ローデータレポートの概要

概要:インストールやアプリ内イベント、Webサイト訪問、Protect360 ブロック済みインストール、広告収益、またはパートナーに送信されたポストバックなど、特定のイベントに関する詳細を含むローデータについて説明します。ローデータは、ダウンロード、API、Data Lockerを介して取得できます。

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ローデータレポートのツールとレポート

集約レポートと分析について

ローデータには、ユーザー行動の分析、アドネットワークアカウントの支払い調整、CRMやBIシステムのような他のデータソースの充実化など、いくつかの用途があります。ローデータを使用して、パフォーマンスを分析、最適化し、向上する能力を高めることができます。

データは、以下の方法で利用できます。

  • レポートツール経由でCSVファイルで取得できます。
  • Push APIを利用してリアルタイムで直接自社サーバーに、またはSDK経由でアプリ内で取得できます。リアルタイムデータは、アプリ内のユーザーエクスペリエンスとフローに影響します。
  • ローデータを選択すると、指定する日付範囲は、イベントが発生した実際の日付(アクティビティ)を指します。これは、日付範囲がLTV(顧客生涯価値)に基づく集約レポートとは対照的です。
  • 過去のデータ(データ保持期間)は次のとおりです:
    • Data Locker:過去30日間、レポートサイズの制限なし。
    • Pull APIとデータエクスポートページ:過去90日間。リクエストあたりの最大行数は、データエクスポートの場合は最大20万行まで、Pull APIローデータの場合は100万行までです。
      • インストールレポートは、過去90日間のうち60日分までの制限があります。
      • アプリ内イベントは、過去90日間のうち30日間までの制限があります。
  • レポート項目については、データ項目の手引きを参照してください。

レポートされる項目とツール

次のセクションでは、各レポートツールとツール別のレポートの可用性を比較します。

ローデータレポート項目

  • レポートの可用性は、ご利用の料金プランによって異なります。
  • 次に示すとおり、レポートにはオーガニックユーザー、非オーガニックユーザー、または両方が含まれる場合があります。
  • 一部のレポートは、Data Lockerのみで取得できます。
カテゴリ Data Locker固有 レポート項目 オーガニック 非オーガニック
ユーザー獲得 クリック -
リターゲティング リターゲティングキャンペーンのクリック リターゲティングは常に非オーガニック
ユーザー獲得 インプレッション -
リターゲティング リターゲティングキャンペーンのインプレッション リターゲティングは常に非オーガニック
ユーザー獲得   インストール
ユーザー獲得   アプリ内イベント 
ユーザー獲得   非オーガニックインストールに紐づくアプリ内広告収入 -
ユーザー獲得   オーガニックインストールに紐づくアプリ内広告収入 -
リターゲティング   リターゲティング広告に紐づくアプリ内広告収入 リターゲティングは常に非オーガニック
リターゲティング   リターゲティングコンバージョン(リエンゲージメントとリアトリビューション) リターゲティングは常に非オーガニック
リターゲティング   リターゲティングに紐づくアプリ内イベント(リエンゲージメントとリアトリビューション) リターゲティングは常に非オーガニック
リターゲティング   リターゲティングのセッション(リエンゲージメントとリアトリビューション) リターゲティングは常に非オーガニック
ユーザー獲得   アプリのセッション(起動回数)
ユーザー獲得   非オーガニックアンインストール -
ユーザー獲得   オーガニックアンインストール -
Protect360   ブロック済みインストール -
Protect360   ブロックされたアプリ内イベント -
Protect360   ブロック済みクリック -
Protect360   アトリビューション後のインストール -
Protect360   アトリビューション後のアプリ内イベント
SKAdNetwork iOSにより送信されたポストバック -
SKAdNetwork インストール -
SKAdNetwork 再ダウンロード -
SKAdNetwork
アプリ内イベント -
利用できるローデータレポート

レポートツールの特性と機能

レポートツールを選択する際には、どんな方法で、何を、いつ必要としているかを検討します。次のことを考慮してください。

  • ユーザージャーニーに影響するリアルタイムのコンバージョンデータが必要か
  • インストールとアプリ内イベントのローデータが必要か、または集約データで十分か
  • クリックとインプレッションのローデータは必要か
  • 自社システムにデータを取り込み、処理する必要があるか
ローデータツール
ツール 説明 複数/単一アプリ (1) ツールのデータ更新頻度 (2) スクリプトへの埋め込み タイムゾーン 通貨
データエクスポートローデータ

