概要:2023年9月以降、SnapchatはアドバンスSRN媒体になりました。Snapchatとの連携設定、およびアトリビューション測定に関する情報をこのページでご確認いただけます。
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AppsFlyerでのSnapchat広告の連携設定に関する関連記事:
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- SnapchatとAppsFlyerのSKAdNetwork相互運用
概要
アドバンスSRN連携では、広告配信面アプリと広告主アプリの両方でATTの同意が得られている成果については通常のSRNのトラフィックとしてレポート・計測されます。それ以外のトラフィックについては、AppsFlyerではプライバシーに関する制約に従いながら、TikTokから送信されるインプレッションとクリックの情報に基づいて成果を計測することが可能です。 この連携では、クリックとインプレッションのアトリビューション、費用、広告収益、オーディエンスがサポートされています。
Snapchat連携設定
設定は連携済みパートナー ページから行われますが、新しく連携する際には、まず Partner Marketplaceにアクセスする必要があります。
Snapchatキャンペーンの計測を設定するには:
- AppsFlyer管理画面左メニュー > 設定から、Partner Marketplaceへ移動します。
- Snapchatを検索して選択します。
- Snapchat利用規約のモバイルアプリコンバージョントラッキング(MAST)を確認し、同意するをクリックして利用規約に同意します。
- 関連するタブを使用してセットアップを完了します。
- 連携を保存 をクリックします。
連携設定ウィンドウのヘッダーの詳細については、 こちらをクリックしてください。
ヒント
- 連携タブでの全般的な設定項目は、全てのパートナーにおいて必須です。
- その他すべてのステップは、説明的または任意の設定です。
連携タブ
連携タブは次のセクションに分かれています。
パートナーを有効にする
ここに初回アクセスした際には、パートナー連携を有効にするをオンにしてセットアップを有効にする必要があります。
パートナーのライセンス認証の詳細については、こちらをクリックしてください。
基本の設定
アトリビューションを有効にする
パートナー連携を有効にするを有効にして、Snapchatへのアトリビューションを許可します。
Snap App ID
- Snapビジネスマネージャーで、[アプリ] に移動し、Snap App IDをコピーします(Snap App IDの生成方法については、Snapchatのガイドをお読みください)。
- AppsFlyerのSnap App ID項目にIDを貼り付けます。
代理店によってキャンペーン配信する場合
- Snap App IDは、広告主のみが追加できます。
- 代理店がSnapchat広告管理画面で広告主と同じ組織の下にある場合は、Snap App IDを1つだけ使用します。
- 代理店がSnapchat広告管理画面の別の組織の下にある場合は、このアプリのSnap App IDを提供するように代理店に依頼し、この項目に入力します。 各IDを入力後、Enter キーを押して複数のIDを入力できます。
クリックスルー計測
このスライダーではクリックからインストールまでの最大有効期間を設定できます。設定したルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)のみYouAppi の成果として計測されます。
この値は、1~23時間または1~30日間で設定できます。 Snapchatに合わせて、クリックスルールックバック期間を28日に設定することをお勧めします。
クリックルックバック期間の詳細についてはこちらを参照してください。
ビュースルー計測ルックバック期間
このスライダーでは、 インプレッションからインストールまでの最大有効期間を設定できます。広告のインプレッション後、ほかに関連する広告がクリックされなかった場合、このルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)のみが YouAppi に紐付けられます。
この値は、1~23時間または1~7日間で設定できます。 Snapchatに合わせて、ビュースルールックバック期間を1日に設定することをお勧めします。
ビュースルー計測の詳細については、こちらを参照してください。
リエンゲージメントの計測
SnapchatのリエンゲージメントCV計測を開始するには、リエンゲージメントアトリビューションを有効にします。
代理店アカウントからは設定できないため、広告主アカウントから設定してください。
リエンゲージメント クリック スルー ルックバック期間
リエンゲージメント クリックスルー ルックバック期間を設定します(広告がクリックされてからの最大期間。この期間内に、リターゲティングされたユーザーを広告に紐づけることができます)。値は、時間数(最大23)または日数(1~30)を設定できます。
リエンゲージメントビュースルールックバック期間
リターゲティング広告のインプレッション計測を開始するには、リエンゲージメント ビュースルー アトリビューションの設定を有効にします。リエンゲージメントビュースルールックバック期間を設定します(広告が閲覧されてからの最大期間。この期間内に、リターゲティングされたユーザーを広告に紐づけることができます)。値は、時間数(最大23)または日数(1~7)を設定できます。
