取り込んだデータを上書きする

以前に取り込んだ費用の上書き

ワークフロー:メールでのファイルアップロード

Step 説明 リンク
1

(前提条件:広告ネットワーク向けのステップ):
広告ネットワークがファイルを送信する前に、広告主は広告ネットワークにその権限を付与する必要があります

広告費インポートの権限付与
2

前提条件:広告費トークンの取得

広告費トークンの取得
3

CSVファイルの準備

注意:代理店様側で、データ用のファイルを準備することもできます。詳細はこちら

CSVファイルのフォーマットとスキーマ
4

メールでファイルを送信

Email

5 AppsFlyerがステータスレポートをメールで送信
(インポートが成功したかどうか、または問題が見つかったかどうかが記録されます。)
 
6 インポート完了後、管理画面上でインポートの状況の確認
  • ステータス 
  • 一致した行 (多くの場合、一致した行の割合が低いと、データにエラーがあることを意味します)
広告費インポートの作業
 

追加作業:以前取り込んだデータを上書きする

以前に取り込んだ費用の上書き

手順

CSVファイルのフォーマットとスキーマ

広告費のCSVファイルのフォーマット、スキーマ、および検証のルールについてはこちらをご覧ください。ExcelまたはGoogleスプレッドシートを使用してファイルを作成する場合には、Excelフォーマットの手順 を確認してください。

サンプルファイルを参照してください。

読み進める前に、次のスクリーンショットに示すように、CSVファイルの準備で発生する最も一般的なエラーに注意してください。

ingestionfile_en-us.png

広告費のCSVファイルのフォーマット、スキーマ、および検証のルールについては以下のセクションをご覧ください。ExcelまたはGoogleスプレッドシートを使用してファイルを作成する場合には、 Excelフォーマットの手順を確認してください。

 注意

ExcelまたはGoogleスプレッドシートを使用して、CSVファイルが正しくフォーマットされていることを表示または確認しないでください。代わりにeditorを使用してください。

コンテンツのルールと広告費CSVファイルのスキーマ

ポイント 要件

禁止文字

文字列形式のフィールドの最初の文字として=+-@を含めることはできません。たとえば、 @example_campign=123といった文字列は禁止されています。

Media source

  • 1ファイルごとに1つのメディアソースのデータ
  • 同じメディアソースでの複数アプリのデータは可能
  • 制限:
    • 既にAppsFlyerとCost APIでの連携が行われているメディアソースのコストデータは送信しないでください。これらのメディアからのデータインポートはサポートしていません。これには、Meta広告、Apple Search Ads、Snapchatが含まれます。

アプリ所有者 

1ファイルごとに1つのアプリ所有者のデータ同じ広告主の複数のアプリのデータは送付可能です。

ファイル名の拡張子

CSV
例: abc123.csv

ファイル構造

  • フォーマット:CSV形式で、各列はカンマで区切ってください。ExcelがCSVファイルをフォーマットするときのデフォルト設定です。Excelがセミコロン(;)でファイルをフォーマットする場合、コンピューターの地域特有の設定が関係しています。
  • ヘッダー行:最初の行は、スキーマと一致するヘッダー行です
  • データ行:必須カラムを含む
    注意: データに末尾の空白がないことを確認してください。例えば、[USD]( D の後に空白がある)は、[USD]に変更する必要があります。
  • 空白行 :許可されていません
  • 同じキーを持つ重複した行 :許可されていません。キーは必須フィールドのものを使用してください。
  • 空白のセル: ファイルでは空の値は許可されません。 特定のフィールドをアップロードしない(必要ない)場合には、ファイルに含めないでください。

広告パラメータの階層

下位階層でアップロードされる部分的なデータは、キャンペーンレベル以降のデータをすべて上書きします。

例: adset1のコストが含まれるキャンペーンのコストをインポートした後に、同じキャンペーンでadset2のコストが含まれたコストを別のファイルで個別に取り込んだ場合、キャンペーンの合計コストが置き換えられ、後に取り込んだadset2のデータのみが表示されます。インポートするファイルにadset1とadset2のデータを含める必要があります。

