どのようにお手伝いできますか?

SSOT (Single Source of Truth) - iOS計測ガイド

  • 更新

概要:iOS 14以降において、AppsFlyerではIDFA、IDFV、SKAN、Apple Search Adsなどの複数の計測手法のデータをまとめ、アプリキャンペーンのパフォーマンスの全体像を把握することができます。現状、アプリのパフォーマンスの全体像を把握できる計測手法はありません。同一ユーザーが2つの方法でそれぞれ計測される可能性があるため、いかに1ユーザーを1回だけカウントするかという課題があります。そして、AppsFlyerのSSOT(Single Source of Truth)の仕組みは、まさにそれを実現するためのものです。 SSOTのレポートおよび指標は真実かつ正確であり、同じユーザーを一度だけカウントします。

Single Source of Truth - 真のiOSパフォーマンスデータについて

iOS 14以降、AppsFlyerは、SKAdNetwork、ATT同意ユーザー、確率的モデリング、インクリメンタリティベースの分析、Apple Search Adsの専用APIなど複数のデータストリームからのデータを使用してiOSユーザーをアトリビューションしています。 IDFAが取得できない場合には、重複したデータを含めずに各種計測方法を結びつけることはほぼ不可能です。

SSOTの仕組みにより、インストールデータの重複を排除し、誤ったユーザーのアトリビューションを修正することができます。つまり、オーガニックでないメディアソースにアトリビューションされるはずのユーザーが、オーガニックに計測されているのです。その結果、キャンペーンに起因するインストール数が修正され、eCPI、ROI、ROASなどの関連するコストおよび収益に関する指標も正しく算出されます。

簡単に言うと、SSOTメカニズムは、他のマッチタイプを使用して計測されたSKANインストールにフラグを立てます。このフラグは、同じユーザーを2回カウントしないように、集計された指標を計算する際に考慮されます。同様に、SKANのローデータを処理する際にも、このフラグを使用します。

SSOTフラグをデータに含めるには、Conversion StudioでSSOTをオンにする必要があります。 

AppsFlyer計測のみ

SSOTControl.png

SSOTをオンにする:

  1. 始める前に、AppsFlyerSSOT請求ポリシーをご確認ください。
  2. AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > SKAN Conversion Studioへ移動してください。
  3. Select Custom mode.
  4. Turn on Single Source of Truth.
  5. 必要に応じて設定を完了してください。

詳細:SKAN Conversion Studio

オーバービュー管理画面

SSOTisNowOn.png

オーバービューダッシュボードで利用できるSSOTビューは、オーガニック以外のパフォーマンス指標の全体像を把握することができます。 SSOTビューでは:

  • Install metrics are true.
  • eCPI、ARPU、ROASなど、インストール指標に紐づくコストおよび収益データを正しく計算します。
  • Organic metrics adjusted after accounting for misattributed installs.

SSOTビューの違いやユニークな特徴を紹介します。ここでは、 オーバービューダッシュボードについて熟知していることを前提としています。

SSOTビューをオンにする

SSOTビューのデータは、SKAN Conversion StudioでSSOTモードを有効に設定してから3-5日後に利用できます。 

To enable Single Source of Truth view:

  1. 始める前に、Conversion Studioで Single Source of Truth がオンになっていることを確認してください。
  2. AppsFlyer 管理画面 > オーバービューへ進みます。 
    SelectSavedReport.png
  3. ▼をクリックします。
  4. オーバービューライトを選択します。The Single Source of Truth switch displays.
    SSOTviewon.png
  5. SSOTモードのトグルをオンにします。
  6. 次のうちいずれかが発生します:
    • SSOTモードのデータが表示されます。
      この後のセクションでは、利用可能なデータについて説明します。表示されるデータについては、この後のセクションを参照してください。
      SSOTビューを新しいレポートとして保存します。設定方法:
       
      1. ▼をクリックします。
      2. 画面右上の保存をクリックします。
      3. レポート名を入力します。
      4. 保存をクリックしてください。
    • データはすぐには表示されません。 SSOTをONにしてからデータが表示されるまで、3-5日程度要します。この期間が経過するのを待って、再度ダッシュボードにアクセスしてください。 

オフにすると、SSOTビューでは利用できない通常データを見ることができます。  そうすることで、深く潜ることができます。

SSOTビューの考慮事項

SSOTビューでは: 

