データの反映タイミングとは、イベントが発生してからAppsFlyer上でそのデータを利用できるようになるまでの時間を指します。
タイムゾーン
データの反映タイミングとアプリのタイムゾーンへの対応
データの反映タイミング
AppsFlyerでは、日次やリアルタイムなど、さまざまなデータ更新方式を採用しています。これらの方式でデータを更新し、表示・利用できる状態にします。方式ごとにデータの反映タイミングが異なります。
例:イベントダッシュボードのデータの反映タイミング
- 指標のKPI:リアルタイム
- 平均値のKPI:日次
タイムゾーン
AppsFlyerでは、1日は00:01に始まり、24:00に終了します。デフォルトのタイムゾーンはUTC(GMT)です。デフォルトのタイムゾーンは、アプリごとのタイムゾーン設定で変更できます。
日付とタイムゾーンの基本ルール
UTCには夏時間・冬時間による時刻の切り替えがありません。
UTCとの時差による地域の区分
- UTCより進んだ地域:UTC+と表記されるタイムゾーンは、UTCの基準となる地域より東に位置します。
- UTCより遅れた地域:UTC−と表記されるタイムゾーンは、UTCの基準となる地域より西に位置します。
アプリごとのタイムゾーン設定
アプリごとにタイムゾーンを設定できます。この設定により、UTCではなく、設定したタイムゾーンの現地時刻に基づいてデータが日別に集計されます。
例:
北京:アプリのタイムゾーンを北京(UTC+8)に設定した場合、1日はUTC 16:01に始まり、翌日のUTC 16:00に終了します。
ロサンゼルス:アプリのタイムゾーンをロサンゼルス(UTC−8)に設定した場合、1日はUTC 08:01に始まり、翌日のUTC 08:00に終了します。
タイムゾーン設定の推奨事項
- アプリのタイムゾーンは、GoogleやMeta広告など、他のアトリビューションサービスで設定したタイムゾーンとそろえてください。
- 複数のアプリがある場合は、すべて同じタイムゾーンに設定することをお勧めします。アプリのタイムゾーンを確認するには、設定 > アプリ設定に移動してください。
- ほとんどのレポートとデータ抽出ツールは、アプリごとに設定したタイムゾーンに対応しています。複数アプリのレポートも、すべてのアプリで同じタイムゾーンを設定していれば対応しています。
日次処理
一部のレポートやプルダウンリストは、1日1回処理されます。これを「日次更新」または「日次処理」と呼びます。日次処理は、以下のルールに従って行われます。
- 月曜日など、特定の日付に属するデータは、日別のデータ集計枠にまとめられます。アプリに設定したタイムゾーンで、1日は00:01に始まり、24:00に終了します。
- 深夜0時から2時間後までに受信したデータは、その日の集計枠に含まれます。たとえば、火曜日の02:00までに受信したデータは、月曜日の集計枠に含まれます。
- 現地時刻の02:00に集計枠が締め切られ、それ以降はデータを追加できなくなります。
- 02:00以降に受信したデータは、イベントの発生日にかかわらず、次の受付中の集計枠に追加されます。
- 締め切られた集計枠の日次処理は、アプリのタイムゾーンにかかわらず、UTCの深夜0時から2時間後に開始されます。以降は説明を分かりやすくするため、処理開始時刻をUTCの深夜0時として扱います。そのため、アプリのタイムゾーンによっては、処理開始までUTCの深夜0時を待つ必要があります。
UTCより進んだ地域およびUTCのタイムゾーン:
- 現地時刻で1日が終了してから処理が開始されるまで、最大11時間かかる場合があります。例:
- 北京(UTC+8):処理開始まで8時間待つ必要があります
- ベルリン(UTC+1):処理開始まで1時間待つ必要があります
- UTC:待ち時間はありません。
- レポートの種類によって、処理開始から8~20時間後にデータを利用できるようになります。たとえば、北京のデータは現地時刻の16:00以降に利用できます。ベルリンのデータは09:00以降に利用できます。
UTCより遅れた地域:
- 1日が終了してから処理が開始されるまで、最大23時間かかる場合があります。例:
- ロサンゼルス(UTC−8):処理開始まで16時間待つ必要があります
- ニューヨーク(UTC−5):処理開始まで19時間待つ必要があります
- レポートの種類によって、処理開始から8~20時間後にデータを利用できるようになります。たとえば、ロサンゼルスのデータは、イベント発生日の2日後の現地時刻00:01以降に利用できます。ニューヨークのデータは、イベント発生日の2日後の現地時刻03:01以降に利用できます。
- 例:
- ロサンゼルス時間(UTC−8)の月曜日にイベントが発生した場合、日次処理はUTCの火曜日深夜0時に開始されます。これはロサンゼルス時間の火曜日16:01に相当します。
- その8時間後、ロサンゼルス時間の水曜日00:01にデータ処理が完了します。つまり、ロサンゼルスの広告主は、水曜日の朝に業務を開始する時点で、月曜日のデータを利用できます。
データの更新方式
| 更新方式 | データを利用できるタイミング | 説明 |
|---|---|---|
| 継続(リアルタイム) | イベント発生から15~60分後 |
データは継続的に処理されます。この用語は、日次処理などのようにデータをまとめて処理する方式と区別するために使用します。継続更新では、イベント発生から15~60分の遅延を伴ってデータが更新されます。具体的な時間は以下のとおりです。
|
| リアルタイムレポート | レポートのリクエストから数分後 | イベント発生から数分以内にデータが更新されます。 |
| 日次 |