広告費CSVのスキーマ

カラム名 

(大文字と小文字を区別してください)

フォーマット/備考

必須

date

  • 費用が発生した日付
  • フォーマット:文字列(String):
    (推奨) YYYY-MM-DD
    YYYY/MM/DD
    MM-DD-YYYY 
    MM/DD/YYYY 
  • 将来の日付は不可です。
  • ベストプラクティス: アプリ設定画面で設定されているタイムゾーンと同じタイムゾーンを使用します。
  • :Excel / Googleスプレッドシートを使用してファイルの準備する場合には、こちらも参照してください。

2019-05-30
2019/05/30
5-30-2019 
5/30/2019
05-30-2019
05/30/2019

 

app-id

  • フォーマット:String
  • 管理画面に表示されているApp ID
  • 1つのファイル内に複数のアプリのデータを含められます。
  • すべてのアプリは同じ広告主に属している必要があります。
  • com.app.name 
  • id12356789

media-source

  • フォーマット:String
  • 正確な管理画面に表示されているメディアソース名
    注意:管理画面でもそう表示されている場合には、必ず _int の文字を末尾に付けてください。 
  • 1ファイルにつき、1つのメディアソースデータのみインポート可能です。

network_x_int

campaign

  • フォーマット:文字列 (String)
  • Campaign nameキャンペーン名が管理画面に表示されている場合、その表示名と一致させる必要があります(大文字と小文字が区別されます)。
  • 複数のアプリで同じキャンペーン名を使用しないでください。

campaign_a

広告費

  • 金銭的な費用
  • 小数点以下5桁まで入力可能です。
  • 0 (ゼロ)の値も入力可能です。
  • 注意
    • "2,874.12"のようなフォーマットは不可です。
    • Excel / Googleスプレッドシートを使用してファイルの準備する場合には、 こちらも参照してください。

2874.12345

 

 

geo

フォーマット:String

ISO 3166に準拠した2文字の国コード

イギリスの場合、GBではなくUKを使用してください。
:半角スペースを含まずに2文字を送信してください。

US, CN, AU

 

いいえ

currency

  • フォーマット:String
  • ISO 4217に準拠した3文字の通貨コード。
    注意: 先頭や末尾に空白がない3文字を送信するようにしてください。
  • ファイル内で、アプリごとに使用できるのは1つの通貨コードのみです。 異なるアプリであれば異なる通貨コードを入力することも可能です。 

USD, GBP, EUR, JPY

ー いいえ。

空欄の場合、USDをデフォルトで使用

campaign-id

フォーマット:String

abc1234def

ー いいえ。

:アトリビューションデータに名前とIDの存在する場合は、CSVには両方を含める必要があります。

campaign

フォーマット:String

campaign_name

広告セット

フォーマット:文字列 (String)   my_adset_1

adset-id

フォーマット:String id5678ghi

広告

フォーマット:文字列 (String)   my_ad_name

ad-id

フォーマット:文字列 (String)   id91011jkl

site-id

フォーマット:文字列 (String)   id1213mno いいえ

Channel

フォーマット:文字列 (String)    video いいえ

Keywords

フォーマット:String

  • better
  • better you app
  • better you online
いいえ

agency

  • 代理店名(af_prt パラメーターの値)
  • フォーマット:String
代理店名 いいえ

注意:英語以外の文字を含むものは、UTF-8を使用してエンコードする必要があります。

広告費トークンの取得

広告費トークンは、メール送信者が広告費ファイルの送信を承認されていることを確認するために使用されます。広告主とアドネットワークで、広告費トークンは異なります。 

注意

  • 広告主は、トークンをアドネットワークと共有しないでください。
  • アドネットワークには、独自のトークンが別で用意されています。 
  • 広告主の広告費トークン
    • 同じトークンがアカウント内のすべてのアプリに有効です。
    • どのアカウント・ユーザーでも広告費トークンを取得できます。
  • アドネットワークの広告費トークン
    • 同じトークンがすべての広告主に対して使用されます。 
    • また、広告主は アドネットワークに対して 広告費のインポートファイルを送信する権限を付与する必要があります。 

