概要:インクリメンタリティのテストを実行して、リマーケティング(リターゲティング)キャンペーンの増分分析を実施しましょう。
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インクリメンタリティテストのチェックリスト
次のチェックリストを使用して、テストの設定を行ってください。
# | 説明 |
---|---|
01 |
テストの目的を定義 仮説を立て計測したいKPIを決定してください。 |
02 |
オーディエンスをテストとコントロールグループに分割 オーディエンスページにて:
テスト中は、オーディエンス設定を変更しないでください。パートナーやオーディエンス名、その他の設定を変更すると、統計分析が無効になります。 |
03 |
テストを開始 アドネットワークにて:
アドネットワークに送信されたテストグループには、広告が表示されます。コントロールグループには広告は表示されません。 |
04 |
テスト結果の分析 テスト結果には、各グループの増分値が表示されます。 |
05 |
テスト結果に基づいたアクション 結果に基づいて:
|
仮説の形成
インクリメンタリティのテストには仮設が必要です。これらの変数をガイドとして使用してください。
変数 | 詳細とベストプラクティス |
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仮説 | この表の情報に基づいて形成してください |
オーディエンス | オーディエンスを説明してください |
オーディエンスのサイズ |
最小でも30,000人以上のユーザーを持つオーディエンスを利用し、1~3社のアドネットワーク間でそれらを分割してください。 ベストプラクティス:大規模なユーザーベースとコンバージョン率の高いキャンペーンを見つけましょう。大規模な統計的ベースがテストを成功に導きます。 |
キャンペーン | キャンペーンを説明してください |
コントロールグループ% | ベストプラクティス: 15-25% |
テストグループ(接触者) |
ベストプラクティス:1~3社のネットワークを使用してください テストグループはパーセンテージで割り当てられます。テストグループを割り当てるアドネットワークを決定してください。 |
仮説の例
変数 | 詳細 |
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仮説 | リマーケティングキャンペーンに接触し購入イベントを実行するユーザーの割合は、コントロールグループのユーザーよりも、テストグループのユーザーのほうが大幅に高くなる。 |
オーディエンス | 登録を完了したが、購入をしていないユーザー。 |
オーディエンスのサイズ | 100,000 |
キャンペーン | 指定した期間中に購入を行ったユーザーに割引クーポンを提供するキャンペーン。 |
コントロールグループ% | 15% |
テストグループ(接触者) | テストグループをネットワークAとネットワークBに送信 |
オーディエンスを追加してテストを開始
テストは3週間以上実行することをお勧めします。そうすることで、アプリ内イベントや収益などの継続的なユーザーコンバージョンをテストに含めることができます。
1. オーディエンスの定義
次の手順を完了すると、インクリメンタリティツールは計測値を記録し始めます。
- オーディエンス画面を開き、オーディエンスを追加してください。
- オーディエンスの連携タブにて:
- オーディエンスを1~3社のアドネットワークパートナーに連携してください。
- オーディエンス分割を有効にします。
- コントロールグループのサイズを設定してください。15%以上に設定することを推奨しています。
2. アドネットワークでキャンペーンの設定
- オーディエンスが分割された日に、アドネットワークでキャンペーンを設定します。
- 注!AppsFlyerのオーディエンスからアップロードされたユーザーのみをターゲットにキャンペーンを実施してください。他のユーザーは含めないでください。
3. Incrementality管理画面を使用
Incrementality管理画面にてテスト結果を確認してください(毎日更新)。
- 管理画面は毎日更新されます。
- 結果はオーディエンスが分割された翌日に表示されます。
- ローデータのインクリメンタリティレポートはData Locker経由で利用できます。