概要:広告収益を計測して、全体的なLTVパフォーマンス分析を可能にしましょう。
広告収益のアトリビューション
- 広告は、バナー、オファーウォール、インタースティシャルなどの形式でアプリ内に表示され、広告収益を生み出します。広告収益ネットワークのSDKをアプリに実装し、ユーザーに広告を配信し、広告収益を得ます。
- 広告収入、アプリ内購入、サブスクリプション売上げを組み合わせることで、1ユーザーの完全なLTVを理解することができます。ユーザーのLTVと広告コストを照合することによりROIが決定され、プラットフォームでのさらなる分析に利用できます。
広告収益データ:
- サーバーAPI経由、またはアプリへのレポートSDKの実装 (iOS 14を含む) によってメディエーションおよび/または広告収益ネットワークから取得されます。
- 最初にユーザーへインストールをもたらしたメディアソースにアトリビューションします。
- レポートの粒度は、各収益化ネットワークの連携仕様により異なります。
- 集計粒度:国/地域別の内訳。
- ユーザーレベルレポートの粒度:広告階層をデバイスレベルまでドリルダウンできます。広告収益ローデータレポートを使用して、ユーザー価値をさらに分析できます。
ユーザーレベルグラニュラリティvs.集計レベル
広告収益アトリビューションは、様々なグラニュラリティの方法をサポートしています。グラニュラリティは収益化ネットワークに依存します。
-
集計グラニュラリティ:
- AppsFlyerは、地域別に毎日収益を受け取ります。
- アクションあたりの実効収益(eRPA)は、収益をトリガーイベントの実行数で割ることで算出できます。
- アプリ起動か、実装されている特定のアプリ内イベントをトリガーイベントとします。
-
ユーザーレベルの粒度(インプレッションレベルの粒度)[ベストプラクティス]:
- 収益化ネットワークは、インプレッションレベルでユーザーごとの収益をレポートします。すべての収益化ネットワークがユーザーレベルの粒度をサポートしているわけではありません。
- この収益は、ユーザーを連れてきた広告媒体(メディアソース)に紐づけられます。つまり、AppsFlyerの広告収益計測は、リターゲティングアトリビューションルールを含む、プラットフォームにあるアトリビューションルールに準拠しています。
注意: メディエーションネットワークを使用している場合は、ユーザーレベルの粒度で連携を有効にする前に、メディエーションネットワークを介して仲介される収益パートナーとの直接的な広告収益連携を無効にしてください。これを怠ると、収益データが重複します。
計測された収益 vs. マネタイズ収益API
AppsFlyerでは、数種類の広告収益データを提供しています。注:全てのアドネットワークが以下の全てのオプションを提供しているわけではありません。
計測された収益:ユーザー獲得ソースに基づいた広告収益。集計レベルとユーザーレベルで利用できます。例:
- ユーザーがネットワークAの広告を見てアプリをダウンロードします。
- アプリ内に広告が表示されます。
- 広告収益は、アプリの掲載面に関わらず、ユーザー獲得成果としてネットワークAに紐づきます。
マネタイズ収益API:ユーザー獲得ソースではなく、広告媒体に基づいた収益です。例:
- ユーザーがネットワークAの広告を見てアプリをダウンロードします。
- ネットワークBからの広告がアプリ内に表示されます。
- 広告収益はネットワークBに紐づきます。
実装について
以下のセクションでは、利用可能な広告収益計測の種類と、導入・維持に必要なワークフローや手順について説明しています。
広告収益計測API実装のフロー
広告収益計測APIを実装するには、次の表の粒度メソッドワークフローのいずれかに従います。
Step | 集計 | ユーザーレベル(インプレッションレベル)グラニュラリティ |
---|---|---|
1 | 不適用 | |
2 |
アプリの実装では:
|
アプリの実装では:
|
3 | AppsFlyerで収益化ネットワークパートナーの追加に接続する |
ユーザーレベルの広告収益化ネットワークに接続します。 |
4 | 広告収益を生成して分類する | 広告収益を生成して分類する |
アプリのオープンイベントまたはアプリ内イベントを使用した集計
集計の実装:
- 連携されたネットワークでは、1日あたりの総収益を地域別に報告しています。
- AppsFlyerは、広告収益をトリガーイベントのインスタンス数で割ることにより、アクションあたりの実効収益(eRPA)を導出します。
- AppsFlyerはトリガーイベントのインスタンスごとに、eRPAを含む _monetized イベントを作成します。例)ad_matched_monetized
- eRPA収益の使用はメディアソースに起因します。
- アプリ内イベントに紐づけて広告収益をレポートしない:これを行うと、AppsFlyerが連携により収益化ネットワークから収益データを取得するため、広告収益が重複します。
- メディエーションネットワークを使用している場合は、メディエーションネットワークと広告収益の連携を有効にする前に、メディエーションネットワーク経由で仲介される収益化パートナーの広告収益の直接連携を無効にしてください。これを怠ると、収益データが重複します。
