どのようにお手伝いできますか?

アプリ内イベントの概要

  • 更新

ログイン、登録、アプリ内購入など、インストール後に発生するアプリ内イベントを記録し、メディアソースやキャンペーンに紐づけます。

アプリ内イベントを記録する目的

アプリ内イベントを使うと、アプリ内で何が起きているかを把握でき、アプリユーザーの価値や各メディアソースからの流入の質を評価できます。アプリ内イベントを記録することで、ROI(投資対効果)やLTV(顧客生涯価値)などの主要業績評価指標(KPI)を計測できます。

ユーザーの登録、チュートリアルの完了、カートへの商品追加、購入などを、詳細情報とともにアプリ内イベントとして記録できます。インストール後の分析を行うには、アプリ内イベントの実装が必要です。

アプリ内イベントについて

アプリ内イベントはイベント名で構成され、イベントパラメータを含めることもできます。イベントパラメータを追加したものも、アプリ内イベントと呼びます。イベントパラメータを使うと、イベントの背景や詳細情報を取得できます。たとえば、ユーザーが予約したことに加え、イベントパラメータから購入の種類、目的地、収益などの詳細を把握できます。

travel.png

ヒント

アプリ内イベントについて、さらに詳しく知りたいですか? AppsFlyer Learning Portalのコースで、短時間で分かりやすく学べます。

定義済みイベントとカスタムイベント

アプリ内イベントを送信するには、開発者がアプリ内の該当箇所にコードを実装する必要があります。イベント名とイベントパラメータは、次のように分類されます。

  • 定義済み:さまざまなアプリで共通して使われるイベント名とイベントパラメータです。次の理由から、できるだけ定義済みのイベント名とイベントパラメータを使用することを強く推奨します。
    • 定義済みの名称を使うと、パートナーのイベントにスムーズに対応付けられます。
    • AppsFlyerがイベント名やイベントパラメータ名を変更しても、既存の実装との後方互換性が保たれます。
  • カスタム:アプリ内の特定の利用シーンに合わせて、独自に定義するイベント名とパラメータです。イベント名やパラメータ名には任意の文字列を使用できますが、カスタムイベントは開発者による保守が必要です。ヒントと制限事項を参照してください。

アプリ内イベントの収益

以下のセクションでは、収益イベントをAppsFlyerに送信し、イベントに含まれるパラメータを対応付ける方法を説明します。 ROI360を契約すると、アプリ内購入、サブスクリプション、広告による収益を含め、最も正確かつ最新のコスト・収益データを取得できます。 ROI360の詳細

イベント収益

af_revenueは、収益を送信するための標準パラメータです。 af_revenueで送信された収益は、AppsFlyer製品全体の収益指標(ダッシュボード、LTV、コホート、ROAS、ROI)に反映され、パートナーへのポストバックにも含まれます。自社のビジネスロジック上、実際に収益が発生するアプリ内イベントでは、必ずこのパラメータを使用してください。

アプリストアの手数料や税金を差し引いた金額など、独自のロジックを適用した収益も送信したい場合は、af_net_revenueを追加で送信できます。これはaf_revenueに追加するものであり、置き換えるものではありません。後述の純収益を参照してください。

ユーザーが購入をキャンセルした場合や、返金を行った場合は、マイナスの収益も記録できます。マイナスの収益を記録するには、af_revenueに渡す収益値の先頭にマイナス記号(-)を付けます。

収益値には、数字と、必要に応じて小数点のみを含めてください。

  • 他の文字を含めたり、別の書式を適用したりしないでください。カンマ、通貨記号($など)、特殊文字、テキストは使用できません。
  • AppsFlyerは、収益値を小数点以下最大5桁の精度で提供します。
  • 値の範囲は、米ドルで-1,000,000~1,000,000、または元の通貨でこれに相当する金額としてください。この範囲外の値は、ローデータレポートには含まれますが、集計レポートには含まれません。
  • 例:1234.56
  • 収益を文字列として送信する場合は、引用符内の値が有効である必要があります。例:"1234.56"

