オーバービュー管理画面 - ユーザー獲得とリターゲティングのLTV

概要:概要:オーバービュー管理画面によって、ユーザー獲得とリターゲティングキャンペーンのLTV(顧客生涯価値)パフォーマンスをリアルタイムに把握できます。

概要

オーバービュー管理画面を利用して、キャンペーンのパフォーマンスとアプリの健全性を確認できます。 管理画面には、クリックやコスト、収益などのデータが紐づくユーザー獲得とリターゲティングキャンペーンのパフォーマンスデータが含まれます。ほとんどの指標がリアルタイムで継続的に更新されます。 

 

ヒント

  • リターゲティングキャンペーンを実行しない場合は、統合表示を使用してください。 
  • 管理画面V1.0 を使い慣れている場合は、以下のクイックスタートガイドへスキップしてください。
  • オーバービューダッシュボードについて詳しく知りたいですか?クイックに重要なポイントを押さえたAppsFlyerラーニングポータルコースをご活用ください。

用語

  • アトリビューション 以下で構成されています: 
    • インストール:新規インストール
    • リアトリビューション:別名 - リターゲティング施策経由の再インストール
    • リエンゲージメント:リターゲティングキャンペーンに接触したユーザー
  • オーガニック:成果がどのメディアソースに紐づいていないインストール
  • 非オーガニック:成果がメディアソースに紐づいているインストール

すべての用語の詳細なリストについては、 AppsFlyer ヘルプ用語集 をご参照ください。

クイックスタートガイド

中級者向け

表示タイプ

管理画面には、ユーザー獲得とリターゲティングキャンペーンのデータが含まれます。表示タイプ フィルターは、統合ユーザー獲得、およびリターゲティングでのデータ表示を切り替えるために使用されます。使い慣れている方はご存じのとおり、同じ表示タイプがコホート管理画面でも実装されています。 

アトリビューションと計測期間

  • アトリビューションは、表示タイプに基づき、インストール、リアトリビューション、またはリエンゲージメントを指します。
    • 統合:インストール、リアトリビューション、およびリエンゲージメント
    • ユーザー獲得:インストール
    • リターゲティング:リエンゲージメント、リアトリビューション
  • アトリビューション期間(日付)は、ユーザーがアトリビューションを実行した日を指します。例えば、ユーザー獲得表示では、インストール日を指します。統合表示では、すべてのアトリビューションタイプを指します。 

    注記:表示タイプ - リターゲティングには、コスト関連の指標は含まれません。コストデータを確認するには、ユーザー獲得と統合ビューを使用してください。 

設定とフィルタ

設定とフィルタパネルにて、表示タイプとアトリビューション期間を設定してください。その他のフィルタは任意です。このフィルタを使用してデータの詳細な分析を行います。

ウィジェット

管理画面は、 ヘッドライン指標グラフ、および テーブルを含むウィジェットで構成されています。

グラフ

  • 時系列の棒/線グラフ - 例)日毎のインストール数
  • パフォーマンス比較の円/横棒グラフ - 例)地域別の収益額

各グラフでディメンションと指標を選択してください。

テーブル

  • テーブルには、上位25-50のメディアソースが計測数順に表示されます。
  • 表示された指標をクリックすることで、テーブルを並べ替えることができます。この並べ替えには、ランク付けされたメディアソースのみが含まれます。
  • キャンペーンのパフォーマンスは広告レベルまでドリルダウンできます。
  • 媒体別にグループ化することで、オーガニックと非オーガニックのデータを確認できます。媒体を使用して、オーガニックデータを除外したり、オーガニックと非オーガニックの値を比較することができます。
  • テーブルで確認したい指標を選択するには、設定アイコン gears.png をクリックしてください。 
  • 該当なし(N/A):主にコスト関連の指標で発生します。この制限は、アドネットワークが提供するデータの粒度に関連します。合計値は、アドネットワークが報告した合計に基づく N/Aという行も含まれています。 

CTV、PC、コンソールユーザー向け

CTV、PC、コンソールアプリのダッシュボードは、非オーガニックユーザーとオーガニックユーザーのLTVデータをアプリ広告主に提供します。データは、サブスクリプション、アプリ内購入、広告収益に基づいています。

