概要:AppsFlyerのSRN媒体であるApple Search Ads(ASA)は、ユーザーがキーワードを使用してApp Storeでアプリを見つけるのに役立ちます。
アプリとの関連性は、App Store上での検索クエリに応じて表示される広告があなたの広告であるかどうかを判断します。アプリ広告に対するユーザーの反応が、広告の関連性を判定する要素になります。ASAは、ユーザーの反応をシグナルとしてどの広告を最も多く表示するかを決定します。
注
ASA連携の設定
まずはじめに
前提条件
- 最新バージョンのAppsFlyer iOS SDKが実装されていること
AppsFlyerでのApple Search Ads連携の設定方法:
設定は 連携済みパートナー画面から行いますが、新しく連携する場合には、まず パートナーマーケットプレイスにアクセスする必要があります。以下の手順に従い、各タブの設定を完了してください。
注
連携を設定する前に、パートナーへ連絡して広告運用のためのアカウントを開設してください。
連携タブ
SRN媒体であるApple Search Adsは、API経由でAppsFlyerと連携しています。そのため、ポストバック設定はありません。計測ゴールに応じて、次のセクションを完了してください。
セクション | 詳細 |
---|---|
連携の有効化 |
連携を有効化または編集するには:
|
インストール:クリックスルーアトリビューション |
クリックからインストールまでの最大時間を設定してください。これにより、AppsFlyerはASAのルックバック期間内に発生したインストール(初回起動)を計測できるようになります。 範囲:1-30日 |
インストール:ビュースルーアトリビューション |
ビュー(インプレッション)からインストールまでの最大時間を設定します。インプレッション経由のインストールのルックバック期間スライダーは、時間単位のみです(最大:24時間 / デフォルト:24時間)。24時間 範囲:1-24時間 ルックバック期間に関する詳細:ルックバック期間の説明 |
再インストール |
再インストール計測 再インストール計測が有効になっている場合、AppsFlyer は再インストールの成果をASAに紐づけることができます。 再インストール計測のルックバック期間の設定は、インストール計測の設定に従って設定されます。 ユーザーのインストールが リアトリビューション期間(初回インストール時に設定)内の場合、そのインストールは再インストールとしてASAに紐付けられます。 この再インストールのデータは、オーバービューの管理画面のリターゲティングビューで見ることができます。 また、ローデータ上では Store reinstall の項目が true で入力されます。 注意:現在、ASAのリターゲティング計測は、「リエンゲージメントCV」の計測はサポートされていません。 |
休眠期間 ユーザーの休眠期間(日数)を設定して、リターゲティングキャンペーンの影響を範囲を設定してください。 |
コストタブ
コスト連携では、以下の集計データを提供します:
- キャンペーン、広告セット、地域/国、キーワードに関するコストデータ。サポートされているディメンション、指標、機能の詳細は、アドネットワークコスト連携に関する表を参照してください。
注記:コストデータにはROI360のご契約が必要です。 - クリック、インプレッションに関するデータ、及びキーワードやキャンペーン名、広告セットなどの補足データ。
注意
- 複数のASAアカウントの使用もサポートしています。つまり、異なるApple Search Adsのアカウントを使って同じアプリの複数キャンペーンを実行している場合でも、全てのアカウントからデータを取得できます。
- 「キャンペーングループ」のコストデータはASAレポートAPIではサポートされていないため、「キャンペーングループ」データはAppsFlyerでは利用できません。
- Appleでサインインするには、ASAのアドミンレベルの権限(「アカウントの読み出しのみ」または「アカウントの読み書き」)が必要です。
- Appledでサインインすると、以前に提供されたAPI証明書はデータの取得を停止します。
- Appleでサインインすると、ASAキャンペーングループの認証は累積されません。新しいアプリを連携すると、以前のアプリで選択したキャンペーングループの権限は、再度選択しない限り取り消されます。
- Appleでサインインする場合、連携ログインは使用できません。
コスト、クリック数、インプレッション数、より豊富なデータを有効にする方法:
- こちらの連携手順に従ってください。
コストAPIのステータスを表示と一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、AppsFlyerがコスト(および広告収益)連携ステータス管理画面、または個別のアドネットワーク管理画面のいずれかで確認してください。
権限タブ
代理店とASAマーケティングパートナーの設定
原則
Apple Search Ads:マーケティングパートナー vs.代理店:
広告主と代理店は、ASAのマーケティングパートナーと協力して、ASAでキャンペーンのレポートと最適化を行うことができます。
代理店とマーケティングパートナーの違いについては、次の表を確認してください。
