概要:アドネットワーク向けの連携仕様と連携テストの方法を記載しています。

アドネットワークのAppsFlyerとの連携
AppsFlyerとアドネットワークの連携が正しく完了することで以下のことが可能になります:
- アドネットワークと広告主の間でのモバイル計測連携を数分で完了できます。
- アドネットワークは、リアルタイムに計測データにアクセスできるようになります。
ガイドの内容:
- アドネットワークの連携手順
- アドネットワークの連携テスト : AppsFlyerとの連携テストを実施する
- 広告主の連携テスト : 特定のキャンペーン構成をアドネットワークとテストする
- よくある質問・トラブルシューティング
アドネットワーク連携手順
AppsFlyerとのアドネットワークの連携びは、次の5つのステップがあります。
Step 1:アドネットワークのクリック計測URL / インプレッション計測URLのパラメータとプレイスホルダー、マクロを定義してください。
最初のステップは、AppsFlyerにおけるクリック計測URLを定義することです。ユーザーが広告をクリックした時に、アドネットワークの計測リンクからAppsFlyerの計測リンクへのリダイレクトが行われます。
エンドユーザーのクリックから最終遷移先(アップストア)へのリダイレクトフローは以下の通りとなります。
今後の全てのキャンペーンに於いては計測URLを同じ形式にすることを推奨します。
以下のAppsFlyerの基本的な計測リンクと、各マクロの詳細な雪面を参照してください。
https://app.appsflyer.com/app_id?pid=mediaName_int&c={campaign}
AppsFlyerベースURL | 説明 |
---|---|
https://app.appsflyer.com |
AppsFlyerエンドポイント |
app_id |
アプリのユニークID - アプリ毎に変更されるダイナミックな値 (AppsFlyerによって自動的に付与されます) 例Android - com.appsflyer.sample iOS - id1234123412 |
pid= |
各アドネットワークを識別するために 〇〇_int で指定しています (AppsFlyer側で付与されます) |
上記に加えて、各アドネットワークで利用可能なマクロを指定してURLにパラメーターを追加することができます。例:クリックID、パブリッシャーID、キャンペーンID、広告タイプ、コスト、等。これらのマクロはアドネットワークにポストバックを送信する時にAppsFlyer側で使用されます。
マクロを使用することによってAppsFlyerがポストバックに返すデータをアドネットワーク側で指定することができます。
以下に最も使用されているマクロの一覧になります:
名称 | 説明 | パラメータ名 |
フィールドタイプと文字数 |
---|---|---|---|
キャンペーン名 |
キャンペーン名 |
c |
String型 - 最大100文字まで |
IDFA (iOSのみ) |
クリック / インプレッションから受信したのiOS端末のIDFA |
idfa |
String型 - 最大40文字まで |
GAID (Androidのみ) |
クリック / インプレッションから受信したのAndroid端末のGAID |
advertising_id |
String 40 |
Click ID |
アドネットワークの固有となるクリックID |
clickid |
|
パブリッシャーID/配信面 |
アドネットワークのパブリッシャーID。複数のパブリッシャーと連携している場合、site IDを使用して識別できます。 |
af_siteid |
String型 - 最大24文字まで |
サブパブリッシャーID |
アドネットワークのサブパブリッシャーIDアドネットワークの発行元に追加のサブパブリッシャーまたはサイトIDがある場合、サブサイトIDを使用してそれらを識別することができます。 |
af_sub_siteid |
String型 - 最大50文字まで |
コスト 1. コストモデル (例 CPI, CPC, CPA) 2.コスト値(数字で表した実際のコスト– 1.99、など) 3.コスト通貨(例:USD) |
キャンペーン / 広告セット / 広告の費用。広告主がROI及びeCPIを確認できるように必要なメトリックになります。 |
コスト
|
|
Ad Type |
以下の項目のいずれかを使用して、値を返してください: |
af_ad_type |
String型 - 最大24文字まで |
インセンティブまたは非インセンティブキャンペーン |
true/false |
is_incentivized |
|
サーバー側のクリックまたはAppsFlyerリダイレクト |
true/false |
is_s2s |
|
利用可能なマクロの一覧については こちらをご参照ください。
例:
基盤となる計測リンクのテンプレート:
https://app.appsflyer.com/com.appsflyer.sample?pid=mediaName_int
Androidの計測リンクのパラメータ例:
https://app.appsflyer.com/com.appsflyer.sample?pid=mediaName_int&clickid={clickid}
