概要:Meta広告とAppsFlyerの連携設定の手順に関して説明しています。
Meta広告連携設定ガイド
Meta広告のモバイルアプリ広告のアトリビューション開始には、どのくらいかかりますか?
すでにAppsFlyer SDKをアプリに実装していて、Meta広告でアプリをすでに登録している場合、設定は1分未満で完了します。
モバイルアトリビューション目的で、Facebookログインを実装したり、アプリにFacebook SDKを組み込む必要はありません。以下の基本的なステップ・バイ・ステップの手順に従って設定を進めてください。最後に、Meta広告の 詳細設定オプションを確認してください。
Facebook App ID
Meta広告をAppsFlyerと連携するには、まずFacebook App IDを作成、取得します。
Facebook App IDを作成する:
- Meta広告管理画面上で、 アプリダッシュボードに移動します。
- アプリページで、アプリを作成をクリックします。
- アプリに名前を付け、一意のネームスペースを入力します。アプリの正しいプラットフォームを追加しないと、インストールが正しく計測されない可能性がありますのでご注意ください。
Facebook App IDを取得する:
- Meta広告管理画面上で、 アプリダッシュボードに移動します。
- 必要なアプリをクリックします。
- 画面の左上に表示されるApp IDをクリックしてコピーします。
AppsFlyerはアプリIDごとにデータを計測します。AndroidとiOSアプリの両方に同じFacebook App IDを使用することができます。iOS 14以降、Meta広告は広告アカウントを1つのアプリあたり最大9アカウントに制限しています。
Meta広告アトリビューションの基本設定
AppsFlyerでMeta広告キャンペーンのアトリビューションを開始するには、次の手順に従います:
-
Meta広告との連携を有効にする:
- 該当アプリの Meta for developersへアクセスします。
-
アプリを選択してください。
-
アプリIDをコピーするには、画面上部のアプリIDを
クリックします。
- AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > Partner Marketplaceを選択します。
- Meta Adsを検索し選択してください。
- 連携の設定をクリックしてください。 連携画面へ 移動します。
-
連携タブにて:
パートナーを有効にするトグルをオンにします。
注:このトグルは、このパートナーで配信を続ける限りオン(有効)のままにしておく必要があります。 -
一般設定で、次の操作を行います:
- アプリIDを Facebook App ID 項目に入力します。
- 次に、 Metaから復号化キーを入力します。
- アドバンスデータ共有をオンまたはオフにします。 詳細は以下セクションのアドバンスデータ共有 を参照してください。(2024年10月14日までに 順次導入されます。)
- 連携を保存 をクリックします。
-
[オプション] 推奨設定を設定します:
-
クリックスルーのルックバック期間を
Meta広告と一致させるために、7日に設定します。
(注記: 一部デフォルトが異なる特定のケースがありますのでご注意ください。) - ビュースルーのルックバック期間を Meta広告と一致させるために、1日に設定します。
-
リアトリビューション期間
に再インストールしたユーザーの計測を行うには、
リアトリビューション計測トグルをオンにしてください。
ビュースルー計測を有効にしたり、 再インストールアトリビューションにおけるルックバック期間を設定する必要はありません (インストール計測設定から設定を適用するため) 。
-
クリックスルーのルックバック期間を
Meta広告と一致させるために、7日に設定します。
AppsFlyerでまだキャンペーン結果が表示されていませんか?参照: Meta広告の連携設定に関するトラブルシューティング
Meta広告アドバンス計測設定
Meta広告の基本的な計測設定を完了し、次はアドバンス計測設定をセットアップしましょう。
ユーザーレベルデータ
Meta広告の制限付きアトリビューションデータ
2021年10月29日以降、広告主は集計レポートのみの取得に制限されました。つまり、ローデータレポートでは、ビュースルーアトリビューションデータとクリックスルーアトリビューションデータの両方が「制限付き」(restricted)として表示されます。キャンペーンに関連する他のフィールドは入力されません。詳細:ローデータ制限
これは全ての広告主、オペレーティングシステム、MMPに適用されます。ATTの同意状況や広告のパーソナライゼーションにかかわらず、すべてのiOSおよびAndroidユーザーのデバイスレベルのデータに適用されています。