代理店とマーケティングパートナー
代理店 | マーケティングパートナー | |
---|---|---|
AppsFlyerがポストバックを送信するか | いいえ | はい |
機能と役割 | キャンペーンを実施します。 | キャンペーンを最適化するための付加価値テクノロジーソリューションを所有 |
代理店とマーケティングパートナーの設定
以下のチェックリストを使用して、設定プロセスの全てのステップを完了していることを確認してください。以降のセクションでは、パートナータイプごとに詳細な手順について説明します。
設定ステップのチェックリスト
設定担当 | 代理店との連携 | マーケティングパートナーとの連携 |
---|---|---|
広告主 |
|
|
代理店 | 連携済みパートナー内のASAの連携画面に入り、Apple Search Adsのキャンペーングループを設定してください。 |
|
マーケティングパートナーの設定
マーケティングパートナーの設定方法:
- (必要に応じて)Apple Search Ads連携を有効に設定します。
- AppsFlyer管理画面左メニュー 設定 > 連携済みパートナー > Apple Search Adsに移動します。
- パートナーを有効にする をオンにしてください。
- 保存をクリックしてください。
-
Apple Search Adsのダッシュボード: マーケティングパートナーに関連するApple Search AdsキャンペーングループIDパラメータを取得します。次のスクリーンショットをガイドとして使用、IDを見つけてください。
-
AppsFlyerでASAマーケティングパートナーを設定:
- AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
-
Apple Search Ads マーケティングパートナーを検索してください。
マーケティングパートナーの一覧が表示されます。 - マーケティングパートナーを選択します。
- パートナーを有効にする をオンにしてください。
- 前の手順で取得したパートナーの Apple Search AdsキャンペーングループIDを入力します。数値(数字)のみを入力してください。
- 保存をクリックしてください。
- [任意] アプリ内イベントポストバックの設定:
- アプリ内イベントポストバックをオンにしてください。
- イベントを追加 をクリックしてSDKイベントをリストに追加してください。
- 次のパラメーターを入力してください:
- SDKイベント名:アプリと連携済みのSDKから、またはサーバー間(S2S)イベントからAppsFlyerが受信したイベント名 / ヒント:アプリ内イベント名がリストに表示されない場合、デバイス上で非オーガニックインストールによってアプリ内イベントが発生しているかを確認してください。
- 収益を送信:次のいずれかから選択します:「イベント値 / 収益を送信しない」、「収益のみ送信」、または「イベント値と収益なし」
- 連携を保存をクリックします。
代理店の設定
広告主に代わり、代理店がApple Search Adsを使用して、キャンペーンを実施できるように許可します。このセクションで示すように、広告主と代理店の両方が設定アクションを実行します。
前提条件
AppsFlyerで代理店連携を設定する前に、代理店と広告主はASA管理画面で次の手順を実行する必要があります:
-
代理店:
- 代理店アカウント内に別々のキャンペーングループを作成します。
- 広告主をキャンペーングループマネージャーとして招待するか、リンクアカウントの役割を通じてそのApp Store Connectアカウントを接続します。
- 広告主:アカウント接続の招待を受け取った後、広告主はキャンペーングループをそのApp Store Connectアカウントに接続する必要があります。
クライアントのApp Store Connectアカウントを代理店アカウントに接続する方法については、ASAのドキュメントを参照してください:クライアントのApp Store Connectアカウントを代理店アカウントにリンクする方法
Apple Search Adsキャンペーングループ
- 代理店のキャンペーンと広告主のキャンペーンでは、別々のApple Search Ads IDのキャンペーングループを使用する必要があります。
- グループ名には、特殊文字とスペース(空白)は使用しないでください。
- Appleでサインインすると、ASAキャンペーングループの認証は累積されません。新しいアプリを連携すると、以前のアプリで選択したキャンペーングループの権限は、再度選択しない限り取り消されます。限定アクセスと関連するキャンペーングループ(広告主のために接続したいアプリに関連するもの)をそれぞれ選択する必要があります。
広告主側のアクション
前提条件:
代理店に権限を付与します。
Apple Search Adsの計測を有効にするには、以下を実施する必要があります:
- AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- Apple Search Adsを選択します。
- 連携タブへ進み、パートナーを有効にするをオンにします。
