どのようにお手伝いできますか?

Protect360ローデータレポート プレミアム機能

  • 更新

概要:ローデータレポートには、Protect360エンジンや手動で追加した検証ルールによってブロックされたインストールとアプリ内イベントが表示されます。

Protect360ローデータレポートについて

ローデータレポートには、次の特徴があります。

  • 次のデータを表示します。
    • Protect360エンジンによって不正と判定されたクリック、インストール、アプリ内イベント。
    • 検証ルールによって判定されたインストールとアプリ内イベント。  
  • クリック、インストール、アプリ内イベントごとに、ブロック理由が含まれます。  
  • 広告主は、アドネットワークとの広告費の精算、最適化、ポストアトリビューション不正を考慮したアトリビューションダッシュボードの調整に使用できます。 
  • AppsFlyer Aggregated Advanced Privacy(AAP)を適用している場合、一部のフィールドが制限されるか、利用できないことがあります。0>
  • レポートの種類と、ダウンロード、API、Data Locker(S3バケット)での利用可否は、以下の各セクションで説明します。
  • 過去のローデータレポートの保存期間は、レポート取得ツールとローデータの取得元によって異なり、最大90日です。 0>

注意

プライバシーに関連するローデータの制限により、レポートの一部のフィールドが空欄になる場合があります。例えば、アトリビューションに貢献した流入元のフィールドが該当します。

レポートの種類

Protect360ローデータレポートの種類

レポート 説明
インストール

レポートには次のデータが含まれます。 

  • 偽のインストール:Protect360エンジンによって不正と判定されたインストール。 Protect360のダッシュボードとローデータ以外には、AppsFlyerのどのダッシュボードやローデータにも表示されません。
  • ハイジャックされたインストール:実際のユーザーによるインストールの成果が横取りされたもの。Protect360がアトリビューションを修正します。
  • 検証ルール:インストールまたはアトリビューションをブロックしたもの。Protect360がアトリビューションを修正します。 
ポストアトリビューションインストール レポートには、メディアソースに紐づけられた後に不正と判明したインストールが含まれます。 Protect360がアトリビューションを修正します。
ブロックされたアプリ内イベント

レポートには、次に該当するアプリ内イベントが含まれます。

  • 偽のインストール:アプリ内イベントがブロックされます。
  • アプリ内イベント:元のインストールとは関係なく、不正と判定されたもの。
  • 検証ルール:
    • インストールまたはアトリビューションをブロックしたルールに関連するアプリ内イベント。
    • アプリ内イベントをブロックしたルールに関連するアプリ内イベント。 
ポストアトリビューションアプリ内イベント

レポートには、次のアプリ内イベントが含まれます。

  • ポストアトリビューションで判明したもの。
  • メディアソースに紐づけられた後に不正と判明したインストールに関連するもの。
クリック レポートには、ブロックされたクリックとそのブロック理由が含まれます。
ブロックされたインストールのポストバック レポートには、ブロックされたインストールの流入元のメディアソースに送信した、拒否ポストバックのコピーが含まれます。

ポストアトリビューションレポート

  • ポストアトリビューション不正のローデータレポートは、ブロックされた不正のレポートと同じ構造です。
  • 当月のポストアトリビューションレポート(インストール日基準)は、翌月7日(検知日基準)まで更新されます。
  • ポストアトリビューションのローデータレポートは、広告主のみ利用できます。代理店がアクセスするには、権限を付与される必要があります。
  • レポートには、Protect360が検知したポストアトリビューション不正のイベントが含まれ、すべてのメディアソースが1つのレポートにまとめられます。注意:選択した日付範囲にポストアトリビューション不正のイベントが検知されていない場合、レポートは空になります。
  • ポストアトリビューション不正のローデータレポートは、次の方法で利用できます。
    • ダッシュボードの画面:1暦月の1つのメディアソースに限定されます。
    • Pull API:すべてのメディアソースを含みます。(制限:アプリ所有者のみ利用できます。)

ポストアトリビューションレポートの利用方法

  • 必要に応じて、インストール/アプリ内イベントの日付範囲と、検知日の日付範囲を組み合わせて指定します。
  • Protect360は、インストールが発生した月から翌月7日まで、ポストアトリビューションの不正検知を行う点に注意してください。例えば、11月のインストールは、12月7日まで不正の確認が行われます。
  • このPull APIの推奨される利用方法は、次のとおりです。
    • 毎日レポートを取得する場合を想定します。
    • インストール日の範囲は、当日から過去60日間に設定します。
    • detect-from/detect-toの範囲は、当日の前日に設定します。
      これにより、前日に検知されたポストアトリビューション不正の一覧を取得できます。数日間レポートを取得していなかった場合は、検知日の範囲を調整して取得してください。