注意

AppsFlyerは、SDKからaf_revenueで送信された収益をそのまま表示します。開発者がAppsFlyerへの送信前にSDK側で計算に含めない限り、VAT(付加価値税)やアプリストアの手数料などの計算は行いません。これらを差し引いた収益を送信する場合は、af_net_revenueで追加送信してください(純収益を参照)。

af_currencyは、af_revenue(またはaf_price)で指定する金額の通貨を表します。イベントのパラメータにaf_currencyが含まれていない場合、AppsFlyerはデフォルト値の「USD」を設定して送信します。

af_priceは、収益に計上しない金額を送信するパラメータとして使用できます(「カートに追加」イベントなど)。このパラメータは、個々の商品の価格を示します。購入全体の合計金額は、af_revenueパラメータに表示されます。

純収益

af_net_revenueは、任意で追加できる収益パラメータです。アプリストアの手数料や税金を差し引いた収益、売上総利益、サービス手数料を差し引いた収益など、独自のロジックを適用した金額を送信できます。

af_net_revenueは、af_revenueを置き換えるものではありません。 af_revenueは通常どおり送信し、純収益を確認したい場合はaf_net_revenueも追加してください。

  • 通貨はaf_revenueと同様、af_currencyに従います(デフォルトはUSD)。
  • af_net_revenueには定義済みのSDK定数がないため、キーをaf_net_revenueとするカスタムパラメータとして送信する必要があります。
  • 純収益は、マイダッシュボードの純収益ベースの指標(純収益[Net revenue]、純収益ベースのROI[Net ROI]・ROAS[Net ROAS]・ARPU[Net ARPU]、純利益[Net profit])に使用されます。

注意

ROI360のストア収益を利用している場合、アプリ内購入とサブスクリプションのイベントにはaf_net_revenueが自動で設定されるため、それらのイベントでaf_net_revenueを送信する必要はありません。純収益は、総収益からアプリストアの手数料と税金を差し引いた金額です。

収益の通貨

AppsFlyerが通貨設定と通貨換算をどのように処理するかを理解しておくことが重要です。

AppsFlyerは通貨換算によって、アプリ設定の通貨とアプリ内イベントの通貨の違いに対応します。

revenue_normalization_flow.png

上の図は、次の処理を示しています。

  1. アプリ内イベントを送信(イベントごとに異なる通貨)
  2. AppsFlyerがすべての通貨をUSDに換算
  3. AppsFlyerが収益データを処理
  4. ダッシュボードの収益データをアプリ設定の通貨で表示
  5. ローデータレポートの収益データを、イベントの通貨とアプリ設定の通貨の両方で設定

AppsFlyerは、通貨換算にOpen Exchange Ratesを使用します。為替レートは1時間ごとに更新されます。 AppsFlyerは、通貨換算時に直近の時間単位の更新で取得した為替レートを使用します。

通貨換算

例

アプリ設定で通貨をGBPに設定したとします。フランスのユーザーがアプリで商品を購入します。価格はEUR(€)で表示されています。 AppsFlyerに送信するアプリ内イベントは、次のようになります。

Map<0> eventValue = new HashMap<0>();
eventValue.put(AFInAppEventParameterName.REVENUE,200);
eventValue.put(AFInAppEventParameterName.CONTENT_TYPE,"category_a");
eventValue.put(AFInAppEventParameterName.CONTENT_ID,"1234567");
eventValue.put(AFInAppEventParameterName.CURRENCY,"EUR");
AppsFlyerLib.getInstance().trackEvent(getApplicationContext() , AFInAppEventType.PURCHASE , eventValue);

この場合、AppsFlyerは収益をEURからUSDに換算し、その後GBPに換算します。為替レートが€1=$1.13とします。すると、€200は$226.85になります。次に、AppsFlyerはUSDからGBPに換算します。為替レートが$1=£0.78とします。すると、$226.85は£176.92になります。

通貨の表示

通貨はアプリ設定で指定します。アプリ設定で指定した通貨が、ダッシュボードに表示される通貨です。アプリ内イベントをどの通貨で送信しても、ダッシュボードの収益は常にアプリ設定の通貨で表示されます。

例

アプリ設定とは異なる通貨で、または通貨を指定せずにアプリ内イベントを送信したとします。この例では、アプリ設定の通貨はGBPです。

AppsFlyerに3件のアプリ内イベントを送信します。

  1. イベントA:収益は234、通貨はGBP
  2. イベントB:収益は171、通貨はEUR
  3. イベントC:収益は171、通貨の指定なし

ダッシュボードの収益データ

ダッシュボードに表示される収益は、アプリ内イベントの通貨からUSDに換算し、さらにアプリ設定の通貨に換算した値です。

イベントに通貨を指定していない場合、AppsFlyerはデフォルトでUSDを使用します。ダッシュボードでは、イベントと収益が次のように表示されます。

アプリ内イベント ユニークユーザー数 アクション数 収益
A £234
B £149.4 - EURからUSDに換算し、さらにGBPに換算。
C £132.9 - 通貨の指定がないため、デフォルトのUSDを使用。 USDからGBPに直接換算。