- 次のいずれかのイベントタイプを使用できます。:
- ユニークな収益化アプリ内イベント にはアプリの修正が必要です。
- イベント af_app_opened はデフォルトで利用できます。
アプリ内イベントメソッド | 実装方法 | 注意事項 |
---|---|---|
ユニーク収益化アプリ内イベント |
|
|
af_app_opened イベント |
|
|
方法 | Pros | Cons | 注意事項 |
---|---|---|---|
すべてのネットワークで同じイベントを使用します。例えば、ad_watched です。これにより、収益化の詳細を含む ad_watched_monetized イベントが自動的に生成されます。 | 最も簡単な実装 | クリック数やネットワークごとの広告収入などの質の情報はありません。 |
|
[ベストプラクティス] 各ネットワークに、広告視聴に関するユニークなイベントを割り当ててください。例:ad_watch_admob、 ad_watch_vungle。 |
ローデータに加えて、ダッシュボードでも広告収益媒体を比較する完全な可視性と機能が備わります。 | 広告収益は、1つのイベントで累積されません。イベントの数はネットワークの数に相当します。 | 管理画面で収益化ネットワークの比較を有効にします。広告収益は、ネットワークごとのアプリ内イベントを使用することでネットワークごとに区別されます。 |
広告収益APIによるユーザーレベル集計
ユーザーレベル(インプレッションレベル)グラニュラリティの実装:
この方法がベストプラクティスです。アプリを変更する必要なしに、最も高い粒度で広告収益をアトリビューションします。広告収益は、正確にUAソースにアトリビューションされます。
ユーザーレベルの広告収益データ:アトリビューションは ローデータレポートで利用できます。連携済みパートナーにはユーザーレベルのデータのポストバックは送信しません。
AppsFlyerにアトリビューションレコードがないアプリユーザーからの収益は、広告収益がレポートされた日をインストール日としてオーガニックへ紐付けられます。
これはたとえば、Facebookからのユーザーレベルのデータを削除した後に発生する可能性があります。
注意
メディエーションネットワークを使用している場合は、メディエーションネットワークと広告収益の連携を有効にする前に、メディエーションネットワーク経由で仲介される収益化パートナーの広告収益の直接連携を無効にしてください。これを怠ると、収益データが重複します。
方法 | 実装方法 | 注意事項 |
---|---|---|
広告収益APIを使用したユーザーレベルデータ |
|
N/A |
集計レベルの細分性からユーザーレベルへの移行に関する実装ノート
- 移行しても、過去の広告収益データには影響しません。このデータは変更されません。
- 広告収益データは、その時に選択された粒度オプションを使用して、1日1回 UTC時間 14:00に引出されます。
- ユーザーレベルの粒度では、アプリ内イベントを定義する必要はありません(集計レポートでは行うように)。これらのイベントを送信し続けることは可能です。AppsFlyerのユーザーレベルの粒度レポートには影響しません。
広告収益 - 連携済みパートナーへの接続

はじめに:
- 広告収益連携済みパートナーにAPIクレジデンシャルを提供するようリクエストします。
広告収益ネットワークとの広告収益連携を有効にする方法:
-
AppsFlyerで、設定 > 連携済みパートナーに移動します。
連携済みパートナー画面が開きます。 -
パートナーを選択してください。ヒント:アクティブと広告収益を選択して、広告収益をサポートしている既存パートナーを表示してください。
連携パートナーの設定画面が開きます。 - 広告収益タブを開き広告収益データを取得を有効にしてください。
-
取得したい広告収入データの種類を選択してください。注:全てのアドネットワークが以下の全てのオプションを提供しているわけではありません。成果に紐づく収益にユーザーレベルオプションが含まれていない場合、集計データのみが利用可能です。
- 成果に紐づく収益。つまり、ユーザー獲得媒体に基づく収益。計測された収益レポートは、次のいずれかです:
- マネタイズ収益API。つまり、ユーザー獲得媒体ではなく、広告媒体に基づく収益です。
- 連携済みパートナー画面の指示に従い、API認証情報を入力、またはログインしてください。これは、SDKレベルの連携には関係ありません。
- 広告収益を保存をクリックしてください。
-
上記の画像のようにTest Connection ボタンが表示される場合は、Test Connectionをクリックしてください。
- APIキー認証が表示され、手順は正常に完了しました。
- その他のメッセージが表示される場合は、広告収益のAPIステータスとテストを参照し、手順を繰り返します。
-
Test Connection ボタンがなければ、手続き完了です。
AppsFlyer は、1 日に複数回、パートナーからデータを収集します。
広告収益APIのステータスとテスト
-
広告収益連携の運用ステータスは、次のように表示されます。
