Data Locker: 連携済みパートナー向け

概要:連携済みパートナー向けのData Lockerでは、集約した状態のパフォーマンスデータをパートナーが所有しているAWSもしくはGCSへ共有します。

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Data Locker: 連携済みパートナー向け

連携済みパートナー向けのData Lockerでは、選択したアプリのパフォーマンスデータをクラウドストレージへ格納します。(広告主は事前にこのデータ共有を制御する権限付与を設定する必要があります。) 

Data Lockerの主な機能

 
機能 説明
利用可能なクラウドストレージ

自社で保持している以下のストレージ(バケット):

  • AWS
  • GCS

ストレージの選択肢について

複数アプリ対応

計測連携しているアプリのデータを取得可能です。ただし、データを取得するには広告主がレポート毎に権限を付与する必要があります。 

データ更新頻度

レポートタイプ毎に更新頻度が異なります:

  • 1時間毎(hourly): 継続的に生成されるデータ
  • 1日毎(daily):  一部のレポートは日時で作成され、翌日以降に利用可能になります。

レポート:パートナー向け

利用できるレポート
レポートの種類 (topic) 必要なデータアクセスの権限付与 データの更新頻度* 利用可能な対象
キャンペーンの集約パフォーマンスレポート 
  • コンバージョンの集約データ
  • アプリ内イベントの集約データ
  • 収益の集約データ
毎日 アドネットワーク

*略語について

Daily:

  • レポートは、h=23のフォルダに書き込まれます。
  • これらのレポートは、通常翌日の h=23フォルダ内にて10:00-12:00 UTC までに利用できるようになります。
  • たとえば、月曜に生成されたデータのレポートは月曜日のh=23のフォルダに格納され、そのデータは火曜日の10:00 UTC (日本時間19:00)以降に利用可能になります。

Daily+2:
広告収益のデータは、2日後に利用できるようになります。つまり、月曜日に生成されたデータは水曜日の06:00UTC (日本時間15:00)以降に、月曜日のh=23のフォルダにて利用可能になります。

 

データストレージのアーキテクチャ

概要

各種データは、選択したストレージオプションに書き込まれます。ストレージのオプションは、いつでも別のものに変更可能で、変更は数時間以内に完了します。 

ストレージ内のデータは、レポートの種類、日付に応じて、次の図のような階層のフォルダ構造で整理されます。

DLFolderOVerview.png

レポートデータは、そのレポートが関連している時間 (h) のフォルダに格納されます。

  • 時間 (h) フォルダの数は、レポートデータの更新頻度 (DailyまたはHourly) によって異なります。
  • データファイルは、CSVファイルを含むGZの圧縮ファイルで構成されます。
  • CSVファイルは列で構成されます。
  • カラムの構成はレポート種別毎に定義されています。 

フォルダの構成

フォルダ 説明
data-locker-hourly

DLHourly.png

  • バケット内の最上層のフォルダはストレージサービスによって異なります。
  • data-locker-hourlyのフォルダには、レポートトピックが含まれています。 

 バケット所有者とクラウドプロバイダー毎のフォルダ構成の例

  • あなたのAWSバケット: <af-datalocker-your folder name>/<data-locker-hourly>
  • 独自のGCSバケット: <data-locker-hourly>
t (topic) レポートタイプはレポートの主題に関連します。
dt (日付)

これはデータの日付に関連します。ほとんどの場合、これはイベントが発生した日時を意味します。

h (hour)

h フォルダはAppsFlyerがデータを受信した時刻に紐付けられています。例えば、インストールイベントを 14:00-15:00 UTC に受信した場合、h=14 ファイルにストリーミングされます。
注意!AppsFlyerにデータが到着してから、h フォルダがData Lockerに書き込まれるまで、約6時間のタイムラグがあります。例えば、h=14のフォルダは、6時間の23:00 UTCに書き込まれます。 

フォルダの特性

  • 0〜23の番号が付いた24個の h フォルダがあります。例えば、h=0, h=1などです。 
  • また、Lateというフォルダも存在し、こちらには午前0時以降に到着した前日のイベントが含まれます(つまり、翌日 00:00–02:00 UTCの間に到着したものです)。例えば、ユーザーが月曜日の08:00 UTCにアプリをインストールし、イベントが火曜日の01:00 UTCに到着した場合です。このイベントは月曜日のLateフォルダに記録されます。 
  • 02:00以降に到着したデータは、実際の到着日時のフォルダに記録されます。 
  • lateフォルダのデータも必ず確認し、利用してください。これらのデータは他の h フォルダには含まれていません。
  • _temporary フォルダ場合によっては、hフォルダ内に一時的なフォルダを生成する場合があります。一時フォルダとサブフォルダは無視してください。例: /t=impressions/dt=2021-04-11/h=18/_temporary
統合データ

全アプリに関するデータは、統合したデータファイルで提供されます。データを取り込む際には、行単位でapp_idの項目を使用してアプリを区別してください。

データファイルの例は、h=2 フォルダをご覧ください

UnifiedByApp.png

データファイルの命名規則は次の通りです:
part-nnnnn.gz 

  • nnnnn は、0000–99999の範囲の値が入ります。例えば、part-00000、part-00001、part-00002などです。
  • 値は必ずしも連続するわけではないのでご留意ください。
  • データの取り込みプロセスでは、以下のことに注意してください:
    • _SUCCESS フラグが設定された後にのみ、データを取り込んでください。
    • フォルダの全てのファイルに.gzの拡張子が付いた状態でデータを取り込んでください。
完了フラグ

