概要: アカウントのユーザーを新規作成・管理、各機能 / アプリ / データにアクセスするための権限を柔軟に制御できます。
背景
AppsFlyerのアカウントでは、複数のユーザーが利用でき、それぞれのユーザーの権限を個別に管理できます。1アカウントあたりの最大ユーザー数は、お客様のご契約プランによって決まります。
各ユーザーの権限は、3つの主要なディメンションに沿って定義されます。
- ロール - 機能にアクセスしたり、機能を実行するための権限操作
- アプリのアクセス - 現在登録済みのアプリおよび今後追加されていくアプリに対してのアクセス権限
-
データアクセス - メディアソース / 国別のデータアクセス権限の操作
- 重要:
一部の管理画面および機能は、メディアソースや地域データのアクセスが一部制限されているユーザーの場合使用できません。(対象機能一覧)
- 重要:
これらの設定項目内の権限は、それぞれ独立して割り当てられるものです。つまり、幅広い機能を持つ ロール をユーザーに割り当てても、アプリ / メディアソース / 国ごとの限られた範囲でしか使えないようにすることができます。唯一の例外は、後述する 管理者アカウント で、このロールはすべての機能、アプリ、メディアソース、ジオへのアクセス権を持っています。
現在ベータ版の新機能では、 ユーザーを複数のアカウントに追加 して、アカウントを簡単に切り替えることができます。
役割
AppsFlyerアカウントの各ユーザーには、ロールを割り当てる必要があります。
それぞれのロールは、ユーザーがアクセスできるAppsFlyerの特定の機能と、実行できる機能を定義します。ロールごとの機能の一覧は、 ユーザー管理 ページの ロールタブでご覧いただけます。
AppsFlyer内のロールは、 定義済みロール、 カスタムロール、または(特定の状況では)一時ロールが存在します。
定義済みロール
AppsFlyerは、多くの定義済みロールで構成されています。
- アドミン
- チームマネージャー
- マーケティングリーダー
- マーケティング
- マーケティング - 制限有り
- コントリビューター
- 経理担当
- セキュリティ
- 検証担当
これらの定義済みロールの、各機能への権限は固定で設定されており、独自にカスタムで権限内容を変更することはできません。ただし、ユーザーの機能能力は、別の事前定義済みロールまたはカスタムロールに割り当てることでいつでも変更できます(以下で説明するように、 アカウント所有者を除く)。
例
田中太郎さんには、 チームマネージャーのロールが割り当てられています。
このロールにより、田中太郎さんは OneLinkテンプレート は管理できますが、ご契約プランページと お支払い ページにアクセスすることはできません。
質問: 田中さんをチームマネージャーのロールにしたまま、「ご契約プラン」や「お支払い」のページにアクセスできるようにし、OneLinkテンプレートの管理権限を削除することはできますか?
答え: いいえ。田中さんがチームマネージャーのロールに割り当てられている限り、彼に「ご契約プラン」や「お支払い」のページにアクセスする権限を与えることはできません。また、OneLinkテンプレートを管理する権限を削除することもできません。
田中さんを別のロールに割り当てれば、彼の権限はそのロールで定義されたものに変わります。または、必要に応じて田中さんの権限を変更するカスタムロールを作成することもできます。
カスタムロール
AppsFlyerの定義済みロールは、ほとんどの状況で必要な機能の特定の組み合わせで構成されています。このため、多くの広告主は、ロールをさらにカスタマイズする必要がないと感じています。ただし、追加のカスタマイズが必要な場合でも、定義済みのロールは、ユーザーの機能を管理するための優れた出発点です。
詳細:カスタムロールの管理
一時ロール
お客様のAppsFlyerアカウントが以前の旧来ユーザー管理システム(アカウントの種類がアドミンとチームメンバーのみ)で存在していた場合、すべてのユーザーはそのままの機能で新システムに引き継がれています。
その結果、これらのユーザーの大部分は現在のシステムではTemp Roleとして表示されます。
一時ロールの管理についての詳細を参照してください。
管理者 - アドミン
AppsFlyerのアカウントには、 1人または複数の 管理者を置くことができますが、どのアカウントにも少なくとも1人の管理者が存在します。