  • Null コンバージョン値(CV):モデル化された推定値が表示されます。高度な機械学習で、 af_attributionフラグを使用して AppsFlyerまたはSKANによってアトリビューションされた null値は、推定された値で表記します。 SKANのみでアトリビューションされた場合、インストール後のすべての SKAN計測値がSSOTダッシュボードに含まれます。 詳細はこちら
  • 再ダウンロード:インストール数指標に含まれます。インストールと再ダウンロードの棲み分けはできません。
  • タイムゾーン:AppsFlyerがレポートするインストールとイベントは、UTCまたは アプリ設定画面で設定されたアプリ固有のローカルタイムゾーンで表示されます。 SKAN計測のデータの場合、インストールとイベントはUTCで表示されますが、 MetaとGoogle SKANのデータは例外で、タイムゾーンはMetaアカウントとGoogleアカウントで設定されたタイムゾーンに基づいています。
  • 通過:USDまたはアプリ設定画面で設定されたアプリ固有の現地通貨で表示されます。
  • Revenue metrics (D2, D7): Includes modeled data to account for incomplete or missing SKAN postbacks (Null conversion values). Longer cohorts (D14, D21, D30) are exported via the SSOT Data Locker report

各フィルターの注意事項

以下の表で説明するように、フィルターがデータ表示や指標に与える影響を考慮してください。 

フィルタ 備考
Single Source of Truth(SSOT) Single Source of Truthの指標を表示するには、SSOTモードトグルがオンになっていることを確認してください。 
表示タイプ
  • ユーザー獲得:SSOTデータの優先表示。
  • リターゲティング:SKANはリターゲティングに対応していません。
  • 統合:インストールキャンペーンはSSOTデータを含みます。リターゲティングキャンペーンは、SSOTの影響を受けません。 
日付
  • [Best practice] Select a range long enough to include your desired cohort (e.g., 31 days for D30 revenue), that doesn't include the most recent 3 days to obtain accurate results.
  • 最短で、SSOTをONにしてから3日後の日付が利用可能です(AppsFlyerにより利用可能開始日が決定されます)。 AppsFlyer determines this date.
  • 最適な日付の選択例:
    • 現在の日付が2月10日で、1月29日にSSOTになった場合 -2月1日-7日まで選択可能です。 You can select February 1-7.
  • 一部のデータ(収益など)は、SSOTをオンにしてから8日後にしか利用できない場合があります。
  • Google SKANのインストールは、最大13日間の遅れでレポートされることがあります。
キャンペーンフィルター

キャンペーンの階層フィルターが利用可能です: 

  • メディアソース
  • キャンペーン
メインのKPI値

SSOTダッシュボードで使用可能なヘッドラインKPIを使用すると、次の情報を確認できます:

  • ユーザー獲得:非オーガニックとオーガニックの両方
  • SKAN重複
  • リターゲティング:リエンゲージメント、リアトリビューション
  • コスト
  • eCPI

各KPIには、パーセント値が表示されています。この値は指定した期間と関連して表示されます。例えば、今週と先週を比較したり、日付範囲内で選択された日数とそれ以前の同じ日数を比較したりする:たとえば、インストール数がX%増加したと表示された場合、その前の並行した日付範囲ではインストール数がX%少なかったことを意味する。

グラフ

利用可能なディメンション:

  • Attributing method:
    • Classic attribution: Installs matched by more than one method including SKAN. In the dashboard, the SKAN record is disregarded to avoid double-counting the same install. SKAN計測:SKAN APIで計測され、他の方法で計測されてないインストールSKANローデータでは、インストールの af_attribution_flag は false に設定されています。
    • AppsFlyer計測:SKANを含む複数の方法でマッチング(計測)されたインストールダッシュボードでは、同一インストールを二重計測しないよう、SKANのデータが排除されます。 SKANローデータでは、インストールの af_attribuiton_flag は true にセットされています。
  • アトリビューションの種類
  • アトリビューションタッチタイプ
  • キャンペーン
  • キャンペーンID
  • メディアソース
  • ソース
  • アプリID(一部のチャート)
  • 地域(SKANの地域データは推定値です)
  • アプリ内イベント名(SKAN Conversion Studioで設定された特定のアプリ内イベントの名前)。

メトリック:

メトリックのセクションで説明したとおりです。

テーブル

グループ化:

  • [デフォルト] テーブルはメディアソース、キャンペーン別にグループされています。
  • グループ分けのオプションは以下の通りです:グループ化オプションには、メディアソース、アトリビューションタイプ、アトリビューション方法、キャンペーン、キャンペーン ID、アトリビューションタッチタイプ、日付、ソース、地域(国)およびこれらの組み合わせが含まれます。注:SKANデータにおける地域別データは推定値です。
  • 非オーガニックトラフィックにのみ適用されるディメンションを持つグループを選択すると、オーガニックメディアソースは N/A と表示されます。

計測方法: 

メトリックのセクションで説明したとおりです。

指標

SSOTダッシュボードで使用可能なメトリック:

指標 説明と考慮事項
グループ化
  • [デフォルト] テーブルはメディアソース、キャンペーン別にグループされています。
  • グループ分けのオプションは以下の通りです:グループ化オプションには、メディアソース、アトリビューションタイプ、アトリビューション方法、キャンペーン、キャンペーン ID、アトリビューションタッチタイプ、日付、ソース、およびこれらの組み合わせが含まれます。
  • 非オーガニックトラフィックにのみ適用されるディメンションを持つグループを選択すると、オーガニックメディアソースは N/A と表示されます。 
SSOTを有効に設定する

選択した日付におけるSSOTのインストール、リアトリビューションCV、およびリエンゲージメントCVの見出し内訳。

  • 非オーガニック:ユーザーを連れてきたキャンペーン。 SSOTの仕組みにより、同一インストールは一度だけカウントされます。
  • オーガニック指標
合計 インストール、リアトリビューション、およびリエンゲージメントの数。
インストール アプリをインストールしたユニークユーザー数。 AppsFlyerがUA(新規獲得)キャンペーンのコンテキストでアトリビューションしたインストール数と、重複を削除した後にSKANが計測した新規インストール数と再ダウンロード数として計算されます。
リアトリビューション リターゲティングのデータは、[統合] と [リターゲティング] のビュータイプで利用できます。 SKANはリターゲティングデータに対応していないことを考慮してください。
リエンゲージメント リターゲティングのデータは、[統合] と [リターゲティング] のビュータイプで利用できます。 SKANはリターゲティングデータに対応していないことを考慮してください。
その他のメトリクス SSOTと広告パフォーマンスに関連するその他のさまざまな指標
SKAN重複 af_attribution_flag=true の SKAN インストール数
クリック Clicks and impressions data reported by ad networks via API. The SSOT mechanism doesn't affect touchpoint metrics.
インプレッション Clicks and impressions data reported by ad networks via API. The SSOT mechanism doesn't affect touchpoint metrics.
コンバージョン率 Click-to-install
コスト (USD) アドネットワークからAPI経由でレポートされるキャンペーンコストデータ。インストールが1件以上あるキャンペーンのみに、コストデータを表示します。 SSOTの仕組みは、レポートされる総コストに影響を与えません。インストール数で計算された指標にのみ影響します。 
AVG eCPI ($) SSOTビューでのインストール数を使用して、1インストールあたりのコストを計算します。オーガニックインストールは除外されます。
CPM 1ミル(1000インプレッション)あたりのコスト。数式:(コスト/インプレッション数) * 1000
CPC クリック単価。数式:コスト/クリック数
クリックスルー

ユーザーが広告をクリックした後に発生したアトリビューション数(CTA)

CTR

クリック率。数式:クリック / インプレッション

ビュースルー

アトリビューション(インストール、リエンゲージ、リアトリビューション)したユーザーのうち、イベントを実行したしたユニークユーザーの割合 (%)数式: ユニークユーザー数 ÷ アトリビューション数 × 100

収益 (D2)
  • Includes modeled data to account for incomplete or missing SKAN postbacks (Null conversion values)

SKANとAFは、最初のSKAN計測ウィンドウ (D2) の収益 (広告収益を含む) をレポートしました。

  • SKAN収益:SKANインストールの収益(af_attribution_flag=false/nullの場合)。 Conversion Studioの収益のコンバージョン値の設定と、計測期間の時間枠に基づきます。
  • クラシック収益:AppsFlyerによってアトリビューションされたインストール後、SKAN計測ウィンドウ内でユーザーが生み出した収益/strong>
  • Conversion StudioでSKAN 4を使用している場合は、インストール後2日間(48時間)のデータです。 Conversion StudioでSKAN 3を使用している場合は、データは設定されたSKANアクティビティ期間(最長48時間)に基づきます。
  • 例:
    • Activity window is 24h.
    • Revenue events occur on the day after the install (Day X+1), but within the 24h activity window.
      • すなわち、SKANとAppsFlyerでレポートされた収益の両方において、収益は24時間枠内で発生した場合は(インストールとは異なる日であっても)計測されます。

