お知らせ:AppsFlyerのSKAdNetwork 4.0対応に関して

ヘッドライン AppsFlyer SKAdNetworkソリューションがSKAN 4をサポートするようになりました。これには、SKAN Conversion Studio、およびSKANダッシュボードとレポートへの大きな変更が含まれます。
発効日
  • 2023年2月15日:ネイティブ iOS SDK V6.10以降の実装
  • 2023年2月以降、V6.10を実装の場合、最新バージョンのV6.12+へのアップデートを推奨します。
    • 変更点の一覧はこちらで確認できます
  • 近日リリース予定:AppsFlyer SDKの他プラグインのサポート

前提条件:

SKAN 4.0以降におけるiOSデータを正しく計測するには:

  • AppsFlyer iOS SDKバージョン V6.12.1以降
  • 広告媒体側での SKAdNetwork V4の広告署名(ad signature)の対応
  • アプリに掲載される広告:アプリOSバージョン iOS 16.1以降でのビルド
  • ウェブ広告:Safari 16.1 以降
  • 広告主アプリが App Storeによる署名が付与され iOS 16.1以降を搭載した端末で実行されている
必要なアクション

注意: SKAN 4にアップデートすると、次のようになります:

  • SKAN 4インストール前のアクティビティタイマーは48時間です。
  • 一度アップデートすると、以前のSKANバージョンに戻すことはできません。
SKAN Conversion Studioの変更点

3つのSKANウィンドウを設定するための新しいSKAN 4 計測モード

ダッシュボードの変更
  • SKAN オーバービューダッシュボードには、3つのSKANウィンドウ中のイベント数と収益の新しい項目(テーブル設定で使用可能)が含まれています。
    • イベント数 D0-D2
    • イベント数 D0-D2 (推定値)
    • イベント数 D3-D7
    • イベント数 D8-D35
    • 収益 D0-D2 ($)
    • 収益 D0-D2 ($)(推定値)
    • 収益 D3-D7 ($)
    • 収益 D8-D35 ($)
  • SSOTビューには、アクティビティ期間(AW)の代わりに D2 データ項目が表示されます。SKAN 3データの場合、この項目にはウィンドウが2日より長いか短い場合でも、すべてのアクティビティ期間データが表示されます。
レポートの変更
  • SKAdNetworkレポートには、SKAN 4をサポートするための次の新しい項目が含まれています:
    • skad_postback_sequence_index: SKANウィンドウを表す整数
       例:0,1 または 2
      SKAN 3:値は0と入ります。
    • skad_coarse_conversion_valueの値: low, mediumまたは high
       SKAN V3の場合:値は nullとなります。
    • skad_source_identifier: 値は 4桁までの文字列です。
       SKAN V3:値は nullとなります。
    • skad_source_domain: 値は、アトリビューション可能なウェブ広告のソースを表す文字列です。
      SKANバージョン3の場合:値は nullとなります。
    • ad_network_creative: 値は、アドネットワークから受信したデータ拡充に基づく文字列です。
      SKANバージョン3の場合:値は空になります。
  • 次のData LockerおよびPull APIレポートに変更が加わります:

    • skad_installs (Data LockerおよびPush API経由)

    • skad_redownloads(Data LockerおよびPush API経由)
    • skad_inapps(Data LockerおよびPush API経由)
    • skad_postbacks(Data Locker経由)
    • skad_postbacks_copy (Data Locker経由)(ad_network_creative項目は含まれません)
    • 参照:サンプルレポートスキーマ
  • SKAN集計ポストバック到着日APIおよびSKAN集計パフォーマンスレポートAPIに、SKAN4の項目が含まれます。
    注意: SKAN 4 の V2 APIトークンのパスを使用する必要があります。