ユーザーインターフェイスからダウンロードします。

形式:CSVファイル

単一 リアルタイム  x

アプリ固有

アプリ固有
Pull API*ローデータ

APIコールを使用してダウンロードします。

形式:CSVファイル

単一 リアルタイム 選択可 - デフォルト:UTC 選択可 - デフォルト:USD
Data Locker P

データはAWS S3バケットに格納されます。データ量の制限はありません。データ保持期間は30日です。

形式:圧縮CSV

複数 毎時 - 6時間ラグ   UTC USD 
Push API P

アトリビューションデータメッセージ(インストール、アプリ内、リターゲティング)がサーバーにリアルタイムで送信されます。

形式:JSON / パラメータ

同じエンドポイントを使用できます リアルタイム UTC + アプリ固有 USD + アプリ固有
SDK コンバージョンデータ (3)

アプリ内でアトリビューションコンバージョンデータを取得できます。

形式:JSON

N/A  リアルタイム <5秒   UTC N/A

注記/略語:
(1) 複数アプリとは、一度に複数のアプリのデータをクエリできることを意味します。クエリ対象アプリは、全て同じタイムゾーンに設定されている必要があります。そうでない場合、UTC時間が適用されます。
(2) 実際のデータ更新頻度は、一部のレポートが1日1回更新されるため、レポートごとに異なります。(3) SDKコンバージョンデータは、ユーザーのアトリビューションデータをアプリの初回起動から5秒以内に取得するため、精度が最も低くなります。なぜなら、AppsFlyerがアドネットワークからレスポンスを取得するのに5秒以上かかる場合があり、このSDKデータの素早いアトリビューションデータは、実際の計測値とは異なることがあるためです。(P) プレミアム機能
(*) レート制限に対象となります

ツールの制限事項
制限事項 Pull API Push API Data Locker SDK
コンバージョンデータ
データ制限 (1) 100万行
1日10-100コールまで
無制限の 無制限の 無制限の
選択可能なデータオプション データタイプを選択します。新しい項目はオプションです。 データタイプ、項目、アプリ内イベントを選択します。 データタイプ、項目、アプリ内イベントを選択します。 いいえ
データ保持 90日 N/A 30日 ライフタイム(SDKで利用可能)
プレミアム機能か いいえ はい はい いいえ
(1) 上限はご利用のプランによって異なる場合があります。
実装に関する考慮事項
考慮事項 Pull API Push API Data Locker SDK
コンバージョンデータ
サーバー側の開発 オプション 必須 オプション オプション
データ処理の必要性 オプション はい オプション オプション
データ損失のリスク いいえ はい、受信サーバーがダウンしている場合 いいえ アドネットワークの応答に遅延がある場合、多少リスクがあります
クライアントサーバー処理コスト なし なし(データをサーバーに送信する場合を除く)
クライアントサーバーメンテナンス なし なし(データをサーバーに送信する場合を除く)

ユーザー獲得とリターゲティングレポート

ツール別ユーザー獲得とリターゲティングレポートの可用性

レポート データエクスポート Pull API Data Locker Push API SDK
コンバージョンデータ
インプレッション (1) - - - -
クリック (2) - - - -
(1) クリックとインプレッションデータは連携済みパートナーにより提供されます。一般的に、SRNはクリックとインプレッションのローデータを提供していません。
メディアソースとのユーザーエンゲージメント
ユーザー獲得ローデータレポート
レポート データエクスポート Pull API Data Locker Push API SDK
コンバージョンデータ
インストール
セッション - - - -
アプリ内イベント -
アンインストール - -
レポート データエクスポート Pull API Data Locker Push API SDK
コンバージョンデータ
クリック (2) - - - -
コンバージョン(リアトリビューション+リエンゲージメント)
インプレッション -   - -
セッション        
アプリ内イベント -

(1) リターゲティングのクリックデータは、リアトリビューションユーザーのリターゲティングローデータの一部として利用できます。一般的に、クリックのローデータはSRNから取得できません。

ツール別リターゲティングローデータの可用性

ユーザー獲得レポートで利用できる項目

エクスポートページ経由のユーザー獲得レポートで利用できる項目(N/A = レポートで項目が利用できません)
表示名 非オーガニック
アプリ内イベント
非オーガニックインストール オーガニック
アプリ内イベント
オーガニック
インストール
App Version はい はい はい はい
SDK Version はい はい はい はい
App ID はい はい はい はい
App Name はい はい はい はい
Bundle ID はい はい はい はい
Custom Data N/A N/A N/A N/A
Network Account ID N/A N/A N/A N/A
Attributed Touch Time はい はい はい はい
Attributed Touch Type はい はい はい はい
Install Time はい はい はい はい
Cost Model はい はい はい はい
Cost Value はい はい はい はい
Cost Currency はい はい はい はい
Event source はい はい はい はい
Partner はい はい はい はい
Media Source はい はい はい はい
Channel はい はい はい はい
Keywords はい はい はい はい
Install App Store はい はい N/A はい
Campaign はい はい はい はい
Campaign ID はい はい はい はい
Adset はい はい はい はい
Adset ID はい はい はい はい
Ad はい はい はい はい
Ad ID はい はい はい はい
Ad Type はい はい はい はい
Site ID はい はい はい はい
Sub Site ID はい はい はい はい
Sub Param 1 はい はい はい はい
Sub Param 2 はい はい はい はい
Sub Param 3 はい はい はい はい
Sub Param 4 はい はい はい はい
Sub Param 5 はい はい はい はい
Contributor [n] Touch Type (n=1-5) はい はい はい はい
Contributor [n] Touch Time (n=1-5) はい はい はい はい

