概要:連携を有効にすると、Meta AdsからAppsFlyerへデコード済みのSKANデータを共有し、AppsFlyerからMeta Adsへコンバージョン値(CV)の計測ビットの割り当て(マッピング)を共有できます。
SKAN連携 | AppsFlyer <-> Meta Ads
複数のアドネットワークパートナーと連携する場合は、AppsFlyerで設定することをおすすめします。これにより、AppsFlyer上でSKANのパフォーマンス指標をコストなどの指標とあわせて確認できます。
Meta AdsとのSKAN連携でできること
Meta Adsとの連携により、次のことが可能になります。
- AppsFlyerとMeta AdsでSKANのコンバージョン値(CV)の設定ルールを共有し、両方のプラットフォームでパフォーマンス指標を確認できます。
- AppsFlyerは、キャンペーンの最適化に使用する次のすべてのMeta Adsキャンペーン目的に対応しています。
- モバイルアプリのインストール(MAI)
- モバイルアプリのエンゲージメント(MAE)
- バリュー最適化(VO)
- SKAN連携を有効にすると、次の処理が行われます。
- Facebook SDKによるSKANのCVの更新が停止します(キルスイッチ)。
- AppsFlyer SDKがCVを更新します。
- Meta AdsからSKANポストバックデータが共有され、SKANダッシュボードと集計レポートに反映されます。
その他の注意点:
- SKANのパートナー連携を有効にしない場合、Meta Ads経由のインストールは、SKANダッシュボードでオーガニックインストールとしてカウントされます。
- AppsFlyerのアトリビューション(オーバービューダッシュボード)では、次のように扱われます。
- 同意を得ているユーザーのMeta Ads経由のインストールは、正しくアトリビューションされます。
- 同意を得ていないユーザーのインストールは、オーガニックとして扱われます。
- iOS 14.5がSRNのレポートに与える影響
- AppsFlyerとMeta AdsのMMP連携では、常にAdvertiser Tracking Enabledフラグが実装されています。(この情報は、2021年2月のMeta Adsのアプリ向けガイダンスに掲載されたiOS 14チェックリストに基づいています。)
考慮事項
- 一度連携を有効にすれば、計測設定を変更するたびに、この記事のMMP連携手順を繰り返す必要はありません。MMP接続URLを再度コピーする必要はありません。
- AppsFlyerでSKAN計測をオフにすると、Meta AdsはCVのマッピングを取得できなくなります。
- AppsFlyer SDKとFacebook SDKの比較:Meta Adsのみでキャンペーンを配信する場合は、Facebook SDKが適しています。複数のパートナーでキャンペーンを配信する場合は、AppsFlyer SDKを使用すると、すべてのパートナーのデータを確認できます。
- この記事のデータの差異に関するセクションを確認してください。
Meta Adsのアプリインストール広告に関するガイダンス
Meta AdsでiOS 14向けのアプリインストールキャンペーンを設定する際は、次のMeta Adsのガイダンスを確認してください。
- アプリごとに最大18件のキャンペーンを作成でき、各キャンペーンには5件の広告セットを設定できます。
- iOS 14キャンペーン用に別のアカウントを用意する必要はありません。既存のアカウントからiOS 14キャンペーンを配信できます。
- Meta Adsの最適化方法と、AppsFlyerで選択する計測タイプは、次のように対応しています。
- 収益計測:バリュー最適化(VO)とアプリイベント最適化(AEO)
- コンバージョン計測:アプリイベント最適化(AEO)。Meta Adsの標準イベントと購入イベントが含まれます。AppsFlyerのアプリ内イベントを、対応するMeta Adsイベントにマッピングする必要があります。
連携手順
連携を有効にするには、次の手順を行ってください。
アプリインストールのアトリビューション:
Meta AdsからAppsFlyerへのSKANデータの共有を許可
Meta AdsからAppsFlyerへのSKANデータの共有を許可します。共有を許可しないと、Meta AdsにアトリビューションされたSKANインストールが、AppsFlyerのSKANダッシュボードに表示されません。
この手順は、アプリごとに1回行う必要があります。
