概要:AppsFlyer上でのデータ充実度スコアを基に、広告主に提供するデータの品質を向上させましょう。
広告主がキャンペーンを実施したアドネットワークから受け取るデータの品質は、マーケティングの意思決定において重要な役割を果たします。
しかし、アドネットワークによって提供される各種データはそのカバレッジや正確性、粒度がそれぞれ異なり、部分的で不正確なデータは広告主がAppsFlyerでキャンペーンパフォーマンスを分析し最適化することを難しくしてしまいます。
AppsFlyerが提供する指標であるデータ充実度スコアは、アドネットワークが提供するデータの総合的な指標です。このスコアはすべての広告主に対して公開されており、各アドネットワークの機能とデータの品質を理解し、ビジネスにおける洗練された意思決定を手助けするものです。
スコアを最大化するには、アドネットワークが抱えているデータのギャップを改善する必要があります。
データ充実度スコア
自分のアドネットワークのスコアを確認するには:
- パートナーアカウントでAppsFlyerへログインしてください。
- 権限を付与されているアプリをどれか選択して管理画面を開いてください。
- 左メニューの連携済みパートナーをクリックしてください。
自分のアドネットワーク名の下にスコアが表示されます。
もちろん、広告主もAppsFlyerと連携している各アドネットワークのデータ充実度スコア(low / medium / high)を確認可能です。
含まれるデータ
スコアに含まれる各データカテゴリのスコアを表示するには、インジケータの上にカーソルを合わせてください。するとポップアップが表示され、最終スコアと以下データグループが表示されます:キャンペーンデータ、広告データ、配信面データ
高いスコアを獲得するには、アドネットワークはすべてのクリックデータとビューデータで以下のパラメータにそれぞれデータを提供する必要があります:
- キャンペーンデータ:
- Campaign ID
- キャンペーン名
- アドデータ:
- Adset ID
- Adset name
- Ad ID
- 広告名
- Ad type
- パブリッシャーのデータ:
- Site ID
- Subsite ID
- Channel
データのしきい値
- スコアは毎週計算され、上記パラメータの状況に応じて上昇 / 下落する可能性があります。
- スコアを計算するために必要なコンバージョン(インストール / リアトリビューション / リエンゲージメント)の最小数が設定されており、ある週にアドネットワークのコンバージョン数が最小数を下回った場合には、翌週スコアインジケータが無効になり各データカテゴリのデータは表示されなくなります。
次のステップ
より多くのパラメータを追加して、AppsFlyerのプラットフォーム上での連携内容とデータ内容を充実させるには:
- まずはまだ連携できていない(=データを渡していない)パラメータを確認しましょう。
- 詳細を確認したり、テンプレートを変更したい場合には、担当PDMまでご連絡ください。