- コストと広告収益の連携ステータス管理画面:アカウント内の1つ以上のアプリで、広告収益連携が有効になっているパートナーの一覧を一箇所で表示します。
- 一部のパートナーでは、API接続をテストできます。利用可能な場合、 Test connection ボタンが表示されます。
- API接続が機能していることを確認するには:
- テスト接続をクリックします。
APIキーを認証しましたと表示されます。表示されない場合は、次の表の修正措置のガイダンスに従ってください。
ステータス | 意義 | 備考/必要なアクション |
---|---|---|
検証されたAPIキー |
|
None |
Invalid Credentials(認証情報が無効です) |
指定された1つ以上のクレジデンシャル情報が正しくありません。 |
広告収益パートナーから正しいクレジデンシャルを取得します。 |
連携の詳細がありません。 | 1つ以上のクレジデンシャルフィールドが不完全です。 | 広告収益化ネットワークの管理画面から認証情報を取得するか、パートナーに連絡して認証情報をリクエストします。 |
広告収益データ
広告収益データは、AppsFlyerダッシュボードとレポートから入手できます。
管理画面での広告収益
広告収益は、様々なメディアソースからのユーザーの質を時系列で示しています。ユーザーがアプリの起動と広告にエンゲージを続けると、LTVが増加します。
注意:管理画面やレポートごとに、広告収益データに乖離が生じる場合があります。詳細はこちらをご覧ください。
広告収益のアトリビューションは次のように利用できます。:
- LTVベース:
- 管理画面:オーバービュー、アプリ内イベント
- コホート分析
- Master API
- アクティビティベース:
- 管理画面:アクティビティ
- 広告収益ローデータ
管理画面オーバービュー - 集計パフォーマンスレポート

管理画面オーバービュー:
- 収益を含む値はLTV値です。LTV vs.アクティビティデータを参照してください。
- 収益欄には、広告収益とアプリ内購入を含むすべての収益が含まれます。
- 広告階層(メディアソース、キャンペーン、広告セット、国)でドリルダウンして、レポートでマネタイズイベントを表示します。

アクティビティ管理画面:
- 収益を含む値は、アクティビティの発生した日に基づいています。LTV vs.アクティビティデータを参照してください。
- ユーザー毎の平均アクションは、ユーザーがアプリに表示された広告に関与する傾向を示します。
例
3人のユーザーが2017年12月31日にアプリをインストールします。それらは次のようにアトリビュートされます。:
- ユーザーA:ネットワークA
- ユーザーB:ネットワークB
- ユーザーC:オーガニック
アプリは5つの異なるマネタイゼーションプラットフォームと連携しています。各プラットフォームは、AppsFlyer SDKを使用して、次のように固有のアプリ内イベントを使用します。
- Facebook Audience Network:fb_ad_view
- Chartboost:chartboost_ad_view
- Admob:admob_ad_view
- Applovin:applovin_ad_view
- IronSource:is_ad_view
4日間のインストール後、ユーザーには次のように広告が表示されます。
ユーザー |
UAネットワーク |
fb_ |
chartboost_ |
admob_ |
applovin_ |
is_ad_view |
合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A |
ネットワークA 2017-12-31 |
2018-01-01 $1 |
2018-01-02 $1 |
2018-01-03 $1 |
2018-01-04 $1 |
|
$4 |
B |
ネットワークB 2017-12-31 |
2018-01-02 $1 |
|
2018-01-04 $1 |
|
$2 | |
C |
オーガニック 2017-12-31 |
2018-01-01 $1 |
2018-01-02 $1 |
$2 |
データを見ると、ユーザーごと+1日ごと(およびアプリ内イベントごと)に収集された収益をまとめることができます。
ユーザー |
2018-01-01 |
2018-01-02 |
2018-01-03 |
2018-01-04 |
総LTV |
---|---|---|---|---|---|
A |
$1 |
$1 |
$1 |
$1 |
$4 |
B | $1 | $1 | $2 | ||
C | $1 | $1 | $2 | ||
合計 | $2 | $3 | $1 | $2 | $8 |
レポートについて:
前述のように、広告収益はユーザーのLTVに紐付けられています。したがって、ダッシュボードで選択した期間は、現在の日時までに収益が集計されるインストールのコホートを表します。2つの異なる日付を選択したレポートを見てみましょう。
集計レポート:選択された日付:2019-12-31-2020-01-05
ネットワーク |
LTV収益 |
---|---|
オーガニック |
$2 |
ネットワークA |
$4 |
ネットワークB |
$2 |
ネットワークC |
$2 |