- [オプション] リアトリビューション期間内にアプリを再インストールしたユーザーを計測するには、リインストールアトリビューションを有効にします。
- 保存をクリックしてください。
代理店が行う設定
-
Apple Search Adsのダッシュボード:キャンペーングループIDを取得します。IDを取得する場所については、次のスクリーンショットを参照してください。数字のみを取得します。
- AppsFlyerにてアプリを選択します。
- AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- Apple Search Adsを選択します。
- Apple Search AdsキャンペーンIDパラメーターを入力します。注意!数値のみを入力してください。
- 保存をクリックしてください。
注意
代理店がApple Search Adsマーケティングパートナーを運用する場合、代理店はApple Search Ads設定画面とマーケティングパートナー設定画面の両方で、同じキャンペーングループIDを設定する必要があります。
コスト、クリック、インプレションのデータ
コストAPIを有効にすると、AppsFlyerはコスト、クリック、インプレッションデータをASAからAPI経由で受信します。 サポートされているディメンション、指標、機能の詳細は、アドネットワークコスト連携に関する表を参照してください。 注:コストデータの取得にはROI360のご契約が必要です。 ROI360のご契約がない場合も連携設定が可能です。この場合、クリック、インプレッションおよびキーワードデータのみが取得されます。
コストAPIを有効にするには:
-
これらの連携手順に従ってください。権限の選択で Apple Search Adsアカウントへのログインを求められたら、次のいずれかを選択してください:
- アカウントの読み取りと書き込み
-
アカウント読み取り専用
注:制限付きアクセスと特定のキャンペーングループを選択すると、データエラーが発生する可能性があります。
コストAPIのステータス表示 と、AppsFlyerが一致するコストデータを引き出すことができた最後の時刻を、コスト(および広告収益)連携ステータス画面、または個別のアドネットワークの画面のどちらかで確認してください。
代理店とマーケティングパートナーを無効にする
代理店またはマーケティングパートナーによってもたらされたApple Search Adsインストールの計測を停止する方法:
- AppsFlyer管理画面 左メニュー 連携 > 連携済みパートナーへ移動します。
- 代理店またはマーケティングパートナーを選択します。
- Apple Search AdsキャンペーングループIDの項目内容を削除します。
- 画面右下の連携を保存をクリックします。
追加情報
ASA計測手法
Apple Search Adsは、SKAdNetworkとは独立して別で機能しており、ATTの同意に関係なく決定的モデルで全ユーザーのインストール計測が可能です。つまり、ASAに紐づくユーザーは、LTV計測モデルによって提供されるあらゆる機能および計測値を利用できます。
ASA アトリビューションは、IDFAに依存せず —アトリビューションはデバイスからのトークンを使用して行われ(決定的モデル)—ATTの同意状況によって異なります。
ATT同意 | クリック/インプレッション時間の利用可能 | クリック/インプレッションのルックバック期間 | 備考 |
---|---|---|---|
はい | はい | 広告主が設定 | AppsFlyerのラストクリック計測ルールが適用されます |
いいえ | いいえ | クリック:30日間 (ASAによって設定) / インプレッション:24時間 |
クリックまたはインプレッション時間は提供されていません。決定的な計測手法の計測が優先されます。 |
数値の乖離
AppsFlyerとApple Search Adsは異なる計測ロジックを使用しているため、プラットフォーム間で不一致が生じます。SRNであるApple Search Adsは、API経由で新規インストールをレポートします。
API経由でのApple Search AdsのAppsFlyerへのレポーティング
- 各キャンペーンは地域別に集計されます。
- 以下はレポートされません:特定のキャンペーンのインプレッション数が 100 回未満の Geoのインプレッション、タップ、またはコスト。
- AppsFlyerで地域別にグループ化する場合、データが返されない地域は正しい値が表示されず、N/Aとしてひとまとめに表示されます。
リターゲティング関連の乖離
AppsFlyerリターゲティング計測メカニズムにより、広告主はユーザー獲得キャンペーンに加えて、リターゲティングキャンペーンを測定および分析できます。
以下の図は、Apple Search Adsで実行されているリターゲティングキャンペーン(リターゲティングコントロールの設定に関係なく)に関して、発生しうる乖離を示しています。
リターゲティングがオン
リターゲティングがオフ
その他の乖離の原因
次の表には、乖離の主な理由を示しています。
相違点 | Apple Search Ads | AppsFlyer |
---|---|---|