設定とフィルタ

このフィルタを使用してデータの詳細な分析を行います。 CTVアプリに対して利用できるフィルタには、一般的なフィルタに加えて、州、DMA、広告配置というフィルタが追加されます。 

指標

リターゲティング指標を除くすべての指標が選択可能です。 以下のリターゲティング指標は近日対応予定です:

  • リアトリビューション
  • リエンゲージメント

管理画面の表示タイプとレイアウト

表示タイプ

 

次の図で示すように、管理画面のデータは全体、ユーザー獲得、リターゲティングで表示タイプを切り替えられます。

OV.png

これらの表示タイプには、次のようにLTVデータが含まれています:

  • 全体:AppsFlyerの重複計測ルールに従って、ユーザーをもたらしたラストタッチメディアソースに成果データを表示します。つまり、リエンゲージメント期間中に発生したLTVは、ユーザー獲得メディアソースではなく、リターゲティングメディアソースに紐づきます。 
    • 全てのイベントデータを表示:新規インストール(オーガニックと非オーガニック)、リエンゲージメント、リアトリビューション。
    • リエンゲージメントとリアトリビューションイベントは、リターゲティングメディアソースの成果に紐づき、平行するユーザー獲得イベントは重複排除されます。
  • ユーザー獲得:リエンゲージメント期間中に発生するLTVを含む、ユーザー獲得メディアソースに紐づきます。
    • 新規インストール(オーガニックと非オーガニック)、リエンゲージメント(元々のインストールのメディアソースに紐づく)を含みます。
  • リターゲティング:次の条件で発生したイベントがリターゲティングメディアソースに紐づきます。
    • リエンゲージメント期間中に発生したイベント
    • リアトリビューション計測後に発生したイベント

レイアウト

現在選択されているデフォルトの表示タイプを使用して管理画面が開きます。

デフォルトでは、より詳細なオーバービュー、オーバービューライトという2つの既存の表示方法が利用できます。

デフォルト表示を変更する方法に関しては、管理画面の表示を参照してください。

管理画面には、以下の機能エリアが含まれています:

A:管理画面の表示
B:フィルターバー
C:KPIヘッドライン指標
D:グラフ
E:テーブル

OverviewV2.png

管理画面の機能

管理画面の表示

より詳細なオーバービューとオーバービューライトの2種類の既存のレイアウトが利用できます。これらは同じデータと指標を含んでいますが、含まれる数値やグラフのスタイルが異なります。以下、レイアウトの違いを説明します。

マイレポートのレイアウトと比較

次のスクリーンショットは説明用の画像で、グラフの数と配置を示しています。 

レイアウト名オーバービューライト

利用可能なチャート利用可能なグラフ:パフォーマンスを比較する2つの円/棒グラフと1つの時系列トレンドグラフ。コンパクトな表示で重要な点のみを強調しています。

 

OverviewLayoutLite_us-en.jpg

レイアウト名:オーバービュー

利用可能なチャート利用可能なグラフ:パフォーマンスを比較する7つの円/棒グラフと3つの時系列トレンドグラフが表示されます。データを深く掘り下げることができます。 

 

OverveiwFull_us-en.jpg

管理画面の表示選択

レポートを選択する方法:

OverviewReportHeader.png

  1. ▼(マイレポート)をクリックしてください。
  2. ダッシュボードを選択します:レポート設定と現在のデータを使用して管理画面が表示されます

 管理画面の選択ドロップダウンに表示されるアイコン

MyReports.jpg

  • 削除:レポートの削除
  • お気に入り:管理画面を最初に開いたときに表示されるレポートを設定します
  • 編集:現在のレポート設定を変更します
  • 現在の表示を保存:保存されたレポートは、画面上部のプルダウンからいつでも選択・アクセスできます。
  • AppsFlyerロゴが付いている管理画面は基本管理画面であり変更できません。
  • 青い星印の付いた管理画面は、現在の既定の管理画面です。

保存されていない変更

UnsavedChanges.jpg

  • ダッシュボードが変更され、オレンジ色の点で保存されていないことが通知されます。
  • 変更を保存するには、ページの右上にある レポートを保存 をクリックします。