この場合、コホートは、2019-12-31から当日2020-01-05までアプリをインストールしたユーザーです。これらのユーザーによって生成されたすべての収益は、獲得ソースに紐付けられ、ユーザーのLTVの下で表されます。
広告収益ローデータ
広告収益のローデータレポートには、AppsFlyerとユーザーレベルで連携された収益化ネットワークによって提供されるデータが含まれています。
広告収益ローデータの原則
- データは、ユーザーごとのユニークインプレッション数で集計されます。ユニークインプレッションは、広告の収益化ネットワーク、広告ユニット、プレースメントの組み合わせから得られます。
- ローデータの更新頻度は、アクティビティ管理画面のユーザーレベル広告収益と同じです。
レポート |
データ |
プルAPI | Data Locker |
---|---|---|---|
アトリビューションされた広告収益(非オーガニック) | ✓ | ✓ | ✓ |
オーガニックインストールに紐づくアプリ内広告収入 | ✓ | ✓ | ✓ |
リターゲティング広告に紐づくアプリ内広告収入 | ✓ | ✓ | ✓ |
データの特性とフィールド
広告収益レポートのフィールド:
- 広告収益イベント毎、次の表にリストされます。これらのフィールドは次のように分かれています:
-
Specific:広告収入のフィールド
例:インプレッション、プレースメント
注意:フィールドは、このセクションのネットワーク別フィールドの表に示すように、収益化ネットワークにより異なります。 -
Context:他のローデータレポートで同様の意味を持つフィールド
例:イベント名、イベント値、通貨
-
Specific:広告収入のフィールド
- イベントを、ユーザーのインストールをもたらしたメディアソースにアトリビューションします。これらのフィールドは、ユーザーのインストールをもたらしたコンバージョンイベントからコピーされます。
例:メディアソース、キャンペーン
これらのフィールドは、次の表には記載されていません。
api_name | カラム名 | フィールドタイプ | 説明 |
---|---|---|---|
event_time | イベント時刻 | Context | 収益がアトリビューションされた日時 |
event_name | Event Name | Context | 常に af_ad_revenue |
event_revenue | Event Revenue Currency | Context |
|
event_revenue_currency | eventCurrency | Context | Event Revenue Currency |
event_revenue_XXX | Event Revenue XXX | Context |
|
国 | 国 |
Context |
インストールが発生した国 |
ad_unit |
広告ユニット |
特定 |
広告の種類 |
セグメント | Segment | 特定 | 広告プレースメント名 |
monetization_network | 収益化ネットワーク | 特定 | 広告送信するネットワーク |
impressions | インプレッション | 特定 | ユーザーが広告を見た回数 |
mediation_network | メディエーションネットワーク | 特定 | イベントをAppsFlyerにレポートするメディエーションネットワーク |
表示名 | Admob | ironSource | AppLovin MAX | Appodeal | Fyber |
---|---|---|---|---|---|
Ad unit | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
Segment | - | (1) | - | - | - |
配置 | - | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
収益化ネットワーク | ✓ | ✓ | - | ✓ | - |
インプレッション | - | - | ✓ | ✓ | - |
メディエーションネットワーク | - | ✓ | ✓ | ✓ | - |
(1)ironSource上で設定する必要があります |
追加情報
よくある質問
各媒体毎の合計広告収益はどこで確認できますか?
- 広告収益の起因がリンクされ、ユーザー獲得ソースに関連し表示されます。
- これにより、ROIとKPIのLTVビューが提供されます。
- 各収益化プラットフォームからの 合計収益を表示するにはネットワークごとに異なるアプリ内イベントを使用し、次の手順を使用します。:
- オーバービュー管理画面で、集計パフォーマンスレポートに移動します。
- クエリしたいプラットフォームを表す最大4つのマネタイズイベントを選択します。
-
CSV出力をクリックしてレポートをダウンロードてください。
- リクエストされたプラットフォームの収益イベントの収益欄を合計します。
- この合計広告収益はLTVデータであることに注意してください。つまり、指定した日付範囲にインストールしたユーザーから、アプリの収益ネットワークによって生成された収益全体です。
アクティビティレポートページで広告収益を確認できますか?