Meta AdsからAppsFlyerへのSKANデータの共有を許可するには、次の手順を行います。
- AppsFlyerで、[コラボレーション]>[パートナー連携]>[連携済みパートナー]に移動します。
- Meta Adsを検索して選択します。
-
[SKAN]タブに移動します。
- [f login]をクリックします。使用するアカウントは、次の権限を持つ管理者アカウントまたは広告主アカウントである必要があります。
- ads_read権限。ads_read権限の確認方法を参照してください。
- Meta Business Partnerの設定で、広告対象のアプリIDにアクセスする権限
- 画面の指示に従って操作します。
Metaが、AppsFlyerとのデータ共有を許可するアクセストークンを生成します。操作が完了すると、AppsFlyerの画面に戻ります。 - 初めて連携を設定する場合は、アカウントのステータスに[同期待ち(Waiting for sync)]と表示されることを確認します。
このメッセージは、AppsFlyerがMeta Adsからデータを受信するまで表示されます。 - 翌日の02:00 UTCを過ぎてから、ステータスが[データを正常に取得しました(Data was pulled successfully)]に変わったことを確認します。
SKANダッシュボードのデータは、毎日08:00 UTCまでに更新されます。 - 計測の差異に関するセクションを確認してください。
アプリ内イベントのアトリビューション:
Meta AdsとのCVの設定ルールの共有
AppsFlyerのSKANとMeta Adsの連携の有効化
| ステップ | 作業 | 詳細 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アプリの前提条件 |
|
||||||||
| 2 | SKAN設定の確認 |
AppsFlyerのSKANソリューションの設定が完了し、有効になっていることを確認します。これにより、AppsFlyer SDKからSKAN APIを呼び出し、CVを設定できるようになります。 SKAN設定を表示するには、次の手順を行います。
|
||||||||
| 3 | アプリ内イベントのマッピング |
アプリ内イベントのマッピングを確認し、必要に応じて変更します。 アプリ内イベントのマッピングを確認・設定するには、次の手順を行います。
|
||||||||
| 4 | AppsFlyerとMeta Adsの接続 |
注意事項
|
||||||||
| 5 | iOS 14キャンペーンの設定 |
Meta Adsで、iOS 14キャンペーンの設定がオンになっていることを確認します。 この設定は、[新規アプリインストールキャンペーン(New App installs Campaign)]の設定ページにあります。 |
補足情報
SKAN連携の解除
Meta Adsとの連携を解除する際は、[パートナーを有効にする]をオフにするだけではSKANデータの記録は停止しません。SKANの接続も別途削除する必要があります。
SKAN連携を解除するには、次の手順を行います。
- AppsFlyerで、[コラボレーション]>[パートナー連携]>[連携済みパートナー]に移動します。
- Meta Adsを検索して選択します。
- [SKAN]タブに移動します。
- 接続を解除するアカウントの削除アイコンをクリックします。
AppsFlyerとMeta Adsの計測方法・タイミングの違い
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| アプリ内イベント名 | 2021年8月15日までは、ダッシュボードのイベント名にMeta Adsのイベント名が使用されていました。現在は、この扱いは適用されません。 |
| 収益モードのコンバージョンユーザー数の指標 |
[2021年8月16日に廃止]
|
| 取得できるデータの開始日 | 連携後の初回のデータ同期でも、その後の同期でも、AppsFlyerは最大で過去7日分のMeta Adsデータをさかのぼって取得します。 |
| インストール日 |
AppsFlyerとMeta Adsでは、インストール日の決定方法が異なります。次の点に注意してください。
|
| データの更新タイミング |
|
ads_read権限の確認
ads_read権限があると、Meta Adsの利用者はAPI経由で広告のパフォーマンスデータにアクセスし、カスタムダッシュボードやデータ分析に利用できます。