Contributor [n] Partner (n=1-5)

はい はい はい はい
Contributor [n] Match Type (n=1-5) はい はい N/A N/A
Contributor [n] Media Source (n=1-5) はい はい はい はい
Contributor [n] Campaign (n=1-5) はい はい はい はい
Is Retargeting はい はい はい はい
Retargeting Conversion Type はい はい はい はい
Is Primary Attribution はい はい はい はい
Attribution Lookback はい はい はい はい
Reengagement Window はい はい はい はい
Match Type はい はい N/A N/A
HTTP Referrer はい はい はい はい
Original URL はい はい はい はい
Google Play Referrer はい はい N/A はい
Google Play Click Time はい はい N/A はい
Google Play Install Begin Time はい はい N/A はい
Google PlayのBroadcast Referrer N/A N/A N/A N/A
Keywords Match Type N/A N/A N/A N/A
Keyword ID はい はい N/A はい
WIFI はい はい はい はい
Operator はい はい はい はい
Carrier はい はい はい はい
Language はい はい はい はい
AppsFlyer ID はい はい はい はい
Customer User ID はい はい はい はい
Android ID はい はい はい はい
Advertising ID はい はい はい はい
IMEI はい はい はい はい
IDFA はい はい はい はい
IDFV はい はい はい はい
Amazon Fire ID はい N/A N/A N/A
Device Type はい はい はい はい
Device Category はい はい N/A N/A
Platform はい はい はい はい
OS Version はい はい はい はい
User Agent はい はい はい はい
Device Download Time N/A はい N/A はい
Deeplink URL はい はい N/A はい
OAID はい はい N/A はい
Is LAT N/A N/A N/A N/A
Store Reinstall はい はい N/A はい
Region はい はい はい はい
Country Code はい はい はい はい
State はい はい はい はい
City はい はい はい はい
Postal code はい はい はい はい
DMA はい はい はい はい
IP はい はい はい はい
Event Time はい はい はい はい
Event Name はい はい はい はい
Event Value はい はい はい はい
Event Revenue はい はい はい はい
Event Revenue Currency はい はい はい はい
Event Revenue USD はい はい はい はい
Is Receipt Validated はい はい はい はい

非オーガニックインストール

オーガニックインストール

オーガニックインストールイベントは、ダウンロード後アプリが初回起動された際に生成されます。

  • インストールレポートには、インストール時刻、デバイスタイプ、オペレーティングシステム、地域、都市などが含まれます。
  • 非オーガニックインストールレポートには、アトリビューションタイプ(クリックまたは閲覧)、メディアソース、キャンペーン、広告セット、広告タイプが含まれます。
  • インストールデータを他のレポートと組み合わせて、高度な横断面分析を行うことができます。

インストールレポートを使用して、次のことが可能です。

  • インストール、イベント、デバイス、ユーザー特性を分析します。
  • リターゲティング用のオーディエンスを構築します。

リターゲティング

リターゲティングコンバージョンレポートには、リエンゲージメントとリアトリビューションの詳細が含まれています。一部のリターゲティング項目は、ユーザー獲得レポートで使用される項目名の意味と異なることがありますのでご注意ください。リターゲティングアトリビューションガイドを参照してください。

アンインストール

データ更新頻度:毎日 UTC。

このレポートは、次の目的で使用します。

  • アンインストールイベント、デバイス、ユーザー特性を分析します。
  • リターゲティング用にアンインストールイベントのオーディエンスを構築します。

アンインストールローデータレポート:

  • レポートに入力されるイベント時刻は、AppsFlyerがアプリストアへクエリを実行したあとに、アンインストールを検出した時刻です。したがって、実際のアンインストール時刻は、このイベント時刻よりも最大24時間前である可能性があります。
  • 現在、次の項目は空白になります:SDK Version、App Version、WIFI、Operator、Carrier、Customer User ID、IDFV、Device Type、App Name、Bundle ID
  • 正確にアンインストールを計測するために、SDKにアンインストール計測を実装してください。

