概要:希望するユーザーエクスペリエンスを提供するOneLinkリンクを作成しましょう。リンクをクリックしたユーザーは、必要に応じて正しいアプリストア、Web URL、またはアプリにリダイレクトされます。
OneLinkリンクとユーザーエクスペリエンス
ユーザーは、オンラインとオフラインのさまざまな接点で、あなたのブランドに触れる機会があります。ユーザーの流入元に関わらず、クリックからアプリインストール、ディープリンクやディファードディープリンクなど、最適なエクスペリエンスを提供するリンクを作成できます。
リンクを設定するために必要な手順は次のセクションで詳しく説明しますが、基本的には次のものが含まれます:
- ユーザーエクスペリエンスの選択
- 一般的な設定
- エクスペリエンスに合わせた設定
- ディープリンクとリダイレクトの設定
- 追加パラメーターの設定
OneLinkリンクを作成する
作業担当者
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前提条件
|
所要時間 ほとんどのリンクは数分程度ですが、ディープリンクまたはディファードディープリンク機能を必要とするリンクでは3時間程度です。 |
結果
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特定のユーザーエクスペリエンスを提供するOneLinkリンクを作成する方法:
- AppsFlyer管理画面左メニュー エンゲージメント > OneLink管理へ移動します。
- OneLinkテンプレートを選択してカスタムリンクを追加します。
- リンクを作成するをクリックしてください。
- 作成するユーザー体験を選択してください。
- メディアソースを選択するか、カスタムメディアソースを入力します。これは、レポートに反映されるメディアソース名になります。メディアソースは、リンク内に
pid
パラメーターの値として含まれます。 - 次へをクリックします。
- 一般的な設定を完了してください。
- 次へをクリックします。
- [オプション] 作成しているユーザーエクスペリエンスに関連する手順を完了してください。
エクスペリエンス 手順オプション - Social-to-App
- Text-to-App
- Referral-to-App
- カスタムリンク
Email-to-App ESPを使用している場合は、ESPの連携ガイドに従ってください。 クロスアプリ クロスプロモーションを介して複数のアプリ間で機能するダイナミックリンクを作成することができます。 Referral-to-App - ソーシャルメディアのプレビュー画面
- ソーシャルアプリのランディングページ
- ユーザー招待の連携を利用することで、SDKからアプリ紹介リンクを動的に作成できます。
- 次へをクリックします。
- [オプション] ディープインクとリダイレクトで、ディープリンク / ディファードディープリンクの設定を完了します。リンクがディープリンク用ではない場合はこのセクションをスキップしてください。
- [オプション]ディープリンクとリダイレクトで、 リダイレクト設定を変更します。OneLinkテンプレートからのリダイレクト設定が正しい場合は、このセクションをスキップしてください。
- 次へをクリックします。
- 追加パラメーター で、設定済みパラメーターまたはカスタムパラメーターをリンクに追加して、より詳細な分析を行います。参照:アトリビューションパラメーターの詳細
- リンクを生成 をクリックしてください。
- リダイレクト先のすべてのドメインを含むようにドメインリダイレクト許可リストを更新します。
エクスペリエンス
次のユーザーエクスペリエンスに最適なリンクを作成できます:
- Social-to-App: ソーシャルメディア上のユーザーとエンゲージし、ソーシャルメディア投稿からアプリへ誘導します。
- App-to-App:他のアプリに表示される広告を介してユーザーをアプリに誘導します。
- QR-to-App: QRコードを利用して、オフラインでのカスタマー体験の要所でユーザーにQRコードをスキャンしてもらい、アプリのインストールを推進します。また、デスクトップサイトやテレビ、CTV広告にQRコードを配置してユーザーをアプリに誘導することも可能です。
- Email-to-App:ESP(メールサービスプロバイダー)を活用して、メールを通じてユーザーと繋がり、メールからアプリに誘導します。
- Text-to-App: SMSやメッセージキャンペーン向けのリンクを作成し、テキストを介してユーザーとエンゲージしましょう。
- Referral-to-App: ユーザーやインフルエンサーが他のユーザーをアプリに招待したり、記事などの特定のアプリ内コンテンツを共有したりできるリンクを作成します。
