Google Play自動インストールを使用したプリロードの計測

概要: AppsFlyerは、Google Play自動インストール(PAI)を使用して、マーケターがモバイルキャリアと契約し、アプリディスカバリーパートナーがユーザーがデバイスが最初にオンになったときにアプリをプリロードするプリロードキャンペーンにインストールをアトリビューションします。 注:この計測方法は、APKによる計測方法とは異なります。

PAIプリロードアトリビューション

プリロードキャンペーンでは、相手先ブランド端末メーカー(OEM)、携帯通信会社、アプリディスカバリーパートナーが、最初のデバイスのアクティベーション時にダウンロードされるデバイスにアプリをプリロードします。

プリインストールキャンペーンは、広告主がオンラインキャンペーンを実施することなく、潜在的に多くのオーディエンスにリーチすることができます。

Google Play 自動インストール(PAI)(3つのプリロードアトリビューション方法のうちの 1つ)は、プリロードキャンペーンのパフォーマンスを測定するための正確でプライバシーを保護するメカニズムをマーケターに提供します。 この方法は、マーケターに決定論的なアトリビューション結果を提供すると同時に、デバイスおよびユーザー識別子とは無関係に生成されたリファラーとのリファラーマッチングを介してアトリビューションが実行されるため、ユーザーのプライバシーが保護されることを保証します。

AppsFlyerは、プリロードインストールを最優先にアトリビューションします。つまり、ユーザーがアプリを初めて開く前に他の広告キャンペーンに接触しても、プリロードキャンペーンにアトリビューションが与えられます。その他のキャンペーン接触は、アシストインストールと見なされます。

注:代理店は、クライアントに対してプリロードキャンペーンを有効にすることはできません。

フロー

  1. 新しいデバイスが初めてアクティベートされると、プリロードパートナーが設定したルールに従って、事前定義されたアプリが Google Play から自動的にインストールされます。
  2. ユーザーが、プリロードされたアプリを初めて起動します。
  3. AppsFlyer SDKが、Google PlayリファラーAPIをクエリします。
  4. AppsFlyerは、取得したデータに基づいてアトリビューションします。

PAI-attribution-flow_en-us.png

利用可能なデータ

Google Play 自動インストール(PAI)プリロードのパフォーマンスデータは、次の場所で入手できます:

  • オーバービューダッシュボードと集計レポートは、プリロードパートナー(メディアソース)レベルとキャンペーンレベルで集計されます。
  • ローデータレポート

ローデータには、次のフィールドが含まれます:

  • Media_source = パートナーID
  • Match_type = preload_pai
  • Campaign_name = <preloadpartner ID> によるキャンペーンのプリロード

Google Play 自動インストール(PAI)プリロードアトリビューションを設定

PAIプリロードアトリビューションを設定:

  1. AppsFlyerのサイドメニューから、 コラボレーションActive連携を選択します。
  2. プリロードパートナーを選択します。
  3. プリロード計測をオンにします。
  4. プリロードルックバック期間 を設定します。
    設定可能範囲: 1 ~ 180 日
  5. 連携を保存 をクリックします。
  6. プリロードパートナーに、キャンペーン計測を設定する準備ができたことを知らせます。

Google Play 自動インストール(PAI)プリロードキャンペーンをサポートするパートナー

Partner pid

Xiaomi

xiaomipai_int

Transsion

shalltrypai_int

Oppo

oppopaipreinstall_int

Vivo

vivootapreload_int

TCL

tclpai_int

Motorola

motorola_int

MITV

mitvpai_int

ZTE

ztepai_int

Lenovotab

lenovotabpai4p_int

KDDIプリインストール

kddipai_int

プリロードパートナーのポストバック

AppsFlyerとの連携の一環として、プリインストールパートナーはAppsFlyerから送信されるポストバックの内容とエンドポイントの情報を定義する必要があります。

ポストバックに含まれる場合、マクロにはユーザー関連のデータが含まれます。 サポートされているマクロについては以下の表を参照してください:

  • ソース:データの取得元がどこかを示しています -
    • SDK:アプリに実装されているAppsFlyerSDK、もしくはサーバー間(S2S)API
    • AppsFlyer:AppsFlyerによる処理後
プリロードパートナのポストバックマクロ(パラメータ名) データソース 説明
app_name SDK 広告主が設定したアプリ名
country_code AppsFlyer ISO 3166 (alpha-2) を使用した国コード:US, CN など
install_time SDK インストールのタイムスタンプ
language SDK 端末OSによって設定され、端末から取得した言語設定(+地域情報)
app_id SDK AppsFlyerで使用される一意のアプリ識別子
app_version SDK 開発者によってアプリのコードに設定された、アプリのバージョン
device_type SDK 端末の商用モデル名
例: SM-GM284、iPhone7など
os_version SDK デバイスのOSバージョン

ポストバックの例

http://YourCompanyDomain.com?pid=(preinstall_partner)&app_name=(app-name)&app_id=(app-id)&install_time=(install-unix-ts)