概要:AppsFlyerのオーディエンス機能を使用して、リマーケティングプログラムの効率を向上し、オーディエンスセグメントを構築しパートナーネットワークに連携しましょう。
関連記事: オーディエンスパートナー | ユーザー属性 | オーディエンスのインポート | Incrementalityガイド
オーディエンスの基本仕様
オーディエンスは、定義した特定の条件を満たす、アプリの現在または過去のユーザーセグメントです。これらの基準は、1つまたは複数のルールを組み合わせて定義します(ルールセットと呼ばれます)。
オーディエンスを定義し、パートナーに連携すると、AppsFlyerのオーディエンス機能が、パートナーのシステムにオーディエンスを作成し、オーディエンスに含まれるユーザーの識別子を指定の広告パートナーへ送信します。これにより、これらのユーザーのみに広告を配信できるようになります。
オーディエンスデータを広告パートナーにアップロードするために必要なすべての情報は、パートナー連携で指定されています。1つの広告パートナーに対して複数の接続を行うことができます(異なるアカウント、ログイン情報などを使用)。
注意
iOS 14.5のプライバシー要件やその他のユーザープライバシー規定に準拠できるように、オーディエンスでは、どの識別子をパートナーと共有するかを、アカウントレベルとパートナー設定ごとの両方で設定することができます。
オーディエンス分割とインクリメンタリティのテスト
それぞれのオーディエンスを1つまたは複数の広告パートナーにアップロードすることができ、次のようなオプションがあります。
- 各パートナーに完全なオーディエンスをアップロードします。
- 選択した割合に従って、ランダムにオーディエンスを分割します。
- A/Bテストや、リマーケティングキャンペーンで発生したリフトの増分を測定するために、パートナーから保留されるオーディエンスの割合を指定してコントロールグループを作成します。
はじめよう
以下の手順で、オーディエンスをご利用ください。
Step | 詳細 | |
---|---|---|
1 | 識別子の共有に関するアカウントレベルのポリシーを設定する | |
2 | オーディエンスを追加する | |
3 | オーディエンスを1つまたは複数のパートナーに連携する | オーディエンスを追加する |
オプション | オーディエンスをパートナー/コントロールグループ間で分割する | |
オプション | オーディエンスをインポートする | |
オプション | ユーザー属性をインポートする |
オーディエンスの追加と管理
オーディエンスを追加する
オーディエンスを追加する方法:
-
[インテグレーション] > [オーディエンス] へ進みます。
-
[オーディエンスを追加] をクリックします。
[作成] タブが表示されます。 -
ユニークなオーディエンス名を入力します。
-
プラットフォームを選択します:AndroidまたはiOS 。
- [オプション] 詳細設定を選択して、ユーザー識別子を選択します。
- [デフォルト] デバイスID: デバイスIDのみでルールを適用します。
- 顧客ユーザーID:CUIDを使用してデバイスをグループ化することにより、ルールを適用します。(この方法はデータに有効なCUIDが含まれていることを確かめてからのみ使用してください。)
- 新しいルールセットを選択します。
- ユーザーインターフェイス上のガイドに従ってオーディエンスを構築します。
- ルールオプションに関する詳細な情報については、ルールセットについてを参照してください。
- [AND]、[OR]、[除外] のいずれかを使用してルールセットを結合します。
- オーディエンスを構築すると、右側のパネルでオーディエンス推定量とパートナーごとのアップロードサイズが自動的に更新されます。
- オーディエンスの定義を完了するには、オーディエンスを保存して続行をクリックします。
オーディエンスの連携画面が開きます。 -
connection hash
以下を実行してください。-
新規連携先を作成するには、以下の連携先の追加セクションで説明している手順に従ってください。
-
既存の連携から選択する方法:
- 連携するをクリックしてください。
- 既存の接続を1つまたは複数選択します。
- 保存をクリックしてください。
オーディエンスの連携画面が開きます。 - [オプション] パートナーとコントロールグループの間でオーディエンスを分割します
- [オプション] 分割グループをS3にコピーします。
- 連携するをクリックしてください。
-
- [保存] をクリックします。
オーディエンスの管理
オーディエンス管理画面からオーディエンスを管理する:
- [インテグレーション] > [オーディエンス] へ進みます。
- 次のオプションが利用できます:
オプション 説明 オーディエンスの追加
新しいオーディエンスの作成 オーディエンス設定の変更
オーディエンス名をクリックし、次の作業を実行します。