- カスタムリンク: 上記のエクスペリエンスのいずれにも当てはまらないユーザージャーニーの場合は、OneLinkカスタムリンクを作成できます。そうすれば、デスクトップかモバイルか、オンラインかオフラインか、オウンドメディアか有料メディアかに関係なく、ユーザーを適切な場所に簡単に誘導できます。
一般的な設定
一般的な設定は、OneLinkリンク作成プロセスの一部で全てのエクスペリエンスに適用されます。
一般的な設定を完了する方法:
- [オプション] メディアソース名を変更します。
- [オプション] キャンペーン名を変更します。
-
[オプション] 既存ユーザーを対象にこのリンクを使用する予定がある場合はリターゲティングをオンにしてください。
これにより、ユーザーがカスタムリンクをクリックしたときに実行されるリエンゲージメントを確認できます。
リターゲティングでないリンク(UA)をクリックした既存のユーザーも、アプリを起動し、同じユーザーエクスペリエンスを体験します。ただし、リエンゲージメントは通常のセッションとして記録されるため、オウンドメディアキャンペーンの成功を測定することはできません。
重要!リターゲティングが機能するためには、各アプリでアプリ設定からリターゲティングを有効にする必要があります。
- [オプション] リターゲティングの休眠期間 をオンにして、特定の過去日数においてアプリを起動したユーザーの計測を除外するかどうかを選択します。
これは、af_inactivity_window=[日数] というパラメーターをリンクに追加し、この期間にアクティブな全てのユーザーはリターゲティングCV計測の対象から除外されます。 - リエンゲージメント期間を設定し、リエンゲージメント後の期間中にユーザーのアプリ内イベントがリターゲティングメディアソースに紐付けられるようにします。
- 値は、日数 (1-90)、時間 (最大23)、またはライフタイムで設定できます。
- リエンゲージメント期間は af_reengagement_window パラメータとしてリンクに追加されます。
- [オプション] リンクのブランディングサブセクション:
- ブランドを反映する別のドメインを選択します。詳細はこちら
- URL IDを編集して、キャンペーンのオファーを強調できます。URL IDは、最大50文字で文字と数字を組み合わせることができます。デフォルト:8文字のランダムな英数字
アプリのリターゲティングを有効にする
アプリでリターゲティングが有効になっていない場合は、一度だけ行う必要があります。 詳細はこちら
アプリ単位でリターゲティングを設定する方法:
- AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > アプリ設定を選択します。
- 計測セクションでリエンゲージメント計測を有効にします。
- 設定を保存をクリックします。
ソーシャルメディアのプレビュー画面 - OGタグ
リンクが共有される際に オープングラフ(OG)タグが使用され、タイトル、説明、画像を含むプレビューが表示されます。
これらのOGタグは、リダイレクト先のウェブURLやアプリストアから自動的に取得される場合があります。しかし、この方法ではプレビューの生成に失敗することがあります。そのため、ソーシャルメディアのプレビューをOneLinkで設定するには、管理画面 > OneLinkカスタムリンク から設定するか、管理画面上でで作成されていないリンクの場合は、OGタグのパラメーターをリンクに追加することをお勧めします。
ソーシャルメディアプレビュー機能は、以下のプラットフォームに対応しています:
- Facebook:投稿およびDM
- X(旧Twitter):投稿およびDM
- iMessage
- LinkedIn:投稿およびDM
- LINE
- Telegram
- Slack
- Signal
- KakaoTalk
- Discord
OneLink管理画面で独自のソーシャルメディアのプレビューを作成する:
- OneLinkカスタムリンクエディタにて、ソーシャルメディアで共有セクションへ進みます。
-
ソーシャルメディアのプレビュー画面セクションで以下を入力してください:
- タイトル
- 説明
- 画像URL
リンクにOGタグのパラメーターを追加する(管理画面でリンクが作成されていない場合):
- 以下の必須パラメータを追加してください:
- af_og_title(最大40文字)
- af_og_description(最大300文字)
- af_og_image
注:
- AppsFlyer管理画面外からOGタグパラメータをリンクに追加することも可能です。
- X(旧Twitter)に個別のOGタグを追加すると、通常のAppsFlyerプレビューよりも優先されます。
ソーシャルアプリのランディングページ
重要!
