概要: 連携済みパートナーは、管理画面と各種レポートを使用することで、自社媒体に紐づくキャンペーンのトラフィックを確認可能です。
AppsFlyer管理画面の利用
AppsFlyerの管理画面にログインするには:
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こちらからログインするか、https://hq1.appsflyer.com/auth/login へ移動してください。
すると、アプリの一覧が表示されます。 - アプリを選択するか、任意のアプリを検索してください。
注意!
目的のアプリが表示されない場合には、広告主にアドネットワークへの権限付与を行うよう依頼してください。広告主は、AppsFlyerの管理画面上で[連携済みパートナー]から対象のアドネットワークの設定画面を開き、[権限]タブでこの作業を行う必要があります。
オーバービュー管理画面
オーバービューでは、キャンペーンのパフォーマンス指標とグラフを確認できます。この画面には、UA (新規獲得) とリターゲティング、という異なるビュータイプが用意されています。
レポートへのアクセス
レポートデータを取得するには:
- 管理画面左メニューで以下のいずれかを選択してください:
- ローデータエクスポート
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集計データエクスポート
そうすると、各種レポートの取得画面が開きます。
注意
- ローデータレポートに表示されるデータは、パートナーに紐づくポストバックのローデータに限定されます。
- Protect360をご契約されているアプリの場合、広告主が Protect360ダッシュボードとローデータの権限を付与している場合、パートナーはProtect360のローデータレポートにもアクセスできるようになります。
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Event Value (アプリ内イベントに含まれる詳細な値)に関するデータは、レポート内では一切表示されません。
Event Valueを取得するには、以下のいずれかの対応が必要になります:
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- アプリ内イベントのローデータレポートの提供を広告主へ依頼する
- あなたのアドネットワークのアプリ内イベントのポストバックURL に
(event-value)
のマクロを追加する
ポストバックレポートの活用
インストールとアプリ内イベントのポストバックレポート を使用することで、"正しく受け取れていない"各種イベントを見つけることができます。ポストバックレポート上に記載されているのに、アドネットワーク側で記録されていないイベントが存在している状況などがこれに当てはまります。
関連するポストバックのローデータレポートをダウンロードし、Postback URL とPostback HTTP Response Code のカラムを確認してください:
- レスポンスコードの値が200の場合、AppsFlyerから送信されたポストバックデータは、アドネットワーク側でも正しく受け取られています。
- レスポンスコードが空欄の場合には、AppsFlyerからポストバックは送信したものの、アドネットワーク側からレスポンスが受け取れていません。この場合、Postback Error Messageのカラムに問題の詳細が記載されます。
連携設定の確認
ウィンドウの左側にある 連携済みパートナーをクリックして、現在の構成設定を表示します。 たとえ編集権限が付与されていなくても、現状の連携設定を確認することは可能です(読み取り専用です)。
ただし、パートナーアカウントから確認できる連携設定は、広告主アカウント上で設定されているもののみになります。
広告主からの権限付与があれば、代理店アカウント上でもアドネットワークの連携設定が可能です。 各種連携設定が代理店アカウント上で行われている場合、パートナーアカウント上では連携が非アクティブの状態で表示されるので注意してください。
権限
広告主は、AppsFlyerの管理画面上で[連携済みパートナー]から対象のアドネットワークの設定画面を開き、[権限]タブを使うことで、アドネットワークに対して様々な権限を付与することが可能です。
権限付与
最初のステップは、広告主によるパートナーへの権限付与作業です。まず広告主はパートナー権限設定のトグルをONにする必要があり、これにより以下のような変化が起こります:
- 広告主の対象となるアプリが、パートナーアカウント上に表示されます。
- パートナーアカウントのAdmin権限を持つアカウントは、アプリのデータを表示する管理画面へアクセスできるようになり、この段階ではAdminアカウントのみにアクセス権があります。チームメンバーにもアプリの管理画面を確認できるようにしたい場合には、広告主から追加でチームメンバーに対して権限を付与する必要があります。
- アプリの管理画面に表示されるデータは、そのアドネットワークに関するもののみです。
広告ネットワークチームメンバーに権限を付与する
チームメンバーにもアプリの管理画面を確認できるようにしたい場合には、広告主からチームメンバーに対して権限を付与する必要があります。
- 権限を付与したいチームメンバーのメールアドレスを広告主へ伝えてください。
(注:このメールアドレスは、予めパートナーアカウント上でチームメンバーに追加されている必要があります。) - 広告主は、そのアドネットワークの連携設定画面の[権限]タブ内で、そのチームメンバーのメールアドレスを追加する必要があります。
追加権限の付与
広告主は、アドネットワークとそのチームメンバーに対して以下の情報に関する追加の権限を付与できます。
- 連携設定の変更権限
- アプリ内イベントのポストバック設定の変更権限
- リテンションレポート
- ロイヤルユーザー
- アプリ内イベント
- 収益
- Protect360ダッシュボードとローデータ - Protect360契約のお客様のみ利用可能
これを許可するには、クライアントに連絡して、アクティブな統合のリストからあなたを選択し、[権限]タブ内の関連セクションへのアクセス権を付与します。
広告主がアドネットワークに連携設定の変更権限とアプリ内イベントのポストバック設定の権限を付与すると、パートナーアカウント上でも自社アドネットワークの関連するタブ内の設定を変更することができるようになります。
注意
- 設定に加えられた変更は、広告主と広告ネットワークのどちらが設定したかに関わらず、現在の設定を上書きします。
- 代理店アカウント上でもアドネットワークのチームメンバーに対して権限付与することは可能ですが、広告主のみがこの追加の権限に関しては付与することができます。
広告主から連携設定の権限が付与されている場合は、管理画面左メニューの 連携済みパートナーからアクセスが可能です。
広告主からリテンションレポートへのアクセス権限が付与されている場合は、管理画面左メニューの[リテンション]からアクセスが可能です。