コスト連携設定

概要:特定のアプリに対するコスト連携を設定する方法を説明します。 

概要

コストAPIを使用して、マーケティングコストの集計データ(CPIやCPAなどコスト関連のLTVパフォーマンス指標を含む)を取得できます。データは正確で、過去にさかのぼって更新され、自動化されています。

アプリレベル(特定のアプリを意味する)でAPI経由のコスト連携を有効にする場合、アプリごとにすべてのアドネットワーク(広告媒体)を個別に連携する必要があります。

コストAPIの有効化

注意

広告主が代理店運用でキャンペーンを実行する場合は、代理店が適切な広告媒体とのコスト連携設定を行います。そうでなければ、広告主と代理店が同じアプリで同じ認証情報を使って広告媒体との連携を行うと、コストデータが重複してしまいます。

コストAPIを有効にするには:

  1. AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーへ移動し、アドネットワークを選択します。
  2. 連携管理をクリックします。
  3. 連携広告媒体のコストタブを開きます。
  4. コストデータを取得トグルをオンにします。広告媒体に接続するために必須です。
  5. 連携内容を設定、広告アカウントにてログイン認証します。連携方法はアドネットワーク毎に異なります。詳細はこちら
  6. 広告媒体のコスト設定にサイトIDマッピングがある場合、ドロップダウンから希望のサイトID設定を選択します。詳細はこちら
  7. コストを保存をクリックします。
  8. 接続テストをクリックします。
     

追加情報

連携方法

コスト連携方法は、AppsFlyerと広告媒体の連携モードによって決まります。次のいずれかを指定できます:

  • ログイン:<媒体名>にログインをクリックして、広告媒体ログイン画面を開きます。次に、広告媒体のログインページに従います。
  • 認証情報:広告媒体に特化したパラメータ値を入力します。例:APIキー
  • なし:手順2の指示に従ってコストデータを取得トグルをオンにする以外に、接続設定は不要です。

特定の広告媒体が使用する方法を確認するには、アドネットワークコスト連携テーブル連携方法欄を参照してください。

サイトIDのマッピング

コストデータを連携する際に、一部の広告媒体連携では、サイトIDフィールドの反映方法を選択できます。つまり、計測リンク上にあるAppFlyerのサイトIDマクロと一致するように、サイトIDを設定できます。

  • デフォルトでは、サイトIDマッピングは、計測リンク上のAppsFlyerのマクロと一致しています。
  • 使用している計測リンクのマクロが、サイトIDマッピングと異なる場合、サイトIDデータは正しく入力されません。

サイトIDの設定方法を選ぶには:

  1. 連携広告媒体のコストタブで、サイトIDマッピングに移動し、ドロップダウンから設定を選びます。
  2. コストを保存をクリックします。
    変更はUTC時間で翌日から適用されます。例えば、サイトIDマッピングを月曜に行うと、UTC時間の火曜からデータに反映されます。 

連携アカウントの削除

一部の連携広告媒体への接続は、AppsFlyer内から広告媒体アカウントにログインし、アカウントに接続する必要があります。必要に応じて連携を削除できます。削除後、AppsFlyerはアカウントからコストデータを取得することはできません。連携を削除しても履歴データに影響はありません。 

連携アカウントを削除するには:

  1. AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーに進みます。
  2. 連携広告媒体を選択してください(例:Meta Ads)。
  3. 連携管理をクリックします。
  4. コストタブに移動します。
    接続済みアカウントの一覧が表示されます。
  5. アクション列にて、アカウントにカーソルを合わせてください。
    接続を削除するオプションが表示されます。
  6. 接続を削除をクリックします。
    確認のメッセージが表示されます。OauthDelete_en-us.png
  7. 削除をクリックします。
    アカウント接続が削除されました。
    以前に接続していたアカウントのコストデータの収集は直ちに停止します。なお、過去のデータへの影響はありません。

コストAPIを無効にする

コストAPIを無効にするには: 

  1. 連携済みパートナーに進んで広告媒体を選びます。
  2. コストタブに行きます。
  3. コストデータ取得を無効にします。
  4. コストを保存をクリックします。

注:広告主が代理店との関係を終了し、アプリレベルで代理店の権限を無効にしても、代理店がアプリにコストを設定している場合、コストデータは引き続き取得されます。このデータ取得を止めるには、広告主は代理店に、AppsFlyerでのコスト連携を無効にするよう依頼しする必要があります。

コストAPIのステータス

コスト連携の運用ステータスは次の通り表示されます:

連携済みパートナーのコストAPIステータス

広告媒体連携ページのコストタブは、API経由でコストデータを取得するアドネットワークに適用され、以下を表示します:

  • コスト連携のステータス
  • AppsFlyerが一致するコストデータを最後に成功して取得した時刻。

個別の広告媒体コスト連携ステータスを表示するには

  1. AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーに進みます。
  2. 広告媒体を選択します。
  3. コストタブに移動します。
    ステータスおよび最後の同期時刻が表示されます。
ステータス 備考/必要なアクション
アクティブ 連携は有効で、アドネットワークへの接続に成功しました。
Partner API is not returning matching cost data(パートナーAPIが対象のコストデータを送り返していません)

接続は成功しましたが、APIはAppsFlyerのキャンペーン計測データに一致するコストデータをまだ返していません。

これが起こる理由は以下が考えられます:

  • キャンペーンIDが提供されていないため、コストとキャンペーンを一致させることができない。
  • AppsFlyer経由で広告媒体にログインする際に、別の広告媒体の広告アカウントを連携した(例えば、別のFacebook Adsアカウントなど)。正しいパートナー広告アカウントが接続されているか確認してください。
  • パートナーのコスト連携に必要な認証情報の項目に間違いがあります。例:バンドルIDなど。連携の認証情報を確認し修正してください。
Partner API is not responding(パートナーAPIが応答していません)
  • 連携パートナーのサーバーがAppsFlyerに応答していない。
  • 6時間待ってください。このステータスメッセージが引き続き表示される場合は、AppsFlyerサポートへお問い合わせください。
Invalid Credentials(認証情報が無効です)
  • 認証情報が有効でないため、AppsFlyerはAPI経由でデータを取得できません。
  • 正しい認証情報を使って再接続してください。
Reach out to your ad network account manager to get access to their reporting API(アドネットワークのアカウントマネージャーに連絡し、レポートAPIへのアクセス権を取得してください。) 広告媒体のアカウントマネージャーに連絡して、広告媒体システム側でコスト連携を有効にしてください。
広告媒体APIがデータを返していません。連携を確認します。
 
これが起こる理由は以下が考えられます:
  • キャンペーンが一時停止しており、データがありません。
  • AppsFlyer経由で広告媒体にログインする際に、別の広告媒体の広告アカウントを連携した(例えば、別のFacebook Adsアカウントなど)。正しいパートナー広告アカウントが接続されているか確認してください。
  • パートナーのコスト連携に必要な認証情報の項目に間違いがあります。例:バンドルIDなど。連携の認証情報を確認し修正してください。
広告媒体システムでアカウントが有効になっていないため、コストが取得できません 媒体に問い合わせてください。