iOSのディープリンク手法であるユニバーサルリンクがMeta広告でサポートされるようになりました。
- Metaがユニバーサルリンクでのディープリンクを対応開始したため、ユニバーサルリンクに対応するMetaのペイド広告ではソーシャルアプリのランディングページは不要になりました。
- ソーシャルアプリのランディングページは、オウンドポスト(ペイドではない公式アカウントでの投稿)においては必要です。
ソーシャルメディアアプリは、ユニバーサルリンクを使用する既存ユーザーの円滑なエクスペリエンスを損なう可能性があります。これに対する対処法は次のとおりです。
- [推奨] ソーシャルアプリのランディングページを作成する。
ソーシャルメディアアプリのランディングページを作成するときは、URI スキームが設定されていることを確認することをお勧めします。 - [代替方法]
af_force_deeplink=true
パラメーターを使用してアプリを強制的に開くようにします。
注意:このパラメータは、カカオトーク、Naver、Naverブログ、Chrome、Weibo、X (旧ツイッター) で自動的に有効になります。
ソーシャルアプリのランディングページでは、ソーシャルメディアアプリで広告をクリックしたユーザーは、AppsFlyerが生成したランディングページにリダイレクトされます。そこから、ユーザーがディープリンクされるか、アプリをインストールすることができます。
AppsFlyerには、さまざまなソーシャルアプリのランディングページテンプレートが用意されています。テンプレート内の要素の位置は固定されていますが、背景画像や色、タイトル、テキスト、画像、ボタン、タグなど、エレメント自体はカスタマイズ可能です。
ソーシャルアプリのランディングページは、次のソーシャルメディアアプリで使用できます。
- Facebook / Facebookメッセンジャー(注意:FacebookとFacebook Messengerでは、URIスキームとソーシャルアプリのランディングページの両方が設定されている場合、ソーシャルアプリのランディングページは表示されません)
- iOS版 Pinterest
- Snapchat
- X(旧ツイッター)
ユーザーエクスペリエンス
ユーザーがランディングページの CTA ボタンをエンゲージするときは、次の操作を行います:
- アプリがインストールされている場合 :クリックしたユーザーがアプリを起動します。
- アプリがインストールされていない場合:ユーザーは関連するアプリストアに移動します。インストール時に、ディファードディープリンクすることができます(ディープリンクとディファードディープリンクを参照)。
注意
ソーシャルアプリのランディングページでは、OneLinkのショートリンクのみがサポートされています。
ソーシャルアプリのランディングページを使用するには:
- 次のセクションの説明に従って、ランディングページを設定します。
- 生成された OneLink ショートリンクを記録します。
ソーシャルアプリのランディングページは、OneLinkロングリンクでは機能しません。 - ソーシャルアプリにOneLinkのショートリンクを投稿します。
アトリビューション設定に基づいてアトリビューションが決定されます 。
ソーシャルアプリのランディングページを設定するには:
- カスタムリンクのセットアップで、Social-to-Appへ移動します。
-
ソーシャルアプリのランディングページセクションで、ランディングページを作成をクリックします。
ランディングページのテンプレートを選択する画面が開きます。
- ランディングページテンプレートを選択するには、選択したテンプレート上にカーソルを合わせ、作成をクリックしてください。ヒント:テンプレートのインフォメーション(i)アイコンにカーソルを合わせてどのような場合に利用できるかを参照できます。(例:Instagramには、Clustered Poster または ShowAndTell が向いています。)
- ランディングページのクリエイティブのすべての要素をカスタマイズします。名前で要素を選択するか、プレビュー画像上で要素をクリックして編集できます。
ヒント:クリエイティブテンプレートを置き換える場合に備えて、テキストを保存してください。 - すべてのテンプレートの画像を独自の画像に置き換えてください。
- 拡張子を含む画像URLを入力します。 例:
https://example.com/image.png
- 次のいずれかのファイルタイプを使用してください:jpeg / jpg / png
注:webp 形式はサポートされていません。 - 画像の推奨事項は次のとおりです:
テンプレート画像タイプ 最大画像ファイルサイズ 画像比率 Collection 300 KB 16:9 (水平) - Trapeze
- Carousel
- ShowAndTell
300 KB 1:1 - Flyer
- Poster
- Blurry poster
- Clustered Poster
300 KB 9:16 (垂直) - 1つ以上の画像が正確なURLではない場合、エラーが表示され、クリエイティブのプレビューを閲覧することはできません。
- 拡張子を含む画像URLを入力します。 例:
- ランディングページのクリエイティブを確認するには、レビューをクリックします。
変更が必要な場合は、編集に戻るをクリックしてください。
- ランディングページを保存するには、完了をクリックします。