AppsFlyerは、引き続きMeta広告からデバイスレベルのデータを受信します。つまり、当社のアトリビューションおよびレポート機能(マルチタッチアトリビューション、LTV、ROI、コホート、リテンションレポート、不正防止、Audiences、その他のサービス)には何も変更はありません。詳細:集計・分析レポートツール
Androidのインストール / アプリ内イベントのユーザーレベルデータの取得
Google PlayインストールリファラーAPI
ユーザーレベルのデータは制限されていますが、Meta広告は、Google Play Storeに遷移するAndroidアプリの広告において、キャンペーンのメタデータを広告主と共有します。この場合、広告主はGoogle PlayインストールリファラーAPIの実装により、アトリビューションデータを利用できるようになります。Google PlayインストールリファラーAPIを介して提供されるフィールドには、AppsFlyerのローデータレポートにマッチタイプ gp_referrer
が入力されます。これは、復号キーが送信され、インストールがMeta広告にアトリビューションされた場合にのみ利用できます。これにより、AppsFlyerは広告ID(GAID - Google Advertising ID)が取得できない(追跡型広告の制限がオンになっている)ケースでも、インストール計測が可能になります。
注記:
Metaインストールリファラーにより、AppsFlyerはデバイスのローカルストレージから広告キャンペーンのメタデータを受け取ることができます。MetaインストールリファラーにアクセスするためにSDKを有効にする方法については、Dev Hubを参照してください。
Google PlayインストールリファラーAPIに加えて、Metaインストールリファラーにより、AppsFlyerはデバイスのローカルストレージから広告キャンペーンのメタデータを受信できます。このデータはアトリビューション計測に使用されます。Google PlayインストールリファラーAPI と Metaインストールリファラーの主な違い:
- Metaインストールリファラーにはインプレッションとクリックのデータを含めることができますが、Google PlayインストールリファラーAPIはクリックデータに限定されます。
- Metaインストールリファラーには複数のセッションのデータが含まれる可能性がありますが、Google PlayインストールリファラーAPIは最後のセッションのデータのみに制限されています(デバイスはクリックが発生したのと同じセッションでアプリをインストールする必要があります)。
その結果、ローデータレポートでMetaアトリビューションインストールが増加する可能性があります。Google PlayインストールリファラーAPIまたはMetaインストールリファラーを介してインストールがアトリビューションされると、データはローデータレポートに表示されます。Metaインストールリファラーを介してアトリビューションに使用できるフィールドは、Facebookアプリからのアトリビューションには fb_referrer
、Instagramアプリからのアトリビューションには ig_referrer
というマッチタイプでAppsFlyerのローデータレポートに入力されます。これは、復号キーが送信され、インストールがMeta広告にアトリビューションされた場合にのみ利用できます。Metaインストールリファラー復号キーは、Google Playインストールリファラーで使用されるキーと同じで、AppsFlyerに再度連携する必要はありません。
リファラー経由で利用可能なキャンペーンの計測項目:
- Ad ID
- Ad name
- Adset ID
- Adset name
- Campaign ID
- Campaign name
- Account ID
- Channel
注記:
-
Google PlayインストールリファラーAPIの場合:
- リファラーデータが正しく渡されるためには、AppsFlyer SDK V5.4.0以降の実装が必要です。リファラーデータは、API経由で提供されるデータよりも優先され、制限されていません。また、このソリューションはクリックスルー計測にのみ適用され、ビュースルー計測には適用されません。
- チャネルの項目は、Google PlayリファラーAPIから受信したチャネル値(MetaからGoogle Playに送信)によって決まります。空の文字列を受信すると、チャネル項目には「None」と表示されます。
- Metaインストールリファラーの場合: ここに記載されている前提条件と必要な措置を参照
Metaインストールリファラー — FAQ
Metaインストールリファラーはどのような場合にアトリビューションに適用されますか?