&c={campaign}&advertising_id={advertising_id}
最終的な計測リンクは、以下のような形になります。
https://app.appsflyer.com/com.appsflyer.sample?pid=mediaName_int&clickid=123456
&c=test_campaign&advertising_id=1a11a11a-2b2b-3c3c-4d4d-111a1a11a111
iOSの計測リンクのパラメータ例:
https://app.appsflyer.com/id123412312?pid=mediaName_int&clickid={clickid}&c={campaign}&idfa={idfa}
最終的な計測リンクは、以下のような形になります。
https://app.appsflyer.com/id123412312?pid=mediaName_int&clickid=123456
&c=test_campaign&idfa=AAA11AA-B2BB-333C-D4444444444
注意
計測リンクは、AppsFlyerの管理画面/UIを使用しなくても作成可能です。毎回AppsFlyerの管理画面上でマクロを設定する代わりに、広告主はマクロを正しくコピー&ペーストして計測URLに設定することも可能です。
- すべてのマクロ{}はシステム構成に応じて変更できます。
インプレッション計測
AppsFlyerではインプレッション経由の計測も取得することができます。
AppsFlyerにインプレッションデータを送信するには、上記の計測リンクと同じ構造を使用します。原則、クリックURLと同じパラメータがインプレッション計測にも使用されますが、以下の点が異なります。
1. URL ベース - http://app. から http://impression に差し替えてください。
2. ルックバックパラメータ - af_click_lookback をaf_viewthrough_lookbackに置き換えてください。
正しくインプレッション経由のインストールを計測するにはアドネットワーク側より端末IDを含める必要があります。
詳細についてはこちらをご参照ください。
Step2:インストールポストバックのエンドポイントとパラメータープレースホルダー / マクロを定義してください。
例:
http://YourDomain.com/postback?clickid={clickid}&af_siteid={affiliate_id}
インストールポストバックの構成はアドネットワーク側の設定に応じて変更できます。
利用可能なパラメーターの一覧についてはこちらをご参照ください。
注意
AppsFlyerにポストバックURLを送信する場合、上記のリンクにて予め指定されているマクロを使用する必要があります。
AppsFlyerではインストールポストバック毎に固定パラメーターを指定することも可能です。その場合、ポストバックを許可するための広告主IDとキー、またはパスワードで設定することができます。
なお、これらのパラメーターは広告主によってAppsFlyerの管理画面にて追加されます。
自社経由のインストール成果に加えて、AppsFlyerでは他社経由のインストールもポストバックを送信することもできます。これらのポストバックは「can claim」と呼ばれる特定のパラメーターでフラグを追加することができます。
&can_claim=1 自社経由からインストールを意味する。
&can_claim=0 他社経由またはオーガニックからのインストールを意味する。
http://yourdomain.com/AppsFlyer?clickid={clickid}&can_claim={1\0}
クリックIDなど特定のパラメーターが含まれていない場合、他社経由のインストールだと判断されます。
Step3:アプリ内イベントポストバックエンドポイントとパラメータープレースホルダー / マクロを定義してください。
3番目のステップでは、アプリ内イベントポストバックのエンドポイント及びマクロを指定します。
アプリ内ポストバックとはアプリ内イベントが成果として上がった場合、それをアドネットワークに送信されるリクエストです。また、アプリ内コンバージョンを測定する際にインストールコンバージョンに基づいてどのアドネットワーク経由で特定のイベントが発火したのかで判断されます。次に、AppsFlyerはアプリ内イベントをそのアドネットワークにアトリビューションします。
アプリ内イベントポストバックの例:
http://YourDomain.com?clickid={clickid}&event_name={event-name \ mapped-iae}¤cy={currency}&value={revenue}
インストールポストバックで使用可能なパラメーターはアプリ内イベントポストバックでも利用できます。 利用可能なマクロの一覧についてはこちらをご参照ください。
イベントタグを指定して広告主が送信できる情報を事前に決めるか、またはイベントタグを入力可能なままにして、広告主がフリーテキストイベントを指定できるようにすることができます。
フリーテキストイベントタグの例:
事前に指定されたイベントタグの例:
Step4:リアトリビューションのポストバックエンドポイントとパラメータープレースホルダー / マクロを定義してください。