ローデータレポートの収益データ

アプリ設定の通貨をGBPにして、別の通貨でアプリ内イベントを送信した場合、ローデータレポートにはアプリ設定の通貨とアプリ内イベントの通貨の両方で収益が表示されます。

アプリ設定の通貨をGBPにして、通貨を指定せずにアプリ内イベントを送信した場合、ローデータレポートにはアプリ設定の通貨とUSDの両方で収益が表示されます。

アプリ内イベントのローデータレポートでは、イベントと収益が次のように表示されます。

イベント イベント収益 イベント収益の通貨 イベント収益(GBP)
A GBP
B EUR 149.4 - EURからUSDに換算し、さらにGBPに換算。
C USD 132.9 - 通貨の指定がないため、デフォルトのUSDを使用。 USDからGBPに直接換算。

イベントの送信

AppsFlyerにアプリ内イベントを送信する方法は、いくつかあります。

  • AppsFlyer SDK:最も一般的なイベント送信方法です。 SDKのAppsFlyerアプリ内イベントAPIを使い、アプリ内のユーザー操作を記録したアプリ内イベントを送信できます。
  • サーバー間(S2S)API:モバイルアプリ外で発生するイベントを、サーバー間(S2S)APIでAppsFlyerに直接送信します。たとえば、Webとモバイルの両方を利用しているユーザーについて、両方で発生したイベントを記録し、AppsFlyerで同一ユーザーに紐づけられます。アプリ内イベントだけでなく、Webサイトやコールセンターで発生するイベント、実店舗での購入なども対象にできます。
  • レシート検証:AppleやGoogleなどの決済プラットフォームが、報告されたアプリ内購入が実際に行われたかを検証する安全な仕組みです。購入の検証は、不正な収益イベントを防止するための主要な手段です。実際の収益を把握し、未完了のアプリ内購入を除外することにも役立ちます。 
  • ハイブリッドアプリ:ネイティブ画面とHTMLコンテンツを組み合わせたアプリでも、アプリ内イベントを記録できます。ただし、SDKがイベントを送信できるのはネイティブ側のみのため、開発者はすべてのイベントデータをネイティブコードに渡す必要があります。

アプリ内イベントの設定

アプリ内イベントの設定では、マーケターと開発者が次のように連携する必要があります。

手順 担当者 作業 詳細
マーケター 計測するアプリ内イベントを決定します。イベント名とイベントパラメータを定義し、開発者に伝えます。  

購入、登録、共有など、ユーザーの質を評価するKPIとして利用できる3~5個のイベントから始めることを推奨します。イベントパラメータは任意で、どのイベント名にも任意のイベントパラメータを使用できます。

代表的なアプリ内イベントについては、業種別の推奨イベントを参照してください。

開発者 アプリ内の該当箇所にコードを実装します。  開発者向けドキュメントはこちらです。
3[任意] マーケター 開発者と協力して、カスタマーユーザーID(CUID)フィールドを設定します。  CUIDをキーとしてAppsFlyerのアトリビューションデータと他のデータを照合することで、アプリ内イベントデータに情報を補足できます。
4[任意] マーケター ダッシュボードで、関連するパートナーにイベントを対応付けます。  連携するパートナーに応じて、継続的に行う作業です。
アプリ内イベントの定義

計測するアプリ内イベントを決めたら、アプリ内イベント生成ツールを使い、次のようにイベントとパラメータを定義します。

  1. 記録する利用シーンに最も適したイベント名を選択します。
  2. イベントに紐づけるイベントパラメータを選択します。イベントの背景情報を補足し、データを充実させられるパラメータを選んでください。
  3. アプリ内イベント生成ツールから完成したファイルをダウンロードし、開発者に共有します。