例

例A:12月(インストール日)に、15件のインストールがexample_mediaに紐づけられました。 1月3日(検知日)に、Protect360がexample_mediaを不正な流入元と判定しました。その結果、example_mediaに紐づいた15件のインストールが、ポストアトリビューション不正レポートに不正として記載され、アプリ所有者が対応を行えます。 

例B:12月に、15件のインストールがexample_mediaに紐づけられました。 1月9日に、Protect360がexample_mediaを不正な流入元と判定しました。この場合、1月7日の月次締め後に不正な流入元が判明したため、Protect360は処理を行いません。 

取得ツール別のローデータの利用可否

取得ツール別のProtect360ローデータの利用可否

レポート データの更新頻度 Pull API データ出力ページ Data Locker
インストール リアルタイム ✓ ✓ ✓*
ブロックされたアプリ内イベント リアルタイム ✓ ✓ ✓
クリック リアルタイム ✓ ✓ ✓
ブロックされたインストールのポストバック リアルタイム - ✓ -
ポストアトリビューションインストール 日次、UTC 15:00 ✓ ✓ ✓*
ポストアトリビューションアプリ内イベント 日次、UTC 20:00 ✓ ✓ -

* Data Lockerで取得するレポートの制限:

  • 運用媒体の開示設定には対応していません。そのため、代理店経由のトラフィックには、インストールを送信したメディアソースの名前が含まれません。
  • 他のData Lockerレポートとは異なる、専用のフィールド構成です。このフィールドの一覧は変更できません。
  • リターゲティングデータは、インストールレポートでは利用できません。ポストアトリビューションインストールレポートでのみ利用できます。 

ローデータレポートの取得

ローデータレポートは、ダウンロード、Pull API、Data Locker(S3バケット)で利用できます。パートナーにレポートへのアクセス権を付与することもできます。

ダウンロード

ダウンロードするには:

  1. Protect360ダッシュボードで、ローデータレポート > ブロックまたはポストアトリビューションに移動します。
    • ポストアトリビューションレポートの場合は、メディアソースと月を選択します。
  2. ダウンロードするProtect360と検証ルールのレポートを選択します。

OR

  1. AppsFlyerダッシュボードで、データ出力に移動します。 
  2. ダウンロードするProtect360と検証ルールのレポートを選択します。

注意:データ出力ページからダウンロードしたレポートには、すべてのメディアソースが含まれます。

Pull API

Pull APIで利用できるローデータレポートをダウンロードするには:

事前準備:

Pull APIトークンが必要です。管理者ユーザーからトークンを取得してください。 

  1. レポート > APIアクセス
    に移動します。
    Pull APIページが開きます。
  2. Protect360不正レポートのセクションで、必要なPull APIの呼び出しを選択します。
  3. 必要に応じてパラメータを入力します。パラメータは次の表に記載されています。
  4. レポートを取得します。 

Pull APIローデータレポートのパラメータ

パラメータ 説明 形式 必須
app_id  AppsFlyerに表示されるアプリID 文字列 はい
api_token ダッシュボードからキーを取得します。レポート > APIアクセスに移動します。 APIトークンを取得できるのは、管理者ユーザーのみです。 文字列 はい
from

日付範囲の開始日:

  • インストールの場合は、インストール日です。
  • アプリ内イベントの場合は、イベント発生日です。
YYYY-MM-DD はい
to

日付範囲の終了日:

  • インストールの場合は、インストール日です。
  • アプリ内イベントの場合は、イベント発生日です。
YYYY-MM-DD はい
event_name

[ポストアトリビューションのアプリ内イベント不正では任意]

アプリ内イベントの種類で絞り込みます。レポートを特定のイベントに限定します。  1つ以上のイベントを指定できます。

使用例:&event_name=af_purchase,af_login

文字列

いいえ

 

additional_fields=rejected_reason_value

[ポストアトリビューションのアプリ内イベント不正では任意]

rejected_reason_valueには、ハイジャックされたインストールやアプリ内イベントの、有効なアトリビューションに貢献した流入元(メディアソース)が表示されます。 contributor[1-3]またはorganicが入力されます。

文字列

いいえ

detect-from

[ポストアトリビューションインストールでは任意]

不正検知日の範囲の開始日。(デフォルトはfromです。)(ポストアトリビューションのインストール不正で使用します。) (ポストアトリビューションのインストール不正で使用します。)

YYYY-MM-DD いいえ
detect-to

[ポストアトリビューションインストールでは任意]

不正検知日の範囲の終了日。(デフォルトはtoです。)