リアトリビューション - ターゲットを絞ったユーザーに対してリターゲティングキャンペーンでアプリを再インストールさせる。
リアトリビューションだとみなしたユーザーに対して受信するポストバックを指定します。
次の中から選択できます:
- リアトリビューションのフラグが含まれているインストールポストバック
- リアトリビューションのフラグが含まれているアプリ内イベントポストバック
- カスタムポストバック
計測リンクの構造や関連するパラメータなど、リターゲティング(リアトリビューションとリエンゲージメント)計測の詳細については、こちらのページを参照してください。
注意
リアトリビューションやリエンゲージメントを1つのフラグによってポストバックすることが可能です。
Step5:リエンゲージメントのポストバックエンドポイントとパラメータープレースホルダー / マクロを定義してください。
リエンゲージメント - アプリをインストールした既存のユーザーがリターゲティングキャンペーンによって復帰した時。
リエンゲージメントユーザーに対して受信するポストバックを指定します。
次の中から選択できます:
- リエンゲージメントのフラグが含まれているインストールポストバック
- リエンゲージメントのフラグが含まれているアプリ内イベントポストバック
- カスタムポストバック
計測リンクの構造や関連するパラメータなど、リターゲティング(リアトリビューションとリエンゲージメント)計測の詳細については、こちらのページを参照してください。
注意
リアトリビューションやリエンゲージメントを1つのフラグによってポストバックすることが可能です。
登録の完了
- すでにAppsFlyerとパートナー連携を済ませている場合、 partners@appsflyer.comまでお問い合わせください。
- AppsFlyerとパートナー連携を行う場合、まずは こちらからパートナー申請を行ってください。
連携のテスト
AppsFlyerとのパートナー連携が完了しましたらテストを実施することができます。
- アドネットワークの連携テスト - AppsFlyerとの連携をテスト
- 広告主との連携テスト - 広告主の設定したキャンペーンとの連携をテスト
アドネットワークの連携
AppsFlyerとの連携テストの実施方法を示します。
前提条件
連携テストを開始する前に、いくつかの前提条件があります。
- 稼働中の連携済みパートナーであること
- インストールとアプリ内イベントのポストバックを受け取るためのサーバーが準備済みであること
はじめよう
まずはAppsFlyerの管理画面を開いて、アプリIDで検索 の欄に以下のアプリ IDを入力してください。
com.appsflyer.adNetworkTest
これがAppsFlyerとの連携をテストするためのアプリになります。
入力フィールドに緑色のチェックマークが表示されたら、青い矢印をクリックしてください。
アプリの管理画面が開かれます。この画面で、あなたのアドネットワークに成果が紐付けられたテストアプリのインストールを確認することができます。
インストールアトリビューションのテスト
管理画面にアプリが追加されているので、インストール計測のテストを開始できます。インストールを発生させるために、以下の手順に従ってください。
計測リンクを作成してください。
以下の計測リンクをコピーしてください。
https://app.appsflyer.com/com.appsflyer.adNetworkTest?pid=YOUR_PID&c=YOUR_CAMPAIGN
&af_click_lookback=7d&af_click_lookback=7d&clickid={clickid}
以下のパラメータを変更してください。
- pid(YOUR_PID) - AppsFlyerから指定された、あなたのpidを入力してください。
- c (YOUR_CAMPAIGN) - 任意のキャンペーン名を入力してください。
- clickid - 乱数または任意のIDを入力してください。
ヒント
上記の計測リンクに含まれているのは、ベーシックで基本的なパラメータです。必要に応じて、計測リンクには他のパラメータも追加することが可能です。詳細については、AppsFlyerの計測リンクの構造とパラメータのページを参照してください。
計測リンク経由でのアプリインストール
テスト端末に計測リンクを送信し、ブラウザ上でリンクを開いてアプリをインストールしてください。
アプリが起動されると、次の画面が表示されます。
このメッセージが表示されない場合は、計測リンクが正しく設定されていることを確認し、アプリを一度アンインストールしてから計測リンクを使用してアプリを再インストールしてください。
ヒント
より詳細な結果を得るには、計測リンクを使用してインストールのプロセスを繰り返してください。その際、アプリをアンインストールし、リンク内のパラメータ(キャンペーン名やクリックIDなど)を変更し、そのURLをクリックして再度アプリをインストールしてください。
アプリ内イベントのテスト
以下の手順では、あなたのアドネットワークに紐付けられているインストール経由で発生したアプリ内イベントを記録する方法について説明しています。
アプリ内イベントのマッピング
アプリ内イベントのテストを開始する前に、広告主側で実装したAppsFlyerのアプリ内イベントをあなたのアドネットワーク用にマッピングする必要があります。
重要!