- 管理者ロールは、以下の すべてのアカウント機能にアクセスできます:
- すべての機能
- 現在存在する全てのアプリと今後追加されるアプリ
- すべてのメディアソースと国別データ
- アカウント開設時に作成されたユーザー( "アカウントオーナー" )には、デフォルトで管理者ロールが割り当てられています。
- アカウントのオーナーは、 ユーザー管理 ページから、自身のアカウントの削除、管理者ロールからの排除、その他の編集を行うことはできません。同様に、アカウントオーナーのEメールアドレスも変更できません。
- アカウントオーナーを変更する必要がある場合は、以下の手順 に沿って作業してください。
- 追加ユーザーの作成は、最初はアカウントオーナーが担当します(「ユーザー管理」機能を持つ追加ユーザーが作成されるまで)。
- アカウント所有者のみが次のことができます:
- AppsFlyer APIトークンを取得またはリセット
- Push API設定を構成または変更する
- アカウントのオーナーは、 ユーザー管理 ページから、自身のアカウントの削除、管理者ロールからの排除、その他の編集を行うことはできません。同様に、アカウントオーナーのEメールアドレスも変更できません。
- アカウントオーナー以外の管理者は、「ユーザー管理」ページから別のロールに変更したり、AppsFlyerアカウントから削除したりすることができます。
- カスタムロールの作成時に管理者ロールを複製することはできません。
「ユーザー管理」ページ
ユーザー管理ページにアクセスするには:
- メニューバーの「メールアドレス」ドロップダウンをクリックします。
- ユーザー管理を選択します。
ユーザータブ
ユーザー タブには、お客様のアカウントに存在するすべてのユーザーの表が表示され、ここでユーザーの作成、管理、削除を行うことができます。
'ユーザー' タブをナビゲートするためのヒント:
- ユーザー 列の見出しをクリックすると、表をアルファベット順(昇順/降順)に並べ替えることができます。
- 検索ボックスを使って、特定のユーザーを検索・表示することができます。
- ロール列にあるフィルタアイコン
をクリックして、ロール別(一時的なロールを含む)にユーザーを絞り込むことができます。
- フィルターを解除するには、フィルターのドロップダウンリストで「 None 」を選択します。
- 最終ログイン 列の見出しをクリックして、ユーザーがAppsFlyerに最後にログインした日付で並べ替えます。
- Tip: この機能を使用すると、非アクティブなユーザーを簡単に識別して 削除 し、不正なログインからアカウントを安全に保つことができます。
- チェックボックスを使って、複数のユーザーを同時に選択、編集できます。
- アドミンのみ:ページの右上隅にあるダウンロードアイコン
をクリックして、完全なユーザーテーブルをCSVファイルとしてダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルには、ユーザータブのテーブルと同じ列が含まれています。
ロールタブ
ロール タブには、お客様のアカウントで定義されたすべてのロールのリストが表示されます。
各ロールの横に、そのロールに現在割り当てられているユーザーの数が表示されます。
左側のパネルでロールの名前をクリックすると、ロールの機能の完全な詳細が表示されます。
ユーザーの管理
ユーザーの作成
新しいユーザーを作成するには:
- ユーザー タブで、 追加 ボタンをクリックします。
- ユーザー名を入力してください(必須)。
- 文字、数字、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、シングル(')またはダブル(")の引用符を含むことができます。
- その他の特殊文字は使用できません。
- ユーザーのEメールアドレスを入力してください(必須)。
- 文字、数字、アポストロフィー(')、アンパサンド(& )、ドル記号($)、ハッシュ記号(#)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)、ピリオド(.)を含むことができます。
- 2つの連続したピリオド(...)やその他の特殊文字は使用できません。
- 有効なメールドメインで終わる必要があります。
重要!