AppsFlyer SDKバージョンに関する違い | AppsFlyer SDKのバージョンに関係なくコンバージョンをカウントします。 | AdsServicesの場合、正しく計測するためには、SDK V6.1.3以上を実装する必要があります。 |
広告トラッキング制限(LAT)とATT |
常にコンバージョンを計測します。 キャンペーンが年齢や性別によって制限されている場合、LAT ユーザーはキャンペーンから除外されます。 18歳以下のAppleユーザーは常にLATです。 |
LATコンバージョンはオーガニックに紐づきます。 AdServicesが実装され、iOS14.3以上がインストールされている場合、同意していないユーザーも正しく計測されます。 |
ユーザー数のカウント | ダウンロードに基づいてユーザーを計測します | 初回アプリ起動に基づいてユーザーを計測します |
再インストール:アプリをインストールしたあと、削除し、サーチ広告をクリックしてアプリを再インストールしたユーザー | コンバージョン(インストール)として計測します |
|
クリックルックバック期間 | 30日間に固定 | クリックタイムがないAdServicesからのレスポンスについては、クリックルックバック期間が30日に固定されています。 |
インプレッションのルックバック期間 | 固定の24時間ウィンドウ | インプレッション時間がないAdServicesからの応答については、インプレッションのルックバック期間は固定の24時間ウィンドウに設定されています。 |
成果が紐づくクリック | ユーザーが広告に触れダウンロードした場合は、常に自社の成果とします。 | 複数のネットワークにわたる可視性を持ち、ラストクリックに基づいて成果を測定します。 |
インストール時間 | アプリダウンロード時刻 | アプリ初回起動 |
タイムゾーン | アプリストアのローカルタイムゾーン | UTCタイムゾーンまたはAppsFlyerで設定されているタイムゾーン |
コンバージョンデータ | Search Ads経由でのインストールがAppsFlyerにレポートされるまで5秒以上かかります。 | 5秒以内に計測され、同時にコンバージョンデータAPIが応答します。データが受信されていない場合は、オーガニックと計測されます。 |
コストデータ | 全てのキーワードに対するコストレポート | コホート管理画面とコホートAPIでは、大文字を含むキーワードに対しては、コストデータをレポートしません。 |
地理的ロケーション | Apple Search Adsを使用すると、広告主は 国や地域に応じてユーザーをターゲティングできます。Apple Search Adsは、限られた数の国をサポートしています。 |
AppsFlyerではIPアドレスに基づいてユーザーの地理的位置情報を正確に認識しますが、Apple Search Adsでは地域に関するレポートは利用できません。 ヒントアプリストアの国と同じ国内でユーザーがアプリをインストールした場合、AppsFlyerとApple Search Adsの地域データは一致します。 |
ヒント
Apple Search Adsを使用すると、貴重なマーケティングデータを収集できます。これは、iOSアプリの全てのメディアソースでのユーザー獲得の取り組みに効果を与える可能性があります。
Apple Search Adsの利点を最大化するのに役立つヒントを参照ください:
ヒント | 詳細 |
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キーワードデータを取得する |
Apple Search Adsは、AppsFlyerとキーワードデータを共有します。キーワードデータは、ローデータやピボット、リテンション、コホートなどの分析ツールで確認できます。 注記:
AppsFlyerでキーワードデータが見つからない場合は、次の原因が考えられます:
完全なキーワード データを受け取りたい場合は、完全一致、または部分一致のみを使用して下さい。 |
キーワードデータに基づいてユーザーの質を比較する | 全てのキーワードが同じであるとは限りません。たとえコストが同等の異なるキーワードでも、惹きつけられるユーザーの質は異なる可能性があります。リテンションやピボットレポートを使って、ROIを最大化するキーワードを特定しましょう。 |
キーワードのコストを分析する |
ASAキーワード広告が完全一致または部分一致として設定されている場合、キーワードのコストデータが集計値で確認できます。キーワードのコストデータは以下の特徴があります:
制限事項
|
パフォーマンスが高いクリエイティブを見つける |
使用しているさまざまな広告クリエイティブに対してユーザーがどのように反応するかテストをしましょう。パフォーマンスが最も高いクリエイティブは、コンバージョン率が最も高くなります。さらに、最高のクリエイティブは、より高いエンゲージメントを持つユーザーを獲得します。 これは、最終的に全てのユーザーがアプリストアに到着するため、ASA上のユーザーだけでなく、全てのiOS広告ユーザーにも影響を与えます。ただし、ASA経由のインストールについては、AppsFlyerはローデータの Ad IDパラメータでクリエイティブセットIDを表示するため、様々なクリエイティブセットのパフォーマンスを比較できます。 |
