[Legacy] GMP DV360/CM (DoubleClick) 連携の設定

概要: AppsFlyerと[Legacy] Google Marketing Platform DV360/CM (DoubleClick) との連携を行います。なお、この連携におけるAppsFlyerのパートナー識別子は、doubleclick_intです

 重要!

2024年第2四半期(6月)末に、GoogleとAppsFlyerは 従来のレガシー連携 doubleclick_int を廃止する予定です。 この連携を使用している場合、新しいDV360 dv360_int連携に移行して、キャンペーンの実行とGMPを使用した測定を続行する必要があります。詳細はこちらをご覧ください。

AppsFlyerでGMPを設定する

このセクションの情報は、次の場合に適用します。

  • CM360 + メディアソース
  • DV360キャンペーン

Google Marketing Platformの有効化

統合をアクティブ化または編集するには:

  1. 有効にするには: AppsFlyerのサイドメニューから連携 > Partner Marketplace を選択します。
    編集するには:AppsFlyerのサイドメニューから、連携> 連携済みパートナー を選択します。
  2. Googleマーケティング・プラットフォーム(DV360/CM360)を検索して選択します。
  3. 連携の設定をクリックしてください。連携の設定ページに移動します。URLに doubleclick_int が表示されていることを確認してください
  4. 連携タブで、パートナー連携を有効化をオンにします。
    注意: トグルは、パートナーと作業している限りオン(アクティブ)のままにする必要があります
  5. 連携を保存をクリックします。

floodlightパラメータを取得する

GMPを設定する前に、インストール(first_open)のFloodlightを作成し、パラメーターを取得する必要があります。詳細は こちらを確認してください。次のパラメーターを取得する必要があります:

  • cat: アクティビティタグの文字列 - Floodlightサーバーは、アクティビティが属するアクティビティグループを識別するために使用します。
  • src:Floodlightアクティビティのソースである広告主ID。これは「ピクセル」設定画面からエクスポートするFloodlightタグの src =パラメータであり、DBM広告主IDではありません。
  • type:グループタグ文字列。Floodlightアクティビティが関連付けられているアクティビティグループを識別します。
  • トークン:トークンの取得手順を参照してください。

これらのパラメーターはAppsflyerとの連携に必要です。

 注意

Floodlightパラメーターはアプリごとに一意の値です。アプリごとに1つずつ、2セットのFloodlightパラメーターが必要です。

Google Marketing Platformとの連携

  1. AppsFlyerのサイドメニューから連携 > Partner Marketplaceを選択します。
  2. Google Marketing Platformを選択してください。
    利用できる設定タブは、連携、広告収益、権限の3つです。必要に応じて設定を完了してください。

クリックに基づくモバイル計測に加えて、GMPはビュースルーリエンゲージメント計測を提供しており、AppsFlyerで計測できます。

連携済みパートナーの設定画面の詳細については、こちらをクリックしてください。

連携タブ

AppsFlyerがGMPを照会すると、レスポンスにてリストされたパラメーターが返されます。これらは、次の表に示すとおり、AppsFlyerパラメーターとローデータにマッピングされます。

GMPパラメーター AppsFlyerパラメーター名 URLパラメーター
Placement ID Campaign name c
Placement ID Campaign ID af_c_id
Site ID Site ID af_siteid
Ad ID Adset ID af_adset_id
Creative ID Ad ID af_ad_id

floodlightパラメータを設定する

連携タブで、 フラッドライトのパラメーター をそれぞれのフィールドに設定します。

インストール計測

インストールクリックスルー ルックバック期間

  • クリックからインストールまでの最大時間を設定してください。ルックバック期間内に発生するインストール(初回起動)のみがGMPの成果に紐づきます。
  • GMPでは、デフォルトのクリックスルールックバック期間は30日です。乖離を最小限に抑えるため、GMPの期間と値を一致させることをお勧めします。
  • クリックルックバック期間について

インストールビュースルールックバック期間

  • インプレッションからインストールまでの最大時間を設定します。広告のインプレッション後、ほかに関連する広告がクリックされなかった場合、このルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)成果がパートナーに紐づきます。
  • GMPからのビュースルー計測を有効にするためにオンにしてください。この値は、1~23時間、または1~7日でカスタマイズできます。
  • GMPのデフォルトビュースルールックバック期間は7日間です。乖離を最小限に抑えるために、GMPの期間と値を一致させることをお勧めします。

