概要:広告を見てその後アプリをインストールユーザーは、ビュースルーアトリビューションを使うことで媒体へ成果を紐付けることができます。
概要
ビュースルーアトリビューションでは、広告を視聴するもクリックはしなかったユーザーの、インストール、リアトリビューション、リエンゲージメントとその後のアプリ内イベントを計測可能です。
ビュースルーの計測フロー
用語
- インプレッション:クリックなどのユーザーとのその他の広告接触には関係なく、ユーザーに対して広告が表示されることです。
- インストール:このページ内では、インストール、リアトリビューション、リエンゲージメントのことを包括しています。
- ビュースルー計測:ユーザーが広告インプレッションに接触した後に、メディアソースへインストールの成果を紐付けます。
ビュースルー計測の仕様
- IDマッチングと確率論的モデリング(管理画面上で有効にする必要あり)での計測をサポートしています。
- ビュースルーアトリビューションパートナーリストに記載されているパートナーがサポートしています。
インプレッションは、以下の仕様に基づいてビュースルー計測の候補になります:
- ビュースルーのルックバック期間内(デフォルト24時間)にインプレッションが発生していること。
- 複数のインプレッションが発生していた場合には、最も新しいインプレッションが計測候補となること。
- 計測フロー上、インプレッションよりもクリックの方が常に優先されること。つまり、クリックスルーのルックバック期間内にクリックが発生していた場合には、最も新しいクリックに成果が紐づき、最も新しいインプレッションはアシストとして記録されます。
ビュースルーのルックバック期間
- 非SRNの場合、ビュースルー計測のルックバック期間は1-24時間です。SRNの場合、ルックバック期間はより長くなることがあります。
- 期間を設定する方法:
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非SRN媒体:インプレッション用の計測リンクを使用して、
af_viewthrough_lookback
パラメーターに値を設定することで定義できます。このパラメーターが設定されていない場合は、デフォルト設定の24時間が使用されます。 - SRN媒体:ルックバック期間はSRN側によって決定されます。AppsFlyer上でもSRN媒体と同じ値に設定することをオススメします。
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非SRN媒体:インプレッション用の計測リンクを使用して、
ビュースルー計測のレポートと指標
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集計データ:アドネットワークは、API経由、またはインプレッション毎に、AppsFlyerへ集計されたインプレッションデータを報告しています。つまり、インプレッションのカウントとそのレポーティングの詳細は、各パートナー側が個々に定義しているものと考えてください。詳細は、主要な連携済みパートナーのインプレッションとクリックの定義を参照してください。 関連する指標は、オーバービューやその他のレポートツール上で利用可能です。利用可能は指標は以下の通りです:
- インプレッション:指定期間におけるインプレッション数
- ビュースルー:ビュースルー計測を用いて計測されたインストール数
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ローデータ:
- ビュースルー計測によって計測されたユーザーレベルのローデータは、クリックスルーで計測されたユーザーと同じような形で取得可能です。しかし、一部のパートナーはデータ利用に制限があるのでご注意ください。
- インプレッションデータも利用可能です。(Data Locker経由)
- attributed_touch_typeのカラムには、impressionという値が入ります。
ビュースルー計測の実作業
インプレッション計測リンクの設定
アドネットワークは、クリックスルーの計測リンク に含まれるものと同じように、キャンペーンやその他情報が入力されたインプレッションの計測リンクをAppsFlyerへ送信します。
リンクの情報は基本的にリアルタイムに送信されるので、インプレッション後に続いてインストールが発生した場合には、正しく成果が紐付けられます。
計測リンクを用意する際には、以下の点に注意してください:
- ベースURLは、
http://impression.appsflyer.com
です。HTTPとHTTPSの両方のプロトコルがサポートされています。 - GETリクエストを使用してください。
- 可能な限り、端末IDを含めてください:IDFA / GAID / IDFVなど
- 確率論的モデリングの計測に必要なパラメーターを含めてください。
- デバイスIDの値は、SHA1を使用してハッシュ化し、セキュリティを強化することができます。その際、パラメーター名は「sha1_」で始めて、その後ろにパラメーター名を記載し、ハッシュ化された値を渡してください。
例:sha1_idfa= / sha1_advertising_id= / sha1_android_id= / sha1_imei=
http://impression.appsflyer.com/{app-id}?c={campaign name}&pid={media source}
&af_viewthrough_lookback=1d&af_prt={agency_name}&af_siteid={site id value}
&af_sub1={free value}&idfa={idfa value}
カスタムインプレッションリンクの設定
広告主は、オウンドメディア上でインプレッション計測リンクを活用することも可能です。例:Webサイトバナー
カスタム計測リンクを生成した場合、インプレッションも計測可能となり、ユーザーが自社広告に接触する度にインプレッションが計測されます。
モバイルWebサイトの訪問者向けにビュースルーアトリビューションをするために、カスタムインプレッションリンク(OneLinkで作成)も使用できます。インプレッション用カスタムURLの作成について詳細をご覧ください。
ビュースルー計測をオフにする
デフォルトでは、ビュースルー計測はオンになっているので、AppsFlyerで有効なインプレッション計測リンクを受け取った場合、そのインプレッションデータは計測フローに乗ります。
ビュースルー計測はデフォルトで有効になっているため、広告主はビュースルー計測を有効にするかどうかを、アドネットワークとの契約で事前に同意することが必要になります。
ビュースルー計測はメディアソースごとに無効にできます。ただし、インプレッションを受信しているのに、ビュースルー計測が無効になっている場合、次のことが発生します。
- インプレッション指標は管理画面から確認できます。
- 計測プロセスでは、これらのインプレッションは無視されます。
ビュースルー計測をオフにするには:
- AppsFlyerのサイドメニューから、 連携> 連携済みパートナーを選択します。
- 連携済みパートナーを選択してください。
- 連携タブにて、インストールのビュースルー計測をオフにしてください。
- [連携を保存] をクリックします。
SRN媒体について:AppsFlyerの管理画面上でビュースルー計測を無効にしても、媒体側にはその設定は反映されません。数値の乖離を防ぐためにも、AppsFlyerの管理画面と媒体側の管理画面上で同じビュースルーの設定がされていることを確認してください。
ビュースルー計測(VTA)のパートナー一覧
ビュースルー計測に対応しているアドネットワークの一覧は、AppsFlyerの管理画面上で確認できます。
リストを確認するには:
- AppsFlyerのサイドメニューから、 連携 > 連携済みパートナーを選択します。
- フィルタでは [すべて]を選択してください。
-
連携機能 のフィルタで、 ビュースルーを選択してください。
すると、ビュースルー計測に対応しているパートナーの一覧が表示されます。