UTCのタイムゾーン:イベント発生日のUTC深夜0時から8時間後 UTCより進んだ地域:イベント発生日のUTC深夜0時から9~20時間後 UTCより遅れた地域:イベント発生日のUTC深夜0時から21~32時間後 |
|
| 1日の終了時 | アプリに設定したタイムゾーンで、毎日の終了時 | 暦上の1日が終了した時点でデータが反映されます。具体的には、翌日の00:01です。例:月曜日に記録されたデータは、アプリに設定したタイムゾーンにかかわらず、火曜日の00:01から利用できます。 |
| 1日複数回の更新 | 平均4時間ごと |
|
| 広告収益 | 連携方式とレポートによって異なります | 詳しくは広告収益の記事をご覧ください。 |
| PBAの日次更新 | UTCで1日が終了してから11~12時間後にデータを利用できます。 | |
| SKAN | 反映までの時間については、ポストバックの受信からダッシュボードやレポートでデータを利用できるようになるまでの説明をご覧ください。 |
その日に受信したポストバックは、UTCでその日が終了した時点で処理されます。翌日のUTC 10:00までにデータを利用できるようになります。つまり、月曜日に受信したiOSのポストバックは、火曜日の午前中(UTC)にレポートとダッシュボードに反映されます。同様に、パートナーへのポストバックも火曜日の午前中(UTC)に送信されます。 レポートとダッシュボードのインストール日は、ポストバックの受信時刻に基づいて算出されます。詳しくは、SKANコンバージョンスタジオの記事をご覧ください。 |
| Data Lockerの日次更新 | UTCで1日が終了してから8~10時間後にデータを利用できます |
|
データの反映タイミングとタイムゾーン対応一覧
| 対象データ | 表示・提供形式 | データの更新方式・反映タイミング (各方式の説明は前のセクションを参照) |
アプリに設定したタイムゾーンでのデータ表示 |
|---|---|---|---|
| インストール | KPI |
継続 以下の例外に注意してください。
|
✓ |
| セッション、クリック、インプレッション、ロイヤルユーザー | KPI |
|
✓ |
| 収益を伴うアプリ内イベント | KPI | 継続 | ✓ |
| 広告収益 | KPI | 広告収益 | ✓ |
| 広告費(コスト) | KPI |
|
✓ |
| アンインストール | KPI | 日次。 AppsFlyerは24時間ごとにアプリストアに確認リクエストを送信します。アンインストールのイベント時刻は、AppsFlyerがサイレントプッシュ通知を送信し、アプリがアンインストールされていることを検知した時刻を表します。実際にアンインストールされた時刻ではありません。 | x |
| 管理画面に表示されるアプリ内イベント | プルダウンリスト |
プルダウンリストに表示されるアプリ内イベント名は、日次で更新されます。 イベントのデータ自体の反映タイミングには影響しません。 例:Push API、ダッシュボード、Audiencesのアプリ内イベントのプルダウンリスト。 |
✓ |
| オーバービューダッシュボード | ページ | 継続 | ✓ |
| Protect360ダッシュボード | ページ | 日次 | <0><1>✓ 1>0>(1) |
| SKANダッシュボード | ページ | 日次 | x |
| アクティビティページ | ページ |
|
✓ 例外:MAU(月間アクティブユーザー)のデータはUTC |
| イベントページ | ページ | 継続 | ✓ |
| (この行は意図的に空欄にしています) | |||
| リテンション | ページ |
リテンションのKPIは、日次と週次の単位で確認できます。それぞれのデータの反映タイミングは異なります。
|
日次:✓ 週次:x |
| コホート | ページ | 継続 | <0><1>✓ 1>0>(2) |
| カスタムダッシュボード | ページ | 継続 | <0><1>✓ 1>0>(3) |
| Audiences | ページ |
|
✓ |
| SDK情報ページ | ページ | 日次 | x |
| データ出力 | ページ |
継続 以下の例外に注意してください。
|
✓ |
| Pull API | API | Pull APIのデータの反映タイミングは、データ出力と同じです。 |
✓ デフォルトはUTC |
| ピボット | ページ | 日次 |
✓ 週次リテンションKPI:x |
| Master API | API | 日次 | <0><1>✓ 1>0>(3) |
| Data Locker | API | 詳しくは、Data Lockerの記事をご覧ください。 |
x UTC |
| ポストバック | API | 継続 | 対象外 |
| Push API | API | 継続(4) |
✓ 両方 |
| サーバー間(S2S)送信によるアプリ内イベント | API | 継続 | 対象外 |
|
注意: (1)ユーザーがアクセス権限を持つすべてのアプリで、同じタイムゾーンを設定する必要があります。タイムゾーンが異なる場合は、UTCが使用されます。 (2)UTCが使用される条件については、コホートの仕様と制限事項をご覧ください。 (3)選択したすべてのアプリで、同じタイムゾーンを設定する必要があります。タイムゾーンが異なる場合は、UTCが使用されます。 (4)SKANレポートのデータは、毎日UTC 08:00~10:00に利用できるようになります。 | |||
例外:Web、CTV、PC・コンソールアプリのマイダッシュボードにおけるコホート・アクティビティ指標
これらの指標には、上記の継続更新・リアルタイムの反映タイミングは適用されません。当日のデータは、翌日の日次処理が完了した後に利用できるようになります。詳しくは、マイダッシュボードの仕様と制限事項をご覧ください。