RTB House 連携設定ガイド

概要:RTB Houseは、AppsFlyerの連携済みパートナーであり、eコマースおよびゲーム会社向けのリターゲティング技術を提供しています。RTB Houseは、リアルタイム入札モデルでオンライン広告を購入するための深層学習アルゴリズムに基づいた独自のリターゲティングソリューションを開発しました。クリックベースのモバイルアトリビューションに加えて、RTB Houseはリターゲティングアトリビューションを提供しており、これをAppsFlyerで計測できます。

RTB Houseの連携設定 

前提条件: 連携を設定する前に、必ずパートナーに連絡してRTB Houseアカウントを開設してください。

連携を有効化または編集する:

  1. 有効にする: AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > パートナーマーケットプレイスへ移動します。
    編集する:AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携連携済みパートナーを選択します。
  2. パートナーを検索し選択してください。
  3. 連携の設定をクリックします。 連携の設定ページに移動します。
  4. 連携タブで、パートナーを有効にするトグルをオンにします。
    注:このトグルは、このパートナーの連携を続ける限り、オン(有効)のままにしておく必要があります。
  5. 以下の手順に従い、各タブの設定を完了してください。

RTB Houseの設定画面には、3つのアクティブタブが含まれています:連携、計測リンク、および権限。次の項目をクリックすると各タブの設定に関する説明が表示されます。

連携済みパートナーの設定画面のヘッダーについての詳細は、こちらをクリックしてください。

 ヒント

  • 連携タブでの一般的な設定の項目は、全てのパートナーにおいて必須です。
  • その他すべてのステップは、説明的または任意の設定です。

連携タブ

連携タブは次のセクションに分かれています。

パートナーの有効化

この画面を初めて開く際には、パートナーを有効にするというトグルをオンにして、連携タブのパラメーター設定を有効にする必要があります。このパートナーと連携を続ける限り、トグルをオンにしておく必要があります。
パートナーの有効化についての詳細は、こちらをご覧ください。

デフォルトのポストバック

ユーザーのインストールとリエンゲージメント後に、自動でRTB Houseにポストバックを送信します。このセクションでは、これらのポストバックの送信を許可するユーザーを定義してください。

 注意

全てのインストールデータを受信できるネットワークであるRTB Houseは、オーガニックを含む全てのメディアソースに紐づく新規インストールのポストバック受信を希望しています。そのためには、オーガニックを含む全てのメディアソースを選択して、全てのインストールポストバックをRTB Houseに送信してください。

アプリ内イベントの設定

このセクションでは、ポストバックを介して、AppsFlyerイベントをRTB Houseとマッピングできます。

地域

RTB Houseのデータセンターの地域を入力してください。 例: emea, us, asia

アプリ内イベントのポストバック設定

  1. アプリ内イベントポストバックを有効にしてください。
  2. SDKに実装済みの全てのイベントに対して、送信オプションを選択してください。
    - このパートナーのみ:このパートナーにアトリビューションされたユーザーのみから発生したイベント
    - オーガニックを含む全てのメディアソース:ユーザーベース全体をパートナーにレポートできるようにする場合に選択
  3. イベントを追加をクリックして、SDKイベントをリストに追加してください。
  4. 次のパラメーターを入力してください:
パラメータ名 説明
SDKイベント名 アプリと連携済みのSDKから、またはサーバー間(S2S)イベントからAppsFlyerが受信したイベント名
ヒント - アプリ内イベント名がリストに表示されない場合、デバイス上で非オーガニックインストールによってアプリ内イベントが発生しているかを確認してください。
パートナー側のイベント名 RTB House側で定義されている各イベントの一意の名前またはID。 
対応するイベントIDをAppleから取得して、テキストフィールドに設定してください。
収益値を送信 チェックなしの場合 - リッチアプリ内イベントのすべてのパラメーターをパートナーに送りますが、af_revenueパラメーターに含まれる収益パラメーターは送信しません。
チェックありの場合:収益値(イベントに存在する場合)を含むすべてのパラメーターをパートナーに送ります。

計測リンクタブ

計測リンクを生成して保存し、特定のキャンペーン、広告セット、または単一の広告(UA およびリターゲティングキャンペーンの両方)のためにパートナーに送信できます。シングルプラットフォームリンクまたはOneLinkのいずれかを使用できます。
計測リンクの構造とパラメーターについての詳細はこちら

計測リンクを作成するには、次の手順に従ってください。

コストタブ

このパートナーとの連携では、コストデータはサポートされていません。

広告収益タブ

このパートナーとの連携では、広告収益はサポートされていません。

権限タブ

このタブでは、パートナーがアドネットワークの場合、代理店の場合、または両方の場合に、RTB Houseに付与する権限を選択できます。RTB Houseのアトリビューションが無効になっていても、権限タブはアクティブであり、RTB Houseにコントロールを与えることができることに注意してください。

アドネットワークへの権限付与

これらのトグルを使用して、アプリごとにアドネットワークへの権限付与を設定してください:

  • パートナー連携の設定を許可する - パートナーに連携タブの設定(アプリ内イベントのポストバックを除く)を許可します。
  • アプリ内イベントのポストバック設定を許可する - 連携タブでアプリ内イベントのポストバックをマッピングする設定をパートナーに許可します。
  • リテンションレポートへのアクセスを許可 - パートナーのリテンションデータへのアクセスを許可します。
  • リテンションレポートへのアクセスを許可する  - このパートナー経由のロイヤルユーザーデータのみへアクセスを許可します。
  • アプリ内イベント集計データへのアクセスを許可する - このパートナー経由のアプリ内イベントデータのみへアクセスを許可します。
  • 収益集計データへのアクセス権限を許可する‐ このパートナーに紐づく収益データのみへアクセスを許可します。
  • Protect360管理画面へのアクセスを許可する - Protect360のデータへのアクセスを許可します(パートナーのデータのみ)。<広告主がProtect360を利用している場合のみ> 

詳細はアドネットワークへの権限付与をご覧ください。