概要: AppsFlyerのアドネットワーク連携パートナーであるLiftoffは、ブランドやアプリ開発者にとって最も需要の高いパートナーの1つです。 Liftoffでは、クリックベースとビュースルーのモバイルアトリビューションとリターゲティングを提供しており、これらはAppsFlyerで計測可能です。
重要!
一部のメディアソースは、第三者とのデータ共有を制限しています。AppsFlyerでは、これらのメディアソース経由で獲得したユーザーに関するユーザーレベルデータを第三者プラットフォームやサービスと共有できません。そのため、このようなメディアソースからのインストールはオーガニックとして送信されます。
第三者プラットフォームとのデータ共有を制限しているメディアソースの詳細とリストに関しては、こちらをクリックしてください。
Liftoffの連携設定
前提条件:連携設定を始める前に、パートナーへ連絡して広告配信のためのアカウント開設を行ってください。
連携の有効設定および編集:
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有効にする: AppsFlyerのサイドメニューから 、Collaborate > Partner Marketplace を選択します 。
編集する:AppsFlyerのサイドメニューから、連携 > アクティブな連携 を選択します。 - パートナーを検索し選択してください。
- 連携の設定 をクリックします 。連携の設定ページに移動します。
- 連携タブにて連携したいアプリを選択し、パートナーを有効にするをオンにしてください。
注: トグルは、パートナーと作業している間、オン(アクティブ)のままにしておく必要があります。 - 以下の手順に従い、各タブの設定を完了します。
連携タブ
連携タブは以下のセクションに分かれています。
パートナーの有効化
連携設定を有効にするには、最初の訪問時に パートナーを有効にするのトグルをオンにして、パートナーをアクティブ化する必要があります。
一般的な設定
ビュースルーアトリビューションの有効化
Liftoffにおいてビュースルー計測を有効化したい場合には、設定をONにしてください。ビュースルー計測のルックバック期間の設定は、 計測リンク タブで行ってください。
デフォルトのポストバック
Liftoffに対してインストール、ブロック済みインストール、リエンゲージメントの自動ポストバックを行えます。このセクションでは、これらのポストバックの送信を許可するユーザーを定義してください。
Liftoff に紐付いたユーザーからのイベントのみを送信する場合は、このパートナーのみを選択してください。
全ユーザーのデータをLiftoffへ送信する場合には、オーガニックを含むすべてのメディアソース を選択してください。
注記
全てのインストールデータを受信できるネットワークであるLINEは、オーガニックを含む全てのメディアソースに紐づく新規インストールのポストバック受信を希望しています。そのためには、オーガニックを含む全てのパートナーに紐づくイベントを選択し、全てのインストールポストバックを Liftoff に送信してください。
アプリ内イベントのポストバックを設定するには:
- アプリ内イベントのポストバックを有効にしてください。
- 選択したイベントのみをパートナーに送信するか、全てのイベントすべての イベントを報告するかを選択します。
- 注:すべてのイベントを送信するオプションを選択しても、af_app_opened イベントは含まれません。
- イベントを手動で選択する場合は、イベントを追加をクリックして、SDKイベントをリストに追加してください。
- 以下の情報を入力してください。
項目 説明 SDKイベント(手動追加の際のみ必要) SDKもしくはS2SによりAppsFlyerが受け取ったイベント名
ヒント:アプリ内イベント名がリストに表示されない場合、非オーガニックインストールに紐づく形でそのアプリ内イベントが発生させてから、再確認してください。送信オプション イベントの送信オプションを選択します:
このパートナーのみは、Liftoffに紐づくユーザーからのイベントのみを対象としています。
オーガニックを含むすべてのソース:ユーザーベース全体をパートナーにレポートできるようにします。イベント値を送信 - No values & no revenue:イベント値なしでイベント名のみを送信します。
- Values & no revenue:収益値以外のすべてのパラメータを送信します。
- Values & revenue:収益値(イベントに存在する場合)を含むすべてのイベントパラメータを送信します。
- [保存] をクリックします。
計測リンクタブ
計測リンクの構造とパラメーターについての詳細はこちら。
アトリビューションリンクを生成するにはこれらの手順に従ってください。
コストタブ
AppsFlyerはコストの詳細をAPIで取得します。サポートされているディメンション、指標、および機能の詳細については、アドネットワークコスト連携に関する表を参照してください。
注:コストデータにはROI360のサブスクリプションが必要です。
コストAPIを有効にする方法:
- これらの連携手順に従ってください。
コストAPIのステータスと一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、AppsFlyerがコスト(および広告収益)連携ステータス管理画面、または個別のアドネットワーク管理画面のいずれかで確認してください。
広告収益タブ
広告収益データはこのパートナーではサポートしていません。
権限タブ
このタブではLiftoffに対して付与する権限を選択できます。パートナーの計測設定が無効になっている場合でも、権限タブは使用可能で、パートナーに対して権限付与できます。