重要:新規または更新されたランディングページのクリエイティブは、カスタムリンクを生成/更新した後にのみ適用されます。 - [オプション] ランディングページを編集するには、ソーシャルアプリのランディングページを編集するをクリックしてください。
ディープリンク&ディファードディープリンク
このガイドを使用して、既存のアプリユーザーをリターゲティングした際に、最初にアプリストアやアプリのホームページに移動することなく、直接アプリ内の特定のエクスペリエンス(例:特定のページ)に遷移させるためのリンクを作成しましょう。これらのユーザーは、リターゲティング計測によって成果を測定できます。
ディファードディープリンクとは、新規ユーザーに既存ユーザーと同様のディープリンクエクスペリエンスを提供することです。ただし、これらのユーザーフローは、まず、新規ユーザーはアプリストアへ誘導され、ダウンロードとアプリ起動後に、ユーザーは特定のエクスペリエンスまたはページに遷移します。
注意:ディープリンクとディファードディープリンクを設定するには、AndroidとiOSの開発者の作業が必要です。
ディープリンクとディファードディープリンクを設定して、ユーザーをアプリ内特定画面へ遷移する方法:
- iOSとAndroid開発者に、リンクに設定するための deep_link_value について相談してください。
- deep_link_value は、ユーザーがリダイレクトされる特定のアプリ内コンテンツ(画面)の値です。開発者は、deep_link_valueに対する希望の動作をコード内に実装します。
- 開発者が希望の動作をコードに実装します。このガイドを開発者と共有し、技術的な流れと例を理解してもらいましょう。
- 新規または既存ユーザー向けのディープリンクとディファードディープリンクの場合
UDLに関する注意事項:- SDK V6.1以降の実装が必要です。
- クリックルックバック期間は、最大15分です。
-
注意:ディープリンクで既にOneLinkを使用しているお客様は、UDLではなく、Android および iOS向けの従来の方法を使用している可能性があります。
ヒント
deep_link_valueは、プロダクトSKU、ソーシャルメディア投稿ID、URLパス、またはその他の値に基づくことができます。
開発者と協力して、deep_link_valueやその他のパラメーターや値に最適な長期システムを考え出すことが重要です。これにより、追加のアプリ更新を最小限に抑えることができます。アプリのコードを毎回変更しなくても、アプリ内のさまざまなコンテンツ画面に移動できる汎用性の高いディープリンクを生成するために、動的値の使用について開発者に相談してください。
たとえば、フルーツタイプのdeep_link_valueを選択し、開発者が値を動的に設定しました。つまり、開発チームによるさらなる作業を必要とせずに、どんな成果でも入力できるということです。
https://onelink-sample-app.onelink.me/H5hv?pid=Email&c=fruit_of_the_month
&deep_link_value=apples
...
https://onelink-sample-app.onelink.me/H5hv?pid=Email&c=fruit_of_the_month
&deep_link_value=bananas
...
https://onelink-sample-app.onelink.me/H5hv?pid=Email&c=fruit_of_the_month
&deep_link_value=peaches
...
- 新規または既存ユーザー向けのディープリンクとディファードディープリンクの場合
- 選択したパラメータと値に従ってアプリが動作することを開発者が確認できたら、リンク設定ページのディープリンク&リダイレクトセクションで、開発者と決定した内容に基づいてディープリンク値を入力してください。
- [オプション] ディープリンクで複数のアプリ内エクスペリエンスを必要とする場合(例:ユーザーを特定商品の画面に誘導し、別途割引を提供する場合など)、ディープリンクデータのペイロードに追加のディープリンク値(deep_link_sub1 パラメーターを使用する)を追加できます。追加パラメーターセクションで、さらにディープリンクパラメーター(deep_link_sub2-10)を追加できます。
- iOSおよびAndroidの開発者とパラメータの名前と値を決定してください。
- 開発者が希望の動作をコードに実装します。 OneLinkガイドを開発者と共有して、技術的なフローを理解し、例を参照してください。
- 追加のパラメーターセクションへ移動し、開発者と一緒に決定した通りに、必要なカスタムパラメーター deep_link_sub2-10 とその値を追加してください。
注意
パラメータと動的値が開発者によって実装されると、マーケティング担当者は、自動的に何千ものカスタムリンクを生成するためにOneLink APIを使用することができます。詳細はこちら
リダイレクト
新規ユーザーをアプリストアではなくランディングページに誘導する方法:
- リンク設定ページのディープリンク&リダイレクトセクションで、アプリがインストールされていない場合のフィールドにて、ユーザーを別のURLに送信するように選択します。
任意のAndroidとiOSのURLを設定することで、新規ユーザーを指定したランディングページへリダイレクトさせます。