- 作成タブ:ルールセットを表示し変更します。
- 連携タブ:オーディエンス分割と、コントロールグループのオプションを設定します。
アクション
- 履歴の表示: オーディエンスのサイズやパートナー間の分割などを含むオーディエンスのアップロード履歴を表示します。
- 今すぐアップロード :接続パートナーにオーディエンスを送信します。
-
CSVとしてダウンロード :
- 選択した識別子を含むCSVファイルを生成してダウンロードします。ユーザー識別子ポリシーに準拠したデータのみがダウンロードされます。
- 各パートナーごとに1つのファイルが生成されます。
- ファイルのダウンロードは、オーディエンスの計算後に行われますが、オーディエンスを作成または変更してから時間がかかることがあります。
- ダウンロードするファイルに含まれるレコードは、最大500万件までです。より大きいファイルについては、S3バケットにファイルを書き込むか、SFTPを使用してください。
-
複製:
- オーディエンスの定義をコピーします。
- オーディエンスを複製する場合は、一意の名前を付けてください。
- [オプション] 複製中に、接続されているパートナーを1つ以上削除できます。
- 今すぐ計算:[インポートされたオーディエンス向け] オーディエンスに含まれるユーザー数を再度計算します。必要に応じて、オーディエンスのサイズが正しくなさそうな場合に、オーディエンスサイズを更新してください。
- オーディエンスを削除します
一括操作 複数オーディエンスに同じアクションを適用します。一括アクションを使用するには、2つ以上のオーディエンスを選択し、以下の一括アクションのいずれかを選択してください。
- 今すぐアップロード
- オーディエンスの重複を表示:選択したオーディエンスの重複を表示します。
- 削除
ユーザー識別子—デバイスID vs. 顧客ID
オーディエンスルールの推定は、アプリのユーザー識別子を使用して実行されます。以下から選択してください:
- [デフォルト] デバイスID:ルールセットへの準拠はデバイスID(GAIDまたはIDFA/IDFV)を使用して検証されます。ルールセットに準拠されている場合、デバイスIDはオーディエンスリストに追加されます。注:デバイスIDは、ユーザー識別子ポリシーで許可されている場合にのみ、共有されます。
-
顧客ID(CUID):
- ルールセットの準拠は、同じCUIDに関連する全てのデバイスIDをグループ化することによって評価されます。そのグループがルールセットに準拠していれば、そのグループを構成するデバイスIDがオーディエンスに追加されます。注:CUID自体はオーディエンスリストの一部ではありません。
- CUID実装の注意事項:
- 有効なCUIDを入力してください。
- CUIDのないアプリユーザー(デバイス)は無視されます。
- デバイスIDがCUIDに一致すると、ユーザーの過去のオーディエンスデータが遡及的に更新され、今後のオーディエンスビルドに含まれます。注:ローデータは変更されません。
- デバイスIDが2つの異なるCUIDに紐づいている場合、最後に紐づけられたCUIDが使用されます。
例:デバイスID vs. CUID
Advertising ID | CUID | 購入$ |
---|---|---|
A | 99 | 1 |
A | 99 | 2 |
B | 77 | 1 |
B | 77 | 5 |
C | 99 | 3 |
D | なし | 50 |
ルール基準 | オーディエンスに含まれるデバイスID | 説明 |
---|---|---|
端末ID | B, D | 課金額が$5未満のため、AとCは含まれていません。 |
CUID | A、B、C |
|
オーディエンス分割とコントロールグループ
オーディエンスの分割オプションを有効にすると、選択した割合に応じて、オーディエンスは2~10のパートナーにランダムに分割されます。
機能 | 説明 |
---|---|
|
|
コントロールグループ(非接触者) |
オーディエンスの一部は、どのパートナーにも送られないコントロールグループとして留めておくことができます。
|
分割リストのコピーをS3バケットに送信します。 |
分割オーディエンスリストとコントロールグループを含むCSVファイルは、Amazon S3バケットに送信できます。
|
オーディエンス分割とコントロールグループの設定
- [インテグレーション] > [オーディエンス] へ進みます。
- Audiencesタブにて、オーディエンスを選択します。
- 連携 タブに移動してください。
現在の設定が表示されます。
- 上部右側のパネルには、推定オーディエンス数とアップロードサイズが表示されます(すべてのパートナーの場合)。
- 右下には、以下のようなイメージが表示されます。
- 各パートナーの推定アップロードサイズ
- パートナーのオーバーラップ(分割されていないオーディエンスの場合)
- 以下のいずれかのアクションを実行してください。
