概要： パートナー（広告媒体）がポストバックを受け取らない主な原因と解決策を見つけます。以下の各トピックに目を通し、それらが原因である可能性があるかどうかを確認してください。
連携トグルの確認
さまざまなトグルが、連携のさまざまな部分を制御します。トグルの状態が、ポストバックを受信しない理由である可能性があります。
パートナー連携トグルがオフになっている
パートナーを有効にする トグルをオフにすると、アトリビューションされず、ポストバックは送信されません。
連携を有効にする方法：
- AppsFlyerのサイドメニューから、連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- パートナーの「統合の管理」アイコンをクリックします。
- 連携タブでパートナーを有効にするトグルをオンにします。
別のケース： 現時点ではパートナーを有効にするトグルがオンになっているが、実際の広告配信中にはオフになっていた場合監査ログを使用して、インストール / イベント発生時にパートナー連携がアクティブであったかどうかを確認してください。
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上部のバーから、アカウントメニュー（メールアドレスのドロップダウン） > セキュリティセンター > 監査ログを開きます。
アプリ内イベントポストバックの設定がオフになっている
アプリ内イベントのポストバックトグルがオフになっているか、イベント中にオフになっている可能性があります。これは、ポストバックが送信されないことを意味します。
アプリ内イベントのポストバックをオンにするには：
- AppsFlyerのサイドメニューから、連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- パートナーの「統合の管理」アイコンをクリックします。
- 連携タブで、アプリ内イベントのポストバックセクションまでスクロールダウンし、トグルをオンにします。
イベント設定を確認します。
イベントは、特定のポストバックを送信しないよう設定可能です。
イベントが設定されていない
設定したアプリ内イベントのリストにイベントが含まれていることを確認します。設定されていないアプリ内イベントのデータは、ポストバックは送信されません。
- AppsFlyerのサイドメニューから、連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- パートナーの「統合の管理」アイコンをクリックします。
- 連携タブで、アプリ内イベントのポストバックセクションまでスクロールダウンし、ポストバック送信したいイベントが設定されているかどうかを確認します。
イベントが正しく設定されていない
イベントマッピングが間違っていないかどうか確認します。AppsFlyer SDKイベント（モバイルアプリまたはS2S経由でAppsFlyer上で計測したイベント名）が、パートナー側のイベント名（パートナーによって使用される正確なイベント名）と一致することを確認してください。
イベントは正しく設定されているが、送信データの条件が設定されている
イベントに条件が定義されている場合は、その条件に従ってポストバックが送信されます。ポストバック送信を制限する条件があるかどうかを確認します。
「このパートナーにのみ」のイベントデータをポストバックを送信するように構成されています
アプリ内イベントの設定が、このパートナーのみにポストバックを送信するか、オーガニックを含むすべてのメディアソースに送信するよう設定されているかどうかを確認します。このパートナーのみに設定されている場合は、アトリビューションされたデータのみがポストバックを取得します。
イベントが設定期間外で発生した
ポストバックは、ポストバック期間の設定に基づいて送信されます。この期間以降のイベントのポストバックはパートナーに送信されませんが、イベントは引き続きAppsFlyerに記録されます。
SRNの場合、アプリ内イベントのポストバックは 、パートナーのデータ保持期間中のみ送信されます 。
計測リンクがインストールのポストバックを送信しないように設定されている
アトリビューションリンクに af_installpostback=false パラメータが含まれている場合、インストールは記録されますが、ポストバックはパートナーに送信されません。
計測リンクを確認するには：
- AppsFlyerのサイドメニューから、連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- 計測リンクタブに移動し、下にスクロールして計測リンクを取得します。
プライバシー制限
以下の場合、AppsFlyerはプライバシーの制限によりポストバックを送信しません：
パートナー側で高プライバシーポストバックをサポートしていない
高プライバシーポストバックが有効になっているが、パートナー側で高プライバシーポストバックに対応していない場合、高度なプライバシーポストバックは受信されません。
サードパーティプラットフォームでのメディアソースの制限
一部のメディアソースは、第三者とのデータ共有を制限しています。AppsFlyerは、 これらのメディアソースを通じて取得したユーザーレベルのデータを、サードパーティのプラットフォームやサービスと共有することはできません。 そのため、このようなメディアソースからのインストールはオーガニックとして送信されます。なお、 Meta広告では、第三者プラットフォームとのデータ共有は許可されていません。
SDK はパートナーと情報を共有しないように設定されています。
パートナーが情報を受け取らないようにするために、SDK に共有フィルターが実装されています。 このフィルターは、ユーザーの明示的なオプトアウト要求によって、またはアプリのライフサイクル中の他の任意の時点でアクティブ化できます。
詳しくは、 サードパーティーとのデータ共有の防止 および setSharingFilterForPartnersを参照してください。
その他
ポストバックは送信されましたが、パートナー側の管理画面に表示されていない
AppsFlyerはパートナーにポストバックを送信していても、パートナー側の管理画面に表示されない場合があります。そのような場合は、パートナーに連絡してください。
ポストバックがAppsFlyerから送信されたかどうかを確認するには：
- AppsFlyerのサイドメニューから、レポート > ローデータ出力を選択します 。
- ポストバック（インストール、アプリ内イベント、リターゲティングコンバージョン、アプリ内イベントリターゲティング）で関連するレポートを表示します。
イベントが発生しなかったか、AppsFlyerに送信されなかった
発生したすべてのイベントは、 アクティビティ ダッシュボード と ローデータレポートで確認できます。そこに表示されないイベントは、イベントが発生しなかったか、AppsFlyerに送信されなかったことを意味します。
イベントが SDK で定義されていない可能性があります。この場合、プラットフォームには表示されません。SDKの設定を確認します。SDK で定義されています。
イベントが発生したと思われる場合は、アクティビティダッシュボードに表示されるかどうかを確認する方法を確認するか、ローデータレポートを取得して確認してください。
アクティビティダッシュボードを表示するには：
- AppsFlyer管理画面 左メニュー 分析 > アクティビティへ移動し、メディアソースとデータ期間を選択します。
ローデータレポートの出力：
- AppsFlyerのサイドメニューから、エクスポート > ローデータ出力へ移動します。
- レポートの作成をクリックします。
- 取得したいレポートタイプを選択します。
- 日付範囲と必要な項目を選択し、 作成をクリックします 。
- レポートをダウンロードして、イベントを探してください。
タイムゾーンの違い
AppsFlyerプラットフォームとパートナーのプラットフォームのタイムゾーンの違いにより、ポストバックの受信に不一致が生じる場合があります。AppsFlyerのダッシュボードとレポートは、選択したタイムゾーンに従って表示されます。
AppsFlyerでアプリのタイムゾーンを表示するには：
- AppsFlyerのサイドメニューから、エクスポート > アプリ設定へ移動します。
- ローカリゼーションセクションのタイムゾーンを確認します。
SRN媒体のデータで広告ID (IDFA/GAID) が取得できていない
SRNには、AppsFlyerがインストール、アプリ起動、アプリ内イベントのポストバックを送信しない特定のケースがいくつかあります。
サードパーティプラットフォームでのメディアソースの制限
一部のメディアソースは、第三者とのデータ共有を制限しています。AppsFlyerは、 これらのメディアソースを通じて取得したユーザーレベルのデータを、第三者のプラットフォームやサービスと共有することはできません。 そのため、このようなメディアソースからのインストールはオーガニックとして送信されます。Meta広告が第三者のプラットフォームとデータを共有することはありません。