注意! OneLinkテンプレートのカスタムURLに既に値が設定されている場合は、これらのカスタムリンクURLによって上書きされてしまいます。 - 新規ユーザーもカスタムストアのプロダクトページに誘導することができます。
アトリビューションパラメーター
リンクには、キャンペーン、広告セット名、広告名、チャネル、独自のカスタムパラメータ、もしくは サブパラメータ 1-5などのパラメータを追加することをお勧めします。これにより、マーケティング活動のより詳細な分析が可能になります。詳細は、追加の計測パラメーターをご覧ください。
さらなるディープリンクパラメータを追加することもできます (deep_link_sub2-10)。
パラメータを追加する方法:
- リンク設定の追加パラメーターセクションで、パラメーターを追加するをクリックしてください。
- 追加したいパラメーターを選択するか、カスタムパラメーターを入力してください。
テスト
リンクのリダイレクトが機能するかどうかをテストできます。
- アプリをインストールしていない新規ユーザー
- アプリをインストールしている既存ユーザー
アプリをインストールしていない新規ユーザー
前提条件:アプリをインストールしていない登録済みのテスト端末。
リンクをテストする方法:
- AppsFlyer管理画面 左メニュー エンゲージメント > OneLink管理を選択します。
- テストしたいリンクのアクションアイコンにカーソルを合わせ、URLを取得をクリックします。
- ショートリンクまたはロングリンクをスマートフォンに送信します。次のいずれかを実行できます:
- お使いのスマートフォンのカメラまたはQRスキャナーアプリでQRコードをスキャンします。
- リンクを自分宛てにメールまたはWhatsAppなどのメッセンジャーアプリ経由で送信し、自分の端末でリンクを押下します。
注: OSのメモ帳アプリや、モバイルブラウザのURLバーに直接貼り付けたりしないでください。多くの場合、 モバイルオペレーティングシステムは、意図的にこのコンテキストでアプリを開かないようにしています。
- モバイル端末のリンクをクリックします。
プラットフォームによっては、アプリストアやランディングページに移動します。
注意: モバイルデバイスで、リンクを実際に押下 / クリックする必要があります。Javascript や 301/302 リダイレクトでは、ユニバーサルリンクやAndroidアプリリンクをトリガーできません。一部のブラウザでは、基本的なリダイレクトでさえ、これらのメソッドでは失敗します。 - アプリをダウンロードして起動します。
- アプリのホーム画面が開きます。
- ディファードディープリンクを実装した場合は、アプリはリンクパラメータで指定した特定のコンテンツが開くはずです。
-
AppsFlyerのオーバービュー管理画面で新規インストールが計上されていることを確認してください。
テストで使用したメディアソース(例:test)とキャンペーン名で新規クリックとインストールが発生しているかを確認してください。
リンクが期待どおりに機能しませんか?OneLinkに関するよくある質問とトラブルシューティングをご覧ください。
アプリをインストールしている既存ユーザー
前提条件: アプリがインストールされている Android および/または iOS デバイス。 開発者が変更を加えた、ユニバーサルリンク、アプリリンク、並びに/あるいは URIスキームが実装されているアプリのソースとバージョンであることを確認します。
リンクをテストするには:
- AppsFlyer管理画面 左メニュー エンゲージメント>OneLink管理を選択します。
- 選択したOneLinkテンプレートをクリックしてください。
- リストからカスタムリンクを選択します。
- テストしたいリンクのアクションアイコンにカーソルを合わせ、URLを取得をクリックします。
- ショートリンクまたはロングリンクをスマートフォンに送信します。次のいずれかを実行できます:
- お使いのスマートフォンのカメラまたはQRスキャナーアプリでQRコードをスキャンします。
- リンクを自分宛てにメールまたはWhatsAppなどのメッセンジャーアプリ経由で送信し、自分の端末でリンクを押下します。
注: OSのメモ帳アプリや、モバイルブラウザのURLバーに直接貼り付けたりしないでください。多くの場合、 モバイルオペレーティングシステムは、意図的にこのコンテキストでアプリを開かないようにしています。
- モバイル端末のリンクをクリックします。
- アプリのホーム画面が開きます。
- ディープリンクを実装した場合は、リンクパラメーターで指定したコンテンツがアプリで開くはずです。
- AppsFlyerのオーバービューダッシュボードに移動します(表示タイプ:リターゲティング)
URLで設定したメディアソース(例:test)とキャンペーン名で、新しいクリック/リエンゲージメント(アプリ起動)が計測されているか確認します。
リンクが期待どおりに機能しませんか?OneLinkに関するよくある質問とトラブルシューティングをご覧ください。
その他の手順
カスタムインプレッションURLの作成
カスタムインプレッションURL を使用すると、次のことが可能になります:
- 表示された施策のインプレッションとクリックコンバージョン率を計測します。
- インプレッション経由のアトリビューションを計測します。