ローカリゼーション - タイムゾーンと通貨

オーバービューダッシュボードには、UTC時間 / USD通貨、もしくは、アプリ設定ページで設定されたアプリ固有のタイムゾーンと現地通貨でデータを表示できます。

注記:ローカリゼーションの変更は、特定のアプリダッシュボードにのみ影響します。他のアカウントユーザーのダッシュボードではありません。

タイムゾーンと通貨の設定を選択 / 変更:

  1. オーバービューダッシュボードで、タイムゾーンと通貨の表示の横にある 編集をクリックします。

    localize_tz_and_currency.png

  2. タイムゾーン:UTC+0 またはアプリ固有のタイムゾーンを選択します。
  3. 通貨:USDまたはアプリ固有の通貨を選択します。
  4. 適用をクリックしてください。

フィルターバー

アプリ、表示タイプ、計測期間、表示フィルタを選択します。

アプリ

ダッシュボードに表示するアプリを最大10個まで選択できます。

選択したアプリのディメンションと指標は、複数アプリが選択されたダッシュボードで使用できます。ただし、項目のデータは空であるか、使用できない場合は「none」と表示されます。たとえば、Android、iOS、Roku (CTV) アプリを選択した場合、DMAデータは Roku アプリでのみ使用でき、ヵスタムストアページのデータは iOS アプリでのみ使用できます。

表示タイプ

表示タイプ別に含まれているアトリビューション

表示タイプ 統合 UA(非オーガニックインストール)  リターゲティング
インストール はい はい -
リアトリビューション はい - はい
リエンゲージメント はい - はい

アトリビューションの日付範囲

アトリビューションが発生した日付

注記:SKANデータを含む場合、日付の範囲は90日に限定されています。

フィルタ

利用可能なデフォルトのフィルタ:

  • メディアソース
  • キャンペーン
  • 地域(国)

+ をクリックして、次のうち1つ以上のフィルタを追加できます: 

  • 広告
  • 広告セット 
  • 代理店(CTV、PC、コンソールプラットフォームでは現在利用できません)
  • ソース:オーガニックまたは非オーガニック
  • CTV、PC、コンソールアプリで利用可能な地域関連フィルター:州、DMA、広告掲載

管理画面のカスタマイズ

ダッシュボードの保存

ダッシュボードをカスタマイズし、アプリ、ビュー・タイプ、フィルター、そしてこの後のセクションで説明するように、ウィジェット、ディメンション、メトリクスを選択できます。 

  • ダッシュボードを保存するには、ページの右上にある 保存 をクリックします。

保存されたレポートは、画面上部のプルダウンからいつでも選択・アクセスできます。これには、選択したアプリとその他のフィルタ、ウィジェット(KPI、グラフ、表)の選択と配置、選択したディメンションと指標が含まれます。注記:期間は保存されないため、アクセスする際に閲覧したいデータ期間を画面中央上部で選択してください。

管理画面の再配置

管理画面は、 ヘッドライン指標グラフ、および テーブルを含むウィジェットで構成されています。

ウィジェットのサイズを変更したり移動したりして管理画面をカスタマイズし、データのパーソナライズされたビューを作成します。

  • ウィジェットを移動するには、上部にカーソルを合わせてからドラッグアンドドロップします。
  • ウィジェットのサイズを変更するには、ウィジェットを右下隅から希望のサイズに展開してください。
  • 変更を保存するには、ページの右上にある レポートを保存 をクリックします。

ウィジェットの追加

  • 新しいウィジェットを追加するには、ウィジェットを追加をクリックしてください。
    • ドロップダウンのオプションからウィジェットの種類を選択できます。
  • 変更を保存するには、ページの右上にある レポートを保存 をクリックします。

ウィジェットの変更または削除

  • ウィジェットを削除するには、ウィジェットのメニューアイコンをクリックし、削除ボタンを選択します。
  • チャートウィジェットを変更するには、ウィジェットメニューをクリックして、目的のチャートタイプを選択します。
  • 変更を保存するには、ページの右上にある レポートを保存 をクリックします。