最終ファイル(完了)フラグは、対象の h フォルダの全てのデータが書き込まれたあとに設定されます。

  • _SUCCESS フラグが存在していることを確認してから、h フォルダ内のデータを読み込んでください。

  • _SUCCESSのフラグは、対象フォルダ内に書き込むデータが内(=空)の場合にも設定されます。

データ圧縮

Part ファイルはGZを使って圧縮されます。ファイルの解凍後:

  • このファイルには拡張子はありません。
  • 各ファイルには列(項目)名を含むヘッダー行があります。
列シーケンス

レポート項目の順序は常に同じです。新しい項目が追加される場合には、常に既存項目の右端に追加されます。 

カラム(フィールド)の定義は、レポート毎に異なります。各内容については、関連するレポートのヘルプページを参照してください。

項目入力に関する考慮事項

空白または空のフィールド:
一部の項目には nullが入力されるか、空白になることがあります。これは、対象のレポートではレポートするデータがないことを意味します。通常、null は、対象のレポートおよびアプリタイプにおいて、この項目に値が入力されないことを意味します。空白("")は、この項目が対象レポートには関連しているものの、入力するデータが見つからなかったことを意味します。 

タイムゾーンと通貨設定

アプリ毎に管理画面上で設定されているタイムゾーンと通過設定は、Data Lockerに書き込まれるデータでは無視されます。代わりに、以下仕様が適用されます:

  • タイムゾーン:日付と時間のデータはUTCベースで記録されます。
  • 通貨設定:event_revenue_usdの値が常にUSDベースで記録されます。

カンマを含む値:これらのカンマは、二重引用符「"」の間に含まれます。例: `"iPhone6,1"`

 

ストレージオプション

  • データは、選択した所有するストレージ(AWS / GCS)に、以下のように書き込まれます:
  • ストレージの選択はいつでも変更できます。
  • ストレージを変更すると、次のことが起こります。
    • 新しく選択したストレージへの書き込みは1時間以内に開始します。
    • 7日間の移行期間中、既存のストレージへの書き込みを続行します。移行期間の有効期限がユーザーインターフェイスに表示されます。移行期間を使用して、データ読み込みプロセスを更新してください。
    • バケットの変更:ストレージを変更した場合、7日間の移行期間中はデータは両方のバケットに送信され、データ取り込みプロセスを調整できます。
  広告主所有ストレージ (AWS)
バケット名
  • GCS:制限なし
  • AWS:広告主が設定します。「af-datalocker-」という接頭辞が必要です。

例:af-datalocker-your-bucket-name

ストレージの所有権 アドネットワーク 
ストレージプラットフォーム AWS または GCS
データへアクセスするための認証情報 AppsFlyerには開示されません。ストレージプロバイダーから提供される認証情報を使用してください。
データ保持 御社による管理
セキュリティ

御社がストレージを管理します: 

  • AWS:AppsFlyerは、バケットへのGetObject、ListBucket、DeleteObject、PutObject の権限が必要です。バケットはAppsFlyer専用にする必要があります。他の用途には使用しないでください。
  • GCS

セキュリティ担当者へのお知らせ:

特記事項:

  • バケットは、AppsFlyer専用のものです。他の部門からそのバケットへのデータ書き込みは行わないでください。
  • データを書き込まれた後25時間後に、バケット内のデータを削除できます。
  • バケットにAppsFlyerが書き込むデータは、当社のサーバーに既に存在しているデータのコピーです。データは、当社のデータ保持ポリシーに沿って引き続き当社サーバーに保存されます。
  • 技術的な理由から、データを一度削除して再度書き込むことがあります。このため、削除権限とリスト権限が必要です。どちらの権限もセキュリティリスクではありません。リスト権限の場合、バケットにデータを書き込むことができるのは当社のみです。削除権限の場合、データを再生成することができます。 

手順

Data Lockerの設定

この手順に従って、Data Lockerを設定してください。設定変更を行った場合、有効になるまでに最大3時間かかります。 

前提条件:

以下のストレージの作業手順のいずれかを完了してください。

  • 御社のAWSのバケット
  • 御社のGCSのバケット

AppsFlyerAdmin_us-en.png Data Lockerの設定方法:

  1. AppsFlyerにて、インテグレーション > Data Locker へ進みます。 
  2. 連携方法を以下のいずれかで実装してください。
    • 独自のAWSバケットを選択してください。
      1. AWSバケット名を入力します。接頭辞「af-datalocker-」を入力しないでください。
      2. [Test] をクリックします。
      3. バケットパスが無効であることを示すエラーメッセージなどが表示されないことを確認します。
    • 御社のGCSバケット を選択し、GCSバケット名を入力して、最後にテストをクリックしてください
  3. 適用をクリックしてください。
  4. レポートタイプを1つ以上選択してください。
  5. [Apply] をクリックします。
  6. Save Configuration(設定を保存)をクリックします。

追加情報

特性と制限

特性
特性 備考
代理店 代理店アカウントでは使用できません。
アプリ固有のタイムゾーン 不適用
アプリ固有の通貨 サポートされていません
サイズ制限 不適用
データ更新頻度 データは、この記事内に記載されている個々のレポートデータの更新頻度に従って更新されます。
過去データ

サポートされていません

チームメンバーアクセス チームメンバーは、管理画面上でData Lockerの設定を行うことができません。 

トラブルシューティング

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