前提条件: 正常に動作するOneLinkロングリンク / 注意:ショートリンクはサポートされていません。
作業に必要な担当者:
マーケティング担当とウェブ開発者
インプレッションのみを測定するためのインプレッションURLを作成する方法:
- AppsFlyer管理画面 左メニュー エンゲージメント>OneLink管理を選択します。
- テストするリンクのOptionメニューにカーソルを合わせ、URLを取得をクリックします。
- OneLinkのロングリンクをコピーして編集します。
例:https://subdomain.onelink.me/j7rN?pid=email&c=Spring
- サブドメイン(またはブランドドメインを使用している場合はブランドドメイン全体)を「impressions」で置き換えてください。 例:
https://impressions.onelink.me/j7rN?pid=email&c=Spring
- インプレッションURLをコピーして開発者に送信します。
- Web開発担当者にインプレッションURLをWebサイトのロジックに実装するよう依頼します。
インプレッションURLの用意が完了しました。Webページ上のインプレッション数をカウントできますが、新規インストールは計測できません。 ビュースルー計測については、次のステップに従ってください。
インプレッションURLを計測に使用する方法:
- 前述の手順に従って、インプレッションURLを用意します。
- ビュースルーCV計測がオンになっていることを確認します。
- [オプション] デフォルトの1日ビュースルールックバック期間の値を変更したい場合は、
af_viewthrough_lookback
パラメータに新しい値を追加してください。例:af_viewthrough_lookback=1d
- インプレッションURLをコピーして開発者に送信します。
- ウェブ開発担当者にインプレッションURLをウェブサイトのロジックに実装するよう依頼します。
完全なインプレッションURLの例:
https://impressions.onelink.me/j7rN?pid=email&c=Spring&af_viewthrough_lookback=1d
特定イベント実行後のディープリンク
iOSプライベートリレーでのディファードディープリンク
iOS 15のリリースに伴い、AppleはiCloud+ユーザーにプライベートリレーと呼ばれる機能を提供しています。これにより、ユーザーはウェブ上のブラウジングトラフィックを暗号化し、正確な場所、IPアドレス、ブラウジングトラフィックの内容を隠すことができます。ユーザーがプライベートリレーにオプトインすると、アトリビューションやディファードディープリンクが妨げられる可能性があります。つまり、アプリを持っていない新規ユーザーがApp Storeにアクセスし、アプリをインストールして起動すると、プライベートリレーはユーザーがアプリ内の特定画面へ遷移するのを妨げる場合があります。
ディファードディープリンク(DDL)が引き続き期待通りに動作するように、以下のAppsFlyerソリューションのいずれかを導入する必要があります:
- [推奨] App Clipベースのソリューション:OneLinkのショートリンクは、ユーザーのアトリビューションデータを提供し、DDLで実現させたいものと同様のカスタマイズされたApp Clipのエクスペリエンスにユーザーを誘導します。App Clipには、ユーザーをApp Clipからフルアプリに誘導するフローを含めることもできます。
- クリップボードベースのソリューション:URLからディファードディープリンクデータをコピーし、ユーザーをアプリに正しくリダイレクトするウェブ上のランディングページを作成します。注意:このソリューションでは、アトリビューションはできません。
App Clipベースのソリューション
このソリューションは、OneLinkのショートリンクと、iOSで利用可能なApp Clip技術を組み合わせたもので、フルアプリをインストールすることなく、ユーザーをプロダクト内の特定のフローに送ることができます。OneLinkのショートリンクは、ユーザーのアトリビューションデータを提供し、DDLに実現させたいものと同様のカスタマイズされたApp Clipのエクスペリエンスにユーザーを誘導します。アプリクリップには、ユーザーをアプリクリップからフルアプリに誘導するフローを含めることもできます。注意:ユーザーがApp Clipベースのソリューションからアプリ全体を再インストールした場合、AppsFlyerではオーガニックインストールとして報告される場合があります。
フロー
App Clipを使ったDDLソリューションの流れは以下の通りです。
- 広告主はApp Clipを作成し、プライベートリレーがオンになっているユーザーのOneLinkテンプレートに追加します。
- ユーザーがOneLink URLをタップします。
- AppsFlyerのウェブハンドラーが以下を確認します:
- 端末OSがiOS 15以降であること
- ブラウザがSafariであること
- プライベートリレーがオンなっていること
- AppsFlyerが上記を確認すると、ユーザーはApp Clipを再生またはSafariで閲覧のいずれかをクリックするように促されます。
- ユーザーがApp Clipの再生をクリックすると、App Clipカードがユーザーに表示されます。