イベントマッピングは、アプリ内イベントポストバックが実行し、アプリ内イベントのポストバックローデータレポートにアプリ内イベントを記録するためにも必須のものになります。
AppsFlyerの管理画面で、連携済みパートナーをクリックして、ご自身のアドネットワークを選択してください。連携タブでアプリ内イベントポストバックの箇所までスクロールしてください。アプリ内イベントを選択して、必要な場合には対となるイベントにマッピングしてください:
スクロールダウンして、保存をクリックしてください。
アプリ内イベントの発火
AppsFlyerへ送られるアプリ内イベントは、同じくそのアプリのインストールを発生させたアドネットワークにも紐付けて計測されます。アプリ内イベントの計測はアプリ内から直接テスト可能です。
アプリを起動したら、EVENT TRACKING TESTをクリックしてください。
次の画面で、好きなボタンをクリックしてアプリ内イベントを発火させてください。
注意
アプリ内イベントとそれに関連する収益データは、管理画面上には表示されません。代わりに、データエクスポートのページから関連するアプリ内イベントのデータを取得可能です。
アプリ内イベントのポストバックレポートを取得すると、レポートを確認することで以下のことが確認できます。
- Media Sourceの列で、あなたのアドネットワークにイベントが紐付けられていること
- Event Nameの列で、イベント名が正しいこと
- ポストバックが有効な場合には、Postback URLの列でイベント名とイベントの値が含まれていること
- Postback URLの列で、アプリ内イベントが正しくマッピングされていること
リターゲティングアトリビューションのテスト
リターゲティング計測のテストも可能です。計測リンクにパラメータを一つ追加する以外のプロセスはほぼ同じです。
新しい計測リンクを作成して、&is_retargeting=true
のパラメータを追加してください。
例
https://app.appsflyer.com/com.appsflyer.adNetworkTest?pid=YOUR_PID&c=YOUR_CAMPAIGN&af_click_lookback=7d
&clickid={clickid}&is_retargeting=true
このリターゲティング用のURLを使用して、アプリをインストールしてください。フローは、インストール計測のテストで説明したものと同様です。
管理画面でのリターゲティングコンバージョンの確認
AppsFlyerの管理画面を開いて、左メニューにあるリターゲティングをクリックしてください。
ローデータの取得
あなたのアドネットワークにインストールが紐付いているアプリに関するデータがCSVフォーマットで取得可能です。
以下のデータが含まれます:
- インストール
- アプリ内イベント
- リターゲティングコンバージョン
- リターゲティングキャンペーンに紐づくアプリ内イベント
ローデータをエクスポートするには:
- AppsFlyerの管理画面において、左メニューのレポート内にある、 データエクスポートへ進んでください。
- 日付範囲を選択してください。
- レポートを選択してください。レポートは数分以内にダウンロードされます。
ポストバックデータの検証
インストールが発生する毎に、サーバーに送信するポストバックが生成されます。ポストバックURL、その内容とパラメータを確認するには、インストールポストバックのレポートを取得してください。
このインストールポストバックのレポートには、Postback Urlという名称のカラム(列)があります。この列に、インストール毎に生成されたポストバックURLが一覧表示されます。
このデータを見て、以下のことを確認してください。
- URLのエンドポイントが正しいものであること
- Postback URLに追加されたパラメータが、AppsFlyerの計測URLに追加されているパラメータと対応していること
- Postback Error Messageの列が空欄であること
広告主の連携
このセクションでは、あなたのアドネットワークを使用した広告主のキャンペーン計測をテストする方法について説明します。
前提条件
広告主によるあなたのアドネットワークとの連携をテストする前に、いくつかの前提条件を確認してください。
- テスト端末のホワイトリスト登録 - テストに使用する端末のホワイトリスト登録を広告主に依頼してください。
- アプリにはAppsFlyerのSDKが実装済みであること
- アプリがGooglePlayやAppStoreでリリースされていない場合には、広告主からアプリを直接提供してもらう必要があります。
- リリース済みかどうかに関係なく、アプリは広告主アカウント上に登録されている必要があります。
はじめよう
AppsFlyerの管理画面を開いて、アプリIDで検索の欄で広告主のアプリIDを入力してください。
例
Android - com.example.app
iOS- id1234123412
入力フィールドに緑色のチェックマークが表示されたら、青い矢印をクリックしてください。矢印をクリックすることで、アプリの管理画面が開きます。
リリース済みアプリのテスト
アプリの管理画面上で、左メニューの連携済みパートナーをクリックしてください。次に、あなたのアドネットワークを検索し、計測リンクのタブをクリックしてください。
重要!