ダッシュボードの共有

カスタマイズしたオーバービューダッシュボードを保存した後、他のユーザーと共有できます。

  • ダッシュボードを共有するには、ページの右上にある 共有share_icon.png アイコンをクリックし、表示設定を共有に設定します。ダッシュボードは、「プライベート」リストではなく「共有」ダッシュボードリストに表示されます。
  • [オプション] ダッシュボードのURLをコピーして、他のユーザーと共有することも可能です。さらに、カスタマイズダッシュボードは、他のユーザーの表示オプションで使用できるようになります。
  • [オプション] この共有ダッシュボードを、すべてのアカウントユーザーに通知するかどうかを選択してください。

KPIヘッドライン指標

KPIヘッドライン指標は、選択した表示タイプのコンテキストで提供されます。

ディフォルトで、6つの最も人気のあるKPIが既定の管理画面ビューに表示されます

追加されたKPIはダッシュボードの下部に追加され、ダッシュボードの他の場所に移動できます。

詳細は、管理画面の再配置を参照してください。

指標コンポーネントのレイアウト

HeadlineMetric.png

A:指標タイプ
B:ツールチップ
C:トレンド - 選択された期間と同期間過去に遡ったデータとの比較(%) - 上にカーソルを合わせると、比較対象期間が表示されます。
指標 選択期間中の...

ユーザー獲得

アプリをインストールしたユーザー数。

リターゲティング

リターゲティング広告と接触後に再インストール(リアトリビューションCV)またはアプリ起動(リエンゲージメントCV)したユーザー数。

合計収益

収益LTVは、非オーガニックインストール、オーガニックインストール、リアトリビューション、リエンゲージメントの合計数を計算して測定されます。

 

表示タイプに応じてユーザーが生成した収益額: 

ユーザー獲得表示:

  • 収益はLTVであり、指定した期間に発生したインストールが現在までに生成した値です。
  • リターゲティング計測のルールに従って、これらのユーザーのリターゲティング収益を含みます。

リターゲティング:リエンゲージメント期間中に紐づけられたしたユーザーとリエンゲージしたユーザーが生成した収益額。

統合

  • リターゲティング計測のルールに従って、指定した期間に発生したリエンゲージメントとリアトリビューションに基づきます。
    • インストールは選択した期間の前に行われた可能性があります。

 

 

コスト

非オーガニックインストール、リアトリビューション、およびリエンゲージメントのキャンペーンコストAPI、またはクリックやインプレッションのURLによってAppsFlyerに報告されます。

ユーザー獲得表示:新規インストール: アクティブなキャンペーン(1件以上のインストールがあるキャンペーン)のコストデータを表示します。

リターゲティング:利用不可

統合:アクティブなキャンペーンとアクティブでないキャンペーン(インストールされていないキャンペーンのデータ)のすべてのコストデータを表示します。これにはリターゲティングキャンペーンのコストも含まれます。

非オーガニックインストール 通常、クリックまたはインプレッションのエンゲージメントの後に発生する非オーガニックメディアソースに紐づく新規インストール。
オーガニックインストール 事前にメディアソースとエンゲージメントがないユーザーによる新規インストール。
インストール総数

選択した日付範囲内の新規インストールの合計数 (オーガニックインストールと非オーガニックインストール)。合計インストール数 = 非オーガニックインストール数 + オーガニックインストール数。

eCPI

eCPIの計算式:eCPI = 合計コスト / アトリビューション数(アトリビューションには、インストール、リアトリビューションCV、リエンゲージメントCVが含まれます。)

すべてのソースにわたってeCPIを表示するには、コストデータが反映されているソースのみを選択します。コストデータがないが、インストール数があるキャンペーンは、コストがゼロのインストールが考慮されるため、eCPI の精度に影響します。

非オーガニック収益

非オーガニックインストールのみに紐づくユーザーのライフタイム収益。インストール日から現在までのデータが計測されます。オーガニックユーザーおよびリアトリビューションユーザーの収益は含まれません。
ユーザー獲得表示:リターゲティング収入を含む