ヒント:SKANの収益精度を向上させる:

収益 D7
  • Includes modeled data to account for incomplete or missing SKAN postbacks (Null conversion values)
  • SKAN計測期間を超える、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら
  • 推定値には収益D2データが必要です。
ARPU D2

ユーザー当たりの平均収益

Formula: Revenue/Unique Users

Conversion StudioでSKAN 4を使用している場合は、インストール後2日間(48時間)のデータです。 Conversion StudioでSKAN 3を使用している場合は、データは設定されたSKANアクティビティ期間(最長48時間)に基づきます。

ARPU D7 SKAN計測期間を超える、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら
ROAS D2
広告費回収率 (ROAS) (%)
Formula: Revenue/Cost * 100
Conversion StudioでSKAN 4を使用している場合は、インストール後2日間(48時間)のデータです。 Conversion StudioでSKAN 3を使用している場合は、データは設定されたSKANアクティビティ期間(最長48時間)に基づきます。
ROAS D7
SKAN計測期間を超える、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら
ROI D2

投資収益率 (%)

数式:(収益 ‐ コスト)÷ コスト x 100

Conversion StudioでSKAN 4を使用している場合:インストール後2日間(48時間)のデータです。 Conversion StudioでSKAN 3を使用している場合:データは定義されたSKANアクティビティ計測(最長48時間)に基づいています。

ROI D7 SKAN計測期間を超える、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら
売上総利益 D7

キャンペーンコストを差し引いたあとの利益。

数式:収益 −コスト

Conversion StudioでSKAN 4を使用している場合:インストール後2日間(48時間)のデータです。 Conversion StudioでSKAN 3を使用している場合:データは定義されたSKANアクティビティ計測(最長48時間)に基づいています。

売上総利益 D7 SKAN計測期間を超えた、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら
アプリ内イベントの指標 特定のアプリ内イベント(IAE)に関連する指標
イベントUU数 (D2) AppsFlyerとSKANの組み合わせで計測された、イベントを実行したユニークユーザー数(SKAN CVがnull値の推定値を含む)。 SKAN 4を使用している場合、このデータはインストール後最初の2日間に蓄積されます。 SKAN 3を使用している場合、データは定義されたアクティビティ期間に基づくインストール後の日数の累積です。
イベントユニークユーザー数(D7)

AppsFlyerとSKANの組み合わせに基づいてモデル化(推定)された、イベントを実行したユニークユーザー数。 SKAN計測期間を超える、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら

注意:ユニークユーザー D7には、D2のユニークユーザー数も含まれます。

イベントeCPA (D2) アクションあたりの有効コスト (eCPA):コスト ÷ イベントを実行したユニークユーザー数
イベントeCPA D7 Effective cost per action: Cost / unique users performing the event. Includes modeled data, beyond the SKAN measurement window, up to 7 days post-install. 詳細はこちら
イベントCV率 (D2) アプリをアンインストールしたユーザーの割合(%)(アトリビューションしているユーザーの割合)インストール、リエンゲージ、またはリアトリビューションを意味します。数式:計算式: アンインストール数 ÷ アトリビューション数 x 100(UAキャンペーンのみ対象)
イベントCV率(D7) Rate (%) of unique users performing the event, as a proportion of the users attributing (meaning installing, re-engaging, or re-attributing). Formula: Unique users / attributions * 100. Includes modeled data, beyond the SKAN measurement window, up to 7 days post-install. 詳細はこちら
イベント収益 (D2) このイベントで発生した収益(インストール後、設定された日数以内)
イベント収益(D7) Revenue generated with this event, within the defined days post-install. このイベントで発生した収益(インストール後、定義された日数以内)SKAN計測期間を超える、インストール後最大7日間の推定データが含まれます。詳細はこちら

SSOTの仕組み

SKAN & AppsFlyerモデルによるアトリビューション重複の理解

SKAN計測とAppsFlyer計測は仕組み自体が異なり、特性も制限も異なります。したがって、各インストールは、次のいずれかのパターンで非オーガニックメディアのソースに計上されています:

  • Via SKAN or an AF model exclusively (unique attribution).
  • Via both SKAN and an AF model simultaneously (duplicates). 重複計測:SKANとAppsFlyerの両方で計測されたユーザーこの場合、 SSOTメカニズムは、フラグ: af_attribution_flag=TRUE で SKAN重複インストールとしてレポートします。これにより、SSOTのダッシュボードでは、2件のインストールが表示されるのではなく、1件しか表示されません。
  • Neither SKAN nor AF model, meaning the install is organic.

