概要:WebサイトのランディングページURLに一貫性のある適切なパラメータを設定することで、AppsFlyerのWebアトリビューションにおける正確なアトリビューションを維持しながら、より詳細なキャンペーン分析を行うことができます。
URLアトリビューションパラメータの種類について
AppsFlyerは、ランディングページURL(ユーザーがクリックするリンク)に含まれるキャンペーンパラメータを読み取り、セッションやイベントを適切なメディアソース、キャンペーン、および利用可能な場合は広告セットや広告などのより詳細な階層へアトリビューションします。
設定するパラメータによって、キャンペーンの計測結果は変わります。つまり、同じランディングページであっても、設定するパラメータによって得られる計測結果は大きく異なる場合があります。
URLパラメータは、PIDとUTMの2種類に分類されます。
- PIDは、AppsFlyer独自のURLパラメータです。
- UTMは、標準的なUTMパラメータです。
AppsFlyerのWebアトリビューションにおけるURLパラメータの処理方法について詳しくは、「トラフィックソース判定について」を参照してください。
サポートされているPIDパラメータとUTMパラメータ
AppsFlyerのWebアトリビューションでは、以下のパラメータをサポートしています:
| # | パラメータ | 用途 | パラメータの種類 | ダッシュボードで利用可能 | ローデータレポートの項目 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | pid |
メディアソース | PID | 可能 | media_source |
| 2 | c |
キャンペーン名 | PID | 可能 | campaign_name |
| 3 | af_c_id |
キャンペーンID | PID | 可能 | campaign_id |
| 4 | af_adset |
広告セット名 | PID | 可能 | adset_name |
| 5 | af_adset_id |
広告セットID | PID | 可能 | adset_id |
| 6 | af_ad |
広告名 | PID | 可能 | ad_name |
| 7 | af_ad_id |
広告ID | PID | 可能 | ad_id |
| 8 | utm_source |
メディアソース | UTM | 可能 | media_source |
| 9 | utm_medium |
メディアタイプ | UTM | 不可 | media_type |
| 10 | utm_campaign |
キャンペーン名 | UTM | 可能 | campaign_name |
適切なアトリビューションパラメータの選択
AppsFlyerは、メディアソースやキャンペーンなど、レポート項目ごとに定義された優先順位(ウォーターフォール)に従って、URLパラメータを個別に評価します。この仕組みにより、AppsFlyer独自のPIDパラメータと、標準的なマーケティングパラメータであるUTMを同じURL内で併用できるため、Google Analyticsなど他の分析ツールと併せてAppsFlyerのWebアトリビューションを利用できます。
AppsFlyerのWebアトリビューションは、各レポート項目ごとに優先順位に従ってパラメータを確認します。ある項目について優先度の高いPIDパラメータが存在しない場合は、その項目に対応するUTMパラメータへ自動的にフォールバックし、その値を使用して該当項目を判定します。
シナリオA:PIDパラメータのみを使用する場合(AppsFlyerでのレポートを重視)
AppsFlyerでのレポートを主な目的とする場合は、PIDパラメータを使用します。
例
www.website.com?pid=facebook_int&c={{campaign.name}}&af_c_id={{campaign.id}}
結果:AppsFlyerは、pid を使用してメディアソースを判定し、c を使用してキャンペーンを判定します。
シナリオB:UTMパラメータのみを使用する場合(フォールバック)
pid が存在しない場合、AppsFlyerはUTMパラメータを使用して判定します。
例
www.website.com?utm_source=facebook&utm_medium=paidsocial&utm_campaign={{campaign.name}}
結果:AppsFlyerは、utm_source を使用してメディアソースを判定し、utm_campaign を使用してキャンペーンを判定します。
シナリオC:PIDパラメータとUTMパラメータを併用する場合
AppsFlyerでは、同じURL内でPIDパラメータとUTMパラメータを併用できます。これは、Google Analyticsや社内計測システムなど、AppsFlyer以外の分析ツールと併せて利用する場合に便利です。
AppsFlyerは、メディアソースやキャンペーンなどの各アトリビューション項目をそれぞれ独立して処理します。各項目について優先順位(ウォーターフォール)に従って判定を行い、通常は該当項目においてPIDパラメータがUTMパラメータより優先されます。
例1:同じ項目がPIDパラメータとUTMパラメータの両方に含まれている場合
www.website.com?pid=facebook_ads&c=summer_sale&utm_source=facebook&utm_campaign=seasonal_promo
-
メディアソース:AppsFlyerは
pidとutm_sourceの両方を検出します。この項目では優先順位に従い、facebook_adsを記録します。 -
キャンペーン:AppsFlyerは
cとutm_campaignの両方を検出します。この項目では優先順位に従い、summer_saleを記録します。 - 結果:AppsFlyerでは優先順位の高いPIDパラメータの値が使用されます。一方で、外部ツールでは引き続きUTMパラメータを利用できます。
例2:PIDパラメータとUTMパラメータが異なる項目に設定されている場合
www.website.com?utm_source=facebook&c=summer_sale
-
メディアソース:AppsFlyerは
utm_sourceを検出します。対応するPIDパラメータ(pid)が存在しないため、UTMパラメータのfacebookをメディアソースとして記録します。 -
キャンペーン:AppsFlyerは
cを検出します。対応するUTMパラメータ(utm_campaign)が存在しないため、PIDパラメータのsummer_saleをキャンペーンとして記録します。 - 結果:AppsFlyerは各項目を個別に判定するため、PIDパラメータとUTMパラメータを組み合わせていても、両方の値を利用して正しくアトリビューションを行います。
その他のベストプラクティス
パラメータ値の大文字・小文字を統一する
パラメータ値では、大文字と小文字が区別されます。例えば、utm_source=channel1とutm_source=CHANNEL1は、異なるメディアソースとして扱われます。
ベストプラクティス:パラメータ値の表記ルール(一般的にはすべて小文字)を決め、すべてのURLで統一してください。
クエリパラメータの前に「?」を使用するのは1回だけにする
ルール:
- URLのクエリパラメータの前には、「
?」を1回だけ使用してください。 - URL内で「?」を複数回使用しないでください。
正しいフォーマット:
www.website.com?parameters
間違ったフォーマット:
www.website.com??parameterswww.website.com?parameter1?parameter2
アンカー記号(#)を使用しない
URLにアンカー記号(#)を使用しないでください。
理由:#以降のパラメータは読み込まれない場合があり、Web SDKで記録されない可能性があります。