概要: APIとリダイレクトの許可リストを定義することで、AppsFlyerアカウントを保護します。
概要
AppsFlyerでは、2種類の許可リストを設定することができます。
- API許可リスト: お客様のAppsFlyerアカウントへのAPIコールの発信元となるIPアドレスを制限することで、お客様のデータを不正アクセスから保護します。
- リダイレクト許可リスト:AppsFlyer管理画面で作成したリンク(OneLinkまたはシングルプラットフォームの計測リンク)の リダイレクト先のドメインおよびサブドメインを定義するもので、不正なリダイレクト、フィッシング攻撃、詐欺からリンクを保護します。
注記
以下の特徴は、APIとリダイレクトの両方の許可リストに適用されます。
- 管理者(アドミン)アカウントのみがアクセスし許可リストを管理できます。
- 許可リストの使用は任意で、デフォルトでは両方とも無効です。
- 許可リストの有効化はアカウントレベルで行われ、アカウント内のすべてのアプリに適用されます。
許可リストへのアクセス
セキュリティセンターから「許可リスト」ページにアクセスします。
- 管理画面右上のメニューバーから、ユーザーメニュー(メールアドレスのドロップダウン)にアクセスします。
- セキュリティセンターを選択します。
- APIとリダイレクトの許可リストで、許可リストを管理をクリックし許可リストへ移ります。
API許可リスト
API許可リストを使用すると、 AppsFlyerアカウントへの呼び出しを許可する特定のIPアドレス(またはIPアドレスの範囲)のリストを作成できます。許可リストが有効になると、これらのIPアドレスから発信されたAPIコールのみが許可されます。他のすべてのIPアドレスからのAPIコールは拒否されます。
API許可リストの仕様
- 不正なAPIコールからアカウントを保護するには、許可リストを アクティブ に設定し、少なくとも1つのIPアドレスまたは範囲を含める必要があります。
- 許可リストは、V2.0 トークンを利用するすべての AppsFlyer API に適用されます。 V1.0 API トークンを利用する API からの呼び出しは、すべての API アドレスから許可されます。
- 許可リストには、最大20個のIPアドレスまたは範囲を追加できます。
API許可リストの設定
APIの許可リストを設定して有効にする:
- 許可リスト画面のAPI許可リストへ移ります。
- IPアドレスまたはIPアドレスの範囲を標準形式で入力します:
- 例:
192.168.1.1
/185.114.120.140
- IP アドレスの範囲を入力するには、次の形式を使用します:
185.114.120.1/32
(185.114.120.1
が範囲内の最初のアドレスで、185.114.120.32
が範囲内の最後のアドレス)
- 例:
- 適用をクリックして保存します。
- [オプション] +追加 をクリックして、追加のIPアドレスまたは範囲をリストに追加します。
- リストを保存をクリックします。
- 許可リストをアクティブに設定します。
注意: 許可リストには、少なくとも1つのIPアドレスまたは範囲が含まれていないと、保存して有効にすることはできません。
API許可リストの変更
許可リストからのIPアドレスの追加や削除は、(リストがアクティブであるかどうかにかかわらず)いつでも行うことができます。
IPアドレスまたは範囲を追加する:
- 許可リストページのAPI許可リストへ移動します。
- + 追加 をクリックして、IP アドレスまたは範囲をリストに追加します。
- IPアドレスまたは範囲を入力します。
- 適用をクリックして保存します。
- 必ず リストを保存 ボタンをクリックして変更内容を保存してください。
注意: リストを保存しても、リストのステータス(アクティブまたは無効)は変わりません。アクティブ のトグルの状態を必ず確認し、必要に応じてアクティブ / 無効にしてください。
IPアドレスや範囲を削除する:
- 許可リストページのAPI許可リストへ移動します。
- 削除したいIPアドレスの横にあるゴミ箱アイコンをクリックします。
- 確認のポップアップで、削除をクリックします。
- 必ず リストを保存 ボタンをクリックして変更内容を保存してください。
リダイレクト許可リスト
リダイレクト許可リストを使用して、リンクのリダイレクトを許可する特定のドメインとサブドメインのリストを作成します。許可リストを有効にすると、AppsFlyerで作成したリンク(OneLinkまたはシングルプラットフォームの計測リンク)は、ドメインが許可リストに含まれている場合のみ、ユーザーをウェブURLにリダイレクトします。それ以外の場合は、ユーザーはアプリストアにリダイレクトされます。
リダイレクト許可リストの仕様
- リンクを保護するためには、許可リストを アクティブ に設定し、少なくとも1つのドメインを含める必要があります。
- 許可されるのはドメインとサブドメインのみで、特定のパスは許可されません。特定のドメイン/サブドメイン内のすべてのパスが許可されます。
- この許可リストは、AppsFlyerを介して作成されたすべてのリンクに影響します。OneLinkでも、単一プラットフォームの計測リンクでも、許可リストが有効になる前に作成されたものでも、後に作成されたものでも同じです。
-
許可リストは、以下のパラメーターのリダイレクトをサポートおよび保護します。
af_r
af_web_dp
af_ios_url
af_android_url
- 許可リストには最大50個のドメイン/サブドメインを追加できます。
リダイレクト許可リストの設定
リダイレクト許可リストの設定と有効化の方法:
- 許可リストページのリダイレクト許可リストへ移動します。
- ルートドメインまたはサブドメインを入力します。
- 適用をクリックして保存します。
- [オプション] + 追加 をクリックして、ドメインまたはサブドメインをリストに追加します。
- リストを保存をクリックします。
- 許可リストをアクティブに設定します。
注意: 許可リストには、少なくとも1つのドメインまたはサブドメインが含まれていないと、保存して有効にすることはできません。
リダイレクト許可リストの編集
許可リストからのドメインの追加や削除は、(リストがアクティブであるかどうかにかかわらず)いつでも行うことができます。
ドメインを追加する:
- 許可リストページのリダイレクト許可リストへ移動します。
- + 追加 をクリックして、ドメインまたはサブドメインをリストに追加します。
- ルートドメインまたはサブドメインを入力します。
- 適用をクリックして保存します。
- 必ず リストを保存 ボタンをクリックして変更内容を保存してください。
注意: リストを保存しても、リストのステータス(アクティブまたは無効)は変わりません。アクティブ のトグルの状態を必ず確認し、必要に応じてアクティブ / 無効にしてください。
ドメインを削除する:
- 許可リストページのリダイレクト許可リストへ移動します。
- 削除したいドメインの隣にあるゴミ箱のアイコンをクリックしてください。
- 確認のポップアップで、削除をクリックします。
- 必ず リストを保存 ボタンをクリックして変更内容を保存してください。