再ダウンロードのターゲティング |
過去にインストールしたことのあるユーザーは、Apple Search Adsのターゲットとして最適なオーディエンスである可能性があります。 アプリをアンインストールしたユーザーが、ASAリターゲティングキャンペーンの結果、再度インストールしたユーザーは、ASAではRe-Downloaderと呼ばれます。リアトリビューション期間内に再インストールが発生した場合、AppsFlyerはこれをリアトリビューションと呼びます。それ以外の場合は全て、新規インストールとして扱われます。 |
過去の連携仕様アップデート
発効日 | 更新/変更 |
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2023-02-07 | 拡張データ(パラメーター)である Campaign name, Adset name, および Keywords は、ご契約プランに関係なく、「コスト」タブが有効になっている場合にのみ使用できます。 つまり、ダッシュボードやローデータレポートにキャンペーン名、広告セット名、キーワードを表示するには、コストタブを有効にする必要があります。 |
2022-02-16 | コストAPIでキーワードが利用できるようになりました。Apple Search Adsの連携ページでAPIを有効にする必要があります。注意!このAPIは、ご契約プランに関わらず、全ての広告主が利用できます。 |
2021-04-07 | Apple Search Adsの連携:ASAはSKAdNetworkとは独立して機能し、全ユーザーに対して独自の決定論的モデルを使用してアトリビューション計測を可能にしています。つまり、ASAに紐づくユーザーは、LTV計測モデルによって提供されるあらゆる機能および計測値を利用できます。 |
2021-03-07 | Apple Search Adsは、キャンペーン管理API V4.0の展開を開始しました。このAPIはコストとその他のキャンペーンデータに関連するもので、アトリビューションには影響しません。現在、更新されたAPIの導入を進めています。お客様側の作業はありません。 |
2021-02-15 | 発効日以降、ASAのコストAPIを有効にしている場合、キャンペーン名と広告セット名の項目が入力されます。このAPIは、ご契約プランに関わらず、全ての広告主様が利用できます。 |
利用可能なApple Search Adsキャンペーンパラメーター
以下の表では、ローデータレポートまたは管理画面上でご利用いただける計測パラメーターを示しています。
ローデータレポートのパラメーター | 可用性 |
---|---|
Campaign name | このパラメーターを利用するには、Apple Search Adsの連携ページにてコストAPIを有効にする必要があります。このAPIは、ご契約プランに関わらず全ての広告主様において利用可能です。 |
Campaign ID | 常に利用可能です。 |
Adset name | このパラメーターを利用するには、Apple Search Adsの連携ページにてコストAPIを有効にする必要があります。このAPIは、ご契約プランに関わらず全ての広告主様において利用可能です。 |
Adset ID | 常に利用可能です。 |
Ad | 現在ご利用いただけません |
Ad ID |
このパラメーターは、次の両方の条件が満たされている場合にのみご利用いただけます。
|
Keywords | このパラメーターを利用するには、Apple Search Adsの連携ページにてコストAPIを有効にする必要があります。このAPIは、ご契約プランに関わらず全ての広告主様において利用可能です。 |
Keyword ID | このパラメーターはローデータレポート経由でご利用いただけます。ただし、Data Locker、Push API、データエクスポートで明示的に選択する必要があります。Pull APIの場合は、Pull APIコールの &additional_fields パラメーターに keyword_id を追加してください。 |
Keywords Match Type | 現在ご利用いただけません。 |
高プライバシー一括設定の影響
iOS14以降、ATTrackingManager(ATT)がIDFAを取得できるかどうかを制御し、ユーザーレベルでのASA経由のインストールの計測データについてはASAによって制御されます。そのため、ASA経由インストールのユーザーレベルのデータは、高プライバシー一括設定の影響は受けません。
ATTの同意 | クリック/インプレッション時間の利用可能 | クリック/インプレッションのルックバック期間 | 備考 | データの可用性 | IDFAが利用可能 |
---|---|---|---|---|---|
同意 | はい | 広告主が設定 | AppsFlyerのラストクリック計測ルールが適用されます。 | ユーザーレベルアトリビューションデータ | はい |
同意しない | いいえ |
クリック:30日間 / インプレッション:24時間 |
決定論的計測手法の計測が優先されます。 | クリック/インプレッション時間なしのユーザーレベルのアトリビューションデータ | いいえ |