- インストールアトリビューションの場合:
- すべてのキャンペーンのクリックスルーアトリビューション
- ビュースルーアトリビューションは、幅広いターゲティング(年齢と性別がデフォルトに設定されている場合など)のすべてのAdvantage+アプリキャンペーンと手動アプリプロモーションキャンペーンでサポートされています。
- 互換性:Google PlayストアとGoogle Play以外のAndroidアプリストア
- 除外:これには、ランディングページにリダイレクトするキャンペーンは含まれません。
Meta広告では「ブロードターゲティング」は何に使用されますか?
ビュースルーインストールデータを受け取るには、幅広いターゲティングが必要です。サポートされているキャンペーン設定には以下が含まれます:
- 年齢:デフォルト設定(18-65+)が適用されます。
- 性別:デフォルト設定(すべての性別)が適用されます。
- ロケーション:国グループおよび国がサポートされています。注記:よりターゲットを絞ったロケーション(都市や郵便番号など)の場合、包括的ターゲティングを利用するキャンペーンでは、これらの設定を緩和する必要があります。
- 詳細なターゲティング:興味関心セグメント、行動、アドバンスユーザー属性は緩和型に設定されています。
- カスタムオーディエンス:緩和型に設定します。
- 「緩和」の場合は、広告キャンペーンの「アドバンテージ詳細ターゲティング」ボックスを選択する必要があります。
Google PlayリファラーAPIまたはメタインストールリファラーからの暗号化されたデータ
Google PlayリファラーAPIまたはMetaインストールリファラーからのデータは、Metaによって暗号化されています。このデータは、あなたのMeta開発者アカウントで利用可能なキーを使用して復号化することができます。お客様は、[必要なアクション]の箇所に記載されている手順に従って、復号化キーをAppsFlyerへ提供する必要があります。 復号化キーの提出は、1つのアプリにつき1回のみとなります。
注記:復元キーが提供されていない、または削除された場合、キャンペーンのアトリビューション項目(上記のリストで説明)がなくても、参照元(リファラー)に基づいて計測されるケースがあります。これは次のケースで起こります:
- Meta広告がインストールの成果を主張しない場合
- Google PlayインストールリファラーAPIからデータ受信したが、デコードされていない場合
- かつ、ラストクリックだった場合
Metaから復号化キーを取得するには:
- Metaデベロッパーポータルにログインします。
- 右上にあるMy Appsに移動します。
- 複合キーを取得したいアプリを選択してください。
- ページ左側の 設定 > 基本 に移動します。
- Androidセクションまでスクロールダウンすると、復号化キーのラベルが表示されます。インストールリファラの復号化キーは、Package Namesの項目の下にあります。注記:これは、Google Play Storeとパッケージネームを設定した場所と同じセクションにあります。
AppsFlyer上で復号化キーを設定する方法:
コスト、クリック数、インプレッションデータの連携
この連携により、キャンペーン、広告セット、地域/国のコスト、クリック、インプレッションに関する集計データが提供されます。サポートされているディメンション、指標、機能の詳細は、アドネットワークコスト連携に関する表を参照してください。
注記:クリックとインプレッションに関するデータは、この連携に含まれます。コストデータの取得・連携には ROI360のご契約が必要です。
コストAPIを有効にする方法:
- Meta広告のユーザーアカウントにログインし、Meta広告でのアカウントのキャンペーンを処理できることを確認してください。ログインするユーザーには、Metaビジネスマネージャですべてのキャンペーンを実行する権限が必要です。