ユーザーのメールアドレスは、AppsFlyerプラットフォーム上でユーザーを識別するものです。
- ユーザーを削除して再作成しない限り、後から変更することはできません。
- ユーザーがメールを受信できる有効なメールアドレスである必要があります。
- ベータ版アカウントのユーザーを除き、AppsFlyerアカウントの別のユーザーに紐付けることはできません。そのメールアドレスがすでに使用されている場合(ご自身のアカウントまたは別のアカウント)、 Can't create this user - このユーザーを作成できません というメッセージが表示されます。この問題を解決するには、以下のトラブルシューティングの手順 に従ってください。
- ユーザーの部署を選択する(オプション)。
- ユーザーのロール(必須)(定義済みのロール または既に作成済みのカスタムのロール)を選択します。
- ユーザーがアクセスできるアプリを選択します。
- デフォルトの設定では、アカウント内の現在および今後新規追加されていくすべてのアプリにアクセスできます。この設定を変更するには、チェックボックスを使ってアプリを選択・解除します。
- ユーザーは、現在のすべてのアプリへのアクセス権を持っている場合に限り、今後新規追加されていくすべてのアプリへのアクセス権を与えられます。
- 管理画面とレポートで選択したデータディメンションを表示し、役割の機能に応じてそれらの構成にアクセスできるようにします。 初期設定では、すべてのメディアソースへのアクセスが可能です。この設定を変更するには:
- すべて ボタンをクリックします。
- ドロップダウンリストから、ユーザーがアクセスできる特定のメディアソースを選択します。
注意
- 特定のメディアソースを選択すると、ユーザーは連携済みパートナーのみにアクセスできます。
- オウンドメディアソースへのアクセスは、すべてのメディアソースを選択した場合にのみ使用できます。
イコール、オウンドメディアの特定トラフィックのみへの閲覧権限付与はできません。 - 一部の管理画面および機能は、メディアソースへのアクセスが一部制限されているユーザーの場合使用できません。
- ユーザーがアクセスできる国を選択します。
- デフォルトの設定では、すべての国にアクセスできます。この設定を変更するには:
- すべて ボタンをクリックします。
- ドロップダウンリストから、ユーザーがアクセスできる特定の地域を選択します。
- 一部の管理画面および機能は、特定の地域へのデータアクセスが制限されているユーザーの場合使用できません。
- デフォルトの設定では、すべての国にアクセスできます。この設定を変更するには:
- 保存 をクリックすると、ユーザーが作成されます。
- ユーザーには、アカウントを有効にするための招待メールが送信されます。
- そのユーザーがユーザーテーブルに表示されます。封筒のアイコン
は、招待状が送信され、アカウントが有効化されるのを待っていることを示しています。ユーザーがアカウントを有効にすると、この封筒は消えます。
- ユーザーに送られたアクティベーションリンクの有効期限は48時間です。ユーザーが招待状を受け取っていない場合や、リンクが切れている場合は、 招待状を再送することができます。
複数のアカウントにユーザーを追加する
注記
この機能は現在、ベータ版に参加しているアカウントのみが利用できます。
試してみたい場合は、CSM または hello@appsflyer.com へお問い合わせください。
ユーザーを複数のアカウントに追加し、各アカウントの異なるロールに割り当てることができます。これにより、ユーザーは認証情報を再入力することなく、異なるアカウントで作業できます。
サポートされているアカウントとユーザー
次のアカウントでは、複数のアカウントで同じユーザーを使用できます:
複数のアカウントにユーザーを追加する場合は、次の制限が適用されます:
- この機能は、適切なユーザー管理権限を持つユーザーのみが使用できます。
- アカウント所有者は 1つのアカウントにのみ存在できます。このユーザーは、別のロールであっても、他のアカウントに存在することはできません。
- アカウントが有効でない(初回アクティベートされていない)ユーザーは、別のアカウントに追加できません。
複数のアカウントにユーザーを追加する
同じユーザーを複数のアカウントに追加するには:
- ユーザーを追加するアカウントにログインします。
- AppsFlyer管理画面上部のメニューバーの右上のメールアドレス > ユーザー管理をクリックします。
- ユーザータブで、追加をクリックします。
- 必要な詳細を入力し、このアカウントのユーザーのロールを選択し、保存をクリックします。
- 手順 1-4を繰り返して、ユーザーを他のアカウントに追加します。
ユーザーの編集
ユーザーは1人ずつ、またはグループで変更することができます。
1ユーザーごとの変更
個々のユーザーを編集するには:
- ユーザー タブで、ユーザーの行の右端にある「 アクション
」ボタンをクリックします。
- メニューから「 編集 」を選択します。
- 必要に応じてユーザー設定を変更します。
- メールアドレス以外の設定はすべて編集可能です(ロール、アプリ、メディアソース、国を含む)。
- 保存 をクリックしてください。
複数ユーザーの同時変更
複数ユーザーの同時変更は、複数のユーザーのアカウント権限を一度に変更できる効率的な方法です。この機能を ユーザー タブの検索・フィルター機能と組み合わせて使用することで、多数のユーザーを管理する際に特に便利です。