SKAN / AFモデルの計測シナリオの可能性を以下の図に示します。

skan_af_model_diagram.png

各アトリビューション・シナリオの理由は、以下のとおりです。

SKAN計測のみ AF model only SKAN / AF両方で計測 Neither SKAN nor AF model 
  • SRN(サーバー連携媒体)経由、ユーザー端末がiOS 14.5以降、ユーザーが広告掲載アプリと広告主アプリの両方でATT同意をしていない場合
  • 非SRN(通常連携媒体)、ユーザー端末がiOS 14.5以降、確率的モデリングが利用できない、ユーザーがATT同意していない場合
  • ユーザー端末:iOS 14.4以下
  • SKAN計測に対応していない広告媒体
  • ウェブ面からのインストール(SKANはアプリ面からのインストールのみ対応)
  • インストールがリターゲティング広告経由の場合(SKANはリターゲティング計測非対応)

制限を設けず、SKANとAFの両モデルでインストールを計測します。

この場合、重複してインストールされることになり、重複を削除するためにSSOTが必要になります。

User is organic

SSOTメカニズムの仕組み

SSOTの仕組みは、下図で詳しく説明しています。

SingleSourceOfTruth.png

SSOTの仕組みは?

SSOTの仕組みは、ユーザー端末内のアプリに搭載されるAppsFlyer SDKと、AppsFlyerプラットフォーム内に以下のように存在します:

ユーザー端末:

  • A user opens the app for the first time. The AppsFlyer platform endeavors to attribute the user. The ability to attribute depends on the campaign type and user consent (ATT) status.
  • アトリビューションが成功した場合、SDKは 'アトリビューションビット' (attribution bit) をコンバージョン値に設定します。
  • 通常のSKAdNetwork計測の流れは変わりません。つまり、計測期間が終了するまで、ユーザーアクティビティが引き続き計測され、CVが設定されます。
  • その後、iOSがポストバックを送信します。

AppsFlyerプラットフォーム

  • AppsFlyerは、iOSのポストバックを受信し、コンバージョン値をデコードし、以下の表に詳述されているように、af_attribution_flag を介してアトリビューションビットの値を公開します。

注意事項

  • 一般的に、AppsFlyerは再インストールをカウントしません(リアトリビューション期間内であれば)。 SSOTの文脈では、再インストールの状況は考慮されません。つまり、SSOTは、SSOT分析の文脈で再インストールから来る重複するSKANインストールを削除せず、それらはaf_attributionフラグの設定に影響を与えません。 

Attribution flag項目

コンバージョン値:SSOT設定  意味 af_attribution_flag 項目
オン SKAN Conversion StudioでSSOTモードがオン、かつAppsFlyerでユーザーのアトリビューション計測成功 True
オフ SKAN Conversion StudioでSSOTモードがオン、かつAppsFlyerでユーザーのアトリビューション計測ができなかった場合 False
-- SKAN Conversion StudioでSSOTモードがオフの場合 Null

af_attribution_flag(アトリビューションビット)がレポーティングツールに与える影響: 

  • SKAN管理画面:SKANのポストバックによってレポートされたパフォーマンスのみを反映。そのため、af_attribution_flag は考慮されず、重複したデータは削除されません。
  • SKAN集計パフォーマンスレポートとローデータレポート:af_attribution_flagは、これらのレポートで確認・使用できます。お客様のレポート要件に応じてご利用ください。 SKANのデータとAppsFlyerのデータを組み合わせる場合は、このフラグを使用して重複するデータを削除してください。これは、ローデータと集計データの両方のレポートに適用されます。
  • オーバービューダッシュボードのSSOTビュー:SKAN、IDFA、IDFV、Apple Search Adsなど、すべてのアトリビューション手法からのデータは、重複するSKANデータを削除した後、単一のビューに統合されます。 

複数のアトリビューション手法のデータを組み合わせて得られる指標

SKANデータを他のアトリビューション手法のデータと組み合わせる際には、af_attribution_flag を使用して重複するデータを削除します。これは、ローデータと集計データの両方のレポートに適用されます。 

以下の例は、af_attribution_flag を使用して計算できます:

  • 非オーガニックインストール
  • オーガニックインストール
  • eCPI
  • コホート収益

指標例の計算式:

指標の説明 呼称 数式
AppsFlyerの非オーガニックインストール A AppsFlyerで計測されたオーガニック以外のインストール方法
SKANのみで計測されたインストール B af_attribution_flag=false のSKANインストール数
全ての非オーガニックインストール C A + B
オーガニックインストール D

総インストール数 ー C

注:総インストール数は、アトリビューションに関係なく、AppsFlyer SDKで計測されたすべてのインストールを意味します。

キャンペーンeCPI  E コスト ÷ C
コホート収益 F

Add together the following:

  • Aで計測されたユーザーの収益 (SKANのLTV計測期間(アクティビティ期間)に相当するインストール後の特定時間内に発生したイベントを含みます。 )
  • af_attribution_flag=false の場合のSKANの収益
オーガニック収益 D2 G 合計 D2 収益 - A および B インストールからの D2 収益
オーガニックアプリ内イベントのユニークユーザーD2 H 合計 D2 IAE(アプリ内イベント)ユニークユーザー - A および B インストールの D2 イベントユニークユーザー数

特性と制限

Trait 注意事項
SSOTビュー SSOTは、af_attribution_flag=true を含むSKANのポストバックが過去5日間にそれぞれ1回以上ある場合にのみ利用できます。
インストール総数 場合によっては、SSOTモードオンの際、オフの数字よりも多くのインストールが表示されることがあります。この理由の1つは、nullコンバージョン値の推定がインストール日の計算に影響を与え、同様の日付のインストールを比較するときに違いが生じる可能性があるためです。さらに、NULL CVが推定値化されていない場合、総インストール数が膨れ上がる可能性があります。 この場合、SKANのインストールはすべて、一意であるとカウントされるからです(フラグaf_attribution_flag=falseと一緒に)。
収益 収益およびその他の収益関連の指標(ARPU, ROAS, ROI, 粗利益)は、2022年9月1日以降のデータにおいてサポートされています。
代理店 代理店アカウントからもオーバービューダッシュボードでSSOTビューを表示できます。
アドネットワーク
  • アドネットワークは、オーバービューダッシュボードのSSOTビューにアクセスして、メディアソースに紐づくデータを確認できます。 SSOTビューを表示するには、次の操作を行います:
    • 広告主:SKAN Conversion Studio設定画面でSSOTをオンにする必要があります。
    • アドネットワーク:SKANキャンペーンを実施している必要があります。
    • アドネットワーク:集計データにアクセスするために必要な 権限 を広告主から付与されている必要があります。
  • アドネットワークは、skad_af_attribution_flag 項目のマクロを追加することで、SKANポストバックを介してSSOTシグナルを受信できます。詳細はこちら
D7指標

D7 metrics for organic traffic are available starting February 16, 2025.

次の場合、D7データが欠落しているか、D2データよりも少ない可能性があります:

  • The date range contains dates for which 8 days haven't passed.
  • モデル化された推定データは使用できない場合。例:14日分の収益データがない場合。  詳細はこちら
  • SKAN Conversion Studioの設定が、過去14日間以内に変更された場合。
  • 特定の日付のインストール数が10件未満の場合。 
SKAN Conversion Studioの設定変更 SKAN Conversion Studioの設定を変更すると、約84時間にわたってSSOTデータが不正確になる場合があります。これは、新しいスキーマでSKANポストバックのデコードをすぐに計測開始しますが、ポストバックは以前のスキーマでエンコードされたインストールから到着するためです。
AF-reported data
  • AppsFlyerでレポートされたデータは、AppsFlyerモデルデータと呼ばれることもあり、SKANとは対照的に、別のAppsFlyerアトリビューション方法を介してアトリビューションされたインストールやその他のイベントのデータを指します。
  • SSOTダッシュボードの目的は、SKANと別のAppsFlyerメソッドの両方を介してアトリビューションされたインストールとイベントの重複を防ぐことです。
  • SSOTをオンにしたが、SSOTが有効になる前のデータを表示する場合、SSOT ダッシュボードにはAppsFlyerでレポートされたデータのみが表示されます。
アプリ内イベント

アプリ内イベント(ディメンション)とその指標は、以下の場合にのみ利用できます:

  • ウィンドウ1の期間中に発生したイベントを使用できます。
SSOT計測
When SKAN postbacks arrive with significant delay, for example from Google API, which can take up to 15 days, data for later days (like D7) may initially appear lower than earlier days (like D2). This delay can affect the accuracy of the SSOT model. For this reason, we recommend waiting at least 15 days after the install date for the data to fully populate before evaluating model accuracy.