リエンゲージメントの計測

リターゲティングキャンペーンを計測する方法

  1. リエンゲージメントのアトリビューションをオンにしてください。
    アクティブなGMPリエンゲージメントキャンペーンが無い場合、リエンゲージメントアトリビューションをオフにしてください。
  2. リターゲティング広告のための新しいFloodlightを作成します(たとえばapp_opensなど)。その後、AppsFlyer管理画面にて、catsrctokentype にリターゲティングキャンペーン固有のパラメーターを入力してください。

     注意

    トークンパラメータは、サードパーティのモバイルアプリコンバージョンを有効化した時に取得するトークンパラメータと同じです。

リエンゲージメントクリックスルールックバック期間

リエンゲージメント クリックスルー ルックバック期間を設定します(広告がクリックされてからの最大期間。この期間内に、リターゲティングされたユーザーを広告に紐づけることができます)。値は、時間数(最大23)または日数(1~30)を設定できます。

reengagement-activate.png

リエンゲージメントビュースルールックバック期間

リターゲティング広告のインプレッション計測を開始するには、リエンゲージメント ビュースルー アトリビューションの設定を有効にします。

リエンゲージメントビュースルールックバック期間を設定します(広告が閲覧されてからの最大期間。この期間内に、リターゲティングされたユーザーを広告に紐づけることができます)。値は、時間数(最大23)または日数(1~7)を設定できます。

リエンゲージメント期間

リエンゲージメント期間(ユーザーのアプリ内イベントがリターゲティング媒体の成果に紐づく期間)の長さを設定します。値は、日数(1~90)、時間数(最大23)またはlifetime(ライフタイム)を設定できます。

 注意

代理店アカウントにてリターゲティング広告用に個別に設定できるので、別途リエンゲージメント期間を設定できます。例えば、広告主が30日期間をリターゲティング広告を設定し、代理店アカウントが同じアプリで他のキャンペーンを運用した場合、45日期間のリエンゲージメント期間を設定できます。

アプリ内イベントのポストバック

最初に、購入やサブスクリプションなどの特定のアクティビティ用にFloodlightを作成します。
次に、floodlightパラメータを取得します。

    1. アプリ内イベントポストバックを有効にしてください。
    2. イベントを追加をクリックして、SDKまたはS2Sイベントを追加してください。以下の表にて、設定する必要がある各項目について説明しています:
      項目 説明
      AppsFlyerイベント

      アプリに実装されているSDKまたはサーバー間(S2S)イベントからAppsFlyerが受信したイベント名。
      ヒント:イベント名が表示されない場合は、以下を実行してください。

      • 非オーガニックインストールとして計測された端末上で、そのアプリ内イベントが発生しているかを確認し、再度チェックしてください。
      • AppsFlyerイベントにイベントを入力し、カスタムイベントを作成をクリックしてください。カスタムイベントのマッピングについてご参照ください。
      パートナー側のイベント名

      パートナー側で定義されている各イベントの固有の名前またはID
      オプションは以下の通りです:

      • テキスト項目:パートナーから該当するイベントIDを取得してください。
      • ドロップダウンボックス: 最適な事前定義された AppsFlyer イベントを選択します。
      • そのまま:イベント名のマッピングなしで、イベントをそのまま送信します。

      Floodlightパラメーターを使用して、以下のとおりイベントを設定します(表の下の画像を参照)
      token=123XXX456XXX&type=XXXXXXXX&cat=XXXXX123456&src=58XXX35

      送信ユーザーの流入元:

      最適なイベントの送信オプションを選択します。

      • このパートナーのみイベントの成果がこのパートナーに紐づいてりう場合のみ、ポストバックを送信します。
      • オーガニックを含む全てのメディアソース:オーガニックを含む全てパートナーに紐づいているイベントのポストバックを送信します。
      送信データ:
      • データなし(デフォルト設定)イベント値を一切送信せす、そのイベントが発火したことのみを送信します。
      • イベント値も収益も送信する収益金額を含む、そのアプリ内イベントに関する全てのイベント値を送信します。
      • 収益は送信せず、イベント値のみ送信する収益金額を除く、そのアプリ内イベントに関する全てのイベント値を送信します。
    3. [任意]条件を追加add_condition.pngアイコンをクリックして、そのイベントに対する条件を設定することができます。
    4. [連携を保存] をクリックします。
Google_Marketing_Platform_in_app_event_postbacks_all_media_sources.JPG

 注意

  • Floodlightパラメーターはイベントごとに一意の値です。ポストバックで設定するアプリ内イベントごとに、一意のFloodlightパラメーターを指定する必要があります。
  • Floodlightパラメーターはアプリごとに一意の値です。
  • パラメータの詳細は catsrctokentype の項目で設定した内容によって完了します。
  • 次の2つの追加パラメーターは自動でGMPに送信されます:Order_ID & af_revenue