注記
複数ユーザー設定でユーザーを削除したり、管理者ロールに割り当てたりすることはできません。
複数のイベントを編集する方法:
- ユーザータブで、編集したいユーザーのチェックボックスを選択します。
- 列見出しのチェックボックスを選択すると、表示されているすべてのユーザーが選択されます。
- 現在選択されているユーザーの数は、検索ボックスの右側に表示されます。なお、アカウントオーナーは選択できず、選択したユーザー数にも含まれません。
- 表の右上に一連のボタンが表示されます:ロール、アプリ、メディアソース、および国。
- 選択したユーザーのうち1人以上が今後追加されるアプリにもアクセスできる設定になっている場合、「Apps」ボタンは利用できません。(以下の一時的なロールの制限事項を参照してください。)
- 変更したい権限のボタンをクリックしてください。
- 表示されたダイアログボックスやドロップダウンリストを使って、必要な変更を行ってください。
- この変更は、選択されたすべてのユーザーに適用されますので、ご注意ください。
- 編集したユーザーは表の中でハイライトされ、変更を保存するとユーザーがそのまま表示されます。ただし、次のステップでは、変更内容を確認し、確認またはキャンセルすることができます。
- 変更内容を確認してください。保存をクリックして確認するか、キャンセルをクリックして元に戻してください。
例
シナリオ:
- アカウントには30人のユーザーがいます。このうち10人は、マーケティング–制限ありのロールを担っています。
- 田中さん、木村さん、佐藤さんが昇進したため、マーケティング–制限ありのロールからマーケティングのロールに変更したいと考えています。
- 田中さんは、アプリAの担当、木村さんはアプリBの担当、佐藤さんはアプリCの担当です。
ステップ:
- ロールのフィルター
を使用して、マーケティング–制限ありのロールを担うユーザーのみを表示します。
- 田中さん、木村さん、佐藤さんをマーケティングのロールに変更してください。
- 田中さん、木村さん、佐藤さんのチェックボックスを選択してください。
- ロールボタンをクリックしてください。
- ドロップダウンリストからマーケティングを選択してください。
- 保存をクリックして確認してください。
- なお、変更を確定すると、ロールのフィルターが解除され、表にはすべてのユーザーが表示されます。
- 田中さん、木村さん、佐藤さんに適切なアプリへのアクセスを付与してください。
- 検索ボックスを使用して田中さんを見つけ、アプリAへのアクセスを付与するよう彼女のアクセスを個別に編集してください。
- これらのステップを木村さん、佐藤さんにも繰り返し、それぞれアプリBとアプリCへアクセスを付与してください。
ユーザーの削除
ユーザーを削除する方法:
- ユーザータブで、ユーザーの行の右端にあるアクション
ボタンをクリックします。
- メニューから削除を選択してください。
カスタムロールの管理
カスタムロールの作成
カスタムロールを作成するプロセスでは、定義済みロールを複製し、必要に応じてその機能を変更します。
注記
- アカウント所有者または管理者権限を持つユーザーのみがカスタムロールを作成できます。
- 管理者ロール、カスタムロール、および一時ロールは複製できません。
カスタムロールを作成するには:
- ロールタブの左パネルで、作成するロールに最も類似した機能を持つ定義済みのロールの名前をクリックします。
- 画面の右上隅にある 複製 ボタンをクリックします。
右側のパネルの表示が変わり、新しいカスタムロールを作成できます。
- 作成する新しいロールの名前を入力します。
- 注意: カスタムロールを保存すると、ロールの名前は編集できなくなります。
- 推奨: 後でわかりやすく、簡単に識別できるように名前を付けます。
- すべての編集可能な機能のアクセス許可レベルは、ボタンとして表示されます。これらのボタンをクリックして、新しいカスタムロールの権限レベルを変更します。(必ず下までスクロールして、各機能の権限を確認してください)。
- 注意: ボタンとして表示されない機能は、現在編集できません。編集不可能な機能のユーザーのアクセス許可レベルを変更するには、そのユーザーに、必要なアクセス許可レベルで定義済みのロールが割り当てられている必要があります。
- すべての選択内容に問題がなければ、ロールを保存 ボタンをクリックします。
- 新しいカスタムロールは左側のパネルに表示され、新しいユーザーの作成時または既存のユーザーの編集時に割り当てることができます。
カスタムロールの編集
カスタムロールを編集するには:
- ロール タブの左側のパネルで、編集するカスタムロールの名前をクリックします。
- 画面の右上隅にある 編集 ボタンをクリックします。
右側のパネルの表示が変わり、ロールの権限設定を編集できるようになります。
- 注意: ロールの名前は編集できません。ロールの名前を変更するには、ロールを削除し、新しい名前で再作成します。
- すべての編集可能な機能のアクセス許可レベルは、ボタンとして表示されます。これらのボタンをクリックして、新しいカスタムロールの権限レベルを変更します。(必ず下までスクロールして、各機能の権限を確認してください)。
- すべての選択内容に問題がなければ、ロールを保存 ボタンをクリックします。
- ロールのアクセス許可レベルは、すべての新規および既存のユーザーに対して変更されます。
重要!