もしも 計測リンクのタブがグレー表示されている場合は、広告主にアドネットワークへの権限付与を有効にするよう依頼してください。必要な権限は、[パートナー連携の設定を許可する] と [アプリ内イベントのポストバック設定を許可する]です。
一方で、計測リンクの発行と提供を広告主側へ依頼することお可能です。
計測リンク経由でのアプリインストール
インストール計測をテストするための計測リンクをまずは作成しましょう。
あなたのアドネットークの要件と計測したいデータに沿う形で、計測リンクにパラメータを追加してください。
ヒント
計測リンクに追加可能なパラメータの詳細については、AppsFlyerの計測リンクの構造とパラメータのページを参照してください。
インストールアトリビューションのテスト
テスト端末に計測リンクを送信し、ブラウザ上でリンクを開いてアプリをインストールして起動してください。
アプリを起動することが計測フローにとって非常に重要になり、アプリが起動されなければ何も計測されません。
アプリ起動後に、管理画面上でアプリのインストールが確認できるようになります。
開発中アプリのテスト
アプリがまだストアに公開されていない場合でも、あなたのアドネットワークと広告主側の連携設定をテストすることができます。ただし、媒体側のテスト端末でインストールテストが行えるよう、事前に広告主に対してテストアプリ(apkもしくはipaファイル)を提供するよう依頼する必要があります。
計測リンクを作成してください。
計測リンクを作成してください。手順は、上記の手順と同様のものを使用可能です。計測リンクをテスト端末へ送信して、テスト端末のブラウザを使ってリンクを開いてください。
次の画面が表示されます。
この画面表示が理想の挙動の結果です。アプリはまだリリースされていないため、計測リンクはどのアプリストアにも遷移しません。ただし、計測リンクは計測を行うという目的においては引き続き機能します。計測リンクと付与されたパラメータはAppsFlyerのクリックサーバーによって記録され、そのデータはインストール計測に使用されます。
アプリのインストール
広告主から提供されたアプリデータをテスト端末上でインストールして、アプリを起動してください。次にアプリを一度削除して、(複数件インストールを発生させるために)同じプロセスを繰り返してください。そうすることで、管理画面上でインストールが確認できるようになります。
アプリ内イベントのテスト
注意
アプリ内イベントのポストバックのテストは、リリース済み、開発中、どちらのアプリでもテスト可能です。
アプリ内イベントのポストバックをテストする前に広告主に連絡して、計測するアプリ内イベントの種類と、どのようにそのアプリ内イベントを発火するのかを確認してください。
アプリ内イベントのマッピング
広告主が「 アプリ内イベントのポストバック設定 」の権限を付与すれば、アドネットワーク側でもアドネットワークのサーバーに送信するアプリ内イベントをマッピングすることが可能です。
AppsFlyerの管理画面で、連携済みパートナーをクリックして、ご自身のアドネットワークを選択してください。連携タブでアプリ内イベントポストバックの箇所までスクロールしてください。アプリ内イベントを選択して、必要な場合には対となるイベントにマッピングしてください:
アプリ内イベントの発火
広告主が計測するアプリ内イベントとイベントのマッピングがわかったら、インストールしたアプリからアプリ内イベントをいくつか発火させてください。
注意
アプリ内イベントのデータは管理画面上に表示されません。代わりに、データエクスポートのページから関連するアプリ内イベントのデータを取得可能です。
アプリ内イベントのポストバックレポートでは、Postback URLやマッピングされたパラメータのデータを確認することができます。ポストバックレポート内のデータとサーバー内のデータと比較し、ポストバックされたデータが正しくサーバー側で記録されていることを確認してください。
アプリ内イベントのポストバックレポートを取得すると、レポートを確認することで以下のことが確認できます。
- Media Sourceの列で、あなたのアドネットワークにイベントが紐付けられていること
- Event Nameの列で、イベント名が正しいこと
- ポストバックが有効な場合には、Postback URLの列でイベント名とイベントの値が含まれていること
- Postback URLの列で、アプリ内イベントが正しくマッピングされていること
管理画面でのインストールの確認
アプリをダウンロードして初回起動すると、管理画面にその結果が表示されます。
重要!
