AppsFlyerの連携済みパートナーであるLiftoffは、ブランドやアプリ開発者にとって最も需要の高いパートナーの1つです。Liftoffでは、クリックベースとビュースルーのモバイルアトリビューションとリターゲティングを提供しており、これらはAppsFlyerで計測可能です。
注意
Liftoffの規約に同意した後、Liftoff Mobile Measurement Terms & Conditionsにも同意してください。
Liftoffの連携設定
Liftoffの連携作業を行うには:
- 管理画面左メニューの設定 > 連携済みパートナー をクリックしてください。
- Liftoffを検索してください。
- Liftoff のロゴをクリックして設定画面を開いてください。
- 以下の手順に従って設定を行ってください。
連携タブ
連携タブは以下のセクションに分かれています。
パートナーの有効化
連携設定を有効にするには、最初の訪問時に [パートナーを有効にする ]のトグルをオンにして、パートナーをアクティブ化する必要があります。
一般的な設定
ビュースルーアトリビューションの有効化
Liftoffにおいてビュースルー計測を有効化したい場合には、設定をONにしてください。ビュースルー計測のルックバック期間の設定は、 計測リンク タブで行ってください。
デフォルトのポストバック
AppsFlyerでは、Liftoffに対してインストール・ブロック済みインストール・リエンゲージメントの自動ポストバックを行えます。このセクションを使用して、これらのポストバックの送信を許可するユーザーのレベル を定義してください。
Liftoff に紐付いたユーザーからのイベントのみを送信する場合は、[ This partner only ] を選択してください。
全ユーザーのデータをLiftoffへ送信する場合には、 [All sources, including organic ] を選択してください。
注意
Liftoffでは、オーガニックを含む全ソースのインストール情報を受け取ることを推奨しており、 All sources, including organicを選択することをおすすめします。
アプリ内イベントの設定
このセクションでは、Liftoffへ送信されるアプリ内イベントのポストバックを設定できます。
アプリ内イベントのポストバックを設定するには:
- アプリ内イベントのポストバックを有効にしてください。
- 選択したイベントのみをパートナーに送信するか、全てのイベントすべての イベントを報告するかを選択します。
- 注:すべてのイベントを送信するオプションを選択した場合でも、af_app_openedのイベントその中に含まれません。
- イベントを手動で選択する場合は、[ イベントを追加 ]をクリックして、SDKイベントをリストに追加してください。
- 以下の情報を入力してください。
項目 説明 SDKイベント(手動追加の際のみ必要) SDKもしくはS2SによりAppsFlyerが受け取ったイベント名ヒント:アプリ内イベント名がリストに表示されない場合、非オーガニックインストールに紐づく形でそのアプリ内イベントが発生させてから、再確認してください。 送信オプション Liftoff に紐付いたユーザーからのイベントのみを送信する場合は、[ This partner only ] を選択してください。
全ユーザーのデータをLiftoffへ送信する場合には、 [All sources, including organic ] を選択してください。イベント値を送信 - No values & no revenue:イベント値なしでイベント名のみを送信します。
- Values & no revenue:収益値以外のすべてのパラメータを送信します。
- Values & revenue:収益値(イベントに存在する場合)を含むすべてのイベントパラメータを送信します。
- [Save](保存)をクリックします。
計測リンクタブ
このタブ内で計測リンクを作成してください。より詳細については、計測リンクとパラメータのサポートページを参照してください。.