アクション |
手順 |
---|---|
パートナーとコントロールグループ間でオーディエンスを分割します。
|
オーディエンスをパートナー間で分割/コントロールグループを有効にする方法:
|
分割グループをS3にコピーします。 |
オーディエンス分割リストのコピーをS3バケットに送信する方法:
ファイルは以下のディレクトリとファイル名の構造で送信されます。
|
新規連携先を作成または追加します。 |
新しい連携を作成する方法:
|
既存の連携先の追加または削除 |
既存の連携先を削除または追加する方法:
|
ルールセットについて
オーディエンスセグメントのルールセット
- オーディエンスセグメントのルールセットは、必須のプライマリルールと追加のセカンダリルールで構成されており、精度のフィルタリングを有効にします。
- [AND]、[OR]、[除外] のいずれかを使用してルールセットを結合します。
- ルールを定義し、階層化すると、推定オーディエンスサイズがリアルタイムに表示されます。
- オーディエンスが複数のルールセットで構成されている場合は、重複ビジュアライゼーション表示を使用することで、オーディエンスセグメントを理解しやすくなります。
- ルールを適用するために使用されるユーザー識別子は、デバイスID [デフォルト] または顧客ユーザーID(CUID)です。
- 以下の例は、さまざまなシナリオでのルールセットの実装を示しています。
ルールセットの例
リマーケティングの例
クリックと広告ビューのデータを使用して、効果的なリマーケティングを行います。これらのユーザーがコンバージョンに至るためには、あと少しの説得や簡単なリマインダーが必要です。これらのユーザーはコンバージョンに至る可能性が高いため、リマーケティングは、新しいセグメントに広告を出すよりもはるかに良い結果が得られます。クリックとインプレッションデータに基づいて、リマーケティング向けの正確なオーディエンスを作成しましょう。
過去2日間に広告をクリックしたがインストールしていない見込みユーザーのオーディエンスを構築しましょう。

これらは最近モバイルアプリに興味を持って広告をクリックしたが何かしらの理由でアプリをインストールしなかった、またはアプリをインストールしたが起動しなかったユーザーです。一部のユーザーはインストールさせるためのリマインダー(プッシュ)が必要です。他のユーザーは、最終的にコンバージョンに至るためにはアプリ画面や機能をより詳しく見る必要があるかもしれません。したがって、新規オーディエンスに使用している主な広告デザインがある場合、クリックしたがインストールしなかったオーディエンスには、別のデザインを用意したほうが効果的な場合があります。
プライマリルール
ルールセットごとに1つのプライマリルールを定義する必要があります。
ルール属性 | オプション |
---|---|
|
|
![]() |
アプリのユーザー アプリはアカウント内に登録されているアプリです。オーディエンスを定義するアカウントユーザーは、参照するすべてのアプリに対して権限が必要です。 |
![]() |
以下を実行したユーザー:
|
![]() |
|
![]() |
アプリを使用した:
[n]=1-100 |
セカンダリールール
- セカンダリールールはオプションです。
- 複数のセカンダリ―ルールを設定できます
- 各ルールには固有のタイプ(エンゲージメント、アプリ内イベント、収益など)があります。
- 表に記載されているように、ルールには異なるパラメータと設定があります
エンゲージメント |
||
|
|
|
アプリ内イベント |
||
|
時間枠と頻度 |
イベント属性:
|
アプリ内イベントに関する注意事項
|
||
収益額 |
||
|
定義:
注意:
|
|
地域とメトロコード |
||
|
|
地域オプション
メトロコードオプション
|
位置情報に関して:
|
||
デバイス |
||
|
|
|
アトリビューション |
||
|
|
|
ユーザー属性 |
||
ユーザー属性名 |
|
数値の場合:値を入力します |
ルールセットを統合する
既存オーディエンスとルールセットを統合する方法:
-
[インテグレーション] > [オーディエンス] へ進みます。
-
[オーディエンスを追加] をクリックします。
[作成] タブが表示されます。 -
ユニークなオーディエンス名を入力します。
-
プラットフォームを選択します:AndroidまたはiOS 。
- [オプション] 詳細設定を選択して、ユーザー識別子を選択します。
- [デフォルト] デバイスID: デバイスIDのみでルールを適用します。
- 顧客ユーザーID:CUIDを使用してデバイスをグループ化することにより、ルールを適用します。データに有効なCUIDがあることを確認した後で、この方法を使用してください。
- [オーディエンスから選択]をクリックします。
- [AND]、[OR]、[除外] のいずれかを選択します。
連携先の管理