Meta Adsアカウントのads_read権限を確認するには、次の手順を行います。
- Meta Adsの開発者アカウントに移動します。
- FacebookアプリIDを選択します。
- [ユースケース(Use Cases)]>[アクセス許可と機能(Permissions and Features)]に移動します。
-
ads_readを検索します。 -
ads_readのステータスが[利用準備完了(ready for use)]になっていることを確認します。このステータスになっていれば、追加の操作は不要です。 -
ads_readのステータスが[利用準備完了(ready for use)]になっていない場合は、権限のリクエストを作成して送信します。 - Metaがリクエストを承認したら、AppsFlyerのMeta Ads連携ページに戻り、[接続]をクリックします。
注意:Metaは最近、このセクションの名称と構成を変更しました。[アプリレビュー(App Review)]が表示されなくても問題ありません。権限のリクエストは、[ユースケース(Use Cases)]>[アクセス許可と機能(Permissions and Features)]から行います。
トラブルシューティング・データの差異・よくある質問
| 作業 | 詳細 |
|---|---|
MetaのSKANアプリ内イベントが表示されない場合 |
MetaのSKANキャンペーンでインストールは表示されるものの、アプリ内イベントが表示されない場合は、次のチェックリストで設定の不足を確認してください。 注意:インストールも表示されていない場合は、先にインストールのチェックリストを確認してください。 設定確認のチェックリストステップ1
ステップ2
それでも表示されない場合必要な最低インストール数の確認
このしきい値はMetaから公開されていませんが、SKANダッシュボードで対象キャンペーンの「コンバージョン値のNull率」を確認できます。この値がほぼ100%の場合は、インストール数を増やす必要があります。ターゲットユーザーの絞り込み条件を調整するか、キャンペーンのインストール数を増やしてください。 |
| Meta Adsに接続できない場合 |
症状 Meta Adsに次のメッセージが表示される場合:「接続できません。正しいURLを使用しているか確認してください。問題が解消しない場合は、連携先アプリのサポートにお問い合わせください。」 対処方法 AppsFlyerでアプリ内イベントのマッピングが有効になっており、AppsFlyerのイベントがMeta Adsのイベントにマッピングされていることを確認してください。(前のセクションのアプリ内イベントのマッピング手順を参照してください。) [2021年4月20日ガイダンス更新] |
| イベントの優先度 |
Q:Meta Adsでイベントの優先度を設定するには、どうすればよいですか? A:Meta Adsで優先度を設定する必要はありません。この優先度の機能は、Facebook SDKでCVを設定するアプリ向けのものです。ここで説明している構成では、AppsFlyer SDKがCVを設定します。Meta Adsの優先度のオプションは無視してください。AppsFlyerのコンバージョン計測では、優先度を設けずに6つのイベントを計測します。 [2021年4月20日ガイダンス更新] |
| イベントの発生回数 |
Q:AppsFlyerに表示されるイベントの発生回数が、Meta Adsより多いのはなぜですか? A:Meta Adsは、イベントの発生回数を0~1回の範囲でのみカウントします。そのため、範囲の設定でそれ以上の発生回数を定義しても、追加の発生回数がカウントされるのはAppsFlyerのみです。 |
| [パートナーアプリからインポート]が無効になっている場合 |
症状 Meta Adsで[パートナーアプリからインポート]が無効になっている場合は、そのアプリからMMP SDKを使用してMeta Adsにイベントが送信されたことがありません。 対処方法 次のいずれかを行ってください。
Meta Adsに最初のイベントが記録されたら、AppsFlyerとの連携を設定します。 [2021年4月25日ガイダンス更新] |
| 範囲が重複している、または連続していない場合 |
症状 AppsFlyerのSKANカスタム計測モードを使用している場合:計測の設定ルールをMeta Adsにインポートする際、次のメッセージが表示されます。「範囲は重複させず、連続する順序で設定してください。」 対処方法 カスタムのコンバージョン値の設定ルールでは、収益値を小さい順に、途切れなく連続するよう設定する必要があります。 [2021年4月26日ガイダンス更新] |