はい。
アクティビティページには、アプリ内購入と広告収益の合計収益がレポートされます。注: 広告収益データは、イベントの翌日に毎日AppsFlyerに送信されます。
「連携」タブでパートナーを有効化する必要がありますか?
- 広告の収益化(広告収益)のみを目的としてパートナーと契約する場合:連携済みパートナー画面でパートナーの有効化をオンに設定しないでください。
- 「広告収益」タブで、広告収益データの取得のみを有効にしてください。
ユーザーがAppsFlyer SDKのないアプリバージョンを持っている場合、ユーザーレベルの広告収益はどのようにアトリビューションされますか?
- 広告収益はオーガニックへアトリビューションされます。
管理画面やレポートごとに広告収益データに乖離が発生しますか?
オーバービュー管理画面とローデータレポート、およびアクティビティまたはコホート管理画面の間で、広告収益データに乖離が発生することがあります。その理由は次の通りです。
- コホートダッシュボードとアクティビティダッシュボードの広告収益データ、およびマスターAPIとコホートAPIを介したデータは遡及的に更新されます。
(オーバビューダッシュボード、ローデータエクスポートとPull API経由のデータはこれに当てはまりません。) - アクティビティとコホート管理画面では、オーバービュー管理画面より先にデータが表示されることがあります。
- ダッシュボードには、
af_ad_revenue
や_monetized
とマークされたイベントが含まれますが、ローデータにはイベントaf_ad_revenue
のみが含まれます。 - 不明なデバイスにより、コホートおよびLTVダッシュボードへレポートされ、レポートされる0日目の収益が増加している可能性があります。
特性と制限
特徴 | 備考 |
---|---|
アドネットワークのアクセス | コホートレポートにアクセスできません |
代理店アクセス |
代理店:
|
代理店への運用詳細の開示 | サポートされていません |
タイムゾーン |
広告収益は毎日処理されます。ローデータでは、UTCの00:00:00をベースにしたタイムスタンプを使用しますが、アプリのタイムゾーンに合わせられます。 つまり、2021年7月2日 UTCのイベントは、次の用に表示されます:
|
通貨 |
AppsFlyerでは:
|
制限事項 |
広告収益イベントは、次には使用できません:
ユーザーレベル粒度の制限:
|
データタイプ | オーガニックと非オーガニックの両方のデータに対応 |
最後のデータ更新 | 広告収益 |
過去・遡及的データ |
|
アカウントユーザーのアクセス | サポートされています。 |
SKAN | Admob と af_ad_revenue イベント経由の 汎用SDK接続によってサポートされています。 |
不明なデバイス |
広告収益イベントに一致するアトリビューションデータがない場合(リターゲティングキャンペーンでよく発生します):
|
地域 / 国 |
コホートダッシュボードで、geo(地域)が不明 (N/A) の場合、geo で集計するときに N/A データは表示されません。 |
広告収益連携済みパートナーのリスト
Partner | ロゴrogo | 必要なクレジデンシャルパラメーター | データグラニュラリティ |
---|---|---|---|
![]() |
|
集計レベルと地域 | |
Admost |
![]() |
|
ユーザーレベルと地域 |
![]() |
|
集計レベルと地域 | |
![]() |
|
ユーザーレベルと地域 | |
![]() |
|
|
|
バイトダンス広告-中国のトラフィック | ![]() |
|
集計レベルと地域 |
Chartboost | ![]() |
|
集計レベルと地域 |
![]() |
|
集計レベルと地域 | |
Fyber | ![]() |
|
地域でのユーザーレベル |
Googleマーケティングプラットフォーム-DV360 / CM(DoubleClick) | ![]() |
|
集計レベルと地域 |
Google Admob | ![]() |
|
集計レベルと地域 |
Google Ads | ![]() |
|
集計レベルと地域 |
IronSource | ![]() |
|
|
Mintegral |
![]() |
|
集計レベルと地域 |
Tapjoy |
![]() |
|
ユーザーレベルと地域 |
![]() |
|
集計レベルと地域 |
|
TopOn |
![]() |
|
ユーザーレベルと地域 |
Tradplus mediation |
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|
ユーザーレベルと地域 |
|
![]() |
|
集計レベルと地域 |
Voodoo Ads | ![]() |
|
集計レベルと地域 |
![]() |
|
集計レベルと地域 |