- コストタブを開きます。
- コスト、クリック、インプレッションデータの取得を有効にします。
- f ログイン ボタンをクリックします。Meta広告のビジネスアカウントまたは管理者アカウントでログインできます。
- プロンプトが表示されたら、AppsFlyerがMeta広告のキャンペーンデータにアクセスできるようにします。
注:連携後の最初のデータ同期とその後の同期では、AppsFlyerは過去7日間までのMeta広告のコストデータをさかのぼって受信・連携します。
Meta広告がクリック数とインプレッション数をどのように定義しているかについてはこちらをご覧ください。
接続されているMeta広告アカウントを削除するには:[アクション] 列で、アカウントにカーソルを合わせて、 接続の削除をクリックします。
注:
- すでにMeta広告にログインしている場合は、 fログイン ボタンをクリックすると、ウィンドウが瞬時に開閉します。これは正常な動作です。
- Meta広告の権限を持つユーザーが複数いる場合は、 部分的なデータを取得しないように、すべてのユーザーに対してログインを実行することをお勧めします。
コストデータ同期ステータス
コストAPI連携ステータスと、AppsFlyerがコスト(および広告収益)連携ステータス管理画面または個別のアドネットワーク管理画面で一致するコストデータを取得できた最終日時を確認してください。
コストデータ連携・取得において、複数のアカウントを同期できます。同期されたアカウントごとに、AppsFlyerにはコスト連携のステータス(連携状況)と、一致するコストデータを最後に取得できた日時が表示されます。
アプリ内イベントのマッピング
アプリ内イベントをマッピングする方法:
-
アプリ内イベントポストバックを有効にします。
アプリのMeta広告アプリ内イベントマッピングを初めて有効にすると、 af_app_open は自動的に fb_mobile_activate_appにマッピングされます。 - 次のパラメータを設定します:
パラメータ名 説明 AppsFlyerイベント アプリに実装されたSDKまたはサーバー間イベントからAppsFlyerが受信したイベント名。
ヒント:探しているイベントが見つかりませんか?- 非オーガニックインストールのデバイスでイベントをアクティブ化して再確認してください。
- AppsFlyerイベントを入力し、カスタム作成をクリックします。詳細:カスタムイベントのマッピング
パートナー側のイベント名 Meta広告で定義されている各イベントの一意の名前またはID。オプションは以下の通りです: - テキストフィールド:Meta広告から対応するイベントIDを取得
- ドロップダウンボックス:最適な事前定義されたAppsFlyerイベントを選択します。
- そのまま:イベント名のマッピングなしで、イベントをそのまま送信します。
送信オプション 最適なイベントの送信オプションを選択します。 - このパートナーのみ:このイベントがMeta広告に紐づく場合のみポストバックを送信します。
- オーガニックを含むすべてのメディアソース:他の媒体やオーガニックイベントに紐づくイベントのポストバックを送信します。
送信データ - データなし(デフォルト): イベント値なしでイベント自体のみを送信します。
- イベント値と収益:収益を含むアプリ内イベントに付随する全てのイベント値を送信します。
- イベント値のみ :収益額を除く、すべてのパラメーターを送信します。
- SDKまたはS2Sイベントをリストに追加するには、イベントを追加をクリックしてください。
イベント名に関する制限:
- イベント名の長さ制限:2-40字
- 次の文字は使用できません:
- コロン (:)
- ピリオド (.)