| Meta Adsへのイベント送信 |
Q:CVの計測対象として選択していないイベントについても、Meta Adsへ追加でポストバックを送信する意味はありますか? A:同意を得ているユーザーについては、Meta Adsによる最適化の効果を最大限に引き出すため、すべてのイベントを送信してください。 |
| 複数のイベントを同じMeta Adsイベントにマッピング |
Q:複数のアプリ内イベントを1つのMeta Adsイベントにマッピングできますか? A:複数のイベントを1つのMeta Ads標準イベントにマッピングすると、Meta Adsはそれらのイベントを区別できません。そのため、Meta Adsが認識する1つのイベントに対して最適化が行われます。 |
| 取得できるデータがない場合 |
Q: 接続ステータスに「取得できるデータがありません:Metaのデータ共有権限を確認してください」と表示されるのはなぜですか? A:SKANデータがまだ存在しないか、Meta Adsアカウントの管理者権限を持つユーザーでログインする必要があります。 Q: 「取得できるデータがありません:Metaのデータ共有権限を確認してください」と表示されました。Meta Adsの詳細は表示されていますが、この状態で問題ありませんか? A:はい、問題ありません。このエラーメッセージが表示されても、データは正常に取得されます。 |
| Meta Adsのデータがダッシュボードに表示されない場合 |
症状 SKAN連携タブに[データの取得に失敗しました(failed to pull data)]と表示されます。 対処方法 接続しているアカウントが、Facebookの管理者アカウント、またはads_read権限を持つMeta Adsの広告主アカウントであることを確認してください。 |
| iOS 14キャンペーンの配信時にMeta Adsでエラーが発生する場合 |
症状 次の条件がすべて当てはまる場合:
これは、SKANに対応したSDKを使用していることをMeta Adsが認識していないために発生します。ここでは、AppsFlyer SDKが該当します。 対処方法
|
| Meta Adsがレポートする収益 |
[2021年7月12日更新] Meta Adsは、SKANの設定に基づいてCVから収益を算出します。ただし、単純な計算で求めるのではなく、アルゴリズムを使用して収益を算出します。 そのため、収益を1ドル単位の整数で計測している場合でも、算出された収益に端数が含まれることがあります。 |
| 過去のデータの補完 |
[2021年12月23日更新] ログインの失敗などにより、Meta Adsに接続できず、データを取得できない場合があります。この場合も心配はありません。次回ログインできた際に、過去7日分のレポートで欠落しているデータを補完します。 |
| AppsFlyerのインストール数・イベント数・収益がMeta Adsより大幅に多い場合 | 多くの場合、Meta Adsの管理画面ではデフォルトでクリックスルーのインストールとイベントのみが表示される一方、AppsFlyerの管理画面ではクリックスルーとビュースルーの両方が表示されることが原因です。 |
| 代理店による連携設定 | 代理店が広告主のMeta Adsアカウントの管理者権限を持っている場合は、この記事の手順を実行し、広告主に代わってSKAN連携を有効にできます。広告主が別途Meta Adsアカウントにログインする必要はありません。広告主のアカウントには、代理店がログインしていることが表示されます。 |
| 更新したCVがMeta Adsに表示されない場合 | SKAN Conversion Studioでコンバージョン値(CV)を追加・変更・削除する際は、対象のイベントが[アプリ内イベントポストバック]でマッピングされていることを確認してください。マッピングされていない場合、Meta AdsでCVが更新されません。 |
| AppsFlyerとMeta Ads Managerのモデル化データの違い |
AppsFlyerは、基本的なSKANレポートだけでは得られない集計データを、モデル化によって補完します。詳しくはこちら AppsFlyerは、確認済みの偏りのないデータのみを使用してモデル化を行うため、Meta Adsがモデル化したデータは考慮しません。そのため、Meta Ads ManagerのレポートとAppsFlyerのレポートでは、データやその粒度に差異が生じる場合があります。 |