例

ECアプリのマーケターが、人気のカテゴリを把握し、商品閲覧と売上を紐づけるために、ユーザーが閲覧するコンテンツの種類を記録したいとします。

次の表は、マーケターから開発者に渡すイベント構造の例です。

イベント名 イベントパラメータ パラメータ値 イベントの発生タイミング
af_content_view af_price 商品価格 ユーザーが特定の商品詳細ページを閲覧したとき
af_content_type 商品カテゴリ名(例:靴)
af_content_id 商品ID(例:SKU)
業種別の推奨イベント
アプリ内イベントデータの確認

アプリ内イベントは、ユーザーの利用期間全体を通じて、インストールに貢献したメディアソースに紐づけられます。イベントデータは、LTVデータまたはアクティビティデータとして表示されます。 

アプリ内イベントデータは、次の場所で確認できます。

  • オーバービューダッシュボード:ユーザー獲得(UA)のLTVベースの成果をリアルタイムで表示します。注意:アプリ内イベントで報告されたオーガニック・非オーガニックユーザー別の収益と、二重アトリビューションの対象となるリターゲティング収益が含まれます。
  • イベントページ:メディアソースごとのアプリ内イベントの成果をLTVベースで表示します。
  • アクティビティページ:選択した期間のアプリ内のアクティビティを表示します。
  • アプリ内イベントのローデータレポート:アクティビティデータ、つまり全ユーザーの操作を時系列で並べた一覧を表示します。このレポートには、次のようなイベントパラメータの値が含まれます。

    {
      "af_level":"10",
      "af_score":"3387",
      "arena":"7",
      "char_type":"paladin"
    }

    ローデータレポートは、有料オプション機能です。

注意

アプリ内イベントのパラメータ値を確認できるのは、アプリ内イベントのローデータレポートのみです。オーバービュー、イベント、アクティビティの各ダッシュボードや、集計データレポートには表示されません。

ヒント

アプリ内でイベント名やパラメータを定義する際は、次の点に注意してください。

  • ローデータレポートの一貫性を保つため、すべてのプラットフォームで同じアプリ内イベント名と構造を定義・使用することを推奨します。
  • 異なる流入元のユーザーの質を比較しやすくするため、イベント数は必要最小限にしてください。
  • ユーザーのプライバシーを保護することが重要です。ユーザーを直接特定できる、収集・送信が制限されたデータをアプリ内イベント値に含めないでください。たとえば、メールアドレス、氏名、識別番号、一部の地域では郵便番号が該当します。制限対象のデータについては、サービスのプライバシーポリシーを参照してください。
  • AppsFlyerは、広告接触時のデバイスのIPアドレスを含めます。国・地域や利用シーンによっては、IPアドレスが個人を特定できる情報(PII)とみなされる場合があります。 IPアドレスは、デバイスのおおまかな位置(市区町村レベル)の特定に使用しますが、具体的な住所の特定には使用しません。必要に応じてIPアドレスをマスキングし、ローデータレポートに表示されないように設定できます。
  • AppsFlyerにおける収益データの取得元は、アプリ内イベントのみです。各イベントに収益値を設定し、アプリのダッシュボードで確認できます。収益関連のパラメータについて詳しくご確認ください。 revenue_data.png
制限事項

アプリ内でイベント名やパラメータを定義する際は、次の点に注意してください。

  • アプリ内イベント名には、小文字の英数字(a~z、0~9)のみを使用することを推奨します。イベント名は大文字と小文字を区別するため、ローデータではaf_purchaseとaf_PURCHASEは別のイベントです。ただし、集計レポートやダッシュボード(オーバービューやイベントなど)では小文字のみが認められるため、1つのイベントとして表示される場合があります。
  • 1日あたりの異なるイベントの種類数の上限は300です。詳細
  • ユニークユーザー数は、アプリのインストール後、最初の100イベントについてのみカウントされます。
  • イベント名の先頭に、次の文字は使用できません:" = + -
  • イベント値に+を含めないでください。ただし、URL内でエンコードされている場合や、ASCIIに従ってエンコードされている場合を除きます。
  • イベント名に空白は使用できません。イベント名の前後にアンダースコア(_)を使用することはできます。
  • ローデータレポートで値が切り詰められないよう、イベント値は2,000文字以内にしてください。ただし、SDKから送信するイベントについては、HTTPリクエストの送信データが切り詰められないよう、1,000文字未満にすることを推奨します。
  • 参照元URLをイベント値に含める場合は、URLエンコードする必要があります。
  • Meta adsには、イベント名とパラメータに関する制限があります。制限の詳細はこちらを参照してください。