オーガニック収益

インストール日から現在まで、オーガニックインストールによって生み出されたライフタイム収益 (15分ごとに更新)。

ユーザー獲得表示:リターゲティング収益を含む

クリック

ユーザーをアプリストアまたはアプリ内の特定のページにリダイレクトするメディアソース内のエンゲージメント数。

インプレッション

広告閲覧数

リエンゲージメント

アプリをインストールし、リターゲティング キャンペーンに参加した後にアプリを開いたユーザー。

リアトリビューション

リターゲティングキャンペーンと接触後にアプリを再インストールしたユーザー。

リターゲティング総数

リターゲティング総数 = リアトリビューション + リエンゲージメント。既存のユーザーについて、リターゲティングキャンペーンに触れた後にアプリを開いたユーザーの数を測定します。

リアトリビューション収益

リターゲティングのメディアソースに起因するリアトリビューションによって生み出されたライフタイム収益。

リエンゲージメント収益

リエンゲージメント期間中にリエンゲージメントしたユーザーによって生み出されたライフタイム収益。

合計タッチポイント数

クリック数とインプレッション数の合計

SKANインストール

SKAN経由で計測されたインストールの数

SKAN収益

SKANコンバージョン値によって計測された総収益

 

グラフ

 

経時トレンドとパフォーマンスの比較グラフ

グラフタイプ 説明

時系列トレンド

積み上げ棒グラフ

trend 1

折れ線グラフ

trend 2

表示設定

(A)ディメンションと指標 
(B) チャートの種類:棒 / 線グラフなど
(C)表示寸法:必要に応じて選択してください。 
(D) ディメンションの数:トップ5 または さらに表示「すべて」の場合、上位10件が別途表示され、残りはグループ化され「その他」と表示されます。

注意事項

  • このダッシュボードには、LTVデータが表示されます。この時系列トレンドチャートでは、アプリ内イベントの指標を選択すると、計測対象のアプリ内イベントが後日に発生した場合でも、 各日付にはその日にアプリをインストールしたユーザーのコホートが表示されます。すなわち、11月1日にアプリ内イベントAで10件計上されている場合、11月1日にインストールしたユーザーが現時点までに10件のアプリ内イベントAを実行した、という意味を指します。
  • ほとんどのアプリ内イベント指標では、チャートの表示オプションは積み上げ棒グラフまたは折れ線グラフのいずれかで確認できです。イベントコンバージョン率、イベント eCPA、イベント率については、折れ線グラフ表示のみを使用できます。

パフォーマンス比較円グラフ

固定メトリクスの比較ドーナツ3個セット:帰属、ロイヤルユーザー、収益

OverviewTopPerformingDonuts_us-en.jpg

表示設定

(A)ディメンション:ディメンションを選択します。 

パフォーマンス比較の選択可能なフォーマット

選択可能なフォーマット (棒/円) と指標の比較グラフ

Overview2chart_us-en.jpg

表示設定

ディメンションと指標
(B) チャートの種類:円、横棒グラフ
(C)ディメンション:必要に応じて選択 

アプリ内イベントチャートで選択可能なイベント名

選択可能なイベント名を持つアプリ内イベントチャート

表示設定

(A) イベント名のグループ化

(B)イベントフィルター:表示したいイベントを選択

テーブル

 

 

テーブルには、行レベルの指標イベント指標ディメンション別に表示されます。

オプション 説明

OverviewTable.jpg

計測のランク付けの原則

このテーブルには、アトリビューション数でランク付けされた上位の値と、選択したディメンションごとのプライマリグループが含まれています。

例えば、メディアソースのディメンションでグループ化し、上位25が選択されている場合:最も計測数が多い上位25のメディアソースがテーブルに含まれます。

これは、列ソートなどの他の表示オプションにも適用されます。

例えば、列を並べ替えると、テーブルに既に含まれているメディアソースのみが並べ替えの対象になります。つまり、上位リストに含まれていないメディアソースは表示されません。 

データエクスポート

このテーブルをエクスポートすると、全てのメディアソースが含まれ、ランク付けの原則は無視されます。 

テーブルの機能

(A) グループ化:

  • ディメンション別にプライマリとセカンダリグループを選択してください。
  • > を使用して展開します。これにより、展開された値の上位セカンダリ結果が表示されます。
  • 行を選択して、階層の次のレベルにドリルダウンします。