YYYY-MM-DD いいえ

Data Locker

Data Lockerは、ローデータをAWS S3バケットに書き込みます。

利用できるProtect360レポートの一覧をご覧ください。 

Data Lockerの設定手順をご覧ください。 

Protect360レポートの構造

Protect360レポートの基本的なフィールド構成は、ユーザー獲得レポートと同じです。

通常のローデータレポートのフィールドに加え、Protect360レポートには、次のリターゲティングとブロック理由のフィールドがあります。

ブロック理由

クリック単位のブロック理由

クリック単位では、クリックをブロックし、アトリビューションの判定対象から除外します。

ブロック理由 説明
ip_blacklist 状況に応じて作成されるリストに基づきます(詳細)。
click_capping そのアドネットワークで、クリック不正の割合が極めて高いことが検知されています。詳しくはこちら
click_signing クリックの署名を検証できません。詳しくはこちら
input_validation 無効なメディアソース名

インストール単位のブロック理由

インストール単位では、インストール時に十分な情報を収集し、次のいずれかを判定します。

  • 偽のインストール:アプリをインストールしたユーザーが実在しない場合。この場合、アトリビューションは完全にブロックされます。
  • アトリビューションハイジャック:ユーザーは実在するものの、広告接触が偽装されている場合。この場合、不正な広告接触をブロックし、最初の有効なアトリビューションに貢献したアドネットワークにアトリビューションを付け替えます。

次の表に、インストール単位のブロック理由を示します。

インストール単位:偽のインストールのブロック理由の詳細

ブロック理由 ブロック理由の詳細 説明
bots fake_device_parameters アプリのインストール処理中に、デバイス関連のパラメータで、人間によるものとは考えにくい動作が検知された場合
bots fake_install_parameters アプリのインストール処理中に、インストール関連のパラメータで、人間によるものとは考えにくい動作が検知された場合
bots bayesian_network ベイジアンネットワーク(確率に基づく分析モデル)によって不正なパターンを特定
bots user activity anomalies

行動の異常検知モデルを使い、アプリ内での異常なユーザー行動や不審なユーザー行動を特定します。これらのモデルは、次の処理を行います。

  • 個々のユーザーの行動を分析
  • 想定される行動パターンからのずれを特定
  • 正常なユーザーの特徴とは異なる、行動のまとまりを検知
  • これにより、実際のユーザーを模倣しながら、通常とは異なる方法でアプリ内の操作を行うボットの活動を特定できます。
bots store validation
各インストールが、正規の想定された流入元から発生したことを検証します。この仕組みは、次の処理を行います。
 
  • ユーザー獲得チャネルの正当性を検証
  • 偽装・改ざんされたインストール情報を検知
  • 正規の配信経路に合致しないインストールを拒否
  • インストール単位で正当性を確認することで、オーガニックや広告経由のインストールを偽装しようとするボットをブロックします。
bots App-interaction anomalies インストール後のアプリ利用時に、アプリ内イベントに基づかないイベントに目印を付けます。インストールから起動までの過程における不審な行動の特定に役立ちます。
validation_bots invalid_device_parameters 特定のデバイスフィールドが、お客様の定義した想定値と一致しない場合
validation_bots validation_rules 手動で定義した検証ルールに基づき、インストールをブロックするルール
bots ai_layer AIモデルで膨大なデータを分析し、不正なデバイスの活動やインストールの検知能力を高めます。

インストール単位:アトリビューションハイジャックのブロック理由の詳細

ブロック理由 ブロック理由の詳細 説明
ctit_anomalies short_ctit CTITが短いためにブロックされたインストール:Protect360による定義
install_hijacking referrer_hijack Google Play APIとAppsFlyer SDKのパラメータに基づき、ブロックされたハイジャックの試み
install_hijacking integration_temporarily_blocked パートナー(pid)の不正率が極めて高く、トラフィック全体に重大な異常があるためにブロックされたインストール
validation_hijacking short_ctit CTITが短いためにブロックされたインストール:お客様による定義
validation_hijacking empty_site_id サイトIDが入力されていないためにブロックされたインストール。ルールは段階的に適用されます。 
validation_hijacking validation_rules 手動で定義した検証ルールに基づき、アトリビューションをブロックするルール

不正パターンのまとまりに基づくブロック理由

不正のパターンが検知されると、その流入元が拒否リストに登録されます。拒否リストに登録された流入元からのインストールは、次のいずれかの理由でブロックされます。

  • 偽のインストール:アプリをインストールしたユーザーが実在しない場合。この場合、アトリビューションは完全にブロックされます。
  • アトリビューションハイジャック:ユーザーは実在するものの、広告接触が偽装されている場合。この場合、不正な広告接触をブロックし、最初の有効なアトリビューションに貢献したアドネットワークにアトリビューションを付け替えます。

