Meta広告のアプリ内イベントポストバックのマッピング

概要: リッチアプリ内イベントをAppsFlyerからMeta広告に送信する方法を説明します。

Metaアプリ内イベントマッピング

広告主は、アプリ内イベント(SDKまたはサーバー間)をMetaの事前定義されたイベントにマッピングします。 広告主は、アプリ起動またはアプリのアンインストールに紐づくポストバックをMeta側に送信することもできます。

これにより、広告主はMetaの高度な最適化機能を利用したり、カスタムおよび類似オーディエンスセグメントを構築できます。

規定イベントのマッピング

Meta広告には、事前定義済みでマッピング可能な さまざまなイベント が用意されています。

こちらにて、イベントの質に関する追加情報を含むパラメーターと一緒に Metaに送信できるリッチアプリ内イベントの一覧をご覧ください。

詳細:Metaでのイベントのマッピング

In-app_event_postbacks_en-us.png

なお、Meta広告にアンインストールを送信するための事前定義されたイベントはありません。 アンインストールを送信するには、カスタムイベントを使用してください。

以下は、追加のパラメーターを持たない、他のMeta 規定イベントの一覧です:

Metaイベント識別子

説明

AppsFlyer SDK上で推奨されるイベント名

Donate

団体または活動への資金の寄付。

af_donate

Schedule

いずれかのロケーションを訪問するための予約。

af_schedule

SubmitApplication

クレジットカード、教育プログラム、仕事など、提供する製品、サービスまたはプログラムへの申込みの提出。

af_submit_application

FindLocation

訪問する意図を持って、ウェブまたはアプリを介していずれかのロケーションを見つけた場合。例えば、製品を検索し、ローカル店舗でその製品を見つけた場合。

af_find_location 

Contact

電話またはSMS、メール、チャットなど、またはその他の顧客とビジネス間の連絡手段。

af_contact

CustomizeProduct

ビジネスが所有する設定ツールやアプリケーションを介する製品のカスタマイズ。

af_customize_product

カスタムアプリ内イベントマップ

AppsFlyerでは、CUSTOMパートナーイベント識別子オプションを使用することで、カスタムアプリ内イベントをMetaにマッピングすることができます。

SDKで定義されたイベント名とイベント値(イベントパラメーターを含む)は、そのままMetaに転送され、「custom」ではなく、AppsFlyer SDKのイベント名がそのまま表示されます

これらのイベントを使用してキャペーンを最適化することができます。

カスタムイベントによる自動パラメーターマッピング

AppsFlyerとMetaの緊密な連携により、AppsFlyerの標準SDKイベントパラメータの多くは、自動でMetaの規定パラメータに紐づけされます。たとえば、 af_revenue パラメータはMetaの _valueToSum パラメータに変換され、Metaで測定および最適化できるイベントあたりの収益を送信できます。

 注記

自動パラメーターマッピングは、CUSTOMイベントと 定義済みイベントでは異なる場合があります。

事前定義されたイベントの場合、 af_price _valueToSum にマッピングされる場合もあります(例えば、fb_mobile_add_to_cartの場合)。それ以外の場合、af_revenue _valueToSum  にマッピングされます(例えば、 fb_mobile_purchase の場合)。

CUSTOMにマッピングされたイベントの場合、常に af_price fb_priceに、af_revenue valueToSum にマッピングされます。

次の表は、全てのAppsFlyerイベントパラメーターの詳細を示しています。CUSTOMイベントを介してMetaにマッピングされると、Metaのパラメーターに自動的にマッピングされます。

AppsFlyerのパラメーター Metaパラメータ
af_city fb_city
af_class fb_travel_class
af_content_id fb_content_id
af_content_list fb_content_id
af_content_type fb_content_type
af_country fb_country
af_currency fb_currency
af_date_a fb_checkin_date
af_date_b fb_checkout_date
af_departing_arrival_date fb_departing_arrival_date
af_departing_departure_date fb_departing_departure_date
af_description fb_description
af_destination_a fb_origin_airport
af_destination_b fb_destination_airport
af_destination_list fb_destination_ids
af_hotel_score fb_hotel_score
af_level fb_level
af_max_rating_value fb_max_rating_value
af_num_adults fb_num_adults
af_num_children fb_num_children
af_num_infants fb_num_infants
af_order_id fb_order_id
af_payment_info_available fb_payment_info_available
af_preferred_neighborhoods fb_preferred_neighborhoods
af_preferred_num_stops fb_preferred_num_stops
af_preferred_price_range fb_preferred_price_range
af_preferred_star_ratings fb_preferred_star_ratings
af_price fb_price
af_quantity fb_num_items
af_region fb_region
af_registration_method fb_registration_method
af_returning_arrival_date fb_returning_arrival_date
af_returning_departure_date fb_returning_departure_date
af_revenue _valueToSum
af_search_string fb_search_string
af_success fb_success
af_suggested_destinations fb_suggested_destinations
af_suggested_hotels fb_suggested_hotels
af_travel_end fb_travel_end
af_travel_start fb_travel_start
af_user_score fb_user_score

イベントとパラメーターの制限

Meta広告に送信するイベントには、以下の制限が適用されます。

  • 次の文字は使用できません:
    • コロン (:)
    • ピリオド (.)
    • ラテン語(英語)以外の文字列: 2020年1月12日以降、Meta広告では日本語の利用が拒否されています。AppsFlyerは他の文字セットをテストしていないため、ポストバックでこれらの文字セットをサポートしているかどうかは、Meta広告で確認した後にのみ使用してください。
  • イベント名は大文字小文字を区別します。乖離を避けるために、全てのメディアソースとアプリバージョンで、イベント名の大文字小文字が正しく統一されていることを確認してください。
  • パラメーターの上限数:25
  • イベント名とパラメーターの長さ:2–40
  • パラメーター最長:100文字
  • 許可される文字:英数字、アンダースコア、ハイフン、またはスペース。ラテン語(英語)以外の文字は使用しないでください。ラテン文字以外の文字を使用すると、一貫性のない結果が表示されます。

アプリ内イベントの命名に関する注意点:

  • AppsFlyerのイベント名には、 Meta のイベント名と同じ名前 (fb_priceなど) を付けることができますが、カスタムイベントとして Metaに送信しないでください。
    念のため、イベントに Metaイベント名と同じ名前を付けるのは控えてください。
  • Metaでアプリ内イベントのポストバックマッピングを行うためには、オーガニックを含むすべての媒体からイベントデータを取得する必要があります。

 重要!

上記のパラメータを除き、AppsFlyerはカスタムイベントデータをそのままMetaに送信します。アプリの所有者は、有効なMetaパラメータを使用して、イベントデータがMetaの要件に従っていることを確認する責任があります(上の表を参照)。それ以外の場合、これらのパラメータは Metaに送信されません。