(B) 行レベルの指標

(C) イベント指標

(D) エクスポートCSV出力をクリックして、テーブルをCSVファイルでダウンロードします。エクスポート機能では上位だけでなく全ての行がダウンロードされます。
(E) カラムの構成:行レベルとイベントのメトリクス

(F) 水平スクロールバー:右にスクロールしてイベント指標を表示

(G) N/Aを持つ値 

(H)トップセレクター:(H) 上位数の選択:前述のランク付け原則を使用して、上位25または50行を選択します。

注記: テーブルに追加できるイベントの数は 20 に制限されています。  詳細については、特性と制限事項を参照してください。

指標の選択

テーブル内の指標列は、次の項目に分割されます。

  • 行レベルでのサマリー指標
  • アプリ内イベントごとのアプリ内イベント指標

テーブルに表示する指標を選択する方法:

  • .pnggears(設定)をクリックする。
    指標の一覧が表示されます。

OverviewMetricsSelection.jpg

機能:

(A) すべての指標を表に含める
(B) すべてのメトリクスをテーブルから削除する
(C) メトリクス用語集を表示する 
(D) 初期設定に戻す

テーブルに指標を追加して順序付けする方法

  • テーブルに含める指標を選択します。選択された指標はパネルの右側に表示されます。
  • 指標を削除するには、指標をクリックします。
  • テーブル内の指標の順序を変更するには、必要に応じてドラッグしてください。

アプリ内イベント指標を追加および順序付けする方法:

  1. アプリ内イベントを選択
    アプリ内イベントのリストが表示されます。 
  2. 1つ以上の指標を選択します。
    表示される指標のリストに、指標が追加されます。

データ出力

PNG形式で出力

ダッシュボードをPNG形式で出力:

  • オーバービューダッシュボードで、 メニューアイコン(⋮) > PNG出力 をクリックします。

テーブルの出力

ダッシュボードのテーブルデータを出力:

  1. 含めるディメンションと指標を選択します。 詳細はこちら
  2. 表の右上にあるCSV出力 アイコンをクリックします

ディメンションと指標

ディメンション

ディメンション

備考

広告  

広告ID

 

広告セット

 

広告セットID

 

代理店

 

アプリ

 

Attributed touch type

クリックまたはインプレッション

アトリビューションの種類

インストール、リエンゲージメント、リアトリビューション 

コストに関する指標は、通常このディメンションでは利用できません。

キャンペーン

 

キャンペーン ID

 

チャネル

CTV、PC、コンソールプラットフォームでは使用できません。

地域(国)

 

メディアソース

 

ソース

オーガニックまたは非オーガニック

イベント名

チャートに表示するアプリ内イベントの名前です。

アプリストア

複数のAndroid第三者ストアで利用可能な計測数値。ディメンションが表示されていない場合は、CSMに依頼してSFDCの機能を有効にしてください。 

ストアページ

iOSアプリのみ

行レベルの指標

  • オーガニックと非オーガニックデータの両方を含むディメンションがグループにある場合、オーガニックに適用しない指標は N/A と反映されます。- 例:地域など 
  • ディメンション別のグループの中には、完全にセグメント化(分解)できず、N/A表示になっているものがあります。これは、アドネットワークによって提供されるデータの粒度とディメンションによるものです。
  • コストに関する指標
    • コストの合計には、N/A行を含む特定の指標に関するネットワークがレポートしたコストの合計が含まれます。
    • リターゲティングビューでは利用できません。これらは、ユーザー獲得と統合表示で利用できます。
      • 統合表示は、ユーザー獲得(UA)とリターゲティングの両方のコストを含みます。 

表示方法別に利用可能な指標

指標

グループ

説明/数式

テーブル

パフォーマンスグラフ

時系列トレンド

アトリビューション カウント インストール、リアトリビューション、およびリエンゲージメント Y Y Y
インストール

カウント

アプリをインストールしたユニークユーザー数

Y

 

 

リアトリビューション

カウント

リターゲティングキャンペーンと接触したあとにアプリを再インストールしたユニークユーザー数。

Y

 

 