連携先タブには、全てのパートナー連携とそれぞれのステータスが表示されます。
連携先の追加
連携先を追加する方法:
- インテグレーション > オーディエンス > 連携先 へ進みます。
- パートナー接続を追加をクリックします。
- 連携名を入力します。
- パートナーを選択します。
- パートナーの必須項目/ログイン情報を入力してください。一部のパートナーでは連携方法について詳細な手順があります。
- このパートナーとの共有を許可するユーザー識別子を選択してください。
- 対応する識別子は、パートナーによって異なります。選択したパートナーがサポートしている識別子のみがリストに表示されます。
- アカウントレベルのユーザー識別子ポリシーに準拠した識別子のみがアップロードされます。アカウントポリシーで許可されていない識別子を選択した場合は、注意書きが表示されます。
- 保存をクリックします。
連携先の管理
- パートナーを選択してください。
- 連携先を選択します。
- 以下のいずれかのアクションを実行してください。
オプション | 手順 |
---|---|
連携名の変更 |
連携名を変更するには、連携名の項目で直接編集してください。 |
再接続 |
再接続する方法:
|
ユーザー識別子の変更 |
ユーザー識別子を変更するには、このパートナーとの共有を許可するユーザー識別子を選択/解除してください。アカウントレベルのユーザー識別子ポリシーに準拠した識別子のみがアップロードされます。 |
連携先の削除 |
連携先を削除する方法:
|
管理画面と指標
オーディエンス管理画面

欄 | 説明 |
---|---|
オーディエンス名 |
オーディエンス名 |
サイズ | オーディエンスに含まれるユーザー数 |
アップロードサイズ | アカウントレベルのユーザー識別子ポリシーを適用し、リンクされたパートナー連携の識別子を選択した後の、アップロード可能なオーディエンスサイズの推定値。 |
アプリ名 | オーディエンスの定義で参照されるアプリ。これらは、オーディエンスを活用したキャンペーンで対象となるアプリとは限りません。 |
アップロード |
|
アップロード状況 |
|
Incrementality |
[Incrementalityをサブスクライブしている場合に表示されます] |
キャンペーン指標
metrics hash
キャンペーン指標の基本
オーディエンス管理画面の キャンペーン指標 セクションには、ターゲティングにオーディエンスを使用したキャンペーンのデータが表示されます(包含、除外、または類似オーディエンスの基礎として使用したかどうかに関わらず)。
- ターゲティングのためにオーディエンスを使用すること(およびその使用方法を決定すること)は、メディアパートナーとのキャンペーン設定の一部です。オーディエンスをどのように使用できるかのサポート状況は、メディアパートナーによって異なります。
対応パートナー:現在、データはFacebook、Google Ads、Snapchatで利用できます。管理画面のキャンペーン指標セクションは、対応しているパートナーに連携されているオーディエンスがある場合のみ表示されます。
キャンペーン指標を確認する方法:
- オーディエンス管理画面の一番右側までスクロールし、キャンペーン指標セクションが全て表示されるようにします。
- 日付範囲を選択して、データを表示したい期間を選択してください。(デフォルトでは、管理画面は過去7日間を表示します。)
選択した期間のキャンペーン指標をダウンロードする方法:
- オーディエンス管理画面の上部にあるエクスポートボタンをクリックしてください。
- ファイルが生成されたら、自動的にダウンロードされます。
サマリー表示
最初にキャンペーン指標が表示される際には、各オーディエンスのキャンペーンデータのサマリーが表示されます。
欄 | 説明 |
---|---|
キャンペーン |
選択された期間中にターゲットとしてオーディエンスを使用したキャンペーンの総数(対応しているパートナーと実施したキャンペーンのみ) |
コスト | 選択された期間中にこれらのキャンペーンに要した総費用 |
収益額 | 選択された期間中にこれらのキャンペーンに起因する総収益 |
詳細表示
サマリー表示から、 アイコンをクリックして、選択したオーディエンスの詳細表示に切り替えられます。(
アイコンは、その行の任意の場所にマウスを置くとアイコンが表示されます。)
詳細表示では、サポートされているパートナーやキャンペーンごとに分けられたデータが表示されます。
選択したオーディエンスが複数のアプリをターゲットにしていた場合は、ドロップダウンリスト を使用してアプリ別にデータを絞り込みます。
オーバービュー管理画面リンク をクリックして、オーバービュー管理画面でキャンペーンを確認できます。
- 管理画面は新しいブラウザタブで開き、自動的に関連するキャンペーンで絞り込まれています。
- オーバービュー管理画面のリンクが無効になっている場合、ドロップダウンリスト