- ユーザーがSafariで閲覧をクリックすると、ランディングページが開き、App Clipを開くように促します。
- ユーザーがApp Clipを開きます。
- App Clipが開き、アプリのマーケティング担当者と開発者が決めた体験がユーザーに提供されます。
- App Clipに、ユーザーをフルアプリに誘導するフローが含まれている場合、ユーザーはフルアプリをダウンロードするためにApp Storeに送られます。アプリを起動すると、開発者が定義したユーザーエクスペリエンスが得られます。
前提条件: AppsFlyer SDK V6.4.0+
App ClipベースのDDLソリューションを設定する方法:
- App Clipベースのソリューション開発者ハブの指示に従うよう開発者に伝え、希望するユーザーエクスペリエンスを提供するApp Clipを作成してください。これには、App Clipからフルアプリへとユーザーを誘導するフローも含まれます。
- ユニバーサルリンクとディファードディープリンクを使用してOneLinkテンプレートを作成または編集します。
- OneLinkテンプレートで、プライベートリレー有効ユーザーにApp Clipを表示をオンにしてください。App Clipをお持ちでない方は、この設定をオンにしないでください。
注意:App Clip機能の追加(または削除)など、ユニバーサルリンクを使用したOneLinkテンプレートに変更を加えた場合、AASAファイルの更新に数時間かかることがあります。そのため、テンプレートに基づいて作成したリンクは、すぐには更新された機能を持たない場合があります。
- OneLinkテンプレートに基づいてカスタムリンクを作成してください。
- App Store Connectで、App Clip Experienceのセクションに行き、App URLsにスクロールダウンし、OneLinkのテンプレートURL(ドメイン+テンプレートID / 例:
yourbrand.onelink.me/GrbZ
)、または特定のOneLinkカスタムリンクのショートリンクを入力します。
注意:OneLinkカスタムリンクを入力した場合、App Clipベースのソリューションは、ユーザーが特定のリンクをタップした場合のみに機能します。OneLinkテンプレート以外に基づくリンクの場合は機能しません。
クリップボードベースのソリューション
フロー
クリップボードを使ったDDLソリューションの流れは以下の通りです:
- パラメーター
af_cp_lp=true
を含むディファードディープリンクを作成します。 - ユーザーがディファードディープリンクを押下します。
- AppsFlyerが以下をチェックします:
- 端末OSがiOS 15以降であること
- ブラウザがSafariであること
- プライベートリレーがオンなっていること
- リンクにパラメータ
af_cp_lp=true
が含まれているかどうか
- AppsFlyerが上記を確認すると、ウェブのランディングページが読み込まれ、アプリのアイコンや画像、App Storeからアプリを入手するためのCTAが表示されます。また、ユーザーには、アプリ内の特定画面に移動し、優れたユーザーエクスペリエンスを確保するために、URLがコピーされるというプロセスを説明するメッセージが表示されます。
- ユーザーがアプリを取得をタップします。
- ユーザーはApp Storeにリダイレクトされ、アプリをインストールします。そして、初回起動時には、アプリ内の特定画面が開きます。
要件
DDLソリューションが必要とするコピー / 貼り付けするランディングページに必要なもの:
- ユーザーがSafariでWebをブラウザしていること。
-
ディファードディープリンクに
af_cp_lp=true
パラメーターが含まれていること。 - AppsFlyer iOS SDK V6以降を実装していること。
- iOSアプリの開発者によって、URLに含まれるディファードディープリンクデータをクリップボードから貼り付けるコードを実装していること。これは、AppsFlyer SDKの一部ではありません。
- エンドユーザーはチェックボックスをオンにしていること(デフォルト)。チェックが入っていない場合、URLがコピーされず、ディファードディープリンクは機能しません。
設定方法
クリップボードベースのDDLソリューションを設定する方法:
-
iOS開発者に以下を依頼してください:
- AppsFlyer公式デベロッパーハブの手順に従い、AppsFlyer SDKで必要なコードを実装してください。
- クリップボードからURLのディファードディープリンクを貼り付けるコードを実装してください。これは、AppsFlyer SDKの一部ではありません。
-
リンクにパラメーター
af_cp_lp=true
を追加します。
AppsFlyerのOneLinkカスタムリンクUIでカスタムパラメーターを追加するか、単にリンクにこのパラメーターを追加することが可能です。
追加情報
例
基本的な例
Markは、「Feed Me」という成功した食料品配達サービスのマーケティング担当者です。Markは、ユーザーベースの電話番号を対象に、Feed Meの新しいiOSとAndroidのモバイルアプリをダウンロードするように促します。SMSキャペーンを予定しています。ただし、MarkはどのユーザーがAndroidまたはiOSデバイスを持っているか分かりません。また、ユーザーがアプリを既にインストールしているかどうかも不明です。
