Epic連携ガイド

概要: EpicゲームをAppsFlyerと連携し、Epicキャンペーンのアトリビューションやイベントデータを受け取ります。Epic APIの実装は、Epicアプリのアトリビューションとイベント計測(つまり、ユーザーのEpicデバイスでのアトリビューションと記録)をサポートしています。

Epicゲームのアトリビューションについて

Epicで実行されるアプリは、API(S2Sとクライアント側の両方)を介してAppsFlyerと連携され、 アプリ起動(セッション)イベントとアプリ内イベントを促進するソースとキャンペーン に紐づくアトリビューションデータとパフォーマンス計測値 を受け取ることができます。マーケティング担当者は、これらの洞察を利用して、マーケティング活動を測定および最適化します。

アトリビューションフローの例

以下は、広告接触からアトリビューションまでのユーザージャーニーで最も重要なステップを強調したフローの例です。これには、AppsFlyerが推奨するクロスプラットフォームのランディングページが含まれています。
注:クロスプラットフォームのランディングページの使用をおすすめしますが、ダイレクト計測リンクを使用することもできます。

Epic_journey.jpg

  1. マーケティングタッチポイント: ユーザーは、オンラインまたはオフラインのマーケティングのタッチポイントを通じてブランドと接触します。これらには、メールやニュースレター、ソーシャルメディア、モバイルウェブなどが含まれます。
  2. ゲームのランディングページ: ゲームのランディングページは、ユーザーをアプリのダウンロードページに誘導します。このステップは、UTMやその他のURLパラメータを収集して、クリック / インストールからユーザーを元のメディアソースまたはオウンドメディアソースに結び付けるために重要です。
    ランディングページは、ゲームがサポートするさまざまなプラットフォームへのリンクを提供するのに有益です。たとえば、ランディングページにXbox、Microsoftストア、Steamページへのリンクを含めることもできます。
  3. Epicアプリページ:これは、顧客がダウンロードできるEpicゲームをホストするEpicストアフロントページです。
  4. ゲームのインストール: ユーザーがゲームをインストールし、アトリビューションをトリガーし、アプリ内イベントとセッションを記録します。

実装の手順

次の表では、EpicゲームにAppsFlyerを実装するために必要なタスクを記載しています。

タスク アクション 作業担当者

アプリ設定

マーケティング担当者

アプリとのAPI連携(S2S またはクライアント側経由)

連携には2つの方法があります: S2S および クライアント側

S2Sメソッドの場合:

AppsFlyerへ以下のイベントをレポートするコマンドを使用して、AppsFlyer Epic APIをアプリに実装してください。

  • 初回起動
  • アプリ内イベント
  • セッション

注記

  • アプリの初回起動は、アプリ内イベントやセッションの前にレポートする必要があります。
  • パラメータには device_ids , タイプ custom を選択します。
  • APIを使用してイベントを送信する必要があります。 開発担当者にどのイベントを送信したいかを伝えてください。
  • オウンドメディア接触を計測するには、インプレッションエンゲージメントAPIを実装してください。

クライアント側のメソッドには、ネイティブ C++UnrealUnity の 3つのバージョンがあります。

注記

既存のユーザーベースがあり、最初のセッションをインストールではなくセッションと見なす場合、開発者は skipFirst=trueメソッドを使用できます。

アプリディベロッパー

クロスプラットフォームのランディングページ

推奨: AppsFlyer Smart Scriptを実行するクロスプラットフォームのランディングページでは、Web-to-Appのアトリビューションが可能です。EpicやSteamなど、他のプラットフォームでも利用できるアプリをキャンペーンでプロモーションする場合に最もおすすめです。

詳細:クロスプラットフォームのランディングページについて

詳細:クロスプラットフォームのランディングページの設定方法

注記

Epicの場合、次のパラメータが必要です:

  • platform
    epic
  • app_id
    EpicストアのゲームページのアプリID

    固有のゲームIDは、Epic開発者コンソールで確認できます。
    例:

    https://store.epicgames.com/en-us/p/YOUR-GAME-ID
  • media_source

次のパラメーターは必須ではありませんが、推奨です:

  • campaign
  • ad
  • ad_set
  • storefront_redirect_url
    app_idを含むアプリの Epic ストアフロントの完全なURL
    例: https://store.epicgames.com/en-us/p/12345678/

マーケター(開発者の支援が必要な場合があります)

リンクの設定

クロスプラットフォームのランディングページを使用しない場合は、ダイレクト計測リンクを作成し、広告からの遷移先URLとして入稿できます。

詳細:ダイレクト計測リンクの作成方法

マーケティング担当者

レポートの設定 / データの表示 詳細:ダッシュボードとレポートでのデータの可用性 マーケターおよびデータエンジニア

特性と制限

特性 備考

Retargeting(リターゲティング)

現在サポートされていません

コストデータ

コスト(広告費)データは、メールによるアップロードファイルを使用して広告費インポート経由で送信する必要があります