計測リンクを作成するには:
- パラメータ名のリストから、追加したいパラメータを選択して、値を入力してください。
- [ パラメーター追加]をクリックし、上記の手順を繰り返してさらにパラメーターを追加することも可能です。
- リターゲティング計測の設定を確認してください。
- クリックスルー/ビュースルーのルックバックウィンドウの期間を設定してください。
- 計測リンクをコピーして、Liftoffでのキャンペーンに追加してください。
注 :AppsFlyerはこの計測リンクを保存しません。
計測リンクのパラメーター
代表的なパラメータ
パラメータ名 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
Campaign | c | キャンペーンを区別したい時に使用してください。 |
Adset | af_adset | アドセットを区別したい時に使用してください。 |
広告名 | af_ad | アドセット内のクリエイティブを区別したい時に使用してください。 |
Site ID | af_siteid af_subsiteid |
特定の配信面に成果を紐付けたい時に使用してください。 推奨配信面が複数ある場合には、
|
Subscriber parameters | af_sub1, af_sub2, af_sub3, af_sub4, and af_sub5 |
追加で値を挿入したい時に使用してください。
|
リターゲティングの設定
リターゲティングの設定が有効化されると、AppsFlyerではクリック計測リンクに&is_retargeting=trueを追加することで、リンクを新規ユーザー獲得用ではなく、リターゲティング
用の計測リンクとして認識します。計測リンクのパラメータ: is_retargeting
リターゲティングの設定が有効化されると、次の設定ページが表示されます。
標準リンク vs OneLink
次の場合はスタンダート計測リンクを選択します:
- URLにディープリンクを使う必要がない
- ディープリンクにURI スキームのみを使用する予定である
次の場合はUse OneLink (OneLinkを使用)を選択します。
- AndroidとiOSの両方のアプリで1つのリンクを共用する
- ユニバーサルリンクまたはapp linksを使用したディープリンク
OneLinkを選択すると、計測リンクがアプリのリンクから OneLink URL に変わりますので注意ください。
Deeplink URL
この項目は、ディープリンクを使用してユーザーをアプリの特定のアクティビティに遷移させる場合に使用してください。
計測リンクのパラメータ: af_dp
AppsFlyerのディープリンクソリューションの詳細については、こちらのガイドを参照してください。
リエンゲージメント期間
リエンゲージメント後に、ユーザーのアプリ内イベントがリターゲティングメディアソースにアトリビュートされる期間を設定します。値は日数(1~90)、時間数(最大23)またはlifetime(ライフタイム)を設定できます。
計測リンクパラメータ:af_reengagement_window
クリックスルー計測
このスライダーではクリックからインストールまでの最大有効期間を設定できます。設定したルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)のみがLiftoffの成果として紐付けられます。
Liftoff では、クリックルックバックウィンドウを7日に設定することをお勧めしています。
計測リンクのパラメータ: af_click_lookback
クリックルックバック期間の詳細についてはこちらを参照してください。
クリック計測リンク
このリンクは、あなたが設定したすべての情報が含まれる計測リンクです。ユーザーが広告をクリックしたときに有効になるように、Liftoffへ入稿してください。
ビュースルー計測
ビュースルー計測ルックバック期間
このスライダーでは、 インプレッションからインストールまでの最大有効期間を設定できます。広告のインプレッション後、ほかに関連する広告がクリックされなかった場合、このルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)のみがLiftoffに紐付けられます。
この値は1~23時間または1~7日間で設定できます。
Liftoff では、ビュースルールックバックウィンドウを 1 日に設定することをお勧めしています。
計測リンクパラメータ: af_viewthrough_lookback
ビュースルー計測の詳細については、こちらを参照してください。
インプレッション計測リンク
インプレッション計測リンクには、クリック計測リンクと同様の(ルックバック期間は異なりますが)アトリビューションデータが含まれます。このリンクをLiftoffに入稿すると、媒体によりますが、通常、該当する広告を1秒以上見た時に有効になります。
コストタブ
AppsFlyerは、Liftoffから直接コストの詳細を取得可能です。
Media source | Campaign | Adset | Ad | Geo | Site ID |
---|---|---|---|---|---|
はい | はい | - | はい | はい | はい |