広告費トークンを取得するには:

  1. AppsFlyerで、 ROI360 > 広告費インポート画面へ移動します。
  2. ページの右上にある [広告費トークンを表示] をクリックします。
    広告費トークンが表示されます。 
  3. 広告費トークンをコピーして保存してください。

アドネットワークへの広告費インポート権限付与

アドネットワークに広告費のインポート権限を付与するには:

  1. 広告主アカウントで、AppsFlyer管理画面 > 設定 >連携済みパートナーへ移動します。
  2. 連携済みパートナーを選択してください。
  3. 権限タブへ移動してください。 
    PermissionAdNetwork.png
  4. もしまだであれば、 アドネットワーク(パートナー)権限 を有効にしてください。
  5. (オプション) アカウントユーザーを追加します。
  6. コストデータのアップロードを許可する を有効にしてください。

メールでの広告費ファイルの送信

前提条件

  • 広告主: 広告費トークンが必要です。
  • アドネットワーク:
    • 広告費トークンが必要です。 
    • 広告主はパートナー(アドネットワーク)に対して広告費の取り込み権限を付与する必要があります。

広告費ファイルをメールで送信するには

  1. メールアドレスのフィールドを埋めてください: 
    • To:adspend-upload@appsflyer.com
    • CC: 自動フィードバックのコピーを取得する必要があるユーザーのメールアドレスを入力してください。
    • 件名:  広告費トークン を貼り付けてください。 
    • 添付ファイル: 広告費データを含むCSVファイル
  2. メールを送信してください。
    • 処理が完了すると、アップロードの概要と処理中に見つかった問題またはエラーの詳細を示すステータスメールが送信されます。メールは、送信メールに含まれていた宛先と広告主のAdminアカウントへ送信されます。エラーが検知された場合は、修正対応を行う必要があります。 注意:ステータスメールが受信されなかった場合は、 こちらをご覧ください
    • 広告費インポートのページにて、送信されたファイルのステータスを確認できます。

広告費ファイルのアップロード

広告費ファイルをアップロードするには

  1. AppsFlyer管理画面 左メニュー ROI360 > 広告費インポート画面へ移動します。
    広告費のインポートのページが表示されます。 
  2. + 広告コストファイルをアップロードするをクリックしてください。
    広告コストのアップロード画面が開きます。
  3. CSVファイルを広告費ファイルのインポート画面にドラッグしてください。
    ファイルを処理しているメッセージが表示されます。
  4. アップロード中にエラーメッセージが表示された場合:エラーを修正して、関連する手順を繰り返してください。
  5. 広告費インポート:ファイルサマリー画面が開きます。

    AdspendInestionFileSummary.png

  6. 以下を実行してください。
    • アップロードを中止し、[インポートのキャンセル] をクリックしてください。 
    • インポート処理を完了し、[ファイルのインポート]をクリックしてください。
      All set! というメッセージが表示されます。
  7. [別のファイルをインポートする] もしくは [完了] をクリックしてください。

広告費インポートの管理

広告費インポートのページ上では、次の操作が可能です。

  • インポートしたファイルのステータスを確認:データが取り込まれていないか、部分的に取り込まれた可能性があるため、注意が必要なファイルを特定します。ファイルを再インポートする必要がある場合もあります。
  • 不一致の行インジケーターを確認:一致した行の割合が低い場合、エラーを含むデータである可能性があります。
  • インポートされたCSVファイルのコピーのダウンロード
  • インポートのキャンセル

アップロードされたファイルと不一致レポートの確認権限

  • すべてのアカウントユーザーが広告費インポートのページにアクセス可能です。 
  • しかし、詳細情報へのアクセスは各アプリの権限を持つアカウントユーザーに制限されます。
  • ファイルに複数のアプリのデータが含まれている場合には、操作するアカウントユーザーはファイルに含まれているすべてのアプリへのアクセス権限が必要です。