- 非ラテン文字 (英語) セット:2020年1月12日以降、Meta広告は漢字を含むイベント名を拒否しています。AppsFlyerは他の文字セットをテストしていないため、ポストバックでこれらの文字セットをサポートしているかどうかは、Meta広告にて確認後にのみ使用してください。
- イベント名は大文字小文字を区別します。乖離を避けるために、全てのメディアソースとアプリバージョンで、イベント名の大文字小文字が正しく統一されていることを確認してください。
注記:
Meta広告では、af_ad_revenueイベントを適切なメタ広告イベントにマッピングすることで、広告収益データに基づいてキャンペーンを最適化できます。
リターゲティング計測
AppsFlyerのMeta広告リターゲティング計測では、既存ユーザーのエンゲージメントをMeta広告の成果に紐づけ、AppsFlyerレポートを使用してユーザーの質とエンゲージメントを計測できます。自分のFacebookユーザーを対象としたキャンペーンを積極的に実行している場合にのみ使用してください。
- アプリ設定画面でリエンゲージメントCV計測をオンにします。
- 連携済みパートナー > Meta広告画面で リエンゲージメントCV計測をオンにします。
-
リエンゲージメントのクリックスルールックバック期間を設定してください。
リエンゲージメントルックバック期間とは、 クリックがリエンゲージメントとして計測されるために、広告クリックからアプリが起動されるまでの期間を指します。
時間または日単位でルックバック期間を選択し、スライダーを希望の値に設定します。 - リエンゲージメントのビュースルー計測を可能にします。
-
リエンゲージメントのビュースルールックバック期間のスライダーを希望の値(最大24時間)に設定します。これは、広告インプレッション発生から、リエンゲージメントCVとして計測する「アプリ起動」までの期間を指します。
-
リエンゲージメント期間を設定します。
これは、リエンゲージメントCV計測後、ユーザーが実行したアプリ内イベントをこの施策に紐づける期間を指します。
値は、日数(1- 90)、時間(最大23)、またはライフタイムで設定できます。デフォルトは30日です。
アドバンスデータ共有
アドバンスデータ共有がオンになっていると、Metaは、広告ID(IDFA)を公開していないデバイスを含む、すべてのデバイスのデバイスレベル識別子を持つポストバックとイベントを受信します。
さらに、アドバンスデータ共有がオンになっている場合、AppsFlyerはこれらのイベントをアトリビューションします。オフにすると、IDFAを持つデバイスからのポストバックとイベントのみが送信され、アトリビューションされます。
この方法では、ATTが広告掲載アプリと広告主アプリのどちらかでのみ許諾、また両者で拒否された場合に適用されます。iOSのディープリンクのリエンゲージメントとiOSのクリックスルーのインストールに適用され、アトリビューション期間は最大24時間で、ラストクリックのアトリビューションに基づきます。
注記:
アドバンスデータ共有トグルがオンになっているにもかかわらず、Metaでアトリビューションを受信していない場合は、共有されたイベントがMetaの適格基準を満たしているかどうかを確認してください。参照:Metaのドキュメント
カリフォルニア州消費者プライバシー法 (CCPA) への準拠
CCPAプライバシー規制を遵守することで、米国カリフォルニア州に拠点を置くMeta広告ユーザーからのデータが制限されます。
CCPAへの準拠を有効にするには:連携タブで Meta広告によるユーザーの個人情報 (CCPA) の使用を制限するをオンにします。
詳細:データ保護法をご覧ください。
広告収益の計測
アプリが広告の収益化にMetaオーディエンスネットワークの広告収益を使用している場合は、AppsFlyerでMeta広告からの収益を記録できます。これにより、アプリ内課金の収益データの有無にかかわらず、ユーザー収益の全体像を把握できます。
Metaオーディエンスネットワークの広告収益の計測
- 広告収益タブで、広告収益データの取得トグルをオンにします。
- 受け取りたい集計広告収益データの種類を選択してください:アトリビューション収益および/または総収益化収益:
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成果に紐づく収益:ユーザー獲得媒体に基づく収益。
イベントソースを選択します。これは、広告収益モデルを示す最適なイベントです。例えば、インプレッションに基づいて広告収益が入る場合、「ad_viewed」というイベントをAppsFlyerに送信することをお勧めします。最適なイベントは各広告収益化プラットフォームごとに分けて設定が可能です。ただし、af_app_opened
イベントを利用することも可能です。この場合、ユーザーがアプリを開くたびに、広告収益イベントが計測されます。 - 広告収益の集計:広告ソースに基づく収益。
-
成果に紐づく収益:ユーザー獲得媒体に基づく収益。
