Roku連携設定ガイド

概要:Roku Connected TV (CTV) アプリをAppsFlyerと連携して、Rokuでのキャンペーンのアトリビューションとイベントデータを受信します。

Roku CTVアトリビューションについて

ストリーミングの Roku OSは、ストリーミングプレーヤーやRoku TVを含む全ての Rokuデバイスで動作します。

Rokuでのストリーミングである CTVアプリ(別名チャネル)は、APIを介してAppsFlyerと連携されており、どのソース(非オーガニックまたはオーガニック)および有料キャンペーンがアプリのインストールとインストール後のイベントを促進したかに関するアトリビューションデータとパフォーマンス計測を受け取ることができます。マーケティング担当者は、これらのインサイトを活用してマーケティング活動を測定および最適化できます。

Roku API連携は以下をサポートしています:

  • Roku Smart TVと CTVデバイス:この連携では、モバイル、タブレット、デスクトップデバイスはサポートしていません
  • CTV-to-CTVのアトリビューションとイベントの計測:つまり、ユーザーのRokuデバイス上で発生するRokuアプリインストールやイベントをアトリビューションおよび記録します。

Rokuアトリビューションフロー

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連携手順

次の表では、CTV アプリに AppsFlyerを実装するために必要なタスクを記載しています。

タスク アクション 作業担当者

アプリ設定

マーケティング担当者

アプリとAPIの連携(S2SまたはSDK経由)

連携には、次の2つの方法があります:S2SおよびSDK

S2Sメソッドの場合、以下のイベントを AppsFlyer にレポートするコマンドを使用して、AppsFlyer APIをアプリに連携します。

  • インストール
  • アプリ内イベント
  • セッション

注意

  • インストールは、アプリ内イベントやセッションの前にレポートする必要があります。
  • APIを使用してイベントを送信する必要があります。デベロッパーにどのイベントを送信したいかを伝えてください。 APIを設定する際、AppsFlyerに送信するイベントを設定しマッピングしていることを確認してください。

オウンドメディアエンゲージメントをレポートするには、 インプレッションエンゲージメントAPI を連携してください。

SDK メソッドについては、 Rokのデベロッパーハブ(BrightScript)のドキュメントを参照してください。

アプリデベロッパー
パートナー連携

AppsFlyerでRokuをアドネットワーク(連携済みパートナー)として追加:

  1. パートナーの有効化
  2. [オプション] クリックスルールックバック期間を設定します。デフォルトは14日間です。
    クリックスルールックバック期間設定では、クリックからインストールまでの最大時間を設定することができます。ルックバック期間中に発生したインストール(初回起動)のみがRokuの成果として計測されます。(詳細:クリックルックバック期間
  3. [オプション] ビュースルーアトリビューションをオンにし設定し、ルックバック期間を設定します。デフォルトは14日間です。

    スライダーを使用して、 インプレッションからインストールまでの最大時間を設定します。広告のインプレッション後、ほかに関連する広告がクリックされなかった場合、このルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)成果がパートナーに紐づきます。(詳細:ビュースルーアトリビューション

マーケティング担当者
レポートの設定 / データの表示 詳細:管理画面とレポートでのデータの可用性 マーケター / データエンジニア

RokuとAppsFlyerの乖離

要因 Roku AppsFlyer
クリックアトリビューションルックバック期間

14日間

1時間〜14日Rokuのパートナー連携では必ず14日に設定してください。

ビュースルーアトリビューションルックバック期間

14日間

1時間〜14日Rokuのパートナー連携では必ず14日に設定してください。

インストール

Rokuはインストール時に新しいインストールを記録します。

AppsFlyerは、アプリの初回起動時に新規インストールを記録します。

クロスデバイスアトリビューション

Rokuは、2つの異なるテレビなど、さまざまなデバイスをクリックしてインストールするユーザーをアトリビューションします。

AppsFlyerは、エンゲージメントとインストールの両方を単一のデバイスで行った場合、成果を計測します。

特性と制限

特性 備考
リターゲティング

現在サポートされていません

コストデータ コストデータは、メールメソッドによるアップロードファイルを使用して、コストインポート経由で送信する必要があります。