リエンゲージメント

カウント

リターゲティングキャンペーンと接触したあとにアプリを起動したユニークユーザー数。

Y

 

 

インプレッション

カウント

広告が閲覧された回数。

Y

Y

Y

クリック

カウント

アプリをインストールする、または特定のページでアプリを開くために、ユーザーをアプリストアにリダイレクトするメディアソース内のエンゲージメント数。

Y

Y

Y

クリックスルー

カウント

ユーザーが広告(CTA)をクリックした後に発生するアトリビューションの数。

Y

N

 

コンバージョン率 (CVR)

カウント

特定の行で、CVRは行データが有効である場合に計算されます。clicks > installs

CVRの計算式:コンバージョン率の計算式:アトリビューション数 ÷ クリック数x100

CVR計算の例

メディアソース

アトリビューション

クリック 

CVR

A

100

NA

NA

B

200

20

NA

C

300

600

50%

D

250

1000

25%

場合によっては、精度を向上させるため、CVRの計算は2段階で実行されます。例えば、オーガニックインストールを含めないようにするためです。

例:アプリレベルで合計CVRを確認するには、メディアソース別にグループ化し無効な行を削除してから、指標を計算します。

計算の例

メディアソース

アトリビューション

クリック 

CVR

A

100

NA

NA

B

200

20

NA

C

300

600

50%

D

250

1000

25%

メディアソースAとBは、計算から除外されます。

数式:(300+250) ÷ (600+1000) = 34.3%

Y

N

Y

ロイヤルユーザー

カウント

アプリを最小回数起動した、または特定のアクションを実行したユニークユーザー数。デフォルトの基準は、3回のアプリ起動です。(ユーザー獲得表示に関連します。)

Y

N

 

ロイヤルユーザー率

カウント

計測されたユーザー(インストール、リエンゲージ、リアトリビューション)における割合としてのロイヤルユーザー率 (%)

数式:式:ロイヤルユーザー/アトリビューションx100 (ユーザー獲得表示のみ)

Y

N

 

コスト

コスト

クリックおよび/またはAPIによってAppsFlyerにレポートされたキャンペーンコスト。

  • 一般的に、コストデータはメディアソース、地域、サイトID、チャネルごとに広告階層でセグメント化できます。セグメント化されたデータの中には、使用可能な内訳情報がないため、N/Aと表示されるものもあります。
  • 制限事項:制限:アトリビューションタイプ別ではグループ化できません。

Y

Y

Y

平均eCPI

コスト

アトリビューション (インストール) あたりの平均広告コスト。

数式:利用可能なコスト/合計アトリビューション数

Y

Y

Y

ARPU

コスト

ユーザー当たりの平均収益

数式:式:収益÷ユニークユーザー数

Y

Y

 

ROAS(広告費回収率)
コスト
広告費回収率 (ROAS) (%)
数式:収益 ÷ コスト x 100

Y

Y

 
総利益

コスト

キャンペーンコストを差し引いたあとの利益。

数式:収益 −コスト

Y

Y

 
ROI

コスト

投資利益率 (%)

数式:(収益‐コスト)÷ コスト x 100

Y

Y

 
収益

収益

AppsFlyerへレポートされる生涯収益額です。

Y

Y

 
セッション

カウント

アプリが起動された回数、またはアプリディベロッパーによって設定された他の計測メソッド。

制限事項:制限:オーガニックユーザーのセッション数は利用できません。

Y

 

 

アンインストール カウント
  • アプリをインストールしたあとにアプリをアンインストール(削除)したユーザー数。
  • この指標を取得するためには、アンインストール計測が有効になっている必要があります。
  • 注意:注意:アンインストール数値は、ユーザー獲得表示のみで利用できます。

ユーザー獲得ビューのみ

 

 

アンインストール率

カウント

アトリビューション(インストール、リエンゲージメント、リアトリビューション)したユーザーのうち、アプリをアンインストールしたユーザーの割合 (%)。

数式:式:アンインストール数/アトリビューション数x100(ユーザー獲得のみ)

ユーザー獲得ビューのみ 

 

 

ビュースルー

カウント

ユーザーが広告を閲覧したあとに発生したアトリビューション数 (VTA)。

Y

 

 