SKAdNetwork

SKAdNetworkローデータレポートは、Data Locker経由で取得できます。

クリックおよびインプレッションエンゲージメント

ユーザーがインストールまたはアプリ内アクションを実行する前のアクティビティです。

クリック

Data Locker経由で取得できるクリックレポートは、ユーザーが広告をクリックした際のデータが含まれています。これは計測リンクとHTTPヘッダーで送信されるパラメーターをもとに入力されます。

  • クリックレポートを使用して、アプリ起動(インストール、リアトリビューション、リエンゲージメント)に至らなかったキャンペーンを最適化できます。
  • これらのユーザーを別のキャンペーンでリターゲティングすることもできます。
    • SRN以外の媒体は、クリックとインプレッションにAppsFlyerの計測リンクを使用します。これによりAppsFlyerはエンゲージメントに関する完全なデータを取得できるようになります。
    • 制限:SRNとAamzonについて、一般的にSRNはユーザーレベル(ローデータ)でクリックをレポートしません。SRNは集約レベルでこのデータを提供します。

インプレッション

Data Locker経由で取得できるインプレッションレポートは、広告をユーザーが閲覧した際のデータを含みます。これは、インプレッションリンクとHTTPヘッダーにより送信されるパラメーターにより入力されます。

  • インプレッションレポートを使用して、アプリ起動(インストール、リアトリビューション、リエンゲージメント)に至らなかったキャンペーンを最適化できます。
  • 別のキャンペーンを使用してこれらのユーザーをリターゲティングすることもできます。
    • SRN以外の媒体は、クリックとインプレッションにAppsFlyerの計測リンクを使用します。これによりAppsFlyerはエンゲージメントに関する完全なデータを取得できるようになります。
    • 制限:SRNとAamzonは、一般的にユーザーレベル(ローデータ)でクリックをレポートしません。SRNは集約レベルでこのデータを提供します。

追加レポート

ポストバック

  • ポストバックローデータレポートは、計測されたメディアソースに送信されたポストバックのコピーを含んでいます。
  • このレポートには、ローデータレポートの項目とこのセクションで説明される追加項目が含まれます。
  • レポートは情報提供を目的としており、アドネットワークの連携に必要なものではありません。
  • ポストバックレポートを使用して、アドネットワークに送信された特定のデータを調べることができます。この情報は、例えば、広告主とアドネットワーク間の請求額についての調査に役立ちます。
  • ポストバックレポートには、次の項目は含まれません。
    • SRNのポストバック
      • インストールポストバック:利用できません。
      • アプリ内インベントポストバック:Facebook、Twitter、Apple Search Adsでは利用できません。
    • パートナーに成果が紐づいていないイベントは、パートナーに送信されたポストバックレポートには含まれません。オーガニックを含む全てのパートナーに紐づくイベントを設定した際にもこれは適用されます。
    • アドネットワークがオーガニックインストールに関するポストバックを受信した場合でも、オーガニックユーザーのイベントはレポートに含まれません。
    • CPAキャンペーンのインストールでインストールポストバックが無効になっている場合は、レポートに含まれません。
  • 2021年3月以降、アドネットワークの高プライバシーポストバック設定に基づいてデータが入力されます。つまり、高プライバシーポストバックが有効の場合、ユーザー識別子などの一部の項目が編集されます。項目はアドネットワークの高プライバシーポストバックの仕様に従って入力されます。
ポストバックローデータ(非オーガニック)
レポート項目 成果が紐づくメディアソースに送信されたイベント
インストール 非オーガニック(UA)インストールポストバック
アプリ内イベント 非オーガニックアプリ内イベントポストバック

リターゲティングコンバージョンポストバック

リターゲティング(リエンゲージメントとリアトリビューション)ポストバック

リターゲティングアプリ内イベント

リターゲティングアプリ内イベント

ポストバックに含まれる追加項目
項目 説明
Postback URL

収益などの一部の値は、各項目に表示されないことがありますが、これらのデータはPostback URLの項目で確認できます。

Postback method  
Postback HTTP response code 200:アドネットワークがポストバックを正常に受信したことを示します。
Postback error message   

Protect360と検証ルール

  • Protect360検証ルールのローデータレポートについて
  • アドネットワークと代理店は、広告主からProtect360と検証ルールにアクセスするための権限を付与してもらう必要があります。 

連携済みパートナーに、Protect360へのアクセス権限を付与するには、以下の対応を行ってください。

  1. 管理画面左メニューの設定連携済みパートナーをクリックしてください。
  2. 連携済みパートナーを選択してください。
  3. 権限タブにて、Protect360管理画面とAPIでのローデータへのアクセスを許可するを有効にします。
  4. アプリ内イベント(CPA)管理画面へのアクセスを付与するには、アプリ内イベントの集計データへのアクセス権限を付与するも有効にします。
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