から単一のアプリを選択することでリンクを有効にできます。リンクが有効になったら、それをクリックすることで選択したアプリのオーバービュー管理画面に移動します。
欄 | 説明 |
---|---|
コスト |
選択された期間中のキャンペーン費用(合計、および対応しているパートナーとキャンペーンごとの内訳) |
収益額 | 選択された期間中のキャンペーンに起因する収益(合計、および対応しているパートナーとキャンペーンごとの内訳) |
日次リーチ | 選択された期間中にキャンペーンの広告を見た1日あたりの平均ユニークユーザー数(パートナーからの報告にもとづく) |
データソースと可用性
キャンペーンの指標のデータがどこから来ているのかを見てみると、より理解しやすくなります。
-
パートナーデータ: 広告パートナーを通じて特定のキャンペーンの対象となるオーディエンスを選択しているため、これらのパートナーのみが特定の情報を提供することができます。
- オーディエンスとキャンペーンとの関連性(言い換えれば、特定のオーディエンスがそのキャンペーンのターゲティングに使用されたという事実)
- キャンペーンの広告を見た1日あたりのユニークユーザー数 (「日次リーチ」)
- AppsFlyerデータ:AppsFlyerが提供しているコストと収益データ。
パートナーのデータの可用性
データは、対応するパートナーと実施したキャンペーンについてのみ報告されます。
- 注:Google Adsは日次リーチのレポートをサポートしていません。
AppsFlyerデータの可用性
コストと収益のデータは、AppsFlyerの他のエリア(「オーバービュー」や「イベント」管理画面など)でそのアプリについてのデータがある場合、キャンペーン指標のコンテキスト内で利用できます。
- コストデータを利用するには、Xpendをサブスクライブする必要があります。
- 収益データには、広告収益の計測 および/または アプリ内イベントの収益の計測 が設定されている必要があります。
サポートされているパートナーと実施したキャンペーン指標データが表示されないのはなぜですか?
サポートされているパートナーと実施したキャンペーンであっても、キャンペーン指標のデータが表示されないのは、主に2つの理由があります。
- 選択された期間中に、関連するオーディエンスを対象としたアクティブなキャンペーンがない(またはなかった)。
- パートナー連携用に設定されたユーザーに、キャンペーンレベルのデータを受信する権限がない。
- このデータを表示するには、パートナーのユーザーの権限を変更するか、パートナーの連携設定で異なる認証情報を使用してください。
特性と制限
特性
特性 | サポート対象 | 備考 |
---|---|---|
アドネットワーク | x | |
代理店 | x | |
代理店への運用詳細の開示 | x | |
アプリ固有のタイムゾーン | N/A | |
アプリ固有の通貨 | N/A | |
サイズ制限 | N/A | |
オーガニックデータ | ✓ | 含まれています |
非オーガニックデータ | ✓ | 含まれています |
最後の鮮度 | 日単位 UTC |
|
過去データ | ✓ | データの鮮度を確認する |
アカウントユーザーのアクセス | ✓ |
|
制限事項
- オーディエンスの母数を作成するには、ポジティブな条件が1つ必要です(プライマリルール)。その後、ネガティブな条件で絞り込みます。例えば、アプリをインストールし、かつ af_purchase イベントを実行していないユーザーなどです。
- Windows Phoneはサポートされていません。
- オーディエンスの接続先パートナー側で名前を変更することはできません。
- ネストしたイベント値はサポートされていません。
- オーディエンスを作成する際、上位100個のイベントのみが表示されます。ただし、イベント名を入力し始めることで、すべてのイベントが確認できます。
- 100以上の属性を持つアプリ内イベントはデフォルトで記録されません。さらに属性が必要な場合は、CSMまでお問合せください。
- クリック数と表示回数のデータは、元のクリックURLにadvertising_id / idfaが設定されているデバイスのみが含まれています。外部の計測リンクを使用しないSRNのユーザーのデバイスは、オーディエンスのクリックデータには含まれません。
- ルール構築画面内で総収益フィルターを使用している場合、「推定オーディエンスサイズ」は使用できません。これは、オーディエンス作成プロセスには影響しません。
- インポートされたオーディエンスを他のオーディエンスやルールセットと組み合わせることはできません。
- ダウンロードするファイルに含まれるレコードは、最大500万件までです。
- Goolge Ads:UACキャンペーンはサポートされていません。その他のキャンペーンタイプはサポートされています。
- S2Sによるイベントレポートは、ルールセットに従ってCUIDのユーザー識別子を持つ必要があります。