アシストインストール

カウント

インプレッション数やクリック数のうち、最終インストールに寄与したものの、インストールに結びつくラストタッチではないもの。1 回のインストールで、最大3つのアシスト付きインストールが可能です。1 回のインストールで、最大3つのアシスト付きインストールが可能です。(詳細はこちら)

N

N

Y

イベント指標

イベント指標

説明

テーブル パフォーマンスチャート
イベントコンバージョン

アトリビューション(インストール、リエンゲージ、リアトリビューション)したユーザーのうち、イベントを実行したしたユニークユーザーの割合 (%)

数式:式:イベントを実行するユニークユーザー数/アトリビューション数x100

Y

Y

ユニークユーザー 

イベントを実行したユニークユーザー数

Y

Y

イベントの発生回数

イベントが実行された合計回数

Y

Y

イベント収益

イベントによって生成された収益額

Y

Y

イベントeCPA

アクション (イベント) あたりの有効コスト

数式:イベントを実行したユニークユーザー

Y

Y

イベント比率

アトリビューション(インストール、リエンゲージ、リアトリビューション)したユーザーのうち、イベントを実行したしたユーザーの割合 (%)。

数式:イベント÷アトリビューション x 100.

Y

Y

追加情報

特性と制限

特性 詳細
アトリビューションの日付範囲 SKANデータを含む場合、日付の範囲は90日に限定されています。
ウィジェット
  • 最大28個のウィジェット(KPIヘッドライン指標、チャート、テーブルを含む)を 1つのダッシュボードに追加できます。
  • 最大5つのテーブル / ダッシュボードごと
アドネットワークのアクセス はい。ただし:
  • SKAN数値は使用できません
  • アプリ内イベントデータを表示するには、広告主の許可が必要です
代理店アクセス はい。ただし、SKAdNetwork数値は利用できません。
代理店の運用媒体の開示設定 はい
アプリ固有のタイムゾーン

はい。

注記:2024年4月20日よりサポート:

  • CTV、PC、コンソールプラットフォーム
  • 複数のアプリが選択されていて、アプリごとの設定されたタイムゾーンが異なる場合。
アプリ固有の通貨

はい。 例外:

  • 複数のアプリが選択されていて、アプリごとの設定された通貨が異なる場合。
キャンペーン名の変更 つまり、キャンペーン名が変更されると、もっとも直近に記録されたキャンペーン名に集約してコストデータが表示されます。 注記: これは集計データを表示するためのもので、生データそのものではない。
CTV、PC、コンソールプラットフォーム CTV、PC、コンソールプラットフォームのディメンションは、モバイルアプリではご利用いただけません。
オーガニックデータ はい
非オーガニックデータ はい
データ更新頻度
  • モバイルアプリのアトリビューションとアプリ内イベント: 随時
  • コスト:コスト:1日6回 / 平均4時間ごとデータは7日後に最終値になります。 
  • 広告収益:48時間未満の遅れ
  • CTVおよびゲームプラットフォームのクリック、アトリビューション、アプリ内イベント: 毎日
過去データ 5年
アプリ内イベント
  • テーブルに追加または表示できるイベントの数は20に制限されています。
    • イベントごとに、すべての指標(数、比率、ユニークユーザー、コンバージョン、収益、CPA、SKANイベントの発生回数)を追加および表示できます。
アンインストール数 アンインストール数はユーザー獲得表示のみで確認できます。統合表示の際は、N/Aと表示されます。
ビュースルー計測
  • ユーザー獲得表示:利用可能
  • 表示タイプ - 統合およびリターゲティング:以下のディメンションによるグループ別が少なくとも1つ必要です:
    • メディアソース
    • キャンペーン
    • 広告セット
    • 広告
複数アプリ
  • 最大10のアプリを選択できます(今後選択可能最大アプリ数は増加する予定です)。ただし、5つ以上のアプリが選択されている場合、グループ化とフィルターに使用できるのは以下のディメンションのみです:
    • アトリビューションの種類
    • メディアソース
    • キャンペーン
    • 地域(国)
    • 代理店
    • チャネル
    • ソース
  • SSOTモードは、複数のアプリが選択されている場合は使用できません。