一つの端末で複数回のインストールを発生させるためには、予め端末をホワイトリスト登録する必要があります。
管理画面に入り、左メニューにあるオーバービューをクリックしてください。
上部バーで、あなたのアドネットワークにフィルタを絞ると、あなたのアドネットワークに紐付いたクリック数とインストール数を確認することができます。
クリックとインストールに関するデータは、オーバービューの画面の上部に表示されます。オーバービューの画面には、キャンペーン別の内訳データ 、および集計パフォーマンスレポートも含まるので、各セクションに表示されているキャンペーンが、計測リンクに含まれているパラメータの内容に沿っていることを確認してください。
ポストバックデータの検証
あなたのアドネットワークにインストールが紐付けられる毎に、インストールポストバックが発生します。アプリ内イベントのポストバックが有効になっている場合には、インストールがあなたのアドネットワークに紐付いているアプリから発生したイベントのポストバックも発生します。
データエクスポートのページを開いて、2つのレポートを取得してください。
- インストールのポストバック
- アプリ内イベントのポストバック
どちらのレポートにも、 Postback URLというカラム名の列があります。この列には、インストールまたはアプリ内イベントの実際のポストバックURLが記載されます。
このデータを見て、以下のことを確認してください。
- URLのエンドポイントが正しいものであること
- Postback URLに追加されたパラメータが、AppsFlyerの計測URLに追加されているパラメータと対応していること
- アプリ内イベントのポストバックについては、イベントが正しくマッピングされていること。
例:
sdk_event=af_purchase&mapped-event=purchase
sdk_event=af_login&mapped-event=login
- Postback Error Messageの列が空欄であること
ビューとしてカウントされるものは何でしょうか?バナーが画面に表示されるべきなのか、それとも一部の表示だけでもよいのでしょうか?また、ユーザーはビデオを視聴完了する必要があるのか、それとも数秒の視聴でもビューと見なされるのに十分なのでしょうか?クリックに関しても、この議論は簡単なものではありません。クリックの前後に何が起これば有効とみなされるのでしょうか。
このページでは、以下の情報について説明しています。
- クリック、またはビューの定義に関する、AppsFlyerの推奨基準
- ユーザーが広告に接触したときに、AppsFlyerに対して広告の可視性(Visibility)の詳細を送信する方法
クリックとビューの定義
アドネットワーク毎に、クリックやビューの定義は異なります。これにより、不整合で不完全なデータが生まれてしまう可能性があります。
例
AwesomeApp のマーケターが、10 秒の動画広告を含むキャンペーンを実施しているとします。
このとき、ユーザーが2 つの異なるアドネットワークで広告を見ます。まずネットワークA、その後しばらくしてからネットワーク Bでも広告に接触し、各アドネットワークにおいて4秒間広告を視聴しました。
ネットワーク Bの広告を見た後、そのユーザーはAwesomeApp をダウンロードすることを決め、アプリストアに直接アクセスしました。
ネットワークAは、動画広告が4秒以上視聴された場合にビューをカウントします。
ネットワークBは、全体の50%以上動画が再生された場合に、ビューをカウントします。
ネットワークAはこれをビューとしてレポートし、アトリビューションを勝ち取ります。一方ネットワークBは、アプリのダウンロードを動機付けたにも関わらず、これをビューとしてレポートしません。
もしも両方のアドネットワークが同じビューの定義を持っていた場合、両方が自社の広告接触を報告し、最後に接触した方のアドネットワークが成果を勝ち取ったでしょう。
公平性と一貫性を保つため、AppsFlyerでは各パートナー/アドネットワークが次の基準を採用することを推奨しています。
Ad Type | 閲覧 | クリック |
---|---|---|
インターステシャルとバナー | 広告ユニットの50%が1秒表示 | ユーザーをアプリストアへ直接移動させるクリック |
リワード動画 |
ビデオが2秒間視聴 |
ユーザーをアプリストアへ直接移動させるクリック |
プレイアブル広告 |
再生可能な要素が起動 |
ユーザーをアプリストアへ直接移動させるクリック |
スタンダードな動画 |
ビデオが2秒間視聴 |
ユーザーをアプリストアへ直接移動させるクリック |
また、AppsFlyerではアドネットワーク各社に対し、クリックまたはビュー毎に広告の可視性(Bisibility)データを送信することを推奨しています。この貴重な情報は、広告主がユーザーの広告接触をより深く理解し、マーケティング活動を最適化するのに役立ちます。
様々なアドネットワークのクリックとビューの定義についても参照してください。
ポイント
あらゆるエンゲージメントパラメータを送信し、AppsFlyerのエンゲージメント基準に準拠しているパートナーは、AppsFlyerのプラットフォーム、マーケティング資料などでも紹介されることがあります。
