ユーザー獲得キャンペーンからユーザーを除外する

概要:既存のユーザーをユーザー獲得 (UA) キャンペーンから除外して、同じ予算で多くのインストールを獲得し、ROAS(広告費用対効果)を改善しましょう。

問題と結果

アプリが複数のメディアソースからトラフィックを受信している場合は、これらの媒体がユーザー獲得キャペーンで既存ユーザーをターゲットにすることがあります。

次の理由で、キャンペーンのパフォーマンスが低下する可能性があります。

  • 重複支払い - 過去に支払ったユーザーインプレッション/クリックに対する支払い。
  • コンバージョン率の歪み - UAキャンペーンのパフォーマンスが実際よりも低く見えます。既存ユーザーにインプレッションが無駄に費やされるためインストールは少なくなります。
  • 代替ユーザーの損失 - 非ユーザーに広告が表示され、モバイルユーザーになった可能性があります。

SRNのターゲティングミスも同様によくあるパフォーマンスの問題です。この重大な問題は、UAキャンペーンとリターゲティングキャンペーンの両方を同じSRNで運用している場合に発生する可能性があります。詳細はこちらをご覧ください。 

ソリューション

以下のソリューションでは、UAキャンペーンから既存のユーザーを除外するためにアドネットワークを更新する方法について説明します。

手動の更新

AppsFlyerからユーザーレベルのインストールデータを収集して、デバイスIDリストを作成してください。その後、これらのユーザーリストを除外するように、アドネットワークに送信してください。

このローデータをBIシステムに追加するには、いくつかの方法があります。

  • ローデータレポートをダウンロード
  • 定期的なローデータPull APIリクエストを使用
  • Push APIを使用してリアルタイムで取得
  • SDKからコンバージョンデータを取得

注意

手動で次のユーザーリストをアドネットワークに送る時間差で、アドネットワークはユーザー獲得キャンペーンで最新の既存アプリユーザーをターゲティングすることがあります。

オーディエンス

オーディエンスAppsFlyerのプレミアム機能です。毎日選択されたユーザーベースのセグメントが、選択した複数のアドネットワークに自動的に送信されます。

オーディエンスは、除外リストを管理するのに非常に便利です

  • わずかな労力 - 広告主側やアドネットワーク側での開発作業やメンテナンスは必要ありません。
  • 使いやすい - 簡単な初期設定の後、オーディエンスのアップロードを開始できます。
  • 効率的 - セグメントは24時間ごとに自動的にアドネットワークに送信されます。