よくある質問

以下では、アプリ内イベントに関するよくある質問に回答します。

収益パラメータの使用方法

任意のパラメータ名とイベントで収益値を送信できます。ただし、AppsFlyerのローデータと集計データに収益(マイナスの収益を含む)を記録するには、af_revenueパラメータを使用する必要があります。自社のビジネスロジック上、実際に収益が発生するアプリ内イベントでは、必ずこのパラメータを使用してください。

af_currencyは、af_revenue(またはaf_price)で指定する金額の通貨を表します。イベントのパラメータにaf_currencyが含まれていない場合、AppsFlyerはデフォルト値の「USD」を設定して送信します。 af_revenueパラメータの詳細は、収益アトリビューションガイドを参照してください。

手数料や税金を差し引いた金額など、独自のロジックを適用した収益も送信する場合は、af_revenueとともにaf_net_revenueをカスタムパラメータとして送信してください。 af_net_revenueは、af_revenueを置き換えるものではありません。詳細は、純収益を参照してください。

AppsFlyerによるイベントのアトリビューション

アプリ内イベントは、アプリのインストール時のメディアソースに紐づけられます。

アプリのインストール時(初回起動時)に、AppsFlyerはさまざまなアトリビューション手法を使って、インストールのアトリビューション先を判断します。同時に、AppsFlyer SDKは新しい一意のAppsFlyer IDを生成し、アトリビューション情報に紐づけます。

同じデバイスで、その後アプリ内で実行されるすべてのアプリ内イベントには、このIDが含まれます。これにより、AppsFlyerはイベントを元のメディアソースに紐づけられます。広告主は、この仕組みを使ってアプリ内のユーザーの利用の流れ全体を追跡できます。

最近リターゲティングされたユーザーのイベントは、二重アトリビューションの対象になる場合があります。

AppsFlyerは、アトリビューション済みインストールのイベントを、次の場合にオーガニックとして扱います。

デバイスがオフラインでもイベントは記録されますか?

インターネットに接続していない状態でユーザーがイベントを実行した場合も、AppsFlyerはイベントを記録できます。処理の流れは次のとおりです。

  1. SDKはAppsFlyerのサーバーにイベントを送信し、成功応答を待ちます。
  2. 成功応答を受信しなかった場合、イベントはキャッシュに保存されます。
  3. 次に成功応答を受信すると、保存されたイベントをサーバーに再送信します。
  4. キャッシュに複数のイベントがある場合は、1件ずつ順番に送信します。

注意

SDKのキャッシュに保存できるのは最大40イベントです。そのため、オフライン中に発生したイベントのうち、最初の40件のみが保存されます。それ以降、次の成功応答を受信するまでに発生したイベントは破棄されます。

ローデータに表示されるイベント時刻は、デバイスが再びオンラインになった後、イベントがAppsFlyerに送信された時刻です。イベントが実際に発生した時刻ではありません。

複数の商品情報を含むアプリ内イベントとは何ですか?設定方法は?

複数の商品情報を含むアプリ内イベントでは、1回のAPI呼び出しで複数の商品情報を送信できます。たとえば、1回のセッションで複数の商品をカートに追加するなど、密接に関連するユーザー操作をまとめたい場合に役立ちます。

対応するアドネットワークに複数の商品情報を含むアプリ内イベントを送信するには、af_order_infoオブジェクトを使用することを推奨します。詳細は、アドネットワーク向けの商品単位の注文データ(af_order_info)を参照してください。

例(推奨形式:各フィールドの値を商品ごとの配列で指定):

{
  "af_order_info": {
    "sku": ["ID1", "ID2", "ID3"],
    "revenue": [4.99, 9.99, 2.50],
    "qty": [1, 1, 2]
  }
}

フィールドの全一覧(商品あたり最大7フィールド)と、商品ごとに1つのオブジェクトを使用する別の形式については、アドネットワーク向けの商品単位の注文データ(af_order_info)を参照してください。

別の方法として、従来どおりaf_contentをJSON配列として使い、イベントを構成することもできます。配列内の各オブジェクトには、idとquantityを含める必要があります。 af_content_listは任意で、省略できます。

例

{
  "af_revenue": 4.99,
  "af_currency": "USD",
  "af_order_id": "12345",
  "af_content": "[{\"id\":\"ID1\",\"quantity\":\"1\"},{\"id\":\"ID2\",\"quantity\":\"1\"},{\"id\":\"ID3\",\"quantity\":\"2\"}]"
}