連携を開始する前に、コストデータを取得するためのLiftoffのレポートAPIの認証情報が手元にあることを確認してください。認証情報を取得したい場合には、Liftoffまでお問い合わせください。
Liftoffのコストデータ連携を有効にするには:
- [コスト] タブで、[ Get Cost Data] を有効にしてください。
- Liftoffから提供されたAPI 認証情報を入力してください。注 :この認証情報は、Liftoffの管理画面の認証情報とは異なります。
- [ Site ID Mapping ]のドロップダウンメニューで、ご希望の サイト ID 構成を選択してください。
これにより、計測リンクにあるAppsFlyerのサイトIDのマクロと一致するように、サイトIDが設定されます。 - Save Cost(コストを保存)をクリックしてください。
- 接続テストをクリックしてください。
- [コスト API ステータス] の表示が [有効(Acticve)] であることを確認してください。
広告収益タブ
広告収益データはこのパートナーではサポートしていません。
権限タブ
このタブではLiftoffに対して付与する権限を選択できます。パートナーの計測設定が無効になっている場合でも、権限タブは使用可能で、パートナーに対して権限付与できます。
アドネットワークへの権限付与
このタブではLiftoffに対して付与する権限を選択できます。パートナーの計測設定が無効になっている場合でも、権限タブは使用可能で、パートナーに対して権限付与できます。
これらのトグルを使用して、アプリごとにアドネットワークへの権限付与を設定してください:
- パートナー連携の設定を許可する - パートナーに連携タブの設定(アプリ内イベントのポストバックを除く)を許可します。
- アプリ内イベントのポストバック設定を許可する - 連携タブでアプリ内イベントのポストバックをマッピングする設定をパートナーに許可します。
- リテンションレポートへのアクセスを許可 - パートナーのリテンションデータへのアクセスを許可します。
- ロイヤルユーザーデータへのアクセス権限付与 - パートナー経由のロイヤルユーザーデータへのアクセスを許可します。
- アプリ内イベント集計データへのアクセスを権限付与 - パートナーのアプリ内イベントデータのみへアクセスを許可します。
- 収益集計データへのアクセス権限を許可する‐ このパートナーに紐づく収益データのみへアクセスを許可します。
- 広告費データのインポートを許可 - パートナーがこのアプリに関する広告費データを送信/インポートすることを許可します。
- Protect360管理画面へのアクセスを許可する - 広告主がProtect360機能を利用している場合、パートナーのProtect360データへアクセスを許可します。
詳細はアドネットワークへの権限付与をご覧ください。
代理店への権限付与
Liftoffを代理店として扱う場合に、このセクションではアプリの設定を処理する権限をLiftoffの代理店アカウントに対して与えることができます。
-
代理店への権限付与 ‐ これをオンにすると:
- 代理店の権限のオプションが表示されます。
- 代理店がアプリのインストール成果を獲得できるようになります。
- 代理店にFacebookとTwitterのプロモーションデータの閲覧権限を付与します。
- Protect360管理画面へのアクセスを許可する
- リテンションとコホートレポートへのアクセス権限付与 - 代理店が獲得したユーザーのリテンション/コホートデータのみ
- オーガニック集計データへのアクセスを許可します。
-
アプリ内イベントのポストバック設定を許可する - 連携タブでアプリ内イベントのポストバックをマッピングする権限を許可します。
-
イベント共有権限 -任意の選択肢を選んでください:
a) This partner only - その代理店が関与したキャンペーン経由のユーザーのイベントのみを送信
b) All sources, including organic - すべてのメディアソースに紐づくイベントを送信(他のメディアソース、代理店、オーガニックユーザーを含む) - 収益のポストバック設定を許可する - 代理店が収益額を含むイベントデータを送信することを許可します。
- 代理店に権限を許可するイベント名を必ず選択してください。イベントを追加をクリックして、ドロップダウンからイベントを選択します。 追加したいイベントごとにこの作業を行ってください。
-
イベント共有権限 -任意の選択肢を選んでください:
代理店を使用する際の詳細もご参照ください。
Liftoffでのプロダクトフィードのリターゲティング
商品関連のイベント計測を正しく機能させるためには、Liftoffは各イベントに関連付けられた製品IDを受け取る必要があります。たとえば、ユーザーが商品を購入したり、カートに追加したりした際のその商品のIDです。
これらのIDは、プロダクトフィード内でLiftoffに渡すIDと一致させる必要があります。Liftoffでは、 af_content_id のパラメータを使うことでAppsFlyerのデータ共有の標準規約をサポートしています。
スタンダードではないイベントのデータ実装を行っている場合には、Liftoff の担当に連絡して、連携が可能かどうかを確認してください。