概要:オーガニック検索の計測データの詳細や、キーワードデータを取得して、どの検索フレーズが最も人気があるかを把握し、オーガニックコンバージョンを最適化しましょう。
オーガニック検索の計測
オーガニック検索の計測を使用して、Web上のオーガニック検索をした後にアプリと再度エンゲージメントを実行した既存ユーザーを計測しましょう。
計測を設定する方法:
- アプリの Android および iOS アプリ開発者に、アプリに関連付けられたドメインを提供してください。Android の場合、これは既存ユーザーに対してアプリを開くように構成された Android アプリリンクを持つドメインを意味します。また、iOSの場合、これはユニバーサルリンクのドメインが既存ユーザー向けにアプリを開くように構成されていることを意味します。
- 開発者に、メディアソース(
pid
)パラメーターにどの値を使用すべきかを伝えてください。例:search_engine -
開発担当者にAndroidアプリリンクおよびiOSユニバーサルリンクの手順に従うよう指示してください。
オーガニック検索から発生したインストールは、ステップ2で選択したメディアソースの値に紐づいて表示されます。例:search_engine
ヒント!地域別の検索エンジンの使用状況の内訳を参照してください。
キーワードに関するデータ
オーガニック検索はアプリの重要なトラフィックソースです。オーガニックユーザーは、獲得コストが発生せず、通常最もエンゲージメントの高いコホートの一つです。
アプリページをいくつか最適化することで、新規オーガニックインストール数を増やすことができます。オーガニック検索を最適化するには、アプリのオーガニック検索キーワードに関するデータを取得する必要があります。
iOSキーワード
Apple Search Adsを利用している場合は、Apple Search Adsに紐づく非オーガニックユーザーの詳細なキーワードデータを取得できます。iOSでは、オーガニックキーワードデータは利用できません。
Androidキーワード
Googleは、次のユーザーに関するオーガニックキーワードデータ(リファラーURL上)を共有しています。
- Androidデバイスを使用するユーザー
- Chromeブラウザを使用するユーザー
- Google.com を訪問し検索を実行するユーザー
- Google検索結果ページからアプリをインストールするユーザー
- アプリを起動
SDKは、Google Playへのリンクの一部に含まれている場合、&utm_term パラメーターからGoogleから提供されたキーワードを抽出します。可能な場合、値は次のAppsFlyerのローデータ項目に含まれます:http_referrer、gp_broadcast_referrer、keywords
オーガニック経由のAndroidユーザーでこれらの条件を満たし、オーガニックキーワードデータを取得できるのは、全体の1%以下と考えてください。
その他のシナリオでは、Googleはオーガニックキーワードデータを共有しません。例えば、ユーザーがGoogle Playで検索した場合はオーガニックキーワードは取得できません。
注
この制限は、Googleによって設けられたもので、アトリビューションベンダーを含む、全ての外部プラットフォームに適用されます。
キーワードデータの使用
オーガニックキーワードデータは、次の場所から取得できま。
-
オーガニックローデータレポート
データエクスポートページから、使用されたオーガニックキーワードの内訳を確認できます。 -
詳細レポート
ピボット、リテンション、コホートレポートにて、キーワード別にグループ化します。
キーワードに基づいて、オーガニックユーザーの質を比較できます。 - Push APIメッセージ