アドネットワークへの権限付与
このタブではLiftoffに対して付与する権限を選択できます。パートナーの計測設定が無効になっている場合でも、権限タブは使用可能で、パートナーに対して権限付与できます。
これらのトグルを使用して、アプリごとにアドネットワークへの権限付与を設定してください:
- パートナー連携の設定を許可する - パートナーに連携タブの設定(アプリ内イベントのポストバックを除く)を許可します。
- アプリ内イベントのポストバック設定を許可する - 連携タブでアプリ内イベントのポストバックをマッピングする設定をパートナーに許可します。
- リテンションレポートへのアクセスを許可 - パートナーのリテンションデータへのアクセスを許可します。
- リテンションレポートへのアクセスを許可する - このパートナー経由のロイヤルユーザーデータのみへアクセスを許可します。
- アプリ内イベント集計データへのアクセスを許可する - このパートナー経由のアプリ内イベントデータのみへアクセスを許可します。
- 収益集計データへのアクセス権限を許可する‐ このパートナーに紐づく収益データのみへアクセスを許可します。
- Protect360管理画面へのアクセスを許可する - 広告主がProtect360機能を利用している場合、パートナーのProtect360データへアクセスを許可します。
詳細はアドネットワークへの権限付与をご覧ください。
代理店への権限付与
Liftoffを代理店として扱う場合に、このセクションではアプリの設定を処理する権限をLiftoffの代理店アカウントに対して与えることができます。
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代理店への権限付与 ‐ これをオンにすると:
- 代理店の権限のオプションが表示されます。
- 代理店がアプリのインストール成果を獲得できるようになります。
- 代理店がMeta広告とX Adsのプロモートデータを確認できるようにします
- Protect360管理画面へのアクセスを許可する
- リテンションとコホートレポートへのアクセス権限付与:代理店が獲得したユーザーのリテンション/コホートデータのみへアクセスを許可します。
- オーガニック集計データへのアクセスを許可します。
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アプリ内イベントのポストバック設定を許可する:代理店に連携タブでアプリ内イベントのポストバックをマッピングする権限を許可します。
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イベント共有権限 -任意の選択肢を選んでください:
a) このパートナーのみ - その代理店が関与したキャンペーン経由のユーザーのイベントのみを送信
b) オーガニックを含むすべてのメディアソース- すべてのメディアソースに紐づくイベントを送信(他のメディアソース、代理店、オーガニックユーザーを含む - 収益のポストバック設定を許可する - 代理店が収益額を含むイベントデータを送信することを許可します。
- 代理店に権限を許可するイベント名を必ず選択してください。イベントを追加をクリックして、ドロップダウンからイベントを選択します。 追加したいイベントごとにこの作業を行います。
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イベント共有権限 -任意の選択肢を選んでください:
代理店を使用する際の詳細もご参照ください。
SKAdNetworkとLiftoffの連携を設定する
LiftoffからSKAdNetworkのデータを受信するには:
- SKAdNetwork計測に対応するには、AppsFlyer SDKを最新バージョンにアップデートしてください。
- AppsFlyer SKAN Conversion Studioで、 必要なイベントを測定するためのconversion valueを設定します。
- キャンペーンの目標と、キャンペーンを最適化したい最終イベントをLiftoffと共有します。 最終イベントは、優先イベントと紐付け、インストール時間に近いタイミングで発生させることをお勧めします。
例:- CPAキャンペーン: SKAdNetworkキャンペーンの最適化に必要なイベントとCPA目標を共有します。
- CPIキャンペーン: SKAdNetworkキャンペーンの最適化に使用するCPI目標を共有します。
- Liftoffアカウントチームに連絡し、SKAdNetworkのポストバックがコンバージョン値とともに送信されていることを確認してください。
- [オプション] SKAdNetworkのトランザクションIDをLiftoffと共有するには、 SKAdNetworkモードでトランザクションIDを共有するをオンにします。
詳しくは、トランザクションIDについての記事をご覧ください。
Liftoffでのプロダクトフィードのリターゲティング
商品関連のイベント計測を正しく機能させるためには、Liftoffは各イベントに関連付けられた製品IDを受け取る必要があります。たとえば、ユーザーが商品を購入したり、カートに追加したりした際のその商品のIDです。
これらのIDは、プロダクトフィード内でLiftoffに渡すIDと一致させる必要があります。Liftoffでは、 af_content_id のパラメータを使うことでAppsFlyerのデータ共有の標準規約をサポートしています。
スタンダードではないイベントのデータ実装を行っている場合には、Liftoff の担当に連絡して、連携が可能かどうかを確認してください。