これを解決するために、MarkはOneLinkで強化されたショートリンクを含むSMSをユーザーに送信します。ユーザーがSMSを受信しリンクをクリックすると、次のことが起こります:
- アプリを持っていない場合、ユーザーが簡単にアプリをインストールできるように適切なアプリストアまたはランディングページへ誘導します。
- アプリが既にインストールされている場合は、アプリが起動します。
新しいインストールとリエンゲージメントは、SMSキャンペーンの成果として計測され、MarkはSMSキャンペーンの効果をAppsFlyerで確認できます。
ディープリンクの例
マーケティング担当者のマークが実施したSMS(前述の例)は、ユーザーにアプリダウンロードを促しアプリ起動してもらうことにそれなりの成果がありました。しかし、リンクをクリックしてアプリを起動したユーザーの多くが、商品の注文というコンバージョンには至りませんでした。
Markは、購入ユーザーに対して、桃、リンゴ、アボカドの無料プレゼントを提供することでコンバージョンを増やすことにしました。このために、Markは既存ユーザー向けにスムーズなディープリンク体験を作成します。ユーザーベースに、これらの3つの健康的なフルーツの利点を強調する詳細なメールを送信します。
メールに記載されている各フルーツについて、マークは(モバイル開発者と協力して)次のように設定した OneLink のディープリンクを含めました:
これを解決するために、MarkはOneLinkで強化されたショートリンクを含むSMSをユーザーに送信します。ユーザーがSMSを受信しリンクをクリックすると、次のことが起こります:
- アプリを既にインストールしているユーザーの場合、関連するフルーツのページが直接開きます。
- アプリを持っていないユーザーの場合、デバイスに基づいて、適切なアプリストアまたはランディングページへリダイレクトされます。その後、アプリがダウンロードされたら、ユーザーは関連するフルーツのページに直接移動します。
特性と制限
特性 | 備考 |
---|---|
OneLinkの文字 |
|
最大リンク数 | AppsFlyerで作成できるOneLinkリンクの最大数は、1アカウントにつき120,000です。 |
ウェブページにOneLink URLを投稿 | HTMLの target="_blank" タグを使用している場合、Google PlayやApp Storeにリダイレクトされません。 OneLinkのURLをhtmlの a タグの中に target="_blank" 属性で配置すると、AndroidとiOSのChromeでは空白のページが開きます。これはOneLinkの機能に影響してしまうため、a タグには、このターゲット属性が含まれていないことを確認してください。 |
代理店 | 代理店はOneLinkのテンプレートやリンクを使用できません。カスタム / オウンドメディアソース専用です。 |
アドネットワーク | 代理店はOneLinkのテンプレートやリンクを使用できません。カスタム / オウンドメディアソース専用です。 |
ソーシャルメディアプレビューの画像 |
|
デスクトップ | OneLink URL またはテンプレートを設定してデスクトップユーザーを別の URL にリダイレクトすると、Web URL がリンクのパラメーター af_web_dp に追加されます。リンクに af_web_dp が含まれる場合は、クリックがデスクトップから発生した場合、AppsFlyer はそのクリックを記録しません。 |
af_enc_data | インプレッションURLではサポートされていません。 |
Androidソーシャルアプリのウェブビュー |
さまざまなAndroidソーシャルアプリの直近の変更により、内部ブラウザビュー(ウェブビュー)のディープリンクリダイレクトフローが機能しなくなりました。 この変更に対応し、ディープリンクとリダイレクトを再び有効にするために、次のAndroidソーシャルアプリに追加のユーザーインタラクションを導入する必要があります:
新しいユーザーフローでは、上記のアプリのユーザーが追加のランディングページボタンをクリックして、Google Playストアやその他のサードパーティストアへのリダイレクトをトリガーする必要があります。 このボタンは自動的に追加されるため、広告主による操作は必要ありません。
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OneLinkのリンクプレビュー |
説明 解決策 |
Android Naverブログアプリ | Android Naverブログアプリではディープリンクはサポートされていません。ユーザーはGoogle Playまたはリンクで定義されているウェブリダイレクト先に移動します。 |
iOSにおけるChromeブラウザ | Chrome iOSの仕様変更により、ユーザーがiOS版ChromeのURIスキームリンクをクリックするたびに、アプリを開くかアプリストアにリダイレクトするかを確認するポップアップが表示されます。 |
Telegramにおけるウェブビュー | 確率的モデリングのアトリビューションは、Telegramにおけるウェブビュー(Telegramブラウザ)のユーザーエンゲージメントでは機能しません。その理由は、ウェブビューがエンゲージメントのリクエストにデバイスのモデルやOSのバージョンを含めないためです。 |