広告費のインポート作業

ファイル単位でインポートステータスを確認する方法:

    • ROI360 >  広告インポート画面へ移動します。
      [広告費インポート] のページで、インポートされたファイルのリストが表示されます。
    • ファイルに含まれるすべてのアプリに対するアクセス権限がある場合には、 Actionのコマンドを使用して次のことが行えます。
      • CSVファイルのダウンロードアップロードされたCSVファイルのコピーが取得できます。
      • 不一致レポートのダウンロードファイル内のすべてのアプリに関するデータです。

アプリ単位でインポートステータスを確認するには

  • ファイルを選択してください。
    アプリ単位のページが表示されます。広告費ファイル内のアプリのリストが表示されます。

    Adspendingestions2.png

  • 以下のように、ファイルレベルもしくはアプリレベルのアクションを実行してください。
  • ファイルレベル: ファイルに含まれるすべてのアプリに対するアプリのアクセス許可がある場合は、ページの右上にあるコントロールを使用して次の操作を行うことができます。
    • ファイル内のすべてのアプリの広告費インポートを元に戻す (キャンセルする)。
    • インポートされたCSVファイルのコピーをダウンロードする。
  • アプリレベル:特定のアプリに対するアプリのアクセス許可がある場合は、アクションコマンドを使用して同様の操作が可能です。
    • アプリのデータをダウンロードしてください。
    • アプリ毎の不一致レポートをダウンロードする
    • 選択したアプリの広告費インポートを元に戻す(キャンセルする)。

ステータス表示

Status Remarks
Applied アクションは正常に完了しています。
Reverted アクションは正常に完了しています。 
Error processing data

AppsFlyerのシステム側で不具合が発生しています。10分後にもう一度やり直してください。再度失敗する場合は、AppsFlyerサポートへお問合せください。

No permissions

トークンがこのアプリでは承認されていません。

  • 広告主:アプリIDが正しいことを確認してください。
  • パートナー:連携の 権限タブで 広告費インポートを許可 を有効にしていることを広告主に確認します。

検証エラー

 

 

行の一致と不一致レポート

行のマッチングは、インポート機能によって報告された広告費データの行と、管理画面上の計測データをマッチングさせるプロセスです。これは、メディアソース、キャンペーン、広告セット、広告など、ファイルのスキームで利用できる全てのディメンションを利用して実行されます。全てが一致する場合、行は is-matching=TRUE と指定されます。

名前 VS ID

広告費インポートでは、キャンペーン、広告セット、広告などのディメンションを、それらのIDではなく名前で識別します。現在、広告費用の取り込みでは、IDのみを使用した費用のレポートはサポートされていません。

:一致状況に関係なく、広告費データは記録されます。

 例:一致した行と不一致の行

Date Media source Campaign Impressions Clicks Cost 一致状況
2019-01-01 abc 5000 100 $1000 is-matching = TRUE
パフォーマンスデータあり。
2019-01-02 abc       is-matching = FALSE
2019-01-02にパフォーマンスデータなし
2019-01-02 influencer     $2500

is-matching = FALSE
2019-01-02にパフォーマンスデータなし

一致した行の割合がインポートページに表示されます。

不一致の行が予期しないものである場合は、 不一致レポートをダウンロードして原因を調査してください。必要であれば、インポートを元に戻してキャンセルしてください。

不一致レポートには、is-matched という列が含まれており、TRUE(一致)または FALSE(不一致)という値が記載されます。

一致した行の割合を表示する広告費インポートページ

Adpsendmatching.png

以前に取り込んだ広告費データの上書き

以前に取り込んだ広告費データは、以前に取り込んだデータと同じキーを持つデータを含むCSVファイルを使用して上書きすることができます。

キーは、日付、メディアソース、およびキャンペーン名のフィールドから形成されます。キーが一致した場合、最後にインポートしたデータは、以前にインポートされたデータを上書きします。

以下は、広告費データの上書きの例です。

 例:広告費データの上書き

+ は必須のフィールドを示しています。

例A:

Spend1.csvのファイルを月曜日にインポート

Date+ App ID+ Media Source+ Campaign+ 広告費
2019-06-01 com.my.app network_x campaign_a 100

Spend2.csvのファイルを火曜日にインポート

Date+ App ID+ Media Source+ Campaign+ 広告費
2019-06-01 com.my.app network_x campaign_a 200
spend1.csvで取り込んだ広告費データが、spend2.csvのデータによって上書きこれは、spend2.csvのデータが最後に取り込まれ、キーを形成する必須フィールドが同じであったためです。

例B:

Spend3.csvのファイルを月曜日にインポート

Date+ App ID+ Media Source+ Campaign+ 広告費 Geo
2019-05-01 com.my.app network_x campaign_a 100 US
2019-05-01 com.my.app network_x campaign_a 200 CN

Spend4.csvのファイルを火曜日にインポート

Date+ App ID+ Media Source+ Campaign+ 広告費
2019-05-01 com.my.app network_x campaign_a 50
Spend3.csvの広告費データは、Spend4.csvの広告費データで上書きされます。これは、Spend4.csvのデータが最後にインポート、キーを形成する必須フィールドが同じであったためです。 :Spend3.csvの行は両方とも上書きされます。

トラブルシューティング

エラーメッセージと解決策

次の表には、すべての広告費インポートのエラーメッセージとそれに対応する解決策を示しています。

エラーメッセージ 説明 解決策
ファイルに指定されたアプリIDはAppsFlyerに存在しません。正しいアプリIDが指定されているか確認してください。 アカウントにアプリIDが存在しません。 アプリIDを変更して再提出してください。

行 [行名] の列数が間違っています。期待される列数:[数値] 列、受信した列数:[数値] 列。

ファイル内のすべての列に値が必要です。 定義したヘッダーに基づいてファイル内の値を変更してください。
ファイルのヘッダーに 'media-source' がありません。
  • ファイルのヘッダーにmedia-sourceがありません。
  • カラム名は、スキーム内と同じである必要があります。
ヘッダー名にmedia-source を追加します。
ファイルには1つのみのメディアソースを含めることができます。複数のメディアソースがファイルに存在します:[メディアソースの数] 1つ以上のメディアソースを含むファイルをアップロードすることはできません。 メディアソースごとに1つのファイルに分割してアップロードしてください。
[項目] に指定された値 [値] はこの列に対して有効な値ではありません。 列のデータ形式が正しくありません。例えば、日付が yyyy-mm-dd ではなく dd-mm-yy になっています。 形式を修正して再提出してください。
アプリに対して複数の通貨が見つかりました。ファイル内の各アプリには1つの通貨を使用してください。検出された通貨:%number of currencies% アプリで使用できる通貨は1つのみです。 アップロード内で1つの通貨のみを使用して再提出してください。
ファイル内の次の列のヘッダーはサポートされていません:[ファイルヘッダー]

ファイルのヘッダーがスキームに一致しません。つまり、列名はスキームと完全に同じである必要があります。

サポートされていない列を削除して再提出してください。
ファイルヘッダーに必要な列がありません:[ファイルヘッダー] ファイルヘッダーに必須の列が抜けています。 欠落している列とその値を追加して再提出してください。
アプリに将来の日付が含まれています:[日付] 将来の日付は使用できません。 日付を今日の日付またはそれ以前の日付に修正し、再提出してください。
ファイルが空です。処理するデータがありません。 ファイルが空です。 ファイルにデータを入力し、再提出してください。
次の2つの行は、同じディメンションのため矛盾しています。ディメンションセットごとに1行分の支出を入力してください。[矛盾する行] 同じキー (必須) フィールドを持つ複数の行があります。 重複している行を削除し、再提出してください。
ファイルには1つの広告主アカウントからのデータのみを含めることができます。ファイルに異なる広告主が含まれています:[広告主名] パートナーの場合、複数の広告主を一度にアップロードすることはできません。 広告主ごとにファイルを分割してアップロードしてください。
アプリ [アプリID] がアカウントに存在しません。アプリIDを確認してください。 アプリIDが存在しません。 アプリIDを修正し、再提出してください。
アプリ [アプリID] で地域(国)コードが見つかりませんでした。ISO 3166 の2文字のコードを使用してください。 地域が存在しません。 地域を修正し、再提出してください。
アプリ [アプリID] で通貨コードが見つかりませんでした。ISO 4217 3文字のコードを使用してください。 通貨が存在しません。 有効な通貨に変更し、再提出してください。
ファイル内の1つまたは複数のアプリの検証エラーが発生しました。詳細については、ファイル情報を参照してください。 ファイル内に複数のエラーがあります。 ファイルをダウンロードして、エラーを確認してください。
ファイルの処理中に内部エラーが発生しました。もう一度アップロードしてください。
  • バックエンドでファイルの処理中に問題が発生しました。
  • 通常、これは一時的な問題です。
1時間待ってから、もう一度アップロードしてください。