カスタムロールに加えた変更は、そのロールに割り当てられたすべての既存ユーザーに自動的に適用されます。
カスタムロールの削除
カスタムロールを削除するには:
- ロールタブの左側のパネルで、削除するカスタムロールの名前をクリックします。
- 画面の右上隅にある 削除 ボタンをクリックします
。
- ロールを削除することを確認します。
- カスタムロールは、ユーザーが割り当てられていない場合にのみ削除できます。カスタムロールに現在割り当てられているユーザーがいる場合は、カスタムロールを削除する前に、これらのユーザーを別のロールに割り当てます。
特殊な状況と追加手順
一時ロールの管理
以前に当社の旧ユーザー管理システムを使用していた場合、一時的なロールが既存のユーザーに割り当てられ、今回の新システムでもそれらのユーザーのロールに変更のないよう導入されます。
- 同じ機能を持つユーザーには、同じ一時的なロールが割り当てられます。
- ロールタブの機能を使用して、各ユーザーの一時的なロールと現在のユーザーのリストを確認してください。
一時的なロールの制限
一時的なロールは、従来のユーザー管理システムからシームレスに移行できるように特別に設計されました。そのため、限られた状況でしか利用できません。
- 一時的なロールは、他のユーザー(新規・既存を問わず)に割り当てることはできません。
- 一時的なロールを持つユーザーに、別の一時的なロールを割り当てることはできません(ただし、そのユーザーがアクセスできるアプリ、メディアソース、地域を変更することは可能です)。
- ユーザーが一時的なロールを担っている間は、将来のアプリへのアクセス権を変更することはできません。
- 一時的ロールを持つユーザーが定義済みのロールに変更された場合、以前に割り当てられた一時的なロール(または他の一時的なロール)に戻すことはできません。
- 一時的なロールを持つ最後のユーザーのロールが変更されると、一時的なロールはアカウントに表示されなくなります。
例
このアカウントではAppsFlyerの以前のユーザー管理システムを使用していました。森田さんと市村さんは、アカウントが新システムに移行した時点で既存ユーザーでした。現在、森田さんには一時ロール1が、市村さんには一時ロール2が割り当てられています。
- 小林さんは新入社員です。小林さんには、7つの既定のロールのうちいずれか1つを割り当てることができます。ただし、小林さんに一時的なロール1、または一時的なロール2を割り当てることはできません。
- 森田さんのロールを、一時ロール1から1時ロール2に変更することはできません。ただし、7つの既定のロールのうち1つを割り当てることはできます。また、必要に応じてアプリやメディアソース、国別のアクセスを変更することもできます。
- 森田さんを一時ロール1から経理担当のロールに変更した場合、その後一時ロール1に戻すことはできません。
- 森田さんは一時ロール1の最後のユーザーだった場合、森田さんを経理担当のロールに変更した後は、一時ロール1はアカウント上には表示されなくなります。
メディアソース / 地域別アクセスが制限されているユーザー向けのダッシュボードと機能の可用性
特定のメディアソース/地域のデータのみにアクセスが制限されているユーザーは、以下の管理画面は利用することができません:
- SKAN オーバービュー
- Protect360
- リテンション
- ピープルベースドアトリビューション
- Incrementality
また、同様に以下の機能も利用することができません:
- ピボット
- OneLink
- 検証ルール
- Audiences機能(メディアソースが制限されているユーザーは利用できませんが、国データでのみ制限されているユーザーは使用できます)
- SDK情報
- 広告費インポート
- コストETL
アカウントオーナーの変更
全てのアドミンがアカウントオーナーと同じ権限を持っているため、通常はアカウントオーナーの変更は必要ありません。ただし、アカウントオーナーを変更する必要がある場合は、次のステップに従ってください。
重要!