 

重要

af_contentの文字列が1,000文字を超えると、AppsFlyerはfb_contentパラメータを含めずにMetaにイベントを送信する場合があります。このときaf_content_listも含まれていないと、Metaは商品を識別するデータを受信できません。商品数の多いイベントでは、af_contentを1,000文字未満にしてください。

Metaへの複数の商品情報を含むアプリ内イベントの送信については、Meta adsへの複数の商品情報を含むアプリ内イベントの送信を参照してください。

注意:AppsFlyerのAudiencesでは、イベント属性で配列はサポートされておらず、数値または文字列のみを使用できます。

1回の取引に複数の商品を含められますか?

1回の取引に複数の商品を含めることができます。イベントパラメータごとに単一の値を指定する代わりに、取引内容を表す商品の配列を、カンマ区切りで指定できます。形式はJSON文字列にしてください。

例

スミスさんが、米国のオンラインストアで同じシャツを2枚、靴を1足、帽子を1個、1回の取引で購入したとします。各項目で、商品の並び順を同じにする必要があります。

"{\"af_content_id\": [\"123\",\"988\",\"399\"], \"af_quantity\": [\"2\",\"1\",\"1\"], \"af_price\": [\"25\",\"50\",\"10\"], \"af_revenue\": \"110\", \"af_currency\": \"USD\"}"

複数の商品は、ポストバック内の配列として転送されます。現在、Meta adsとX Adsは、配列パラメータを正しく解析できません。この問題に対応するため、AppsFlyerはセルフレポーティングネットワーク(SRN)に配列を送信する代わりに、商品数(af_quantity)を合計して送信します。この例では、Meta adsにaf_quantity=4が送信されます。

注意

  • AppsFlyerのAudiencesでは、イベント属性で配列はサポートされておらず、数値または文字列のみを使用できます。
  • 次のアプリ内イベントで複数の商品を使用できます:
    af_add_to_cart、af_add_to_wishlist、af_tutorial_completion、af_initiated_checkout、af_purchase、af_rate、af_spent_credits、af_content_view、af_travel_booking、af_update
AppsFlyerはイベントの重複をどのように排除しますか?

AppsFlyerには、アプリ内イベントの重複を排除する仕組みがあります。すべてのアプリ内イベントを確認し、同じappsflyer_idから、直前の10秒未満の間に同一のアプリ内イベントが送信されていないかを調べます。同一イベントが見つかった場合、重複を削除します。

両方のイベントで、次のフィールドがすべて同じ場合に、同一イベントとみなされます。

  • イベント名
  • イベント値
  • アプリID
  • AppsFlyer ID

注意

重複排除の対象は、SDKから送信されたアプリ内イベントのみです。

S2Sアプリ内イベントの重複排除は行われません。

ユーザーレベルのデータの保持期間と削除義務は?

AppsFlyerは、連携の種類とパートナーの要件に基づいて、ユーザーレベルのローデータを保持します。集計データは、最大5年間保持される場合があります。

保持期間は、メディアソースや配信方法(Data Locker、Pull APIなど)によって異なり、法律、契約、パートナーに対する義務により変更される場合があります。

削除後は、削除されたユーザーに関連するイベントがオーガニックとして表示されます。過去の集計データは変更されません。詳細は、データの保持と削除義務を参照してください。

イベントにOS(オペレーティングシステム)パラメータを追加する必要はありますか?
  • Android SDKとiOS SDKは、OS(オペレーティングシステム)パラメータを自動で追加します。
  • S2S APIでは、2021年7月1日以降、iOSアプリのOS(オペレーティングシステム)パラメータを送信する必要があります。このパラメータを送信しない場合、iOS 14.5のユーザーからのデータとみなされ、ローデータの提供方法に影響します。
パートナー側でイベントの重複を排除するには?

同じイベントをアドネットワークにも直接送信している場合(自社でパートナーのコンバージョンAPIに対応する処理を開発した場合など)、CAPIでの直接連携とAppsFlyer経由の両方で同じevent_idを送信することで、パートナーがイベントの重複を排除できるようにします。そのためには、event_value field内に「af_customer_event_id」というフィールドを含め、広告主側からパートナーに直接送信するevent_idフィールドにも同じ値を設定してください。

この方法は、metaweb_int、tiktokweb_int、snapweb_int、pinterest_int、pinterest_intでサポートされています。 

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