取り込んだ費用データが表示されない / 別の行に表示される

事象1:データインポートが成功したのに、コストデータが表示されない

  1. 管理画面上で、キャンペーン名が重複して表示されているかどうかを確認してください。
  2. もし重複している場合には、キャンペーンIDが空白になっている行を見つけてください。
    キャンペーンIDが空白の行に広告費のデータが含まれています。

事象2:インポートされたコストが、パフォーマンス(インストール)データなしで個別(追加の行)に表示されているキャンペーンIDの行が空白です。

原因: アトリビューションデータにキャンペーンIDとキャンペーン名の両方が存在する場合、AppsFlyerがコストデータを正しく照合し、別の項目が発生しないようにするためには、CSVに両方が含まれている必要があります。

Excelを使用した、CSVファイルの日付と広告費のフィールドのフォーマット

Excel / Googleシートを使用してCSVファイルを作成する場合、ファイルをCSVファイルとして保存する前に、日付(date)と支出(spend)の列を正しくフォーマットする必要があります。次の手順を使用して、日付(date)と費用(spend)のフィールドを正しくフォーマットしてください。

CSVファイルを保存した後、コンテンツが正しくフォーマットされていることを確認してください。 :この検証にはExcelを使用せず、 各種エディターを使用してください。

Excelでの日付セルのフォーマット

Excelで日付セルをYYYY-MM-DDの形式でフォーマットするには

  1. フォーマットするセルを選択してください。
  2. 右クリックして、セルの書式設定を選択してください。
    セルの書式設定の画面が開きます。

    Formatdate..png

  3. カスタムを選択してください。
  4. タイプフィールドに、 YYYY-MM-DDと入力してください。
  5. OKをクリックしてください。
    日付がフォーマットされます。

Excelでの広告費セルのフォーマット

図に示すように、Excelでは通常、値のセルをコンマでフォーマットして千の値を区切ります。この形式は、広告費のインポートファイルには適していません。

mceclip1.png

Excelでセルをフォーマットすることで修正できます。

1000の区切り記号なしで広告費セルをフォーマットするには

  1. フォーマットするセルを選択してください。
  2. 右クリックして、セルの書式設定を選択してください。
    セルの書式設定の画面が開きます。
  3. 数値を選択してください。

    Formatnumbers.png

  1. 1000の区切り記号を使用 (,) をオフにしてください。
  2. (任意) 小数点以下の桁数を設定してください。デフォルトは2です。許可される最大値は5です。 
  3. OKをクリックします。
    セルは正しくフォーマットされています。

Excelを使用しない場合のCSVファイルの検査

CSVファイルの内容を調べるには、エディターを使用してファイルを表示してください。

  • Windows: Notepad / Notepad++
  • macOS: テキストエディット

以下は、エディターに表示されたCSVファイルのサンプルのスクリーンショットです。 

エディター画面

mceclip1.png

エディターを使用して、CSVファイルを検査してください。特に、次の点に注意してください。

  • 空白スペース:フィールドを区切るコンマの前後に、空白スペースがないことを確認してください。Excelでは、@trimのコマンドを使用して空白スペースを削除してください。
  • 日付:日付フィールドの形式がYYYY-MM-DDであることを確認してください。
  • 広告費:広告費フィールドにカンマが含まれていないことを確認してください。

    mceclip1.png 

Excelで作成されたCSVファイルには、区切り文字としてのコンマがありません

Excelでは、カンマではなくセミコロン";"などの文字を区切り文字にしてCSVファイルを作成します:

  • これは、使用しているコンピューターの地域設定が英語以外の言語/地域に設定されている場合に発生します。
  • この問題は、地域設定でドイツ語が選択されている場合に特によく見られます。
  • 解決策は、お使いのコンピューターのオペレーティングシステム(macOSまたはWindows)によって異なります。
  • この問題を解決するには、 Microsoftまたはその他のフォーラムからの最新のガイダンスを検索してください。次の用語を検索に使用してください: Operating system (macOS or Windows) Excel change delimiter for CSV files.

コストデータファイルをメールで送信後、ステータスメールが届かない

おそらく、広告費用ファイルが処理されなかったことを意味します。これはさまざまな理由で発生する可能性があります:

コンテンツの種類が正しくありません

AppsFlyerは、 multipart/mixed コンテンツタイプのメッセージのみを処理します。他のタイプが処理されなかったため、ステータスメールが生成されず、返送されません。
通常の場合、添付ファイル付きのメールはメールクライアントによって multipart/mixed に自動的に設定されます。

メールのメッセージのコンテンツの種類 multipart/mixed を、メールヘッダーの content-type 値に表示するには、メールヘッダーの content-type 値を表示します。

メールメッセージのHTMLの形式が正しくありません

HTMLエラーにより、メールの正しい処理が妨げられる可能性があります。たとえば、タグが空であるか、欠落しています。スクリプトに HTMLエラーがないか確認してください。

追加情報

代理店データを含むCSVファイルの準備

広告主や代理店は、費用データをアップロードして取り込むための CSV ファイルを準備できます。
そのためには、CSVファイルに代理店名を含む [代理店] 列が含まれている必要があります (代理店名は af_prt パラメーターの値です)。
参照:CSVスキーマ


注意事項:

  • 1つのファイルに含めることができる代理店は 1社のみです。また、その代理店が管理するキャンペーンのみをファイルに含めることができます。
  • 代理店名は行ごとに必須です。代理店列に空白のセルは使用できません。
  • 代理店は、ファイルに含まれるすべてのアプリに対する権限を持っている必要があります。
  • ファイルをアップロードできるのは広告主のみです。代理店アカウントでは、広告費データのアップロードを行うことはできません。ファイルを準備し、広告主に送信して、広告主アカウントからのみアップロードできます。

特性と制限

特徴 広告費インポートのサポート 備考
Ad Networks    
代理店  

代理店アカウントでは、広告費データのアップロードを行うことはできません。ファイルを準備し、広告主に送信して、広告主アカウントからのみアップロードできます。

代理店への運用詳細の開示 x  
アプリ固有のタイムゾーン  
アプリ固有の通貨 キャンペーンコストはアプリ毎に設定された通貨単位に換算されます。
キャンペーン名 N/A 複数のアプリに対して、同じキャンペーン名を使用することはできません。 使用した場合には1 つのアプリのコストが両方に適用されます。
項目名 N/A

キャンペーン階層のフィールド名が計測データに表示されているフィールド名と一致しない場合、それらは個別にカウントされます。

たとえば、キャンペーン名が一致していない場合、キャンペーンIDが同じであっても異なるキャンペーンとしてカウントされます。

ファイルサイズ N/A

CSV広告費用取り込みファイルをアップロードする場合のサイズ制限は次のとおりです:

  • AppsFlyer管理画面経由:2 MB
  • メール経由:5 MB
オーガニックデータ  
非オーガニックデータ  
データの更新頻度 広告費  
過去データ

レポートされたコストは、最大90日間送信したデータを元に戻して修正できます。

リターゲティング x  
アカウントユーザーのアクセス