アカウントオーナーの変更は、以下の手順で手動で行う必要があります。ユーザー管理 のページからはできません。
#1–メールリクエストの送信
アカウント所有者の変更手続きを開始するには、現在のアカウント所有者のメールからAppsFlyer にメールリクエストを送信してください。
- AppsFlyerアカウントに表示されている、現在のアカウント所有者のメールアドレスであることを確認してください。
- 現在のアカウント所有者が退職している場合は、ITチームに依頼して、その人のアドレスからメールを送信できるようにしてもらってください。
リクエストは、以下の情報を添えて送信してください。
宛先: |
担当のAppsFlyer CSM または hello@appsflyer.com |
CC: | 新しいアカウントオーナーのメールアドレス |
件名: | アカウントオーナーの変更依頼 {account name} |
本文 | 新しいアカウントオーナーの名前と肩書きを含む簡単な本文 |
このサンプルメールを参考にしてください。
#2–次のステップ
変更処理が完了すると、AppsFlyerから通知メールが届きます。
トラブルシューティング「Can’t create this user」
新規ユーザーのメールアドレスを入力する際に、エラーメッセージ「Can't create this user」が表示された場合、一般的には、そのメールアドレスがすでにAppsFlyerのユーザー(お客様のアカウントまたは別のユーザー)として存在することを意味します。状況に応じた手順に従ってください。
ユーザーがアカウント内に存在する場合:
- ユーザーがアカウントを有効にしているかどうかを確認してください。していない場合は、必要に応じて、招待を再送してください。
- ユーザーがアカウントをアクティベート済みの場合は、ユーザーに紐づくメールアドレスを使って再度ログインを試みるように依頼してください。必要に応じて、パスワードを忘れた場合の手順に従うようにアドバイスしてください。
ユーザーのメールアドレスが別のアカウントで使用されている場合や、ユーザーのメールアドレスが使用されているアカウントが特定できない場合は、以下のいずれかのオプションを選択してください。
- 他のアカウントから削除して、自身のアカウントに追加する(お客様またはユーザーがもう一方のアカウントで必要な権限を持っている必要があります)、または
- 別のメールアドレスを使ってアカウントに追加してください。実際にメールを受信できる有効なメールアドレスである必要があります。
- カスタマーサクセスマネージャー(CSM)にお問い合わせいただくか、カスタマーエンゲージメントチーム(hello@appsflyer.com)までメールをお送りください。
ユーザー招待状の再送
新規ユーザーがアカウントのアクティベーションメール を受け取っていない場合や、48時間以内にアクティベーションを行わなかった場合は、以下のようにメールを再送することができます。
- ユーザータブで、ユーザーの行の右端にあるアクション
ボタンをクリックします。
- ユーザーには、まだアカウントを有効化していないことを示す封筒のアイコン
が表示されますので、ご注意ください。
- ユーザーには、まだアカウントを有効化していないことを示す封筒のアイコン
- メニューから招待メールの再送を選択してください。
2要素認証(2FA)のリセット
アカウントで2FAを使用している場合、ユーザーの2FA設定をリセットする必要がある場合があります。以下のようにしてください。
- ユーザータブで、ユーザーの行の右端にあるアクション
ボタンをクリックします。
- メニューから2FAのリセットを選択してください。
注: 管理者は、自分自身または アドミン以外の他の管理者の 2FA をリセットすることができます。アカウント管理者(アドミン)の2FAをリセットするには、 AppsFlyerサポートチーム にご連絡ください。