- 広告収益イベントが表示されます。これは、[source event]_monetized という新しい広告収益イベント(例:上記のようにAd_Watched_Monetizedなど)を示す読み取り専用フィールドです。広告収益イベントは、管理画面で追加イベントとして表示されます。
- Meta広告に接続をクリックして、Meta広告のMetaオーディエンスネットワーク 広告収益の収集を有効にします。Meta広告の認証情報を使用してログインし、Metaオーディエンスネットワークの広告収益を承認します。
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Audience Network App ID (Facebook App ID)を入力してください。Metaオーディエンスネットワークから入手してください。
- Facebook App IDを取得します。
- AppsFlyerの Audience Network App ID フィールドにIDを貼り付けます。
- 広告収益を保存をクリックします。
権限
Meta広告側の営業担当やアカウントマネージャーに対して、御社のAppsFlyer管理画面へのアクセス権限を付与することができます。注意:これは必須ではありません。必要な場合にのみ設定してください。
iOS向け合算イベント測定(AEM)
AppsFlyerは、Meta広告の合算イベント測定(AEM)をサポートしています。このソリューションは、iOSのコンバージョンとアプリ内イベントを最適化すると同時に、Meta広告でiOSのリエンゲージメントCVをアトリビューションできます。
Meta広告の連携設定に関するトラブルシューティング
基本的な連携設定を完了してもAppsFlyerダッシュボードにMeta広告の結果が表示されない場合は、まず連携後にMeta広告からの新規インストールがあることを確認してください。
既に新規インストールが計測できている場合、以下の主な原因を参照して問題を解決してください:
IDFAが収集されていない
SDK実装ガイドに記載されているように、IDFA収集を実行するには、AdSupport.framework をプロジェクトに追加する必要があります。インストールのローデータレポートにてIDFA列でデータが取得できているかを確認してください。iOSアプリの場合はIDFAを、Androidアプリの場合はGAIDを収集できるようにしておくことをお勧めします。
iOS 14.5以降は、IDFAを収集する前にApple ATTポップアップ画面を表示し、ユーザーの同意を得る必要があります。
注記:SKAdNetworkの計測は、IDFAの有無に影響されません。ただし、iOS 14キャンペーンを設定するときは、Meta広告でiOS14キャンペーンの切り替えを有効にしてください。
間違ったFacebook App ID
App IDが正しいものであり、Meta広告ダッシュボードの値と一致していることを確認してください。
注意:Facebook's Graph APIを使ってFacebook App IDを確認することもできます。
Meta広告のアプリステータス
アトリビューションを有効にするには、Meta広告でアプリを 開発中 ではなく ライブ として設定する必要があります。
Meta広告キャンペーンの種類が間違っている
AEM計測が機能しない
Meta広告のアプリインストール
Meta広告アプリのインストールキャンペーンを設定する際、ドロップダウンリストからアプリを選択するか、ストア全体のURLをアプリに貼り付けることができます。どちらもMeta広告で有効ですが、2番目の方法ではAppsFlyerのアトリビューションに失敗します。
正しい設定 - 正しく計測されます。
間違った設定 - アトリビューションが機能しません。
Meta広告側の仕様アップデート
重要:
2021年10月29日以降、広告主はMeta広告の集計レポートのみの取得に制限されました。これは、インストールとアプリ内イベント両方のデータに適用されています。この変更は全ての広告主、OS、MMPに適用されています。ATTの同意状況や広告のパーソナライゼーションにかかわらず、すべてのiOSおよびAndroidユーザーのデバイスレベルのデータに関連しています。
この変更(2021年10月29日)以前に取得済のインストールおよびアプリ内イベントのローデータは、引き続き利用可能です。
なお、ユーザーレベルデータは、Google Install Referrer経由で取得できます。
詳細については、新しいお知らせを参照してください。
Meta Adsに関連するiOS14のアップデート
AppsFlyerは、MMPとMeta広告の連携で常に 広告主トラッキング有効化 フラグが実装されていることを確認します。つまり、広告主側でAppsFlyerでのアクションは必要ありません。この情報は、2021年2月付けのMeta広告アプリガイダンスiOS 14チェックリストに従って提供されています。
参照:
- iOS 14関連の考慮事項については、 Meta広告SKANの相互運用をご覧ください。
- Metaキャンペーン管理パートナーの設定 (Bidalgo / Kenshoo / Adqunt / Webpals)