エンゲージメントパラメータの送信方法
af_ad_type
のパラメータを、クリックまたはビューを生んだ広告のタイプに対応する関連する値とともに、クリック/ビュー URL に追加する必要があります。(以下のURLの例を参照してください。)
広告タイプに応じて、広告接触(エンゲージメント)の詳細を提供する、エンゲージメントパラメータを追加可能です。(例:ユーザーがどれくらいビデオを視聴したかなど。)
af_ad_type
の値
以下は、af_ad_type
に入る可能性のある値と、使用できるエンゲージメントパラメータのリストです。
value | 説明 | 推奨の追加パラメータ |
---|---|---|
|
テキストのみを含む広告ユニット (例:検索結果など) |
|
|
端末画面の上部もしくは下部に表示される一般的な画像フォーマット |
|
|
画面閲覧中に差し込まれる全画面のインターステシャル広告 |
|
|
通常のビデオ広告 (例:リワード広告ではないものなど) |
|
|
動画視聴と引き換えに、アプリ内報酬を提供する広告 |
|
|
実際のアプリ操作なインタラクティブなプレビューを含む広告 |
|
|
広告記事のように、スポンサードコンテンツの一部に含まれるリンク |
N/A |
|
音声広告 |
|
エンゲージメントパラメータとその値
エンゲージメントパラメータは次に値でAppsFlyerへ渡してください。
パラメータ名 | 値の形式 | 説明 |
---|---|---|
|
秒数 (例:"30") |
動画の長さ |
|
秒数 (例:"2") |
動画がどれだけ視聴されたか |
|
秒数 (例:"30") |
完全にロードされてから、どれだけの時間操作可能な要素がプレイされた |
|
秒数 (例:"1") |
広告が画面に表示された時間 |
|
% (例:"75") |
端末画面に広告が最大何%表示されたか |
|
秒数 (例:"30") |
音声(オーディオ)の長さ |
|
秒数 (例:"2") |
どのくらい音声(オーディオ)が視聴されたか |
URLの例
-
インプレッション URL
ユーザーが、AwesomeAppのリワード動画広告(長さ30秒)を7秒間視聴し、クリックせずに離脱した場合:
https://impression.appsflyer.com/com.coolcompany.awesomeapp?pid=mediaName_int &af_ad_type=rewarded_video&af_video_total_length=30&af_video_played_length=7
-
クリック URL
ユーザーが75%まで表示されたAwesomeAppのバナー広告を8秒後にクリックした場合:
https://app.appsflyer.com/com.coolcompany.awesomeapp?pid=mediaName_int &af_ad_type=banner&af_ad_time_viewed=8&af_ad_displayed_percent=75
ユーザーがAwesomeAppの音声広告を聴き、全10秒のうち6秒聞いた後に広告をクリックした場合:
https://app.appsflyer.com/com.coolcompany.awesomeapp?pid=mediaName_int &af_ad_type=audio&af_audio_played_length=6&af_audio_total_length=10
このセクションでは、よくある質問とトラブルシューティングについて説明しています。
よくある質問
連携済みパートナーになりたい場合
AppsFlyerを利用している広告主との計測連携をご希望の場合には、まずAppsFlyerの連携済みパートナーである必要があります。
Appsflyerのパートナーアカウントに登録するには、まずこちらのフォームを記入してください。追って、PDMチームからご連絡いたします。フォームを記入する際は、AppsFlyerでこれまで一度も使用したことのないメールアドレスを記載してください。
連携設定を更新したい場合には?
AppsFlyerとの連携設定(ポストバックのエンドポイントなど)を更新したい場合には、新旧のアップデート内容の詳細を添えて、日本オフィスのパートナー担当(elina.watanabe@appsflyer.com / shuntaro@appsflyer.com)までご連絡ください。また、ご連絡いただく際には、必ず連携しているpidの情報も添えてください。
パートナー権限とは?
広告主は、アドネットワーク(パートナー)との連携設定を行う権限をそのアドネットワーク自体に付与することができます。
広告主側で行われたアドネットワークとの連携設定を編集および変更する権限があれば、連携媒体としてキャンペーン設定を簡単にテストすることができます。
付与可能な権限は以下です。(広告主側の契約によって異なります。)
- 連携設定
- アプリ内イベントのポストバック設定
- リテンションレポート
- Protect360管理画面
詳細については、アドネットワークへの権限付与のページを参照してください。
管理画面に結果が反映されるまでにどれくらいの時間が掛かりますか?
