お知らせ:セッション間の最小時間

新機能

セッション指標の計算方法に関する変更
発効日 2021年2月15日

変更点

Information_icon.png

セッション指標は、アプリ内のSDKによってレポートされたセッション数をカウントすることで算出されます。

発効日以降、最初の 5セッションの後、セッションの指標は、セッション間の最小時間タイマーを考慮して計算されます。 つまり、次の例に示すとおり、一部のセッションがカウントされなくなります。

タイマーのデフォルト期間は10分で、使用可能な値は次のとおりです:

  • 1-60分
  • 1-24時間

MinimumTimeBetweenSessions_us-en.jpg


例:セッション間の最小時間が10分に設定されているセッションのカウント。

この例では、セッションのレポート時刻は 00:00 からの経過分として示されています。

セッションのレポート時刻 カウントされたセッション数 無視されたセッション
A 0, 10, 20, 30 4 None
B 0, 1, 9, 11 2 1, 9
C 0, 10, 15, 21 3 15

変更に伴う影響範囲

  • 発効日以降、分析ツールとData Lockerをご利用のクライアントが使用できるセッションのローデータにて、セッション指標が減少することが予想されます。
  • アドネットワークパートナーの方は、ポストバックでセッションイベントを取り込んでいる場合、この変更によって数値の減少が予想されます。
これまでと変わらない点

この変更(10分のデフォルト設定を使用)を実行しても、以下の指標には影響しません:

  • 指標:
    • DAU(1日あたりのアクティブユーザー数)
    • 月間アクティブユーザー数 (MAU)
    • リテンション
    • デフォルト設定であるアプリを3回起動したロイヤルユーザー
  • リエンゲージメントCV
  • 発効日より前に記録された過去のセッションデータ

ただし、セッション間の最小時間が1時間以上になり、ユーザーが一日に多くの回数アプリを起動しない場合、リテンション指標に影響がある場合があります。これは特に、ユーザーが通常1日に1回のみアプリを開くアプリの場合に当てはまります。

[オプション] 設定変更

Action_icon.png

必要に応じて、デフォルト設定の10分をユーザーの行動やアプリとのインタラクションスタイルに合った設定に変更できます。

セッション間の最小時間の設定を変更する方法:

  1. AppsFlyerにて、設定 > アプリ設定を開きます。
  2. セッション間の最小期間を設定します。
  3. 設定の保存をクリックします。
    変更は1時間以内に有効になります。