リエンゲージメント期間
リエンゲージメント期間(ユーザーのアプリ内イベントがリターゲティング媒体の成果に紐づく期間)の長さを設定します。値は、日数(1~90)、時間数(最大23)またはlifetime(ライフタイム)を設定できます。
アプリ内イベントのポストバック設定
ポストバック経由でAppsFlyerイベントとパートナーをマッピングします。ポストバックの送信が有効になっている場合、これは拒否されたアプリ内イベント(Protect360によりブロックされたイベント、またはターゲット検証ルールにより条件を満たしていないと判断されたイベント)を含んでいます。
アプリ内イベントのポストバックを設定する:
- パートナーIDを設定します(必要な場合)。
- アプリ内イベントポストバックを有効にします。
- 必要に応じて、 アプリ内イベントポストバック期間を設定します。(詳細はアプリ内イベントポストバック期間の設定をご覧ください。)
- 利用可能な場合は、イベントを自動的に送信するか、手動で送信するかを選択します。すべてのイベントをそのまま送信する方法についてはこちらをご参照ください。
- イベントを追加をクリックし、SDKまたはS2Sイベントをリストに追加してください。
- 必要なパラメーターを完了してください。
- [オプション]
をクリックして、特定のアプリ内イベントをパートナーに送信するための条件を設定してください。
アプリ内イベントポストバックの条件設定を参照してください。
項目 | 説明 |
---|---|
AppsFlyerイベント |
アプリに実装されているSDKまたはサーバー間(S2S)イベントからAppsFlyerが受信したイベント名。
|
パートナー側のイベント名 |
パートナー側で定義されている各イベントの固有の名前またはID
|
送信ユーザーの流入元: |
最適なイベントの送信オプションを選択します。
|
送信データ: |
|
計測リンクタブ
注記
Meta、Apple search ads、Adwords、Snapchatなど、すべてのSRN媒体では外部計測リンクを使用しないため、このタブは機能しません。
コストタブ
コスト連携では、以下の集計データを提供します。
- キャンペーン、広告セット、広告、チャネルレベルのコストデータを提供します。サポートされているディメンション、指標、機能の詳細は、アドネットワークのコスト連携に関する一覧を参照してください。手記: コストデータには ROI360のご契約が必要です。
- クリックとインプレッションに関するデータ。
コストAPIを有効にする方法:
- これらの連携手順に従ってください。
コストデータ同期ステイタス
コストAPIのステータスを表示と一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、AppsFlyerがコスト(および広告収益)連携ステータス管理画面、または個別のアドネットワーク管理画面のいずれかで確認してください。
Snapchatのコストデータ連携を停止する
Snapchatのコストデータ取得を停止 / 接続されているSnapchatアカウントを削除:
-
アクション列で、アカウントにカーソルを合わせ、接続を削除をクリックします。
削除されると、AppsFlyerはコストの受け取りを停止します。接続を削除しても過去のデータには影響しません。
注記
- Snapchatでのキャンペーン設定がiOSまたはAndroidアプリ用であることを確認してください。両方ではありません。キャンペーンが両方のアプリを対象としている場合、AppsFlyerはアプリあたりのコストを分類できず、コストはAppsFlyerに表示されません。
- コストデータの不一致を回避するには、 アプリ設定 とSnapchat広告アカウントの両方で同じタイムゾーンを設定します。
- Snapの費用を設定した後は、重大な不一致や費用データの欠落の原因となる可能性があるため、実行中のキャンペーン、広告セット、または単一の広告の名前を変更しないでください。
広告収益タブ
このパートナーとの連携では、広告収益はサポートされていません。
権限タブ
このタブでは、Snapchatに付与する権限を選択できます。Snapchatのアトリビューションが無効になっている場合でも、[権限] タブがアクティブになり、Snapchatに制御を付与できることに注意してください。
パートナー権限設定を有効にして設定を始めます。
パートナー権限設定をオンにすると:
- アドネットワークの管理画面にアプリが表示されます。
- 権限はこのアドネットワークのみに付与されます。
- アドネットワーク管理者は、アプリに関する基本的なデータを見ることができます。
アドネットワークのチームメンバーに権限を付与する
Snapchat管理者はデフォルトでアプリにアクセスできますが、特定のSnapchat従業員にアプリを管理する権限を与えることができます。そのためには、Snapchat管理者がこれらの従業員を チームメンバー としてAppsFlyerに追加する必要があります。
次に、関連するSnapchatチームメンバーのメールアドレスを取得します。
アプリを管理する権限を持つチームメンバーを追加するには:
- チームメンバーを追加するをクリックします。
- 広告ネットワークのチームメンバーのメールアドレスを入力します。
- 追加をクリックしてください。
- こちらのプロセスを繰り返し、必要に応じてチームメンバーを追加します。
アドネットワーク向けに権限を有効化したら、付与したい権限を選択します。
これらのトグルを使用して、アプリごとにアドネットワークへの権限付与を設定してください:
アドネットワークへの権限付与
- パートナー連携の設定を許可する - パートナーに連携タブの設定(アプリ内イベントのポストバックを除く)を許可します。
- アプリ内イベントのポストバック設定を許可する - 連携タブでアプリ内イベントのポストバックをマッピングする設定をパートナーに許可します。
- リテンションレポートへのアクセスを許可 - パートナーのリテンションデータへのアクセスを許可します。
- リテンションレポートへのアクセスを許可する - このパートナー経由のロイヤルユーザーデータのみへアクセスを許可します。
- アプリ内イベント集計データへのアクセスを許可する - このパートナー経由のアプリ内イベントデータのみへアクセスを許可します。
- 収益集計データへのアクセス権限を許可する‐ このパートナーに紐づく収益データのみへアクセスを許可します。
- コストデータのアップロードを許可する - アプリレベルで可能
- Protect360管理画面へのアクセスを許可する - 広告主がProtect360機能を利用している場合、パートナーのProtect360データへアクセスを許可します。
詳細はアドネットワークへの権限付与をご覧ください。
Snapchatとのディープリンク
Snapchatとのディープリンクは、Snapchatのプラットフォームでネイティブのディープリンクを使用し、AppsFlyerパラメーターを追加することに基づいています。
Snapchatでディープリンクを実行するには:
- Snapchatでリターゲティングのディープリンクが有効になっていることを確認します。
- AppsFlyer管理画面でリエンゲージメントCV計測設定が有効になっていることを確認します。
- アプリのディープリンクスキームURIを取得し、 少なくとも 次のパラメーターを追加します:
- PID - メディアソース名は常に snapchat_intです。これにより、すべてのデータがAppsFlyerダッシュボードの snapchat_int メディアソースの下に表示されます。
- C - 関連するキャンペーン名
- is_retargeting=true - この項目は、キャンペーンをリターゲティングキャンペーンとして定義します。リターゲティングキャンペーンでの既存のユーザーのエンゲージメントは、URIにこの項目が存在するため、リエンゲージメントとしてマークされます。これにより、ユーザーのデータがリターゲティングダッシュボードに表示されます。
URIスキームの例
client://home?pid=snapchat_int&c=TEST&is_retargeting=true
Snapプラットフォームでディープリンクを設定
Snapchatでのディファードディープリンク
Snapchatユーザーコンバージョンデータには、 ディファードディープリンクを使用してSDKレベルで直接リアルタイムでアクセスできます。
Snapchatコンバージョンデータにはaf_dpパラメータが含まれており、Snapchatでの広告に対するユーザーのエンゲージメントに基づいて、カスタマイズされたコンテンツをディープリンクして提供できます。
また、af_adsetやaf_channelなどの他のコンバージョンデータパラメータを使用することもできます。
代理店向けのSnapchatのセットアップ
代理店のSnapchatアトリビューションの設定は、広告主の設定と似ています。
ただし、代理店アカウントからは高プライバシー一括設定を操作することはできません(広告主アカウントのみ可能)。
セットアップを完了するには、次の 2つの手順が必要です:
- 広告主は、Snapchatの パートナー連携を有効にして、連携タブのパラメーターの設定を有効にする必要があります。
パートナーの有効化についての詳細は、こちらをご覧ください。 - 代理店アカウントのSnapchat連携設定画面で、以下に示すようにSnapchatアカウントIDテキスト領域が有効になっています。代理店は、テキスト領域に最大50の異なるSnapchatアカウントIDを入力できます。これらのアカウントから得られるすべてのアトリビューションデータは、その後、代理店アカウントからアクセスした管理画面にのみ表示されます。
警告
SnapchatアカウントIDは、広告主または代理店の間で共有することはできません。共有されている場合、広告主のすべてのインストールは代理店のダッシュボードに自動的に紐付けられます。
ローデータの制限
- 2023年3月1日以降、Snapchatのアンインストールはローデータレポートに含まれません
- 2023年9月12日以降、Snapchatは広告主にデバイスレベルのビュースルーアトリビューションデータの提供を停止しました。ローデータレポート、Push API、Pull APIレポート、Data Lockerなどのユーザーレベルのデータの場合、以下の項目にそれぞれ値が入力されます:
-
- メディアソース (snapchat_int)
- Channel
- 起因するタッチタイプ(インプレッション)
- 起因するタッチ時間 (日付のみ "dd/mm/yyyy" 記録されます)
- キャンペーンが "restricted"として レポートされる
Snapchatのデータ保持期間
Pinterestは、インストール後12か月でユーザーレベルのデータを削除するようアトリビューションプロバイダーに要請しています。つまり、これらのユーザーがアプリをインストールしてから12か月後に行ったイベントは、オーガニック経由の成果としてカウントされます。
過去の集計データは変わりません。