AppsFlyerはU26までの追加Floodlightパラメータ(uパラメータ)の送信のみをサポートしています。U パラメータは事前にマッピングされ、AppsFlyer側で設定されるため、次の点にご注意ください。

  • これらは事前にマッピングされているため、追加のカスタムUパラメータは設定できません。
  • このマッピングに従って、GMPでカスタムFloodlightパラメーターを設定してください。
  • AppsFlyerが特定の U パラメータを送信できない場合、AppsFlyerはこれを送信しません。例えば、キャリアデータが欠落している場合、AppsFlyerはU5を送信しません。

パラメータのマッピング

アプリ内イベントごとにAppsFlyerは次のfloodlightsを送信します。

  説明

u1=

af device id

1540995037437-2811776739500410055

u2=

customer user id

eaf8a5f2.1836.4686

u3=

Android:
Advertising id
iOS: idfa

9d9d03ab-f211-4e17-994e-d0afdf23ac01

u4=

wifi

true

u5=

Carrier

Jio%204G

u6=

country code

IN

u7=

Region

HR

u8=

city

Gurgaon

u9=

デバイスタイプ

motorola::Moto G (4)

u10=

os version

7

u11=

sdk version

v4.8.18

u12=

app version

3.31.1

u13=

install timestamp

1540995041

u14=

click time

1546441586

u15=

impression time

1546441586

u16=

campaign name*

Appinstall_campaign

u17=

Campaign ID

12345ABC

u18=

adset name*

Appinstall_adset

u19=

Adset ID

12345ABC

u20=

ad name*

Appinstall_ad

u21=

Ad ID

12345ABC

u22=

site id

site_id_123456

u23=

event time

2019-01-04 12:56:35.707

u24=

eventName

af_purchase

u25=

event value

{"af_price":459,"af_content_id":"77147","af_revenue":4.59,"af_currency":"EUR"}

u26=

currency

EUR

*この場合、AppsFlyerはレスポンスでGoogle Marketing Platformからこの名前を受信せず、この項目には対応するIDが入力されます(例:広告セットは広告セットIDになります)。

計測リンクタブ

GMPはSRN媒体であり、外部のリンクを使用しないので計測リンクのタブは機能しません。

ただし、GMPの連携では計測リンクを使用します。

CM360+メディアソースの計測リンク

CM360とメディアソースでキャンペーンを実施する場合には、計測リンクが必要です:

  • CM360の計測リンク
  • 特定のメディアソース(連携パートナーまたはカスタムメディアソース)用のAppsFlyer計測リンク。

CM360の計測リンクの設定方法を参照してください

DV360(DBM)の計測リンク

インプレションやクリック数の記録のみに、DV360でAppsFlyerの計測リンクを使用することもできます。ただし、これらのリンクは計測には使用されないため、パラメーターを追加しても、そのパラメータや他のデータは使用できません。

DV360のクリック数をAppsFlyerで計測したい場合、DV360の管理画面にてAppsFlyer計測リンクを追加する必要があります。その際に、計測URL内のキャンペーン名が、GMPのPlacement ID一致することを確認してください。こうすることで、AppsFlyerはクリックデータを正しいキャンペーンに追加することができます。

 重要!

GMP DV360 (DBM)用の計測リンクを使用することは、必須ではありません。


AppsFlyerでクリックをカウントする場合は、次のリンクを使用します。

https://app.appsflyer.com/ADD-APP-ID?pid=doubleclick_int&af_siteid=${UNIVERSAL_SITE_ID}
&af_ad_id=${CREATIVE_ID}&c=${PLACEMENT_ID}&af_c_id=${PLACEMENT_ID}

AppsFlyerでインプレッションをカウントする場合は、次のリンクを使用します。

https://impression.appsflyer.com/ADD-APP-ID?pid=doubleclick_int&af_siteid=%24{UNIVERSAL_SITE_ID}
&af_ad_id=${CREATIVE_ID}&c=${PLACEMENT_ID}&af_c_id=${PLACEMENT_ID}

コストタブ

コストデータはGMPでは利用できません。

広告収益タブ

  • 複数のGMPアカウントを同じアプリに接続できます。
  • 複数のGMPアカウントがある場合は、各アカウントについて次の手順を繰り返してください。
    注!ユーザーインターフェイス上には、複数のアカウントを接続していることを示す表示はありません。

広告収益APIを有効にする方法

権限タブ

このタブでは、GMPに付与する権限を設定します。