次の表に、不正パターンのまとまりに基づくブロック理由を示します。

不正パターンのまとまりに基づく判定:偽のインストールのブロック理由

ブロック理由 ブロック理由の詳細 説明
bots timestamp_anomalies アトリビューションの過程でのクリック時刻や、デバイスから取得したその他のタイムスタンプに関する異常
bots, site_blacklist device_emulators 仮想環境で動作する自動スクリプトによって大量に生成されたインストール
site_blacklist device_farms 未識別の(新規)デバイスの割合が高い場合
behavioral_anomalies behavioral_anomalies 一般的なアプリユーザーの行動パターンと比較して、不審なアプリ内の行動

不正パターンのまとまりに基づく判定:アトリビューションハイジャックのブロック理由

ブロック理由 ブロック理由の詳細 説明
ctit_anomalies, install_hijacking ctit_anomalies そのアプリの基準と比べて異常なCTITのパターン
click_flood click_flood CTITが長い範囲にわたって、クリック数が異常に多い場合
install_hijacking click_clusters デバイス上のマルウェアによって生成されたクリック
Re-engagement Hijacking Re-engagement Click Clusters
リエンゲージメントのアトリビューションをハイジャックする不正の試みを検知します。こうした操作は、正規のリターゲティングネットワークの成果や、リターゲティング広告を一切見ていないユーザーの成果までも横取りすることを目的としています。
 検知されると、アトリビューションが修正され、次のいずれかに付け替えられます。 
  • 有効なリターゲティングネットワーク
  • 元のユーザー獲得(UA)の流入元
  • 有効なリターゲティング広告に接触せずにユーザーがアプリをインストールした場合は、オーガニック

アプリ内イベント単位のブロック理由

アプリ内イベントは、次の理由でブロックされる場合があります。

  • 元のインストールが偽と判定された場合。
  • 設定された検証ルールによる場合。
  • AppsFlyerのアルゴリズムが不正を検知した場合。 

次の表に、アプリ内イベント単位のブロック理由を示します。

アプリ内イベント単位のブロック理由

ブロック理由 ブロック理由の詳細 説明
Inherits from install Inherits from install インストール単位または拒否リストに基づく理由によって、元のインストールが偽と判定された場合
inapps_bots fake_device_parameters AppsFlyerのアルゴリズムが不正を検知
in_app_store_validation - アプリ内購入のレシート検証に失敗。 
validation_inapps validation_rules 手動で定義した検証ルールに基づく判定

リターゲティング

Protect360のローデータには、リターゲティングキャンペーンにおける不正なインストールとセッション(それぞれリアトリビューション、リエンゲージメント)が含まれます。データは、イベント名とリターゲティングコンバージョンの種類のフィールドで表示されます。次のいずれかとして表示されます。

  • インストール(イベント名には使用されますが、リターゲティングコンバージョンの種類には使用されません)
  • リアトリビューション
  • リエンゲージメント
  • 再インストール

Protect360のリターゲティングローデータは、リアルタイムのブロックと、ポストアトリビューションで検知した不正について、次の方法で利用できます。

レポート  データ出力 Pull API Data Locker
インストール ✓* ✓* -
ポストアトリビューションインストール ✓ ✓ ✓
* リエンゲージメントデータは利用できません。
 

ハイジャックされたインストールのアトリビューション修正

ハイジャックされたインストールに対して、AppsFlyerは不正なアドネットワークへのアトリビューションをブロックし、最後の正当なアトリビューションに貢献した流入元に成果を紐づけます。 

ハイジャックされたインストールでは、rejected_reason_valueフィールドで、有効なアトリビューションに貢献した流入元(メディアソース)を確認してください。これは、本来成果が紐づくべき流入元です。

  • rejected_reason_valueには、contributor[1-3]またはorganicが入力されます。 contributor[1-3]のメディアソース/パートナーフィールドで、アトリビューションに貢献した流入元の詳細を確認し、照合してください。
  • レポートにアトリビューションに貢献した流入元のフィールドが表示されない場合は、データ出力ページから追加できます。

注意:ハイジャックされたインストールがリアルタイムでブロックされた場合、修正後のアトリビューションはProtect360だけでなく、AppsFlyerのダッシュボードとレポートにも表示されます。ハイジャックされたインストールがポストアトリビューションで判明した場合、修正後のアトリビューションはProtect360のローデータにのみ表示されます。 

仕様と制限事項

項目 補足
アプリ内イベントレポート アプリ内イベントレポートには、アトリビューションに貢献した流入元のフィールドは含まれません。アトリビューションに貢献した流入元のフィールドは、インストールレポートでのみ利用できます。
空欄の値 プライバシーに関連するローデータの制限により、レポートの一部のフィールドが空欄になる場合があります。例えば、アトリビューションに貢献した流入元のフィールドが該当します。