インストールの情報は、インストールの体mングから最長2分までの間に管理画面上に表示されます。
インストールとアプリ内イベントのローデーターレポートが作成されるまでには、最大15分かかります。
トラブルシューティング
管理画面に広告主のアプリが追加できない(表示されない)
AppIDを検索する画面でアプリを追加出来ない場合には、まず広告主側でそのアプリが管理画面上に追加されていることを確認してください。
テストインストールが管理画面に反映されない
広告主と一緒にインストール計測のテストをしてもAppsFlyerの管理画面上にインストールが表示されない場合には:
- テストに使用している端末を、広告主がホワイトリストに登録していることを確認してください。
- S2Sでの確率論的モデリングを使用してキャンペーンを実施する場合には、連携が正しく行われているかどうかを弊社と確認する必要があります。詳細は担当PDMへご確認ください。
インストールポストバックがサーバーに送信されない
ポストバックがサーバーに送信されていないと思われる場合には:
- ポストバックのエンドポイントがアクティブな状態であることを確認してください。
- ポストバックのエンドポイントが正しいかどうかを確認してください。修正が必要な場合には、担当PDMまでお問い合わせください。
アプリないイベントポストバックがサーバーに送信されない
代理店で設定したアプリ内イベントポストバックが確認できない
広告ネットワークは、広告主アカウント上で行われた連携設定を確認することができますが、代理店アカウント上で行われた設定は確認できません。そのため、広告主ではなく代理店がアプリ内イベントのポストバック設定を行った場合、アドネットワークから見るとこのセクションを非アクティブと表示されますが、実際には代理店アカウント上ではアクティブになっています。
例
Yuval氏は、Sonnetアドネットワークにとっての広告主である、com.fusedというアプリのマーケターです。
彼は、Sonnetに成果が紐付いたユーザーが購入イベントを行ったときに発火するaf_purchaseイベントをSonnetにマッピングしています。
com.fusedの代理店権限を付与されているSavaという代理店も、同じくSonnetの連携設定を行っており、af_completeregistrationのポストバックを行うよう設定を行っています。
Sonnetがパートナーアカウントでcom.fusedの管理画面に入ると、af_purchaseのイベントのみがマッピングされているのが確認でき、af_completeregistrationはマッピングされていません。しかし、Savaに成果が紐付いたユーザーがaf_completeregistrationのイベントを行うと、Sonnetに対してイベントがポストバックされます。
クリックデータがない
ポストバックデータの中にクリックに関するデータが見つからない場合は、AppsFlyerの計測リンクに、ポストバックで返送するべき全てのデータが含まれていることを確認してください。詳細は計測リンクガイドを参照してください。
広告主側で全データのポストバックを受信するようにアドネットワークの連携設定を行った場合、そのアドネットワークに紐付けられていないインストール経由で発生したイベントのポストバックには、クリックデータは含まれません。
収益データがない
ポストバックの中で収益データが欠落しているか、「N/A」と表示される場合には次の2つの理由が考えられます。
- 広告主が収益データは共有しないよう設定している。
- 広告主が正しく収益の情報を実装できていない。
AppsFlyer上ではインストールが発生しているが、媒体側のサーバー上にはない
AppsFlyerの計測リンクを、リダイレクトURLとしてあなたのサーバーに設置する必要があります。次に、アドネットワーク側の独自の計測リンクを使用して、完全はテストを実施してください。
自身のアドネットワーク側の計測リンクのパラメータがAppsFlyer側の計測リンクにマッピングされていることを確認してください。
管理画面上にデータがない
管理画面上にデータが表示されているのにそのデータがあなたのサーバー上では表示されない場合には、広告主側でアドネットワークの連携設定を行う際に必要なIDやキーなどの情報が正しく入力されているかどうか確認してください。
広告主は、アドネットワークによっては[連携] タブの [General Settings]のセクションにある、ID、キー、トークンなどの情報を連携時に入力する必要があることがあります。
もしもあなたのアドネットワークが連携において各種IDやキーの入力を必要とするのに対し、広告主側で入力がされていなかった場合、AppsFlyerからのポストバックがアドネットワーク側のサーバーによって受信を拒否されることがあります。ポストバックデータをサーバーに送信できないため、結果的にデータがサーバー上にないのです。
広告主からのデータが見つからない / 正しくない
広告主と一緒に連携をテストするも、インストール、アプリ内イベントのデータが利用できない場合には、以下のステップに従ってください。
- どの広告主においても問題が発生した場合には、担当のPDMまでお問い合わせください。
- 特定の広告主または少数の広告主で問題が発生した場合:
— アプリにAppsFlyer SDKを実装していることを広告主と確認してください。
— SDKの実装が正しいことを広告主と確認してください。
広告主との連携を設定できない。
広告主から計測連携の設定を依頼されているのに対し、実際の連携設定画面はロックされた状態ですべての選択肢がグレーアウトされている場合があります。
その際には、広告主に対し連携を設定するためのアドネットワークへの権限付与作業を依頼してください。